柴田元幸さんの翻訳本新刊と掲載雑誌
「4 3 2 1」ポール・オースター
『4 3 2 1』
ポール・オースター,柴田元幸
2024/11/28
新潮社
《 800ページ 》
少年は何度も何度も成長し、愛しい人々と青春を駆け抜ける。
1947年、ユダヤ系の家庭に生まれたアーチボルド・ファーガソンの、驚くべき仕掛けに満ちた成長物語。ドジャースLA移転、ケネディ暗殺、ベトナム反戦運動。50~70年代のアメリカを生きる若者の姿を、緻密で独創的な四重奏で描く。「この本を書くために一生待ち続けていたような気がする」というポール・オースターの、作家人生の総決算となる大長篇。
読売新聞
米国の作家ポール・オースターをしのぶ……多くの翻訳を手掛けた柴田元幸さんが寄稿「いまはただ、安らかでいることを願うのみ」
Real Sound
私たちが生きていくためには物語が必要
Casa BRUTUS
ポール・オースターの名言「けれどオニオンパイの味は…」【本と名言365】
「天国ではなく、どこかよそで」レベッカ・ブラウン
『天国ではなく、どこかよそで』
レベッカ・ブラウン,柴田元幸
2024/11/07
twililight
『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』などで知られるアメリカの作家、レベッカ・ブラウンの最新物語集『天国ではなく、どこかよそで』。
「三匹の子ぶた」を踏まえた「豚たち」、「赤ずきんちゃん」を踏まえた「おばあさまの家に」をはじめ、ピノキオ、ヘンゼルとグレーテルなど、さまざまな伝統的物語やキャラクターを、レベッカ流に夢見なおした物語が並びます。
語り直しの切り口は作品によってさまざまですが、単一のメッセージに還元できない、怒りと希望をシンプルな文章で発信しつづける作家の神髄が伝わってくる、豊かな「サイクル」が出来上がっています。
「ウォートン怪談集」イーディス・ウォートン
葉々社 BOOKS&PUBLISHING
『【柴田元幸さん・サイン入】ウォートン怪談集』
イーディス・ウォートン,柴田元幸
2024/11/03
葉々社
【葉々社通販サイト、一部書店で販売】
葉々社では、海外文学の裾野を広げるために新たに「小さな海外文学」というシリーズをはじめます。 本シリーズは、おもに海外文学に触れてこなかった読書家の方たちを対象に、短篇を2〜3篇収録し、気軽に手にとってもらえるように工夫しています。
シリーズ第1弾&第2弾は、柴田元幸さんの翻訳による2作品です。 本書、『ウォートン怪談集』は、「小間使の呼び鈴」「夜の勝利」「ミス・メアリ・パスク」、3つの短篇を収録しています。
「ロングパドル人間模様」トマス・ハーディ
葉々社 BOOKS&PUBLISHING
『【柴田元幸さん・サイン入】ロングパドル人間模様』
トマス・ハーディ,柴田元幸
2024/11/03
葉々社
【葉々社通販サイト、一部書店で販売】
本書、『ロングパドル人間模様』は、『人生の小さな皮肉』という短篇集に収録された作品で、「短篇集内短篇集」です。
「ウィローデールの手漕ぎ車」エドワード・ゴーリー
『ウィローデールの手漕ぎ車: または ブラックドールの帰還』
エドワード・ゴーリー,柴田元幸
2024/10/29
河出書房新社
ゴーリー自身と従妹を彷彿させる3人が、手押し車で冒険に出る。行く先々で遭遇する謎のキャラクターと言葉。3人の運命やいかに。
考える人 | 新潮社
(8)読んでよかったと思えるエドワード・ゴーリー伝 | 亀のみぞ知る―海外文学定期便― | 柴田元幸 | 連載
絵本ナビ
エドワード・ゴーリーの世界翻訳者 柴田元幸さんインタビュー
日本経済新聞
柴田元幸さんに聞くエドワード・ゴーリー翻訳裏話
「英日バイリンガル現代ゴシック小説の書き方」ブライアン・エヴンソン
『英日バイリンガル 現代ゴシック小説の書き方』
ブライアン・エヴンソン,柴田元幸
2024/08/27
研究社
エッセイで指南し、
小説で実践してみせる。
当代一の書き手によるゴシック入門。エドガー・アラン・ポー、ウィリアム・フォークナーから始まり、内田百閒、伊藤潤二、柴崎友香、『鬼滅の刃』までのゴシック、ホラーの作品世界を、現代アメリカの最重要ゴシック作家のひとりブライアン・エヴンソンが語り尽くす。書き下ろしを含むゴシック小説4篇(うち3篇は本邦初公開)と、柴田元幸との対談も収録。完全英日バイリンガル本。
「ユリイカ 2024年8月号 特集=ポール・オースター」青土社
『ユリイカ 2024年8月号 特集=ポール・オースター ―-1947-2024―』
柴田元幸,藤井光,姜湖宙,くぼたのぞみ,畔柳和代,郷原宏,高山羽根子,タダジュン,菱岡憲司,吉田恭子
2024/07/29
青土社
ポール・オースター追悼
文学が世界文学に遷移していく時代にオースターはどのような位置をもち、そこにはなにが尽きていたのか、『孤独の発明』からニューヨーク三部作、『ムーン・パレス』、『偶然の音楽』、あるいは『幻影の書』、そして『4 3 2 1』へ……証言は交錯し、作品は残される。知られざる作品をいまふたたび馴染みの風景とするために。追悼とはそれを取り戻すための哀惜と反抗である。
もっと柴田元幸さんの翻訳本2024
柴田元幸さんの翻訳作品一覧、著書一覧
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柴田元幸さんの関連動画、ラジオ
Youtube「本チャンネル」
虐げられがちな人々への共感から、語り直された物語——『天国ではなく、どこかよそで』訳者・柴田元幸さん、twililight・熊谷充紘さん インタビュー(約25分/2024/11/07)
SWITCH ONLINE
【WEB版 】MONKEY vol.21刊行記念 柴田元幸 朗読&トークイベント(約38分)
【特別公開!】WEB版 MONKEY vol.20刊行記念 柴田元幸 朗読&トークイベント(約40分)
Spotify「TBSラジオ アフター6ジャンクション」
第10 回 日本翻訳大賞 by 柴田元幸(約39分)
現代アメリカ文学を代表する小説家“ポール・オースター”by 柴田元幸(約20分)
「第10回 日本翻訳大賞」最終選考5作品について by 柴田元幸(約19分)
<読書>についてアレコレ語らう雑談企画 『ブック・ライフ・トーク』 feat, 柴田元幸(約51分)
第9回 日本翻訳大賞 特集! by柴田元幸(約50分)
カルチャートーク:第9回 日本翻訳大賞の候補作5作品について by 翻訳家・柴田元幸(約22分)
特集:「第8回 日本翻訳大賞 結果発表 特集!」(約51分)
カルチャートーク:「第8回 日本翻訳大賞」最終選考5作品について by 翻訳家、柴田元幸さん(約21分)
特集:第7回 日本翻訳家大賞 大賞受賞者 最速インタビュー特集(約51分)
特集:「翻訳家達の祭典!第7回日本翻訳大賞」特集(約52分)
特集:日本を代表する翻訳家に硬軟いろいろ聞いてみる特集(約51分)
#9 「日本を代表する翻訳家たちに硬軟いろいろ質問する特集」延長トーク!(約36分)
カルチャートーク:柴田元幸さん(第6回 日本翻訳大賞 途中報告)(約19分)
特集:これが日本の翻訳文学最前線だ!日本翻訳大賞 特集!(約46分)
特集:翻訳家たちに素朴な質問をぶつける!(ゲスト:柴田元幸さん、岸本佐知子さん、斎藤真理子さん)(約52分)
Amazon:Audibleオーディオブック
『アトロク・ブック・クラブ』〜アフター6ジャンクション presents
「Ep.73: 言葉っておもしろい!翻訳家・柴田元幸が選ぶ”言葉を考える”本」
「Ep.72: 翻訳家・柴田元幸、人生の一冊は、日本の大人気漫画!?」
stand.fm「翻訳ラジオ」
翻訳ラジオ2021春 ~第七回日本翻訳大賞の発表&合評~(約1時間46分)
選考委員の岸本佐知子、斎藤真理子、柴田元幸、西崎憲、松永美穂によるトーク。
未来授業
未来授業 Vol.2124 柴田元幸さん 第1回 村上春樹と翻訳の仕事(約6分)
未来授業 Vol.2125 柴田元幸さん 第2回 翻訳と受験英語(約7分)
未来授業 Vol.2126 柴田元幸さん 第3回 小説は耳で書く(約7分)
未来授業 Vol.2127 柴田元幸さん 第4回 小説家と翻訳家の資質(約7分)
聞き手は小川哲さん。
Youtube「J-WAVE CHANNEL」
MORNING INSIGHT ゲスト:「東京国際文芸フェスティバル」諮問委員 柴田元幸 [2016.3.1 OA](約13分)
別所哲也さんのラジオ番組に出演。
Youtube「The Japan Foundation国際交流基金」
(朗読版/Reading)JFICイベント2015 『をちこちMagazine』鼎談 「文学にできること」 レアード・ハント(小説家)× 柴田元幸(翻訳家)× 古川日出男(小説家)(約12分)
テレ東BIZ|あの本、読みました?
歴史の裏側人生を変える読むべき歴史小説 鈴木保奈美も大ファン翻訳家・柴田元幸と魅力を語り合う
女による女のためのR-18文学賞 先日の放送に続き保奈美さんの憧れの人 柴田元幸さんが登場!
AuDee(オーディー)
書評家 豊崎由美が”神”と崇める翻訳家「柴田元幸」を通じた外国文学の世界へ歌う放送作家 | 植竹公和のアカシック・ラジオ(約30分)
雑誌「MONKEY」柴田元幸責任編集
「MONKEY vol.34」岸本佐知子+柴田元幸 短篇競訳2
『MONKEY vol. 34 特集 ここにもっといいものがある。 岸本佐知子+柴田元幸 短篇競訳』
柴田元幸,岸本佐知子,ブレイディみかこ,坂口恭平,川上弘美,古川日出男
2024/10/15
スイッチ・パブリッシング
表紙:髙田安規子・政子
10月15日発売の今号は、「ここにもっといいものがある。 岸本佐知子+柴田元幸 短篇競訳」と題した、岸本佐知子と柴田元幸が選んで訳した海外文学作品特集の第2弾です。第1弾の『MONKEY vol. 23 特集 ここにいいものがある。』(2021年2月刊)では、二人がセレクトした6作家8作品を掲載。同特集はその後、『アホウドリの迷信現代英語圏異色短篇コレクション』(2022年9月刊)として単行本化されました。その際に二人が「またこの企画をやりたい」と語っていた特集が、満を持して復活します。今号でも、二人がセレクトした充実のラインナップをお届け。
また、姉妹ユニットとして活躍しているアーティスト髙田安規子・政子が表紙と特集ページ全てのアートワークを担当し、物語の世界観をアートで表現しています。
加えて、ブレイディみかこ、古川日出男、川上弘美、岸本佐知子という豪華ラインナップの執筆陣による連載も続きます。
SWITCH ONLINE
柴田元幸責任編集 MONKEY
MONKEY アーカイブ
柴田元幸さんが編集長を務める文芸誌。年3回(2月、6月、10月)の15日発行。
「MONKEY vol.33」ニュー・アメリカン・ホラー ブライアン・エヴンソン+柴田元幸 共同編集
『MONKEY vol. 33 特集 ニュー・アメリカン・ホラー ブライアン・エヴンソン+柴田元幸 共同編集』
柴田元幸 ,斎藤真理子 ,西崎憲 ,ブライアン・エヴンソン
2024/06/15
スイッチ・パブリッシング
表紙:ヒグチユウコ
ホラーはいま、「旬」なのか。柴田元幸が信頼を寄せる作家、ブライアン・エヴンソンをゲストエディターに招き、いま新しい何かが起こりつつあるアメリカ現代ホラー小説を特集!
表紙はヒグチユウコによる描き下ろし作品。
\姉妹ブログで雑誌「MONKEY」の一覧を見る/
柴田元幸×村上春樹の対談本ほか
「本当の翻訳の話をしよう 増補版 (新潮文庫)」
『本当の翻訳の話をしよう 増補版 (新潮文庫)』
柴田元幸,村上春樹
2021/06/24
新潮社
「村上さん、なんでそんなに翻訳が好きなんですか」「暇があるとつい翻訳しちゃうんだよね」そんな二人が語り尽くした対話全14本!
〝翻訳は塩せんべいで、小説はチョコレート。交互に食べて、あとは猫がいれば、いくらでも時間が過ぎちゃう〟という「翻訳家」村上春樹が、盟友・柴田元幸とともに語り合った対話全14本。海外文学から多くのものを受けとってきた二人が、翻訳という仕事の喜びと苦労を語りつつ、意外とも思える饒舌さで「作家」村上春樹の創作の秘密が明かされる、必読の対話集。7本の対話を追加した増補決定版。
「翻訳夜話 (文春新書)」
『翻訳夜話 (文春新書)』
柴田元幸,村上春樹
2000/10/20
文藝春秋
roll one’s eyes は「目をクリクリさせる」か? 意訳か逐語訳か、「僕」と「私」はどうちがう? 翻訳が好きで仕方ないふたりが思いきり語り明かした一冊。「翻訳者にとっていちばんだいじなのは偏見のある愛情」と村上春樹。「召使のようにひたすら主人の声に耳を澄ます」と柴田元幸。村上が翻訳と創作の秘密の関係を明かせば、柴田はその「翻訳的自我」をちらりとのざかせて、作家と研究者の、言葉をめぐる冒険はつづきます。村上がオースターを訳し、柴田がカーヴァーを訳した「競訳」を併録!
「翻訳夜話2 サリンジャー戦記 (文春新書)」
『翻訳夜話2 サリンジャー戦記 (文春新書)』
柴田元幸,村上春樹
2003/07/19
文藝春秋
サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の新訳を果たした村上春樹が翻訳仲間の柴田元幸と、その魅力・謎・真実の全てを語り尽くす。ホールデン少年が語りかける「君」とはいったい誰なのか? 村上が小説の魔術(マジック)を明かせば、柴田はホールデン語で、アメリカ文学の流れのなかの『キャッチャー』を語ってのける。永遠の青春文学の怖さ、ほんとうの面白さがわかる決定版です。「幻のキャッチャー・イン・ザ・ライ訳者解説」を併録。
「世界とつながる日本文学:after murakami (早稲田新書)」
『世界とつながる日本文学:after murakami (早稲田新書)』
柴田元幸(編)
2024/10/18
早稲田大学出版部
国境やジャンルを越えて響き合う文学のインスピレーション。 村上春樹が開いた扉とは何か――2023年10月、各国から小説家や芸術家が集い、現代文学と表現の最前線を熱く語り合った。
国際シンポジウム(国際交流基金主催・早稲田大学国際文学館共催)を再現!
柴崎友香、チョン・イヒョン、ブライアン・ワシントン、アンナ・ツィマ、呉明益――5人の作家の作品を抜粋して特別収録。
村上柴田翻訳堂
装丁も素敵だけど、
現在は一部を除いて新刊では入手不可能。
Amazonの古本さえない本も。
村上柴田翻訳堂とは
作家・村上春樹さんと柴田元幸さんが「この名作が手に入らないというのは間違っているぞ」「刊行からしばらくたっていても、現代作家と同じくらい新しい」という作品を選び、新訳・復刊してお届けする新潮文庫のサブレーベル。各巻巻末に収録されている店主の両氏による〈解説セッション〉も必読! 第一期として以下の作品を刊行した。
村上柴田翻訳堂|新潮社
Book Bang -ブックバン-
【対談】柴田元幸×早助よう子/村上柴田翻訳堂の楽しみ方
産経ニュース
【手帖】村上春樹さんと柴田元幸さんが「もう一度読みたい」海外文学「村上柴田翻訳堂」
↓表紙は楽天ブックス、タイトルはAmazon。
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