ガブリエル・ガルシア=マルケス
「百年の孤独」新潮文庫
『百年の孤独 (新潮文庫)』
ガブリエル・ガルシア=マルケス,鼓直
2024/06/26
新潮社
《 672ページ 》
奇妙な寒村を開墾しながら孤独に生きる一族。その宿命を描いた、目も眩む百年の物語。
1967年にアルゼンチンのスダメリカナ社から刊行されて以来、世界の名だたる作家たちが賛辞を惜しまず、その影響下にあることを公言している世界文学屈指の名著。現在までに46の言語に翻訳され、5000万部発行されている世界的ベストセラー。「マジック・リアリズム」というキーワードとともに文学シーンに巨大な影響を与え続けている。2022年にはNETFLIXが映像化の権利獲得を発表、大きな話題を呼んた。蜃気楼の村マコンドを開墾しながら、愛なき世界を生きる孤独な一族の歴史を描いた一大サーガ。解説=筒井康隆
「百年の孤独」の書評、対談、ポッドキャスト
新潮文庫 | 新潮社
ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』読み解き支援キット 池澤夏樹 制作
Bang -ブックバン-
ガルシア=マルケスの世界的なベストセラー 歴史的傑作『百年の孤独』試し読み
松岡正剛の千夜千冊
765夜 『百年の孤独』 ガルシア・マルケス
Bang -ブックバン-
【池澤夏樹と星野智幸が語る】
【第1回】新聞記者を辞めて、メキシコに留学するほど引きずり込まれてしまった『百年の孤独』の魔術的魅力
【第2回】「ビザはもらえないしバスの運転手は戻ってこない」日本の常識が通用しない文化で実感した“ラテンアメリカ文学的世界”のリアルとは?
【第3回】18ヶ月間机の前から動かなかったなんて逸話も…『百年の孤独』の作者ガルシア=マルケスの異常さとは?
【第4回】なぜ『百年の孤独』はマジックリアリズムで書かれなければならなかったのか?
【第5回】『百年の孤独』に影響を受けた作家が同じ失敗を感じたはず…ガルシア=マルケスを超えられない理由とは?
【第6回】「呪いですね」文学の恐ろしさを感じた『百年の孤独』が突きつける現実の世界 池澤夏樹と星野智幸が語る
Bang -ブックバン-
「著者はボケ倒してるのにツッコミなし」直木賞作家・小川哲が『百年の孤独』を語る(小川哲×長瀬海)
誕生日に買ったのに13年間積読……芥川賞作家・高瀬隼子が明かした『百年の孤独』を放置した理由
子供の頃の妄想を「非常識」と糾弾された作家が、『百年の孤独』を読んで手に入れた想像力とは?(石井遊佳)
上智大退学のラランド・ニシダが単位を落とされても髭面教授に感謝した理由 二十歳で前触れなく巡り合った小説『百年の孤独』の影響力
誰とでもつながれる時代なのに寂しさを感じるのはなぜか? 齋藤孝が傑作『百年の孤独』から答えを探る
納得感を与えようとする姑息さが微塵も感じられない 20世紀最高の小説『百年の孤独』の魅力を芥川賞作家が語る(磯崎憲一郎)
天才は天才をどう見ていたのか? 『百年の孤独』の作者ガルシア=マルケスを安部公房が語る「一世紀に一人、二人というレベルの作家」
「反響がなくて…」「実は文庫化の話は…」1967年に『百年の孤独』を担当した編集者が明かした裏話
版元出版社の社員も読み切れなかった名作『百年の孤独』…文庫化で読みやすいよう工夫しベストセラー(倉本さおり)
ALL REVIEWS
『百年の孤独』(新潮社) – 星野 智幸による書評
『百年の孤独』(新潮社) – 柳原 孝敦による内容紹介
『百年の孤独』(新潮社) – 牧 眞司による書評
T JAPAN
『百年の孤独』を読む幸せ 【新連載】石井千湖のブックレビュー 本のみずうみ vol.1
新潮社の電子書籍 波
塙陽子「世界を滅亡から一度は救った女性」
ダ・ヴィンチWeb
文庫化で話題騒然『百年の孤独』 刊行から50年なぜいま文庫化なのか?担当編集者に聞く
Real Sound|リアルサウンド ブック
筒井康隆、大江健三郎、村上春樹、阿部和重、小川哲……『百年の孤独』が日本文学に与えた絶大なる影響
小説丸
マジックリアリズムってどういうもの?小説用語を徹底解説。
Spotify「Street Fiction by SATOSHI OGAWA」
文庫化で話題の『百年の孤独』 売り切れ続出の理由とは?(約23分)
『百年の孤独』を現代に読む意義(作家の小川哲さんと書評家の長瀬海さんとラジオで対談/約26分)
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『百年の孤独』文庫版が売れているのはナゼ? By 新潮社・菊池亮 – アフター6ジャンクション 2(約26分)
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2024年8月OA:PEOPLE 平野啓一郎のそろそろいい時間(約47分/平野啓一郎×トムセン陽子)
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2024年8月29日放送『百年の孤独』 • 中瀬ゆかりのBOOKソムリエ(約8分)
放送大学
放送授業 導入科目/人間と文化(2週間先までの放送予定と番組表)
世界文学への招待(’22)シラバス参照
講師・柳原孝敦。BS231放送大学テレビで放送。「第9回『百年の孤独』のインパクト——地方色と普遍性」「第10回グローバリズムとラテンアメリカーマジック・リアリズムの浮沈」の授業を放送。テキストもあります。
「百年の孤独」単行本
『百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)』
ガブリエル・ガルシア=マルケス,鼓直
2006/12/21
新潮社
《 496ページ 》
蜃気楼の村マコンド。その草創、隆盛、衰退、ついには廃墟と化すまでのめくるめく百年を通じて、村の開拓者一族ブエンディア家の、一人からまた一人へと受け継がれる運命にあった底なしの孤独は、絶望と野望、苦悶と悦楽、現実と幻想、死と生、すなわち人間であることの葛藤をことごとく呑み尽しながら…。20世紀が生んだ、物語の豊潤な奇蹟。
「百年の孤独」関連サイト
「百年の孤独」ドラマ化、映画化のこと
百年の孤独 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
2024年12月11日より独占配信スタート。
KAI-YOU.net
実写版『百年の孤独』Netflixで12月に配信 世界的名著が初のドラマ化(2024年10月9日)
About Netflix
「百年の孤独」映像化の製作開始、ガルシア=マルケスのノーベル賞受賞40周年を記念して(2022年10月21日)
Gabriel García Márquez – IMDb(英語)
One Hundred Years of Solitude (TV Series) – IMDb(英語)
YouTube
One Hundred Years of Solitude | Special Announcement | Netflix
さらば箱舟 – Wikipedia(寺山修司監督、「百年の孤独」原作の映画)
Amazon
さらば箱舟を観る | Prime Video(1984年、寺山修司の遺作)
さらば箱舟 [Blu-ray](出演/山崎努、小川真由美、原田芳雄)
Amazonと楽天市場は本、Xはポスト、Instagramはハッシュタグ検索、Youtubeは動画、Listennotesはポッドキャスト(ラジオ)の検索ができます。
「族長の秋」新潮文庫 new!
『族長の秋 (新潮文庫)』
ガブリエル・ガルシア=マルケス,鼓直
2025/02/28
新潮社
《 432ページ 》
「閣下、たいへんな死人ですよ」「ウン×よ、閣下、あなたのウン×よ」小国に君臨する絶対的独裁者が、言葉にできない奇行悪行放蕩の限りを尽くし、抱腹絶倒やがて悲しき傑作長編。
好書好日
支えてくれるもの 柴崎友香
ALL REVIEWS 友の会 公式
40年ぶりに読んだ『族長の秋』は読みやすい!~柴崎 友香 × 豊崎 由美、ガブリエル・ガルシア=マルケス『族長の秋』(鼓 直訳、集英社)を読む~
「族長の秋」集英社文庫
『ラテンアメリカの文学 族長の秋 (集英社文庫)』
ガブリエル・ガルシア=マルケス,鼓直
2011/04/20
集英社
《 384ページ 》
悪行を繰り返す独裁者の哀しい素顔
長きにわたった独裁政権が終焉を迎えた。独裁者が行ってきた数々の悪行、奇行が複数人物の語り・回想によってつまびらかになるにつれ、怪物とされてきた大統領の真実の姿が明らかになる。
「族長の秋 他6篇」
『族長の秋 他6篇』
ガブリエル・ガルシア=マルケス,鼓直,木村榮一
2007/04/27
新潮社
《 448ページ 》
宴席に供されたのは、腹心だった将軍の丸焼き。荷船もろとも爆沈、厄介払いした子供は二千人。借金の形に、まるごと米国にくれてやったカリブ海。聖なる国母として、剥製にされ国内巡回中のお袋。だがお袋よ、ほんとにわしが望んだことなのか?二度死なねばならなかった孤独な独裁者が、純真無垢の娼婦が、年をとりすぎた天使が、正直者のぺてん師が、人好きのする死体が、運命という廻り舞台で演じる人生のあや模様。
「エレンディラ」ちくま文庫
『エレンディラ (ちくま文庫)』
ガブリエル・ガルシア=マルケス,鼓直,木村榮一
1988/12/01
筑摩書房
『百年の孤独』と『族長の秋』の大作にはさまれて生まれた、
コロンビアのノーベル賞作家ガルシア=マルケスの異色の短編集
“大人のための残酷な童話”として書かれたといわれる6つの短編と中編「無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語」を収める。
「『百年の孤独』と『族長の秋』というふたつの大作にはさまれて生まれたのが、ここに紹介した『エレンディラ』である。とめどなくエピソードがくり出される壮大なスケールの二編の小説の余滴とも言えるのがこの短編集だが、一方ではこの二作品をつなぎ合わせる性格をも備えている。ガルシア=マルケスのファンなら、この短編集を読むうちに、あちこちにあのふたつの長編小説を彷彿させる個所が出てくるのに気付いて、思わずにやりとされることだろう。むろん、この短編集はそうしたこととかかわりなく、独立した作品として読んでもまことに面白い。」(本書「訳者あとがき」より)
「ジャーナリズム作品集」
『ジャーナリズム作品集 (ラテンアメリカ文学選集 4)』
ガブリエル・ガルシア=マルケス,鼓直,柳沼孝一郎
1991/04/01
現代企画室
ジャーナリズムの世界に足を踏み入れた若き日のマルケス。新聞紙上に書かれた膨大な数のコラムは、単なる客観的事実の伝達に終わらず、小説的な世界へ読者を誘う。
ホルヘ・ルイス・ボルヘス
「伝奇集」岩波文庫
『伝奇集 (岩波文庫)』
J.L.ボルヘス,鼓直
1993/11/16
岩波書店
夢と現実のあわいに浮び上がる「迷宮」としての世界を描いて現代文学の最先端に位置するボルヘス(一八九九―一九八六)。われわれ人間の生とは、他者の夢見ている幻に過ぎないのではないかと疑う「円環の廃墟」、宇宙の隠喩である図書館の物語「バベルの図書館」など、東西古今の神話や哲学を題材として精緻に織りなされた魅惑の短篇集。
ホルヘ・ルイス・ボルヘス – Wikipedia
Jorge Luis Borges – Wikipedia(英語)
Jorge Luis Borges – IMDb(英語)
Amazon
ホルヘ・ルイス・ボルヘス: books, biography, latest update
松岡正剛の千夜千冊
552夜 『伝奇集』 ホルヘ・ルイス・ボルヘス
ALL REVIEWS
『伝奇集』(岩波書店) – 牧 眞司による書評
『伝奇集』(岩波書店) – 柳原 孝敦による内容紹介
J.L. ボルヘス『伝奇集』(岩波書店)、『不死の人』(白水社)、『ボルヘス詩集』(思潮社)、『論議』(国書刊行会)、『エル・アレフ』(平凡社)他 – 野谷 文昭による作家論/作家紹介
Book Japan
【書評】ホルヘ・ルイス・ボルヘス『伝奇集』/藤田祥平「幸福な胃もたれ」
Youtube
[Book99]石田衣良セレクト『伝奇集』(J.L.ボルヘス/岩波書店)〜博覧強記の作家が綴る不思議な物語〜(約4分)
「アレフ」岩波文庫
『アレフ (岩波文庫)』
J.L.ボルヘス,鼓直
2017/02/17
岩波書店
途方もない博識と巧緻をきわめたプロット、極度に凝縮された文体ゆえに、〈知の工匠〉〈迷宮の作家〉と呼ばれるJ.L.ボルヘス(1899―1986)による、『伝奇集』とならぶ代表的短篇集。表題作のほか、「不死の人」「神の書跡」「アヴェロエスの探求」「二人の王と二つの迷宮」「戦士と囚われの女の物語」などを収録。(解説=内田兆史)
「シェイクスピアの記憶」岩波文庫
『シェイクスピアの記憶 (岩波文庫)』
J.L.ボルヘス,内田兆史,鼓直
2023/12/15
岩波書店
分身、夢、不死、記憶などのテーマが、先行諸作品とは異なるかたちで変奏される、端正で緊密な文体によるボルヘス最後の短篇集。本邦初訳の表題作のほか、「一九八三年八月二十五日」「青い虎」「パラケルススの薔薇」を収録。二十世紀文学の巨匠が後世にのこしてくれた、躊躇なく《ボルヘスの遺言》とよぶべき四つの珠玉。
「ブロディーの報告書」岩波文庫
『ブロディーの報告書 (岩波文庫)』
J.L.ボルヘス,鼓直
2012/05/17
岩波書店
「鬼面ひとを脅かすようなバロック的なスタイルは捨て……やっと自分の声を見いだしえた」ボルヘス後期の代表作。未開部族ヤフー族の世界をラテン語で記した宣教師の手記の翻訳という構えの表題作のほかに、19世紀末から20世紀初頭のアルゼンチンを舞台にした直截的でリアリスティックな短篇11篇を収める。1970年刊。
「詩という仕事について」岩波文庫
『詩という仕事について (岩波文庫)』
J.L.ボルヘス,鼓直
2011/06/17
岩波書店
20世紀文学の巨人ボルヘスによる知的刺激に満ちた文学入門。誰もが知っている古今東西の名著・名作を例にあげ、物語の起源、メタファーの使われ方の歴史と実際、そして詩の翻訳についてなど、フィクションの本質をめぐる議論を分かりやすい言葉で展開する。ハーヴァード大学チャールズ・エリオット・ノートン詩学講義(1967-68)の全記録。
「創造者」岩波文庫
『創造者 (岩波文庫)』
J.L.ボルヘス,鼓直
2009/06/16
岩波書店
〈迷宮の作家〉ボルヘス(1899-1986)がもっとも愛し、もっとも自己評価の高い代表的詩文集。寓話ふうのもの、断想ふうのもの、ストーリー性の高いものなど、内的必然にかられて書かれたさまざまな作品の随所に、作者の等身の影らしきものや肉声めいたものを聞くことができる。ボルヘスの《文学大全》。
「ボルヘス詩集」海外詩文庫
『ボルヘス詩集 (海外詩文庫 13)』
ホルヘ・ルイス・ボルヘス,鼓直
1998/12/01
思潮社
第一次世界大戦前後のジュネーブやマドリードで前衛主義の洗礼を受けた後、「宿命」のブエノスアイレスに帰還したボルヘスは、斬新な「ウルトライスモ」の旗幟を掲げて詩壇に打った出た。しかし、それぞれ『審問』と『伝奇集』で代表されるエッセー、短篇のような他ジャンルに関るあいだに、詩風を一変させる。中年に至ってホメーロスやミルトンと同じく失明の悲運に遭遇したこともあって、記憶と推敲に便利なソネットのような定型を用い、月、川、砂、薔薇、虎、鏡といった伝統的な隠喩を借り、古今東西の神話、伝説、文学。思想からの引用を頼りながら、宇宙と存在の永遠の在りようを探る形而上学的な詩人へと変貌したのだ。本書では、『創造者』以降の晩年の詩集からできる限り多くの作品を採ることによって、反時代的であるが故にかえって時代に新鮮な衝撃を与えた、めくるめく「時間の迷宮」の主の姿を鮮明に浮かび上がらせようとした。
「パラケルススの薔薇 (バベルの図書館 22)」
『パラケルススの薔薇 (バベルの図書館 22)』
J.L.ボルヘス,鼓直
1990/08/01
国書刊行会
「ラテンアメリカ怪談集」河出文庫
『ラテンアメリカ怪談集 (河出文庫)』
J・L・ボルヘス他,鼓直(編)
2017/09/05
河出書房新社
巨匠ボルヘスをはじめ、コルタサル、パスなど、錚々たる作家たちが贈る恐ろしい15の短篇小説集。ラテンアメリカ特有の「幻想小説」を底流に、怪奇、魔術、宗教など強烈な個性が色濃く滲む作品集。
その他の翻訳作品
2018/02/01『夜のみだらな鳥 (フィクションのエル・ドラード)』ホセ・ドノソ,鼓直(水声社)
2017/06/08『バロック協奏曲 (フィクションのエル・ドラード)』アレホ・カルペンティエール,鼓直(水声社)
2007/09/01『ロルカと二七年世代の詩人たち』アルトゥロ・ラモネダ,鼓直,細野豊(土曜美術社出版販売)
2004/10/01『新・世界現代詩文庫 5』アルトゥロ・ラモネダ,鼓直,細野豊(土曜美術社出版販売)
1996/05/01『奇蹟の都市 (文学の冒険シリーズ)』エドゥアルド・メンドサ,鼓直,松下直弘,篠沢真理(国書刊行会)
1995/03/17『はかない人生 (ラテンアメリカの文学) (集英社文庫)』フアン・カルロス・オネッティ,鼓直(集英社)
1994/12/01『魔法の書 (文学の冒険シリーズ)』エンリケ・アンデルソン=インベル,鼓直,西川喬(国書刊行会)
1993/09/20『脱獄計画 (ラテンアメリカ文学選集 9)』アドルフォ・ビオイ=カサレス,鼓直,三好孝(現代企画室)
1992/08/01『誰がパロミノ・モレーロを殺したか (ラテンアメリカ文学選集 6)』マリオ・バルガス=リョサ,鼓直(現代企画室)
1990/08/01『ニューヨークの詩人 (福武文庫)』フェデリコ・ガルシア・ロルカ,鼓直(ベネッセコーポレーション)
1990/01/01『海に投げこまれた瓶: 短篇集』フリオ・コルタサル,鼓直,立花英裕(白水社)
1989/08/01『永遠の薔薇,鉄の貨幣 (文学の冒険シリーズ)』ホルヘ・ルイス・ボルヘス,鼓直(国書刊行会)
1989/05/01『めくるめく世界 (文学の冒険シリーズ)』レイナルド・アレナス,鼓直,杉山晃(国書刊行会)
1988/03/01『クロード・レヴィ = ストロース: あるいはアイソーポスの新たな饗宴 (叢書・ウニベルシタス 227)』オクタビオ・パス,鼓直、木村栄一(法政大学出版局)
1984/01/01『ブエノスアイレス事件 (白水Uブックス 63)』マヌエル・プイグ,鼓直(白水社)
1978/12/01『ボルヘスとの対話』ジョルジュ・シャルボニエ,鼓直,野谷文昭(国書刊行会)
1977/07/01『時との戦い (ラテンアメリカ文学叢書)』アレッホ・カルペンティエール,鼓直(国書刊行会)
1975/01/01『ラテンアメリカ文学史 (文庫クセジュ 579)』ジャック・ジョゼ,高見英一,鼓直(白水社)
1971/08/01『緑の法王 (世界の革命文学)』ミゲル・アンヘル・アストゥリアス,鼓直(新日本出版社)
鼓直さんの著書ほか
『鼓直句集』
鼓直
2022/12/23
水声社
無私の人の、ただごと歌。
ひっそりと猫の横切る花吹雪
字あまりをもてあましつつ春の床
子の耳も声とらえたる雲雀かな
その角を折れて消えたる秋の風
籠の中割れひとつあり寒卵《ボルヘスほかラテン・アメリカ詩人は声を貸してみごとに存在感ある日本語を成立させつつ、私かに淡い俳句を書き残していた。それが五七五律俳句のかたちで残った。その事実に素直に感動する。 ――高橋睦郎》
ボルヘス、ガルシア=マルケスをはじめ、ラテンアメリカ文学の翻訳で知られる氏の俳句を集成。
『プログレッシブ スペイン語辞典〈第2版〉カレッジエディション』
鼓直,橘川慶二,秦隆昌(編)
2016/02/03
小学館
スペイン語は日本人にも発音しやすく、世界中に話者が多いことなども相まって、大学で第二外国語として選択する学生は増加傾向にあります。本書は、そんな大学生に向けて、本文内容や判型はそのままに、スペイン語圏の国や文化を紹介するカラー口絵を付け、ケースと表紙をおしゃれにデザインした《カレッジエディション》です。スペイン語を初めて学ぶ大学生にぴったりの一冊です。
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