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杉江松恋「ほんとなぞ」と海外文学—読書のプロの話が聴けるYouTubeの書評番組/海外ミステリーと翻訳小説の紹介本リスト

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杉江松恋「ほんとなぞ」と海外文学—読書のプロの話が聴けるYouTubeの書評番組/海外ミステリーと翻訳小説の紹介本リスト

  1. 杉江松恋「ほんとなぞ」の海外文学紹介本リスト
  2. 杉江松恋「ほんとなぞ」のこと
  3. 「翻訳マッハ」の紹介作品一覧と気になる作品
    1. 「沈黙」アン・クリーヴス
    2. 「逃げろ逃げろ逃げろ!」チェスター・ハイムズ
    3. 「すばやい澄んだ叫び」シヴォーン・ダウド
    4. 「ターングラス 鏡映しの殺人」ガレス・ルービン
    5. 「月射病」ジョルジュ・シムノン
    6. 「パトリシア・ハイスミスの華麗なる人生」アンドリュー・ウィルソン
    7. 「虚言の国 アメリカ・ファンタスティカ」ティム・オブライエン
    8. 「少年の君」玖月晞
    9. 「アルパートンの天使たち」ジャニス・ハレット
    10. 「弟、去りし日に」R・J・マロリー
    11. 「死はすぐそばに」アンソニー・ホロヴィッツ
    12. 「エイレングラフ弁護士の事件簿」ローレンス・ブロック
    13. 「ボタニストの殺人」M・W・クレイヴン
    14. 「白薔薇殺人事件」クリスティン・ペリン
    15. 「魂に秩序を」マット・ラフ
    16. 「狂った宴」ロス・トーマス
    17. 「サリー・ダイヤモンドの数奇な人生」リズ・ニュージェント
    18. 「恐怖を失った男」M・W・クレイヴン
    19. 「DV8 台北プライベートアイ2」紀蔚然、舩山むつみ
    20. 「終の市」ドン・ウィンズロウ
    21. 「ササッサ谷の怪」コナン・ドイル
    22. 「ポケミス読者よ信ずるなかれ」ダン・マクドーマン
    23. 「ビリー・サマーズ」スティーヴン・キング
    24. 「ミステリーしか読みません」イアン・ファーガソン&ウィル・ファーガソン
    25. 「マリーナ バルセロナの亡霊たち」カルロス・ルイス・サフォン
    26. 「屍衣にポケットはない」ホレス・マッコイ
    27. 「マーリ・アルメイダの七つの月」シェハン・カルナティラカ
    28. 「ナッシング・マン」キャサリン・R・ハワード

杉江松恋「ほんとなぞ」の海外文学紹介本リスト

コーナー年月作品名作家
翻訳マッハ!2025年5月号円環アルネ・ダール
翻訳マッハ!2025年5月号沈黙アン・クリーヴス
翻訳マッハ!2025年5月号鎖された声エミコ・ジーン
翻訳マッハ!2025年5月号過去は異国ジャンリーコ・
カロフィーリオ
翻訳マッハ!2025年5月号逃げろ逃げろ逃げろ!チェスター・ハイムズ
翻訳マッハ!2025年5月号銃を持つ花嫁フィリップ・マーゴリン
翻訳マッハ!2025年4月号孔雀と雀 アラブに消えゆくスパイI・S・ベリー
翻訳マッハ!2025年4月号ボニーとクライドには
なれないけれど
アート・テイラー
翻訳マッハ!2025年4月号悪人すぎて憎めないクイーム・マクドネル
翻訳マッハ!2025年4月号読書会は危険?
〈秘密の階段建築社〉の事件簿
ジジ・パンディアン
翻訳マッハ!2025年4月号世界の終わりの最後の殺人スチュアート・タートン
翻訳マッハ!2025年4月号暗殺依存症ロブ・ハート
翻訳マッハ!2025年3月号闇より暗き我が祈りS・A・コスビー
翻訳マッハ!2025年3月号私があなたを殺すときS・J・ショート
翻訳マッハ!2025年3月号真冬の訪問者W・C・ライアン
翻訳マッハ!2025年3月号銃と助手席の歌エマ・スタイルズ
翻訳マッハ!2025年3月号ミセス・ワンのティーハウス
と謎の死体
ジェス・Q・スタント
翻訳マッハ!2025年3月号冬の子ジャック・ケッチャム
翻訳マッハ!2025年3月号虚言の国
アメリカ・ファンタスティカ
ティム・オブライエン
翻訳マッハ!2025年3月号うしろにご用心!ドナルド・E・ウェストレイク
翻訳マッハ!2025年3月号19号室マルク・ラーベ
翻訳マッハ!2025年3月号誰が星の王子さまを殺したのか?ミシェル・ビュッシ
翻訳マッハ!2025年2月号戦車兵の栄光 マチルダ単騎行コリン・フォーブズ
翻訳マッハ!2025年2月号月射病ジョルジュ・シムノン
翻訳マッハ!2025年2月号エージェント17ジョン・ブロウンロウ
翻訳マッハ!2025年2月号罰と罪チャン・ガンミョン
翻訳マッハ!2025年2月号ヤギの睾丸を移植した男ポープ・ブロック
翻訳マッハ!2025年2月号17の鍵マルク・ラーベ
翻訳マッハ!2025年1月号ファミリー・ビジネスS・J・ローザン
翻訳マッハ!2025年1月号パトリシア・ハイスミスの
華麗なる人生
アンドリュー・ウィルソン
翻訳マッハ!2025年1月号すばやい澄んだ叫びシヴォーン・ダウド
翻訳マッハ!2025年1月号罪なくしてシャルロッテ・リンク
翻訳マッハ!2025年1月号失墜の王国ジョー・ネスボ
翻訳マッハ!2025年1月号タイタン・ノワールニック・ハーカウェイ
翻訳マッハ!2025年1月号少年の君玖月晞
翻訳マッハ!2025年1月号7人殺される周浩暉
翻訳マッハ!2024年9月号ボタニストの殺人M・W・クレイヴン
翻訳マッハ!2024年9月号終着点エヴァ・ドーラン
翻訳マッハ!2024年9月号極夜の灰サイモン・モックラー
翻訳マッハ!2024年9月号あんたを殺したかったペトロニーユ・ロスタニャ
翻訳マッハ!2024年9月号サリー・ダイヤモンドの数奇な人生リズ・ニュージェント
翻訳マッハ!2024年9月号喪服の似合う少女陸秋槎
翻訳マッハ!2024年8月号白薔薇殺人事件クリスティン・ペリン
翻訳マッハ!2024年8月号壁から死体?
〈秘密の階段建築社〉の事件簿
ジジ・パンディアン
翻訳マッハ!2024年8月号サヴァナの王国ジョージ・ドーズ・グリーン
翻訳マッハ!2024年8月号邪悪なる大蛇ピエール・ルメートル
翻訳マッハ!2024年8月号ぼくの家族はみんな誰かを殺してるベンジャミン・
スティーヴンソン
翻訳マッハ!2024年8月号魂に秩序をマット・ラフ
翻訳マッハ!2024年7月号恐怖を失った男M・W・クレイヴン
翻訳マッハ!2024年7月号グッド・バッド・ガールアリス・フィーニー
翻訳マッハ!2024年7月号破砕ク・ビョンモ
翻訳マッハ!2024年7月号死者は嘘をつかないスティーヴン・キング
翻訳マッハ!2024年7月号終の市ドン・ウィンズロウ
翻訳マッハ!2024年7月号マクマスターズ殺人者養成学校ルパート・ホームズ
翻訳マッハ!2024年6月号すべての罪は血を流すS・A・コスビー
翻訳マッハ!2024年6月号ゴーイング・ゼロアンソニー・マクカーテン
翻訳マッハ!2024年6月号終わりなき夜に少女はクリス・ウィタカー
翻訳マッハ!2024年6月号ササッサ谷の怪コナン・ドイル,北原尚彦
翻訳マッハ!2024年6月号身代わりの女シャロン・ボルトン
翻訳マッハ!2024年6月号DV8 台北プライベートアイ2紀蔚然
翻訳マッハ!2024年5月号ミステリーしか読みませんイアン・ファーガソン,
ウィル・ファーガソン
翻訳マッハ!2024年5月号夜の人々エドワード・アンダースン
翻訳マッハ!2024年5月号ビリー・サマーズスティーヴン・キング
翻訳マッハ!2024年5月号ポケミス読者よ信ずるなかれダン・マクドーマン
翻訳マッハ!2024年5月号死を弄ぶ少年ネイサン・オーツ
翻訳マッハ!2024年5月号ウナギの罠ヤーン・エクストレム
翻訳マッハ!2024年4月号スリーカード・マーダーJ・L・ブラックハースト
翻訳マッハ!2024年4月号悪魔が唾棄する街アラン・パークス
翻訳マッハ!2024年4月号あの夏が教えてくれたアレン・エスケンス
翻訳マッハ!2024年4月号マリーナ バルセロナの亡霊たちカルロス・ルイス・サフォン
翻訳マッハ!2024年4月号怪盗ギャンビット1
若き”天才泥棒”たち
ケイヴィオン・ルイス
翻訳マッハ!2024年4月号両京十五日 2 天命馬伯庸
翻訳マッハ!2024年3月号コールド・リバーサラ・パレツキー
翻訳マッハ!2024年3月号友情よここで終われネレ・ノイハウス
翻訳マッハ!2024年3月号屍衣にポケットはないホレス・マッコイ
翻訳マッハ!2024年3月号7月のダークライドルー・バーニー
翻訳マッハ!2024年3月号象られた闇ローラ・パーセル
翻訳マッハ!2024年3月号両京十五日 1凶兆馬伯庸
翻訳マッハ!2024年2月号悪い男アーナルデュル・
インドリダソン
翻訳マッハ!2024年2月号プロヴァンス邸の殺人ヴィヴィアン・コンロイ
翻訳マッハ!2024年2月号ナッシング・マンキャサリン・R・ハワード
翻訳マッハ!2024年2月号テラ・アルタの憎悪ハビエル・セルカス
翻訳マッハ!2024年2月号奇妙な捕虜マイケル・ホーム
翻訳マッハ!2024年2月号検察官の遺言紫金陳
翻訳マッハ!2024年1月号傷を抱えて闇を走れイーライ・クレイナー
翻訳マッハ!2024年1月号大仏ホテルの幽霊カン・ファギル
翻訳マッハ!2024年1月号誰も悲しまない殺人キャット・
ローゼンフィールド
翻訳マッハ!2024年1月号姿なき招待主グウェン・ブリストウ,
ブルース・マニング
翻訳マッハ!2024年1月号マーリ・アルメイダの七つの月シェハン・カルナティラカ
翻訳マッハ!2024年1月号生贄の門マネル・ロウレイロ
翻訳マッハ!2024年12月号聖夜の嘘アンドリュー・クラヴァン
翻訳マッハ!2024年12月号ヴァイパーズ・ドリームジェイク・ラマー
翻訳マッハ!2024年12月号破れざる旗の下にジェイムズ・リー・バーク
翻訳マッハ!2024年12月号アルパートンの天使たちジャニス・ハレット
翻訳マッハ!2024年12月号黒い谷ベルナール・ミニエ
翻訳マッハ!2024年12月号マット・スカダー わが探偵人生ローレンス・ブロック
翻訳マッハ!2024年11月号山の王アンデシュ・デ・ラ・モッツ
翻訳マッハ!2024年11月号クレオパトラの短剣キャロル・ローレンス
翻訳マッハ!2024年11月号魔女の檻ジェローム・ルブリ
翻訳マッハ!2024年11月号告発者ジョン・グリシャム
翻訳マッハ!2024年11月号貧乏カレッジの困った遺産ジル・ペイトン・ウォルシュ
翻訳マッハ!2024年11月号狂人たちの世界一周ピーター・ニコルス
翻訳マッハ!2024年10月号弟、去りし日にR・J・マロリー
翻訳マッハ!2024年10月号死はすぐそばにアンソニー・ホロヴィッツ
翻訳マッハ!2024年10月号ターングラス 鏡映しの殺人ガレス・ルービン
翻訳マッハ!2024年10月号不死鳥は夜に羽ばたくケイト・クィン&
ジェイニー・チャン
翻訳マッハ!2024年10月号ウォッチメーカーの罠ジェフリー・ディーヴァー
翻訳マッハ!2024年10月号ミゼレーレジャン=クリストフ・
グランジェ
翻訳マッハ!2024年10月号止まった時計ジョエル・タウンズリー・
ロジャーズ
翻訳マッハ!2024年10月号エイレングラフ弁護士の事件簿ローレンス・ブロック

書名リンクはAmazon、スクロール可能。
年月は該当動画へのリンク、
作家名等での並べ替えができます。

今は「翻訳マッハ!」だけ、
他のコーナーもあとで一覧表に追加します。

杉江松恋「ほんとなぞ」のこと

杉江松恋チャンネル「ほんとなぞ」
書評家・杉江松恋が関心のあること、主に本とミステリー、それから演芸についての動画を配信します。 現在は以下の動画を定期配信中です。関心ある方はぜひご登録ください。 「翻訳メ~ン!」(パートナー:川出正...

YouTube
杉江松恋チャンネル「ほんとなぞ」

書評家・杉江松恋が関心のあること、主に本とミステリー、それから演芸についての動画を配信します。 現在は以下の動画を定期配信中です。関心ある方はぜひご登録ください。

「翻訳メ~ン!」(パートナー:川出正樹さん)
翻訳ミステリー月評 「ミステリちゃん」(パートナー:若林踏さん)
国内ミステリー月評 「短いのが好き」(パートナー:千街晶之さん)
雑誌掲載された短篇評(隔月) 「文庫大研究」(パートナー:坂嶋竜さん)
文庫オリジナル作品月評 「エンタメ丼」(パートナー:松井ゆかりさん)
エンタメ全般月評 「本と、どうしましょう」(パートナー:藤田香織さん)
本と出版界書く仕事についての雑談随時更新。
「これって、SF?」(パートナー:香月祥宏さん)SF月評

「翻訳マッハ!」(パートナー:酒井貞道さん)
「ハ、ハ、ノンフィクション!」(パートナー:とみさわ昭仁さん)
「Modern Crime Club」(パートナー:永嶋俊一郎さん)ほか

杉江松恋さんと、パートナーの方のSNSなど。50音順にすると、若林踏さんっていつも一番下になる。

すげえ!
(【豆知識】杉江松恋という筆名の由来は、「すげえマッコイ」だそうです)

松井ゆかりさんのXより

「翻訳マッハ」の紹介作品一覧と気になる作品

年月作品名作家翻訳家出版社ほか
2025年5月号円環アルネ・ダール矢島真理小学館文庫
2025年5月号沈黙アン・クリーヴス高山真由美ハヤカワ・
ミステリ文庫
2025年5月号鎖された声エミコ・ジーン北綾子ハヤカワ・ミステリ
2025年5月号過去は異国ジャンリーコ・
カロフィーリオ
飯田亮介扶桑社ミステリー
2025年5月号逃げろ逃げろ逃げろ!チェスター・ハイムズ田村義進新潮文庫
2025年5月号銃を持つ花嫁フィリップ・マーゴリン加賀山卓朗新潮文庫
2025年4月号孔雀と雀 アラブに消えゆくスパイI・S・ベリー奥村章子ハヤカワ文庫NV
2025年4月号ボニーとクライドには
なれないけれど
アート・テイラー東野さやか創元推理文庫
2025年4月号悪人すぎて憎めないクイーム・マクドネル青木悦子創元推理文庫
2025年4月号読書会は危険?
〈秘密の階段建築社〉の事件簿
ジジ・パンディアン鈴木美朋創元推理文庫
2025年4月号世界の終わりの最後の殺人スチュアート・タートン三角和代文藝春秋
2025年4月号暗殺依存症ロブ・ハート渡辺義久ハヤカワ・ミステリ
2025年3月号闇より暗き我が祈りS・A・コスビー加賀山卓朗ハヤカワ・
ミステリ文庫
2025年3月号私があなたを殺すときS・J・ショート片桐恵理子ハーパーBOOKS
2025年3月号真冬の訪問者W・C・ライアン土屋晃新潮文庫
2025年3月号銃と助手席の歌エマ・スタイルズ圷香織創元推理文庫
2025年3月号ミセス・ワンのティーハウス
と謎の死体
ジェス・Q・スタント#VALUE!ハヤカワ・
ミステリ文庫
2025年3月号冬の子ジャック・ケッチャム金子浩扶桑社ミステリー
2025年3月号虚言の国
アメリカ・ファンタスティカ
ティム・オブライエン村上春樹ハーパーコリンズ・
ジャパン
2025年3月号うしろにご用心!ドナルド・E・ウェストレイク木村二郎新潮文庫
2025年3月号19号室マルク・ラーベ酒寄進一創元推理文庫
2025年3月号誰が星の王子さまを殺したのか?ミシェル・ビュッシ平岡敦集英社文庫
2025年2月号戦車兵の栄光 マチルダ単騎行コリン・フォーブズ村上和久新潮文庫
2025年2月号月射病ジョルジュ・シムノン大林薫東宣出版
2025年2月号エージェント17ジョン・ブロウンロウ武藤陽生ハヤカワ文庫NV
2025年2月号罰と罪チャン・ガンミョンオ・ファスンハヤカワ・
ミステリ文庫
2025年2月号ヤギの睾丸を移植した男ポープ・ブロック杉田八重国書刊行会
2025年2月号17の鍵マルク・ラーベ酒寄進一創元推理文庫
2025年1月号ファミリー・ビジネスS・J・ローザン直良明美創元推理文庫
2025年1月号パトリシア・ハイスミスの
華麗なる人生
アンドリュー・ウィルソン柿沼瑛子書肆侃侃房
2025年1月号すばやい澄んだ叫びシヴォーン・ダウド宮坂宏美東京創元社
2025年1月号罪なくしてシャルロッテ・リンク浅井晶子創元推理文庫
2025年1月号失墜の王国ジョー・ネスボ鈴木恵早川書房
2025年1月号タイタン・ノワールニック・ハーカウェイ酒井昭伸ハヤカワ文庫SF
2025年1月号少年の君玖月晞泉京鹿新潮文庫
2025年1月号7人殺される周浩暉阿井幸作ハーパーBOOKS
2024年9月号ボタニストの殺人M・W・クレイヴン東野さやかハヤカワ・
ミステリ文庫
2024年9月号終着点エヴァ・ドーラン玉木亨創元推理文庫
2024年9月号極夜の灰サイモン・モックラー冨田ひろみ創元推理文庫
2024年9月号あんたを殺したかったペトロニーユ・ロスタニャ池畑奈央子ハーパーBOOKS
2024年9月号サリー・ダイヤモンドの数奇な人生リズ・ニュージェント能田優ハーパーBOOKS
2024年9月号喪服の似合う少女陸秋槎大久保洋子ハヤカワ・ミステリ
2024年8月号白薔薇殺人事件クリスティン・ペリン上條ひろみ東京創元社
2024年8月号壁から死体?
〈秘密の階段建築社〉の事件簿
ジジ・パンディアン鈴木美朋創元推理文庫
2024年8月号サヴァナの王国ジョージ・ドーズ・グリーン棚橋志行新潮文庫
2024年8月号邪悪なる大蛇ピエール・ルメートル橘明美,荷見明子文藝春秋
2024年8月号ぼくの家族はみんな誰かを殺してるベンジャミン・
スティーヴンソン
富永和子ハーパーBOOKS
2024年8月号魂に秩序をマット・ラフ浜野アキオ新潮文庫
2024年7月号恐怖を失った男M・W・クレイヴン山中朝晶ハヤカワ文庫NV
2024年7月号グッド・バッド・ガールアリス・フィーニー越智睦創元推理文庫
2024年7月号破砕ク・ビョンモ小山内園子岩波書店
2024年7月号死者は嘘をつかないスティーヴン・キング土屋晃文春文庫
2024年7月号終の市ドン・ウィンズロウ田口俊樹ハーパーBOOKS
2024年7月号マクマスターズ殺人者養成学校ルパート・ホームズ奥村章子ハヤカワ・ミステリ
2024年6月号すべての罪は血を流すS・A・コスビー加賀山卓朗ハーパーBOOKS
2024年6月号ゴーイング・ゼロアンソニー・マクカーテン堀川志野舞小学館文庫
2024年6月号終わりなき夜に少女はクリス・ウィタカー鈴木恵早川書房
2024年6月号ササッサ谷の怪コナン・ドイル,北原尚彦小池滋監中公文庫
2024年6月号身代わりの女シャロン・ボルトン川副智子新潮文庫
2024年6月号DV8 台北プライベートアイ2紀蔚然舩山むつみ文藝春秋
2024年5月号ミステリーしか読みませんイアン・ファーガソン,
ウィル・ファーガソン
吉嶺英美ハーパーBOOKS
2024年5月号夜の人々エドワード・アンダースン矢口誠新潮文庫
2024年5月号ビリー・サマーズスティーヴン・キング白石朗文藝春秋
2024年5月号ポケミス読者よ信ずるなかれダン・マクドーマン田村義進ハヤカワ・ミステリ
2024年5月号死を弄ぶ少年ネイサン・オーツ山田佳世ハヤカワ・
ミステリ文庫
2024年5月号ウナギの罠ヤーン・エクストレム瑞木さやこ扶桑社ミステリー
2024年4月号スリーカード・マーダーJ・L・ブラックハースト三角和代創元推理文庫
2024年4月号悪魔が唾棄する街アラン・パークス吉野弘人ハヤカワ・
ミステリ文庫
2024年4月号あの夏が教えてくれたアレン・エスケンス務台夏子創元推理文庫
2024年4月号マリーナ バルセロナの亡霊たちカルロス・ルイス・サフォン木村裕美集英社文庫
2024年4月号怪盗ギャンビット1
若き”天才泥棒”たち
ケイヴィオン・ルイス廣瀬麻微KADOKAWA
2024年4月号両京十五日 2 天命馬伯庸齊藤正高,泊功ハヤカワ・ミステリ
2024年3月号コールド・リバーサラ・パレツキー山本やよいハヤカワ・
ミステリ文庫
2024年3月号友情よここで終われネレ・ノイハウス酒寄進一創元推理文庫
2024年3月号屍衣にポケットはないホレス・マッコイ田口俊樹新潮文庫
2024年3月号7月のダークライドルー・バーニー加賀山卓朗ハーパーBOOKS
2024年3月号象られた闇ローラ・パーセル国弘喜美代早川書房
2024年3月号両京十五日 1凶兆馬伯庸齊藤正高,泊功ハヤカワ・ミステリ
2024年2月号悪い男アーナルデュル・
インドリダソン
柳沢由実子東京創元社
2024年2月号プロヴァンス邸の殺人ヴィヴィアン・コンロイ西山志緒ハーパーBOOKS
2024年2月号ナッシング・マンキャサリン・R・ハワード高山祥子新潮文庫
2024年2月号テラ・アルタの憎悪ハビエル・セルカス白川貴子ハヤカワ・ミステリ
2024年2月号奇妙な捕虜マイケル・ホーム福森典子論創海外ミステリ
2024年2月号検察官の遺言紫金陳大久保洋子ハヤカワ・
ミステリ文庫
2024年1月号傷を抱えて闇を走れイーライ・クレイナー唐木田みゆきハヤカワ・ミステリ
2024年1月号大仏ホテルの幽霊カン・ファギル小山内園子エクス・リブリス
2024年1月号誰も悲しまない殺人キャット・
ローゼンフィールド
大谷瑠璃子ハヤカワ・
ミステリ文庫
2024年1月号姿なき招待主グウェン・ブリストウ,
ブルース・マニング
中井京子扶桑社ミステリー
2024年1月号マーリ・アルメイダの七つの月シェハン・カルナティラカ山北めぐみ河出書房新社
2024年1月号生贄の門マネル・ロウレイロ宮﨑真紀新潮文庫
2024年12月号聖夜の嘘アンドリュー・クラヴァン羽田詩津子ハヤカワ・ミステリ
2024年12月号ヴァイパーズ・ドリームジェイク・ラマー加賀山卓朗扶桑社ミステリー
2024年12月号破れざる旗の下にジェイムズ・リー・バーク山中朝晶早川書房
2024年12月号アルパートンの天使たちジャニス・ハレット山田蘭集英社文庫
2024年12月号黒い谷ベルナール・ミニエ青木智美ハーパーBOOKS
2024年12月号マット・スカダー わが探偵人生ローレンス・ブロック田口俊樹二見書房
2024年11月号山の王アンデシュ・デ・ラ・モッツ井上舞,下倉亮一扶桑社ミステリー
2024年11月号クレオパトラの短剣キャロル・ローレンス中山宥ハヤカワ・ミステリ
2024年11月号魔女の檻ジェローム・ルブリ坂田雪子監文春文庫
2024年11月号告発者ジョン・グリシャム白石朗新潮文庫
2024年11月号貧乏カレッジの困った遺産ジル・ペイトン・ウォルシュ猪俣美江子創元推理文庫
2024年11月号狂人たちの世界一周ピーター・ニコルス園部哲国書刊行会
2024年10月号弟、去りし日にR・J・マロリー吉野弘人創元推理文庫
2024年10月号死はすぐそばにアンソニー・ホロヴィッツ山田蘭創元推理文庫
2024年10月号ターングラス 鏡映しの殺人ガレス・ルービン越前敏弥早川書房
2024年10月号不死鳥は夜に羽ばたくケイト・クィン&
ジェイニー・チャン
加藤洋子ハーパーBOOKS
2024年10月号ウォッチメーカーの罠ジェフリー・ディーヴァー池田真紀子文藝春秋
2024年10月号ミゼレーレジャン=クリストフ・
グランジェ
平岡敦創元推理文庫
2024年10月号止まった時計ジョエル・タウンズリー・
ロジャーズ
夏来健次国書刊行会
2024年10月号エイレングラフ弁護士の事件簿ローレンス・ブロック田村義進文春文庫
翻訳マッハ!
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書名リンクはAmazon、スクロール可能。
年月は該当動画へのリンク、
作家名や翻訳家名、
出版社、レーベル等で並べ替えできます。

「沈黙」アン・クリーヴス

沈黙 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
アン・クリーヴス,高山真由美
2025/04/23
早川書房

吹きガラス職人のイヴが自宅で父ナイジェルの遺体を発見した。捜査を指揮するマシュー・ヴェンは患者救済組織の所長であるナイジェルが、青年マックが自殺した事件を調査していたことを知る。マックは精神科病棟から退院させられた後、自殺を教唆するサイトにアクセスしていた。マシューは病院とサイトの両方を追うが、イヴは父の死が自分のせいではないかと心を痛めていて…。人間心理の闇に分け入るシリーズ第2作。

「逃げろ逃げろ逃げろ!」チェスター・ハイムズ

逃げろ逃げろ逃げろ! (新潮文庫)
チェスター・ハイムズ,田村義進
2025/03/28
新潮社

年の瀬のニューヨーク。白人警官ウォーカーは、路上に停めた愛車がないことに気づき、近くの食堂の黒人清掃員たちに盗まれたと思いこむ。なりゆきで清掃員を射殺してしまい、さらに証拠隠滅のために、もう一人も殺害する。だが、地下室にいた二人の同僚ジミーには逃げられ、そこから執拗な追跡と必死の逃走劇が始まった……。ノンストップで疾走し続ける極上のブラック・パルプ・ノワール!

「すばやい澄んだ叫び」シヴォーン・ダウド

すばやい澄んだ叫び
シヴォーン・ダウド,宮坂宏美
2024/12/25
東京創元社

1984年春。アイルランドの小さな村で、15歳の少女シェルは孤独な毎日を送っていた。母親を病気で亡くして以来、酒浸りの父と、反抗的な弟、幼い妹の世話に明け暮れていたのだ。気がまぎれるのは、幼なじみの少年デクランや親友のブライディと、くだらない話をしたりこっそり煙草を吸ったりしているときくらい。ところが、デクランにキスをされたことがきっかけで、深い関係になってしまう。やがて妊娠し、周囲に隠しているうちに、思いがけない事態に……
「助けて」と声をあげることができなかった少女の苦難と成長を、美しく切ない筆致で描く。カーネギー賞、ガーディアン賞、ドイツ児童文学賞など数々の賞にノミネートされ、ブランフォード・ボウズ賞とアイリーシュ・ディロン賞に輝いた、シヴォーン・ダウドの伝説的デビュー作!

「ターングラス 鏡映しの殺人」ガレス・ルービン

ターングラス: 鏡映しの殺人
ガレス・ルービン,越前敏弥
2015/04/22
早川書房

1881年イギリス、エセックスのターングラス館で起こった毒殺事件。事件解明の鍵は、館に監禁された女性が持つ一冊の本にあるという。一方、1939年アメリカ、カリフォルニアでは推理作家が奇妙な死を遂げる。彼は、死ぬ間際に58年前の毒殺事件の物語を書いていた。

「月射病」ジョルジュ・シムノン

月射病 (シムノン ロマン・デュール選集)
ジョルジュ・シムノン,瀬名秀明,大林薫
2025/1/28
東宣出版

《メグレ警視》シリーズの作者ジョルジュ・シムノンの未邦訳傑作長篇選集刊行! 本叢書は、作家であり、シムノン研究の第一人者でもある瀬名秀明が監修と解説を担当。日本でこれまで紹介されてこなかった“世界作家”シムノンの魅力を発見してほしい。

エキゾチックな空気がたまらない異郷小説
伯父の口利きでアフリカのリーブルヴィルに働きにやってきた育ちのよい青年ジョゼフ・ティマールは、到着して間もない朝、ホテルのオーナーの妻アデルに誘惑され、彼女の虜になってしまう。パーティーの夜に黒人のボーイが銃殺される事件が起こり、ティマールはアデルが犯人ではないかと疑うが言わずにいる。アデルの亭主も続いて感染症で亡くなり、葬儀の夜、ふたりは再び激しく愛し合う。翌朝アデルはティマールに、伯父の立場を利用しジャングルの借地権を得て一緒に事業を始めるよう仕向け、ティマールは同意するが次第に無気力に襲われ自制心を失っていく……。1930年代初頭のフランス植民地ガボンを舞台にした、キャリア最初期の野心的な作品。

「パトリシア・ハイスミスの華麗なる人生」アンドリュー・ウィルソン

パトリシア・ハイスミスの華麗なる人生
アンドリュー・ウィルソン,柿沼瑛子
2024/12/27
書肆侃侃房

残された膨大な日記と手紙、インタビューから謎のベールに包まれたサスペンスの巨匠の全貌に迫る。生まれながらに背徳と残虐、愛への渇望に苦しむ「愛される」よりも「愛する」を選んだ孤独の女性作家。生誕100年を迎え、いま明らかにされる苦悩と野心、ゆがんだ愛。母親への愛憎のすべては小説作品の中に埋め込まれた。

「虚言の国 アメリカ・ファンタスティカ」ティム・オブライエン

虚言の国 アメリカ・ファンタスティカ
ティム・オブライエン,村上春樹
2024/12/03
ハーパーコリンズ・ジャパン

虚言症が蔓延するアメリカで、稀代の嘘つき男が
仕掛ける奇想天外なロードトリップ――

ピュリッツァー賞候補作家が放つ長編小説、待望の全訳!  
オブライエン(著)×村上春樹(訳)


ある理由で一流ジャーナリストからフェイクニュースの王に転落した中年男ボイド。
カリフォルニアの田舎町でデパートの店長をしている彼は地元銀行の窓口係アンジーに
銃をつきつけ、奪った8万1千ドルと彼女を連れ逃避行に出る。
仕切り屋で喋り通しのアンジーに閉口しつつアメリカを縦断するボイドと、
彼をとりまく大富豪、悪徳警官、美人妻、殺人者――追う者追われる者が入り乱れ、
嘘と疫病に乗って全米を疾走するが……。
ティム・オブライエン、20年ぶりの長編小説。

「少年の君」玖月晞

少年の君 (新潮文庫)
玖月晞,泉京鹿
2024/11/28
新潮社

大学受験を控えた陳念(チェンニェン)は、いじめを苦に自殺した同級生に代わって、次なる標的となってしまう。辛い日々のなか、集団暴行を受ける不良少年・北野(ベイイエ)を見かける。彼を救おうとする陳念だったが、不良少年たちに強引に北野とキスをさせられる羽目に。最悪の始まりから二人の孤独な魂は惹かれ合ってゆくが、更なる暴力が陳念を底なしの闇へと追いつめ……中国でベストセラーとなった慟哭の純愛物語!

「アルパートンの天使たち」ジャニス・ハレット

アルパートンの天使たち
ジャニス・ハレット,山田蘭
2024/11/20
集英社

《天使》に近づけば……破滅する。
18年前、ロンドン北西部で発生したカルト教団・集団自殺事件の不可解な謎。

2003年、ロンドン北西部の廃倉庫で、自分たちは人間の姿をした天使だと信じるカルト教団《アルパートンの天使》信者数人の凄惨な遺体が見つかった。
指導者の自称・大天使ガブリエルは逮捕され、現場で保護された17歳の男女と生後まもない乳児のその後は不明……。
事件から18年、巧妙に隠蔽されてきた不都合な真相を、犯罪ノンフィクション作家の「取材記録」があぶり出す。
圧巻のミステリー!

「弟、去りし日に」R・J・マロリー

弟、去りし日に (創元推理文庫)
R・J・マロリー,吉野弘人
2024/09/28
東京創元社

弟の訃報が届いたのは朝食後すぐのことだった。車で何度も轢(ひ)かれて殺されたのだという。保安官のヴィクターは、弟とは憎しみ合った末に疎遠になっており、悲しみは湧かなかった。だが弟の10歳の娘から、真相を調べてほしいと頼まれて……。姪(めい)との交流と真実を追い求める旅路が、ヴィクターの灰色の人生を切なくも鮮やかに彩っていく。一人の男の再生を描く、心震えるミステリ。解説=三橋暁

「死はすぐそばに」アンソニー・ホロヴィッツ

死はすぐそばに (創元推理文庫)
アンソニー・ホロヴィッツ,山田蘭
2024/09/11
東京創元社

あらゆる期待を超えつづける、
〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ最新刊

テムズ川沿いの高級住宅地の殺人。
容疑者全員に同じ動機が……

『カササギ殺人事件』の著者が贈る、
現代最高の犯人当てミステリ

テムズ川沿いの高級住宅地リヴァービュー・クロースで、金融業界のやり手がクロスボウの矢を喉に突き立てられて殺された。昔の英国の村を思わせる敷地で住人たちが穏やかに暮らす――この理想的な環境を乱す新参者の被害者に、住人全員が我慢を重ねてきていた。誰もが動機を持っているといえる難事件を前にして、警察は探偵ホーソーンを招聘するが……。あらゆる期待を超えつづける〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ最新刊!

「エイレングラフ弁護士の事件簿」ローレンス・ブロック

エイレングラフ弁護士の事件簿 (文春文庫)
ローレンス・ブロック,田村義進
2024/09/04
文藝春秋

エラリイ・クイーンも太鼓判!
ミステリー史上最高で最凶の弁護士マーティン・エイレングラフ登場!

ミステリ史上最高で最凶、絶対負けない弁護士エイレングラフ。法外な報酬でどんな被告人も必ず無罪にしてみせる。そう、たとえ真犯人でも…。エラリイ・クイーンが太鼓判を押した第1作から、38年にわたってじっくり書き継がれた12編を全収録。黒い笑いとキレキレの逆転が絶妙にブレンドされた珠玉の短編集。

「ボタニストの殺人」M・W・クレイヴン

生放送のトーク番組で、女性蔑視の持論を展開していた自称ジャーナリストの男性が突然倒れ、搬送先の病院で死亡した。男性は脅迫状を受け取っており、警察は殺人事件として捜査を開始する。そのころ、ポーの元に電話が入り、同僚のドイルが父親を銃で殺害した容疑で逮捕されたという。ポーはロンドンから500キロ離れたノーサンバーランド州にいるドイルの元へ向かうが…。“刑事ワシントン・ポー”シリーズ第5作。

「白薔薇殺人事件」クリスティン・ペリン

白薔薇殺人事件
クリスティン・ペリン,上條ひろみ
2024/07/11
東京創元社

手がかりはすでに集められている。
殺されると予言された、被害者本人によって。
ホロヴィッツと並ぶクリスティの後継者による犯人当てミステリ!

ミステリ作家の卵であるアニーは、大叔母の住む村に招かれた。大きな屋敷に住む資産家の大叔母は、16歳のときに占い師から告げられた、いつかおまえは殺されるという予言を信じ続けており、奇妙な老婦人として知られている。アニーが屋敷に到着すると、大叔母は図書室の床に倒れて死んでいた。両手には血がついていて、そばには白薔薇が落ちていた。予言が的中したときのために大叔母が約60年をかけて調査した記録を手がかりに、アニーは犯人探しに挑む。犯人当てミステリの大傑作!

「魂に秩序を」マット・ラフ

魂に秩序を (新潮文庫)
マット・ラフ,浜野アキオ
2024/06/26
新潮社
《 文庫版・1088ページ 》

多重人格カップルの友情と淡い恋心と殺人と――。あらゆるジャンルを取り込んで、新潮文庫史上最厚で贈る、メタおもしろい、究極の物語小説がついに日本上陸!
幼少時に義理の父親から虐待を受けたために多重人格障害を抱えるアンディは、自分の頭の中に住む別人格アーロンによって人格の交錯する混沌状態を整理してもらい、下界に適応していくための人格の渉外役として新たにアンドルーという魂を生まれさせていた。ある日、ヴァーチャルリアリティ・ソフトの開発に関わっているソフト制作会社で、アンドルーはやはり多重人格障害を抱える女性ペニーと出会うことになる。

「狂った宴」ロス・トーマス

狂った宴 (新潮文庫)
ロス・トーマス,松本剛史
2024/07/29
新潮社
《 文庫版・544ページ 》

『愚者の街』の巨匠ロス・トーマス十八番のコンゲーム。楽園のようなアフリカの小国での選挙戦を舞台に、騙し騙され制御不能の展開が魅力の初期傑作を、本邦初紹介!
辣腕の選挙コンサルタントとして鳴らしたシャルテルは、大手広告代理店DDT広報部のアップショーとともに、英連邦から独立間近のアフリカの小国アルバーティア初の国家元首選挙に駆り出される。資源に恵まれながらも腐敗にまみれたこの国で、DDTに有益な人物を当選させるために、二人は汚い手段を駆使してでも選挙キャンペーンを成功させようとする。だが、やがて事態は混乱をきたし、彼らにすら手に負えない様相を呈してくる――。MWA最優秀新人賞受賞作『冷戦交換ゲーム』に続く第2作にして、アフリカ諸国の政治的カオスを活写し暴力描写に溢れたクライマックスが印象的な、ロス・トーマスの初期傑作、本邦初訳。

「サリー・ダイヤモンドの数奇な人生」リズ・ニュージェント

サリー・ダイヤモンドの数奇な人生 (ハーパーBOOKS)
リズ・ニュージェント,能田優
2024/08/23
ハーパーコリンズ・ジャパン

アンソニー・ホロヴィッツ絶賛!
「圧倒的なキャラクターが誕生した」
引きこもりで“変わり者”のサリー。
父亡き後、外の世界で教えられたのは社交辞令と、恐ろしい出生の秘密――
世界29カ国で刊行! 予測不能ミステリー


町外れで父と孤立して暮らす“変わり者”サリーは6歳までの記憶がない。
ある日父が病気で亡くなり、言いつけどおりに家の裏の焼却炉で遺体を焼いたところ、警察が駆けつけ大騒ぎになってしまう(何かまずかったようだ)。
マスコミが殺到するなか、赤い帽子を被って葬儀を終えたサリーは父が遺した手紙を開く。
そこには人とかかわるようにという願いとともに、ある凄惨な事件の記録が記されていた――。

「恐怖を失った男」M・W・クレイヴン

恐怖を失った男 (ハヤカワ文庫NV)
M・W・クレイヴン,山中朝晶
2011/02/25
早川書房

連邦保安官局のベン・ケーニグは頭部へ銃弾を受け、恐怖の感情を失った。さらにマフィアから懸賞金をかけられたベンは、任務に支障をきたし逃亡生活を余儀なくされる。ある日、彼は連邦保安官局に拘束され、かつての上司から行方不明になった一人娘の捜索を命じられる。死地へ向かうことを躊躇しないベンは、不倶戴天の敵ジェンと事件を追うが…。“ワシントン・ポー”シリーズ著者による新シリーズ開幕。

「DV8 台北プライベートアイ2」紀蔚然、舩山むつみ

DV8 台北プライベートアイ2
紀蔚然,舩山むつみ
2024/05/24
文藝春秋

元劇作家にして大学教授。異色の私立探偵、呉誠が帰ってきた!風光明媚な“台湾のベニス”淡水で20年前の連続殺人事件の謎に迫る。

「終の市」ドン・ウィンズロウ

終の市 (ハーパーBOOKS)
ドン・ウィンズロウ,田口俊樹
 2024/06/18
ハーパーコリンズ・ジャパン

犯罪小説の王ドン・ウィンズロウ、最後の大作。
ギャング・ノワールの金字塔、ここに完結!
権力、暴力、復讐、腐敗、正義、贖罪。
人はなぜ争い、過ちを繰り返すのか――。

「犯罪小説の巨人による最後の作品にふさわしい」
パブリッシャーズ・ウィークリー誌

「私たちは今、ミステリー史に残る叙事詩の終わりを目撃しようとしている。
杉江松恋(書評家)

「『ゴッドファーザー』に並ぶギャング3部作の強烈な最終章」
スティーヴン・キング

「ササッサ谷の怪」コナン・ドイル

ササッサ谷の怪-コナン・ドイル奇譚集 (中公文庫)
コナン・ドイル,北原尚彦,小池滋監
2024/05/22
中央公論新社

シャーロック・ホームズはここから始まった? 幻のデビュー作「ササッサ谷の怪」から、ストランド・マガジン最後の掲載作品「最後の手段」まで。ミステリーのみに留まらない希代のストーリーテラー、ドイルの魅力を再発見する名短篇全十四編を収録。〈解説〉北原尚彦

「ポケミス読者よ信ずるなかれ」ダン・マクドーマン

ポケミス読者よ信ずるなかれ
ダン・マクドーマン,田村義進
2024/04/05
早川書房

嵐により陸の孤島となった会員制クラブ。そこに居合わせた私立探偵。密室殺人。古今東西のミステリからの引用……。すべては本格ミステリの舞台として完璧かと思われた。しかし――。読者を待ち受けるものは困惑か狂喜か。これはミステリなのか、それとも……

「ビリー・サマーズ」スティーヴン・キング

ビリー・サマーズ 下
ビリー・サマーズ 上
スティーヴン・キング,白石朗
2024/04/08
文藝春秋

狙いは決して外さない凄腕の殺し屋、ビリー・サマーズ。依頼人たちには、銃撃しか能がないちょっと抜けた男を装っているが、真の顔はエミール・ゾラを愛読する思慮深い人間であり、標的が悪人である殺ししか請け負わない。そんなビリーが、引退を決意して「最後の仕事」を受けた。収監されているターゲットを狙撃するには、やつが裁判所へ移送される一瞬を待つしかない。狙撃地点となる街に潜伏するための偽装身分は、なんと小説家。街に溶け込むべくご近所づきあいをし、事務所に通ってパソコンに向かううち、ビリーは本当に小説を書き始めてしまう。だが、この仕事は何かがおかしい…。ビリーは安全策として、依頼人にも知られぬようさらに別の身分を用意し、奇妙な三重生活をはじめた。そしてついに、運命の実行日が訪れるー。

「ミステリーしか読みません」イアン・ファーガソン&ウィル・ファーガソン

ミステリーしか読みません (ハーパーBOOKS)
イアン・ファーガソン,ウィル・ファーガソン,吉嶺英美
2024/04/18
ハーパーコリンズ・ジャパン

空手チョップが得意技の探偵役で15年前に一世を風靡した女優ミランダ。今は仕事もなく、遂にエージェントにクビを言い渡されてしまう。再起にはあのドラマの続編しかない─ミランダは脚本担当だった別居中の夫を説得するため、彼が暮らす町の劇団公演に参加することに。癖だらけの団員たちと殺人劇の稽古に励むが、出演者の一人が舞台上で小道具のシャンパンを飲んだ直後に死んでしまい……。

「マリーナ バルセロナの亡霊たち」カルロス・ルイス・サフォン

マリーナ バルセロナの亡霊たち (集英社文庫)
カルロス・ルイス・サフォン,木村裕美
2024/03/19
集英社

ある日の放課後。
寄宿学校に通う15歳のオスカルは、荒廃した城館に迷い込み、そこに住む少女マリーナと親しくなった。
彼女に導かれ人知れぬ墓地を訪れると、黒い蝶が彫られた墓碑に赤いバラを添える貴婦人の姿が。
好奇心で後を追うオスカルとマリーナ。
しかしその先には霧の都バルセロナの覗いてはならない秘密が隠されていた――。
物語の魔術師サフォンが描く幻想と怪奇に満ちた幻の初期作。

「屍衣にポケットはない」ホレス・マッコイ

屍衣にポケットはない (新潮文庫)
ホレス・マッコイ,田口俊樹
新潮社
2024/01/29

地方紙『タイムズ・ガゼット』の人気記者ドーランは、報道より広告収入重視の社の体制と縁を切り、自ら雑誌を創刊。告発記事を次々発表することで報道の信義を貫き、多くの読者を獲得する。そんな彼に対し、古巣の新聞社からの圧力、資金難、告発された関係者による雑誌強奪騒動など、幾多の苦難が立ちはだかるーー。真実のみを追究する記者の孤闘を描き、疾走する人間像を浮き彫りにする名作。

「マーリ・アルメイダの七つの月」シェハン・カルナティラカ

マーリ・アルメイダの七つの月 上
シェハン・カルナティラカ,山北めぐみ
2023/12/26
河出書房新社

1990年、内戦下のスリランカ・コロンボ。戦場カメラマンにしてギャンブラー、皮肉屋で放埓なゲイであるマーリ・アルメイダは、気がつくと冥界のカウンターにいた。自分が死んだ記憶はないが、ここに来る前、内戦を終わらせるための写真を撮ったことは覚えている。写真を公表するため、彼にあたえられた猶予は7回月が昇るまで。生者と死者の入り乱れた狂乱の世界をさまよう、マーリ・アルメイダの地獄めぐりがはじまる。ブッカー賞受賞作。

「ナッシング・マン」キャサリン・R・ハワード

ナッシング・マン (新潮文庫)
キャサリン・R・ハワード,高山祥子
2023/12/25
新潮社

12歳のとき、連続殺人鬼〈ナッシング・マン〉に家族を惨殺されたイヴ。唯一の生存者である彼女は成人し、一連の事件を取材した犯罪実録『ナッシング・マン』を出版する。一方、偶然この本を読んだ警備員ジムは、自分の犯行であることが暴かれそうだと知り焦燥にかられていたーー。犯人逮捕への執念で綴られた一冊の本が凶悪犯をあぶり出す! 作中作を駆使し巧緻を極めた、圧巻の報復サスペンス。

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