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11月18日、今日は何の日?「海外文学編」/外国の作家の誕生日と命日の一覧、おすすめ本

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今日は何の日?「海外文学編」/外国の作家の誕生日と命日の一覧

今日は何の日?「海外文学編」

「今日は何の日?」を調べて見つけた、素敵な本と作家たち。そんな私の出会いの愉しみをおすそ分け。この発掘が、素敵な作品の復刊のきっかけになれたらうれしいです。

  1. 11月18日が誕生日&命日の外国の作家一覧
  2. 11月18日が誕生日&命日の作家の本
    1. 「スター・トレック」アラン・ディーン・フォスター
    2. 「エイリアン コヴェナント」アラン・ディーン・フォスター
    3. 「悪徳警官」ウィリアム・P・マッギヴァーン
    4. 「ビッグ・ヒート」ウィリアム・P・マッギヴァーン
    5. 「鼻のこびと」ヴィルヘルム・ハウフ
    6. 「冷たい心臓」ヴィルヘルム・ハウフ
    7. 「鉄格子のはめられた窓」クラウス・マン
    8. 「闇の船」サラ・A・ホイト
    9. 「摩天楼のサファリ」ジョージ・C・チェスブロ
    10. 「ハリネズミの願い」トーン・テレヘン
    11. 「リスからアリへの手紙」トーン・テレヘン
    12. 「愛されない女」フランセス・ファイフィールド
    13. 「石が流す血」フランセス・ファイフィールド
    14. 「不死者の不幸」ポール・エリュアール
    15. 「モロッコ幻想物語」ポール・ボウルズ
    16. 「侍女の物語」マーガレット・アトウッド
    17. 「老いぼれを燃やせ」マーガレット・アトウッド
    18. 「グリュフォンの卵」マイクル・スワンウィック
    19. 「シヴァ 狼の恋人」マギー・スティーフベーター
    20. 「失われた時を求めて 全一冊」マルセル・プルースト
    21. 「楽しみと日々」マルセル・プルースト
    22. 「アークエンジェル・プロトコル」ライダ・モアハウス
    23. 「菫の花の片隅で」ルネ・ヴィヴィアン
    24. 「硫黄島の星条旗」ロン・パワーズほか

11月18日が誕生日&命日の外国の作家一覧

どんな日名前職業
1768年誕生日ツァハリアス・ヴェルナー詩人、劇作家、説教者ドイツ
1836年誕生日ウィリアム・S・ギルバート劇作家、リブレット作者、
詩人、イラストレーター
イギリス
1847年誕生日エリシュカ・クラースノホルスカー作家チェコスロバキア
(チェコ)
1863年誕生日リヒャルト・デーメル詩人ドイツ
1874年誕生日クラレンス・デイ作家、漫画家、エッセイストアメリカ
1906年誕生日クラウス・マン小説家、評論家、雑誌編集者ドイツ
1906年誕生日サイト・ファーイク作家トルコ
1928年誕生日シーラ・ラドリーミステリー作家イギリス
1936年誕生日スゼット・ヘイデン・エルジンSF作家、言語学者アメリカ
1939年誕生日マーガレット・アトウッド作家、詩人カナダ
1940年誕生日ジェームズ・ウェルチ小説家、詩人、教育者アメリカ
1941年誕生日トーン・テレヘン詩人、児童文学者、医師オランダ
1941年誕生日ロン・パワーズジャーナリスト、小説家、
ノンフィクション作家
アメリカ
1946年誕生日アラン・ディーン・フォスターSF作家、ファンタジー作家アメリカ
1948年誕生日フランセス・ファイフィールド推理作家、弁護士イギリス
1949年誕生日ティナ・マケルロイ・アンサ小説家、映画製作者、教師、
実業家、ジャーナリスト
アメリカ
1950年誕生日マイクル・スワンウィックSF作家アメリカ
1951年誕生日ショシャナ・ズボフ作家、教授、社会心理学者、
哲学者、学者
アメリカ
1951年誕生日バーバラ・ライト作家アメリカ
1953年誕生日France Daigle小説家、詩人、劇作家、
コラムニスト
カナダ
1961年誕生日ロバート・ジラーディ推理作家、探偵小説作家アメリカ
1962年誕生日サラ・A・ホイトSF作家、ファンタジー作家、
ミステリー作家、歴史小説作家
アメリカ
(ポルトガル)
1965年誕生日Michael Crummey詩人、歴史小説作家カナダ
1967年誕生日ライダ・モアハウスSF作家、ファンタジー作家アメリカ
1968年誕生日Jennifer Florence Steil作家、ジャーナリストアメリカ
(イギリス)
1974年誕生日Laurelin Paige作家、ロマンス小説家アメリカ
1977年誕生日Dena Landon児童向けファンタジー作家アメリカ
1981年誕生日Derek Clendening作家、短編作家カナダ
1981年誕生日マギー・スティーフベーターヤングアダルト作家アメリカ
1826年命日ヨロ・モルガヌグ古物収集家、詩人、
文学贋作者
ウェールズ
1827年命日ヴィルヘルム・ハウフ小説家ドイツ
1909年命日ルネ・ヴィヴィアン詩人イギリス
1922年命日マルセル・プルースト小説家、批評家、
エッセイスト
フランス
1939年命日モーリス・ルナール小説家フランス
1941年命日エミール・ネリガン詩人カナダ
1952年命日ポール・エリュアール詩人フランス
1960年命日George Herbert Sallans作家、ジャーナリストカナダ
1965年命日Shirley Barker作家、詩人、図書館員アメリカ
1973年命日Lee Thayer芸術家、ミステリー作家アメリカ
1982年命日ウィリアム・P・マッギヴァーン小説家、テレビ脚本家アメリカ
1985年命日オスバルド・ランボルギーニ作家アルゼンチン
1989年命日ウィリアム・ウィスター・
ヘインズ
作家、脚本家、劇作家アメリカ
1993年命日Herbert Tarr小説家、ユーモア作家、ラビアメリカ
1993年命日スコット・ソマー作家アメリカ
1999年命日ポール・ボウルズ作曲家、作家、翻訳家アメリカ
2008年命日ジョージ・C・チェスブロ探偵小説作家アメリカ
2009年命日Patricia Veryan作家イギリス
2013年命日ヘレン・ノリス小説家、短編作家アメリカ
2016年命日Jan Sonnergaard作家、小説家、劇作家デンマーク
2020年命日Bernhard Fischノンフィクション作家ドイツ
2023年命日ウェストン・オクセ作家、教育者アメリカ

リンクはAmazon、作家名で本を検索可能。

11月18日 – Wikipedia
今日は何の日/11月 – Wikipedia

誕生日をきっかけに新しい作家と出会うことが目的のページで、メインは本の紹介>誕生日&命日。ミスがないよう何度も見直していますが、心配な方はWikipedia等で再度確認してください。

11月18日が誕生日&命日の作家の本

「スター・トレック」アラン・ディーン・フォスター

スター・トレック (角川文庫)
アラン・ディーン・フォスター,北原尚彦,尾之上浩司,増田まもる
2009/05/23
角川グループパブリッシング
映画『スター・トレック』ノベライズ

宇宙の彼方に突如出現した巨大艦ナラダ。艦長のネロは惑星連邦の艦船を殲滅し、さらに恐ろしい計画を進めていた。理由は誰にもわからない。カークとスポックーかたやアイオワの農場で育った元不良少年と、かたや感情を抑制し論理にのっとって生きる青年ーは共にエンタープライズに乗り込み、謎の巨大艦を追う。宇宙の運命は、正反対の個性を持つこの2人の若き男たちに委ねられた。新たなる伝説が幕を開けるー。驚愕のオフィシャル・ノヴェル。

「エイリアン コヴェナント」アラン・ディーン・フォスター

エイリアン:コヴェナント (角川文庫)
アラン・ディーン・フォスター,富永和子
2017/08/25
KADOKAWA
映画『エイリアン:コヴェナント』ノベライズ

「エイリアン」シリーズの始まりを描く、傑作SFサスペンス
銀河系の彼方の新天地を目指すコロニー船、コヴェナント号の乗組員は、未知の惑星に着陸。彼らは楽園を発見したと思ったがそこは…。『プロメテウス』の10年後、シリーズの始まりを描くSFサスペンス。

「悪徳警官」ウィリアム・P・マッギヴァーン

悪徳警官 (創元推理文庫)
ウィリアム・P・マッギヴァーン,中田耕治
1982/01/01
東京創元社

「ビッグ・ヒート」ウィリアム・P・マッギヴァーン

ビッグ・ヒート (創元SF文庫)
ウィリアム・P・マッギヴァーン,杉浦安
1994/10/01
東京創元社

「鼻のこびと」ヴィルヘルム・ハウフ

鼻のこびと
ヴィルヘルム・ハウフ,リスベート・ツヴェルガー,池内紀
1999/06/01
太平社

ドイツのある町に、女房が野菜を作って売っていて、かわいい息子のいる靴屋があった。店は繁盛していたが、そこに魔法使いのおばあさんが現れて、野菜を買うと息子を連れ出し、息子を鼻のこびとに変えてしまい…。

「冷たい心臓」ヴィルヘルム・ハウフ

冷たい心臓 (福音館古典童話シリーズ)
ヴィルヘルム・ハウフ,テオドル・ヴェーバー,乾侑美子
2001/09/25
福音館書店

19世紀初めのドイツが生んだ夭折の天才、ハウフ。彼の童話が、古典シリーズで出ます。25年に満たない短い生涯だったハウフですが、彼の童話は、グリム、アンデルセンと並んで、今も多くの人に愛されています。本書では彼の三つの童話、「隊商」、「アレッサンドリアの長老とその奴隷たち」、「シュペッサルトの森の宿屋」を一冊にまとめました。どの話もわくになる物語の中に登場人物が語る話がいくつもはさみこまれていて、タイトル「冷たい心臓」はその中からとりました。

「鉄格子のはめられた窓」クラウス・マン

鉄格子のはめられた窓 ルートヴィヒ二世の悲劇
クラウス・マン,森川俊夫,梅田紀代志
2017/01/01
論創社

戦争、孤独、伝説、同性愛…三島由紀夫、大江健三郎、北杜夫、辻邦生ら名だたる戦後作家に影響を与えたトーマス・マンの世界に通ずる未訳の話題作!!

「闇の船」サラ・A・ホイト

闇の船 (ハヤカワ文庫)
サラ・A・ホイト,赤尾秀子
2011/03/31
早川書房

アテナは物音で目を覚ました。誰かが船室内にいる! 泥棒? それとも……!? 地球の権力者階級〈善き人びと〉の一員である父親の宇宙船内で、なぜかその部下に襲われたアテナは、からくも救命ポッドで脱出、追跡をふりきるため、危険なパワーツリーの森に逃げ込んだ。だがそこで遭遇したのは、はるか昔、地球を追放され死に絶えたはずの”ミュール”が乗る異形の船だった! 伝説の闇の船(ダークシップ)に囚われた美少女の波乱万丈の冒険。

「摩天楼のサファリ」ジョージ・C・チェスブロ

摩天楼のサファリ (扶桑社ミステリー)
ジョージ・C・チェスブロ,雨沢泰
 2006/12/01
扶桑社

ヴェイルは、謎めいた危険な過去を持つ男。ある日、彼はNYの街を疾走する若い黒人を目撃する。手負いの青年は、アフリカの木像を抱き、五番街に大混乱を巻き起こすと、セントラルパークに消えた…これが驚くべき事件の幕開けだった。青年を探すべく行動を開始するヴェイル。だが、巨悪の影が彼に迫る。背後になにが隠されているのか?渦中に飛びこんだヴェイルは、並はずれた知力と戦闘技術で、徒手空拳の戦いを挑むーアクション・サスペンスの巨匠がNY全域に展開する人狩りを描く。

「ハリネズミの願い」トーン・テレヘン

ハリネズミの願い
トーン・テレヘン,長山さき
2016/06/30
新潮社

親愛なるどうぶつたちへ。きみたちみんなをぼくの家に招待します。……でも、誰も来なくてもだいじょうぶです。ある日、自分のハリが大嫌いで、つきあいの苦手なハリネズミが、誰かを招待しようと思いたつ。さっそく招待状を書き始めるが、手紙を送る勇気が出ない。もしクマがきたら? カエルがきたら? フクロウがきたら? ――臆病で気難しいハリネズミに友だちはできるのか? オランダで最も敬愛される作家による大人のための物語。

「リスからアリへの手紙」トーン・テレヘン

リスからアリへの手紙
トーン・テレヘン,柳瀬尚紀
2020/03/25
河出書房新社

高い木に家を構える思慮深いリス君、蜜が大好きな奥ゆかしいアリさん、ダンスと木登りを愛する象君、蜂蜜ケーキが好きな熊君、バラの木の下の隠れ家に住む恥ずかしがりのアリマキ君…。一癖も二癖もある動物たちが繰り広げるオフビートな物語。『ハリネズミの願い』の著者が贈る、自由で喜びに満ちたユートピア。

「愛されない女」フランセス・ファイフィールド

愛されない女 (ハヤカワ・ミステリ 1574)
フランセス・ファイフィールド,猪俣美江子
1991/08/01
早川書房

数年前に夫の遺産を処分してもらって以来、妻のいる弁護士に横恋慕しているアイリーン。それに対してあいまいな態度をとっていた弁護士マイケルは、ある日妻の惨殺死体を発見する。疑惑の俎上にのぼるアイリーン。事件の裏に秘む愛と憎しみを余す所なく描く。

「石が流す血」フランセス・ファイフィールド

石が流す血 (ランダムハウス講談社)
フランセス・ファイフィールド,喜須海理子
2009/10/10
武田ランダムハウスジャパン

陝北黄土高原双水村の孫家、田家、金家の3家の運命を中心に、「文革」後期から改革開放初期までの中国社会の姿を描いている。第3回どんな犯罪小説作家も彼女を超えられない。――タイムズ誌

情け容赦ない法廷戦術でキャリアの絶頂にあった女性弁護士がなぜ自殺を!?
P・D・ジェイムズ、R・レンデルに続く
英国女流ミステリの新女王が放つ極上のサスペンス!

英国推理作家協会最優秀長篇賞受賞作

「不死者の不幸」ポール・エリュアール

不死者の不幸: ポール・エリュアール詩画集
ポール・エリュアール,池谷竜
2020/11/18
デザインエッグ社

詩画集『不死者の不幸』は1922年というダダからシュルレアリスムへと移行する過渡期に懐胎された書である。それは偶然であり必然であろう。何故なら1919年にはアンドレ・ブルトンとフィリップ・スーポーの自動記述による共著『磁場』が既にあり、来たる1924年10月15日に刊行されるブルトン著『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』がある(訳者解題より抜粋)。

「モロッコ幻想物語」ポール・ボウルズ

モロッコ幻想物語
ポール・ボウルズ,越川芳明
2013/05/31
岩波書店

作家ポール・ボウルズがモロッコの口承で伝わる物語群を聞き書きし、現代の物語として再創造した、新しい文学の冒険。幻想や恐怖に充ちた語りは、都市伝説や神話的ファンタジーの色彩をおびて、現代の時空に潜む闇を鮮やかに照らす。長年ボウルズを研究してきた四方田犬彦氏の解説と越川芳明氏の名訳による必読のアンソロジー

「侍女の物語」マーガレット・アトウッド

侍女の物語 (ハヤカワepi文庫)
マーガレット・アトウッド,斎藤英治
 2001/10/24
早川書房
ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」原作小説

ギレアデ共和国の侍女オブフレッド。彼女の役目はただひとつ、配属先の邸宅の主である司令官の子を産むことだ。しかし彼女は夫と幼い娘と暮らしていた時代、仕事や財産を持っていた昔を忘れることができない。監視と処刑の恐怖に怯えながら逃亡の道を探る彼女の生活に、ある日希望の光がさしこむが……。自由を奪われた近未来社会でもがく人々を描く、カナダ総督文学賞、アーサー・C・クラーク賞受賞作。解説/落合恵子

「老いぼれを燃やせ」マーガレット・アトウッド

老いぼれを燃やせ
マーガレット・アトウッド,鴻巣友季子
2024/09/19
早川書房

高齢者を口減らしすべく介護施設をつぎつぎ襲撃する若者と、待ち受ける老婦人を描く表題作。4人の夫を看取ってきた女性と、”運命の相手”との再会を描く「岩のマットレス」。復讐譚、ゴシックホラー、社会批評など、バラエティに富んだ9篇を収めた傑作短篇集

「グリュフォンの卵」マイクル・スワンウィック

グリュフォンの卵 (ハヤカワ文庫)
マイクル・スワンウィック,小川隆
2006/04/01
早川書房

世界大戦により地球は壊滅した。生き残ったのは、月にいた人間のみ。しかも月基地は、内部工作員の生物兵器テロにより4000人が発病・発狂し、正気をたもっているのは、月面で作業中だった100人たらずの人間だけだった…苛酷な月面での人類の苦闘を描き、ネビュラ賞の候補となった表題作をはじめ、スタージョン記念賞の「世界の縁にて」、1999年から2004年にかけてヒューゴー賞を受賞した名品5篇を含む、全10篇を収録。

「シヴァ 狼の恋人」マギー・スティーフベーター

シヴァ 狼の恋人(上)
マギー・スティーフベーター,橋本恵
2010/07/15
SBクリエイティブ
映画化決定

森で、危険な恋におちた
幼い頃、狼に襲われたグレース。
自分を助けてくれた〈黄色い瞳〉の狼が、いつまでも忘れられない。
だが、彼はふつうの狼ではなかった──。

映画化決定!
(「ロード・オブ・ザ・リング」のロバート・シェイ、マイケル・リンが製作)
世界32カ国で出版の話題作

「失われた時を求めて 全一冊」マルセル・プルースト

失われた時を求めて 全一冊 (新潮モダン・クラシックス)
マルセル・プルースト,角田光代,芳川泰久
2015/05/29
新潮社

角田光代╳プルースト世界文学最大・最強の長篇小説の画期的〈縮約版〉刊行! 作家志望の「ぼく」が味わう苛烈な恋、そして「時」の不思議――。あまりの長大さと複雑な文体ゆえに、名声ほどには読破する者の少なかった二十世紀小説の代表作が、いま蘇える。現代を代表する小説家と仏文学者のコラボレーションによって、プルーストのエッセンスはそのままに、贅美きわまる日本語でついに読める、読み通せる驚異の縮約版一千枚!

「楽しみと日々」マルセル・プルースト

楽しみと日々 (岩波文庫)
プルースト,岩崎力
2015/01/17
岩波書店

プルースト(1871―1922)が20代前半に書いた短篇小説・散文・詩をまとめた第1作品集。鋭敏で繊細な感受性、細部にわたる緻密な観察、情熱や嫉妬といった心理の微妙かつ執拗な探究、スノビスムへのこだわりなど、大作『失われた時を求めて』にも見られる特徴の数々が本書にはすでに現れている。プルースト入門にうってつけの1冊。

「アークエンジェル・プロトコル」ライダ・モアハウス

アークエンジェル・プロトコル (ハヤカワ文庫)
ライダ・モアハウス,金子司
2006/09/01
早川書房

2076年、元ニューヨーク市警の刑事で、いまはしがない私立探偵のわたしは、その依頼に愕然とした。「いまはリンク上に現われている天使は偽者なので、その正体を暴いてほしい」というのだ。しかも男は、報酬としてリンクとの接続の回復を申し出た。そんなこと、絶対に不可能なのに…世界大戦により荒廃したニューヨークを舞台に、電脳空間に出現した天使の謎を追う女探偵の活躍を描く、アメリカ私立探偵作家クラブ賞受賞作。

「菫の花の片隅で」ルネ・ヴィヴィアン

ルネ・ヴィヴィアン詩集 菫の花の片隅で
ルネ・ヴィヴィアン,中島淑恵
2011/03/17
彩流社

同性愛者として知られ、フランス象徴派詩人のマドンナともいうべきルネ・ヴィヴィアン(1877-1909)の遺稿詩集本邦初訳!「ボードレールの娘」「19世紀のサッフォー」の異名を持ち、32歳の若さで夭折した、「菫の詩女神」の死と孤独を見つめた格調高く、耽美的な世界。

「硫黄島の星条旗」ロン・パワーズほか

硫黄島の星条旗 (文春文庫)
ジェイムズ・ブラッドリー,ロン・パワーズ,島田三蔵
2002/02/08
文藝春秋

摺鉢山に星条旗を掲げる海兵隊員ー「世界で最も美しい戦争写真」にその名を刻んだ6人の兵士は、その後どんな運命をたどったか。そのひとり・著者の父は終生、輝かしき過去を語らなかった。太平洋戦争の帰趨を決定づけた硫黄島をめぐる日米の血みどろの死闘とそれを戦った男たちの知られざる人生を描いた迫真のドキュメント。

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