
苺摘み、一語摘み、いちごつみ
12音の定型句「ジュニーク」でひとり苺摘み。「いちごつみ」は、短歌や俳句で、前の人の句から一語摘み、リレー形式で繋げていくもの。前の人の分もあとの人の分も、自分でやる。ルールを守れているかは怪しい。俳句や川柳というよりも、お話みたいな感じになったかも。詩的なものを作るのは難しい。
いちご摘みってご存知ですか?前の人が詠んだ短歌の一語を用いて、リレーのように歌を詠んでいきます。
ジュニークでひとり苺摘み「朝のできごと」24粒
おはようの朝パン食べる
食パンとってバター塗る
塗るのはまだだ焼いたあと
焼いた目玉は伏し目がち
目玉につけるコンタクト
つけたまま寝たコンタクト
寝た猫起こす五時前に
猫が私をだったかも
そうだった朝ごはんまだ
朝ごはん忘れたことを
忘れた私今どこに
メガネないどこにもないの
普段はメガネおうちでは
ポッケにあった普段着の
ポッケにあれも入ってた
おいしいあれを入れてたの
おいしいパンはあの店の
店の前から見ていたの
目をつけてたの前からね
つけていたのよ以前から
黒猫いたの可愛い子
鳴いてたの可愛い声で
鳴いて起こすの今何時
今は夜中よ夢の中
ジュニークのこと
ジュニークとは自由律俳句ではない。西沢葉火(にしざわ・ようか)氏によって提唱された12音の新しい定型様式の川柳である。
《川柳の17音字から上五または下五を削った、5+7と7+5の12音字の定型句》ジュニーク。575も57577も苦手で作れなかったけど、5+7や7+5なら作れそう。ジュニークを作って練習して、575の感覚を身につけて、回文短歌や回文川柳も作れるようになりたいな。
西沢 正智/葉火(Yohka)(@kemurikaizyuu) / X
川柳の話 満天の星
さみしい夜の句会(presented by 満天の星)(@LonelyGathering) / X
そのほかの創作
普段は、乙女&へんてこな回文を作っています。川柳もどきのなぞなぞも。
コメント