今日は何の日?「海外文学編」
「今日は何の日?」を調べて見つけた、素敵な本と作家たち。そんな私の出会いの愉しみをおすそ分け。この発掘が、素敵な作品の復刊のきっかけになれたらうれしいです。
- 11月20日が誕生日&命日の外国の作家一覧
- 11月20日が誕生日&命日の作家の本
- 「アンジア・イージアスカ「飢えた心」と野生の反逆」アンジア・イージアスカ
- 「自然とともに生きる女たち」アン・ラバスティール
- 「たんぽぽ」ヴォルフガング・ボルヒェルト
- 「恋愛後見人」エマ・ゴールドリック
- 「Because I am a Girl」グオ・シャオルーほか
- 「ヘブンズ・コマンド 大英帝国の興隆」ジャン・モリス
- 「ヴェネツィア帝国への旅」ジャン・モリス
- 「エーテル・デイ 麻酔法発明の日」ジュリー・M・フェンスター
- 「フィアンセは誰?」ジョー・アン・アルガミッセン
- 「ベルリン二つの貌」ジョン・ガードナー
- 「スパイの家系」ジョン・ガードナー
- 「スープ」ジョン・ゴードン
- 「シルビア・ブラウンが視た世界の終わり」シルビア・ブラウン
- 「天国にいったペットたち」シルビア・ブラウン
- 「死者の日記」スー・ヘンリー
- 「まぼろしの町 ニルスが出会った物語」セルマ・ラーゲルレーヴ
- 「ニルスのふしぎな旅」セルマ・ラーゲルレーヴ
- 「ベルリッツの世界言葉案内」チャールズ・ベルリッツ
- 「クリスティーに捧げる殺人物語」ティム・ヒールド
- 「誘拐部隊」ドナルド・ハミルトン
- 「墜ちてゆく男」ドン・デリーロ
- 「天使エスメラルダ 9つの物語」ドン・デリーロ
- 「ジャンプ 他十一篇」ナディン・ゴーディマ
- 「バーガーの娘」ナディン・ゴーディマ
- 「月光殺人事件」バレンタイン・ウィリアムズ
- 「石を聴く イサム・ノグチの芸術と生涯」ヘイデン・ヘレーラ
- 「世界の庭園歴史図鑑」ペネロピ・ホブハウス
- 「はるのおとがきこえるよ」マリオン・デーン・バウアー
- 「キツネの はじめての ふゆ」マリオン・デーン・バウアー
- 「乳房論」マリリン・ヤーロム
- 「<妻>の歴史」マリリン・ヤーロム
- 「真昼のふくろう」レオナルド・シャーシャ
- 「アンナ・カレーニナ」レフ・トルストイ
- 「イワン・イリッチの死」レフ・トルストイ
- 「ディズニー・セラピー」ロン・サスキンド
- 「忠誠の代償」ロン・サスキンド
11月20日が誕生日&命日の外国の作家一覧
年 | どんな日 | 名前 | 職業 | 国 |
---|---|---|---|---|
1739年 | 誕生日 | ジャン=フランソワ・ド・ラ・ アルプ | 劇作家、作家、文芸評論家 | フランス |
1752年 | 誕生日 | トーマス・チャタートン | 詩人 | イギリス |
1812年 | 誕生日 | François-Réal Angers | 弁護士、作家 | カナダ |
1837年 | 誕生日 | Letitia Higgin | 小説家、裁縫作家 | イギリス |
1858年 | 誕生日 | セルマ・ラーゲルレーヴ | 作家、小説家、教師 | スウェーデン |
1869年 | 誕生日 | ジナイーダ・ギッピウス | 詩人、宗教思想家、批評家 | ロシア |
1870年 | 誕生日 | Dolores Bacon | 作家、記者、女優、劇作家、 児童文学作家 | アメリカ |
1878年 | 誕生日 | Roy J. Snell | 作家、牧師 | アメリカ |
1889年 | 誕生日 | ドン・バーン | 作家 | アイルランド |
1900年 | 誕生日 | チェスター・グールド | 漫画家、作家 | アメリカ |
1908年 | 誕生日 | アリステア・クック | 作家、ジャーナリスト、 テレビタレント、 ラジオキャスター | アメリカ (イギリス) |
1909年 | 誕生日 | デルマー・ブラウン | 学者、歴史家、作家、 翻訳家、大学教授 | アメリカ |
1914年 | 誕生日 | チャールズ・ベルリッツ | 言語学者、作家、 超常現象研究家 | アメリカ |
1914年 | 誕生日 | ハロルド・L・グッドウィン | 作家 | アメリカ |
1916年 | 誕生日 | アフマド・ナディーム・ カースミー | 詩人、小説家、 ジャーナリスト | パキスタン |
1919年 | 誕生日 | ルシラ・アンドリューズ | 作家、恋愛小説家、看護師 | イギリス (エジプト) |
1922年 | 誕生日 | ギル・ブルワー | 犯罪小説作家、短編作家 | アメリカ |
1923年 | 誕生日 | ナディン・ゴーディマ | 作家、政治活動家 | 南アフリカ共和国 |
1926年 | 誕生日 | アン・ターナー・クック | 教育者、ミステリー作家 | アメリカ |
1926年 | 誕生日 | ジョン・ガードナー | スパイ・ミステリ作家 | イギリス |
1929年 | 誕生日 | ペネロピ・ホブハウス | ガーデンライター、講師、 デザイナー、テレビ司会者 | イギリス |
1930年 | 誕生日 | クリスティーヌ・アルノッティー | 作家 | フランス (ハンガリー) |
1930年 | 誕生日 | 白桦(バイフア) | 小説家、劇作家、詩人 | 中国 |
1933年 | 誕生日 | アン・ラバスティール | 作家、生態学者、写真家 | アメリカ |
1933年 | 誕生日 | ペール・ヴェストバリ | 作家 | スウェーデン |
1936年 | 誕生日 | ドン・デリーロ | 小説家、劇作家 | アメリカ |
1938年 | 誕生日 | マリオン・デーン・バウアー | 児童文学作家 | アメリカ |
1939年 | 誕生日 | コピ | 作家、漫画家、劇作家 | アルゼンチン (パリ) |
1940年 | 誕生日 | ヘイデン・ヘレーラ | 作家、歴史家 | アメリカ |
1944年 | 誕生日 | モリー・グロス | 歴史小説作家、SF作家 | アメリカ |
1945年 | 誕生日 | デボラ・アイゼンバーグ | 短編作家、女優、教師 | アメリカ |
1948年 | 誕生日 | リビウ・ラドゥ | SF作家、翻訳家 | ルーマニア |
1955年 | 誕生日 | Lee Wardlaw | 児童文学作家 | アメリカ |
1957年 | 誕生日 | ジュリー・M・フェンスター | 作家 | アメリカ |
1957年 | 誕生日 | マルコ・ヴィキ | 小説家、短編作家、 ジャーナリスト、脚本家 | イタリア |
1959年 | 誕生日 | オーランド・フィゲス | 歴史家、作家 | イギリス、ドイツ |
1959年 | 誕生日 | ロナルド・ケリー | 作家、小説家、ホラー作家 | アメリカ |
1959年 | 誕生日 | ロン・サスキンド | ジャーナリスト、作家、 映画製作者 | アメリカ |
1973年 | 誕生日 | グオ・シャオルー(郭小橹) | 作家、映画製作者、学者 | イギリス(中国) |
1612年 | 命日 | ジョン・ハリントン | 廷臣、著述家、翻訳家、 水洗トイレ発明者 | イギリス |
1802年 | 命日 | Susanna Keir | 小説家 | イギリス |
1852年 | 命日 | メアリー・ベリー | ノンフィクション作家 | イギリス |
1874年 | 命日 | トム・フッド | ユーモア作家、劇作家、 作家 | イギリス |
1910年 | 命日 | レフ・トルストイ | 小説家、思想家 | ロシア帝国 |
1919年 | 命日 | ジェーン・リピット・パターソン | 作家、編集者 | アメリカ |
1922年 | 命日 | ジョージ・ブロンソン・ホワード | 作家 | アメリカ |
1940年 | 命日 | ハリオット・スタントン・ ブラッチ | 作家、女性参政権運動家 | アメリカ |
1946年 | 命日 | バレンタイン・ウィリアムズ | ジャーナリスト、作家 | イギリス |
1947年 | 命日 | ヴォルフガング・ボルヒェルト | 小説家、劇作家、詩人 | ドイツ |
1950年 | 命日 | アール・コックス | ジャーナリスト、SF作家 | オーストラリア |
1970年 | 命日 | アンジア・イージアスカ | 作家、小説家、エッセイスト | アメリカ (ポーランド) |
1972年 | 命日 | エンニオ・フライアーノ | 脚本家、劇作家、 ジャーナリスト、小説家 | イタリア |
1976年 | 命日 | ブルーノ・コッラ | 作家、脚本家 | イタリア |
1979年 | 命日 | アラン・バース | ジャーナリスト、著述家 | アメリカ |
1984年 | 命日 | ファイズ・アハマド・ファイズ | 詩人、社会活動家 | パキスタン |
1986年 | 命日 | ウィリアム・ブラッドフォード・ ヒューイ | 作家、調査報道記者、 編集者、全国講演者、 テレビ司会者 | アメリカ |
1989年 | 命日 | レオナルド・シャーシャ | 作家、小説家、詩人、 評論家、政治家 | イタリア |
1995年 | 命日 | ロビー・マコーリー | 編集者、小説家、評論家 | アメリカ |
1996年 | 命日 | Elizabeth Fenwick Way | 推理作家、小説家、 児童文学作家 | アメリカ |
1997年 | 命日 | ロバート・パーマー | 作家、サックス奏者、 音楽学者、クラリネット奏者、 ブルース・プロデューサー | アメリカ |
1998年 | 命日 | マリアン・ブランディス | 作家、脚本家 | ポーランド |
2000年 | 命日 | カッレ・パータロ | 小説家 | フィンランド |
2005年 | 命日 | ハリー・ロートン | 作家、ジャーナリスト、 編集者、歴史家 | アメリカ |
2006年 | 命日 | ドナルド・ハミルトン | 小説家、短編作家、 ノンフィクション作家 | アメリカ |
2008年 | 命日 | エマ・エリザベス・ジーン・ サトクリフ(エマ・ゴールドリック) | 小説家、ロマンス作家 | アメリカ |
2009年 | 命日 | ジョー・アン・アルガミッセン (アンナ・ハドソン) | ロマンス作家 | アメリカ |
2010年 | 命日 | ジュリアス・トーマス・フレイザー | 作家 | アメリカ |
2013年 | 命日 | シルビア・ブラウン | 作家、自称霊媒師、超能力者 | アメリカ |
2016年 | 命日 | ウィリアム・トレヴァー | 小説家、劇作家、短編作家 | アイルランド、 イギリス |
2016年 | 命日 | ティム・ヒールド | 作家、伝記作家、 ジャーナリスト、演説家 | イギリス |
2017年 | 命日 | ジョン・ゴードン | 作家 | イギリス |
2018年 | 命日 | ジェームズ・H・ビリントン | 学者、作家 | アメリカ |
2019年 | 命日 | マリリン・ヤーロム | フェミニスト作家、歴史家 | アメリカ |
2020年 | 命日 | ジャン・モリス | 歴史家、作家、旅行作家 | ウェールズ |
2020年 | 命日 | スー・ヘンリー | ミステリー・スリラー小説 作家 | アメリカ |
リンクはAmazon、作家名で本を検索可能。
11月20日 – Wikipedia
今日は何の日/11月 – Wikipedia
誕生日をきっかけに新しい作家と出会うことが目的のページで、メインは本の紹介>誕生日&命日。ミスがないよう何度も見直していますが、心配な方はWikipedia等で再度確認してください。
11月20日が誕生日&命日の作家の本
「アンジア・イージアスカ「飢えた心」と野生の反逆」アンジア・イージアスカ
『アンジア・イージアスカ「飢えた心」と野生の反逆』
東雄一郎
2012/04/01
ほんのしろ
『飢えた心』は1920年に発表されたアンジア・イージアスカの最初の短編小説集。本邦初訳。ロワー・イースト・サイドのユダヤ人街を舞台に、主人公たちの「飢え」と「夢」と「目覚め」を描く。詳細な解説と論評を加えた。
「自然とともに生きる女たち」アン・ラバスティール
『自然とともに生きる女たち』
アン・ラバスティール,中村凪子
1987/07/01
晶文社
「たんぽぽ」ヴォルフガング・ボルヒェルト
『たんぽぽ: ヴォルフガング・ボルヒェルト掌篇集』
ヴォルフガング・ボルヒェルト,鈴木芳子
2010/09/01
未知谷
病床にあって死神と競う様に疾走した2年、才能の突然の開花。“廃墟の文学”と呼ばれ人の不安そして絶望と偉大さを描いた作品群。ダダやシュールレアリスムの後継新表現主義の文学空間。
「恋愛後見人」エマ・ゴールドリック
『恋愛後見人 (ハーレクインSP文庫)』
エマ・ゴールドリック,富田美智子
2023/11/10
ハーパーコリンズ・ジャパン
「ハリー!」ミシェルは喜びの声とともに義兄に抱きついた。8歳のときにミシェルの母とハリーの父が再婚して新しい家族になったときから、ミシェルはハリーに夢中だった。だが母はそんな娘に釘を刺し、以来その想いは封印された。ひさしぶりに我が家へ帰ってきた大好きな義兄さん。弁護士で、セクシーで、ユーモアのセンスがあって……。ハリーにぴったりの女性を見つけようとミシェルは張りきった。つい最近婚約したばかりだと報告するミシェルに、ハリーが物思わしげな目を向けたことなど知る由もなく。
「Because I am a Girl」グオ・シャオルーほか
『Because I am a Girl――わたしは女の子だから』
ジョアン・ハリス,ティム・ブッチャー,デボラ・モガー,キャシー・レット,グオ・シャオルー,マリー・フィリップス,アーヴィン・ウェルシュ,角田光代
2012/11/20
英治出版
角田光代が訳さずにはいられなかったーー!
世界を代表する7人の作家が描いた 名もなき女の子たちの物語本書は、国際NGOプランが推進するBecause I am a Girlキャンペーンの主旨に賛同した作家が、それぞれ異なる国のプランの活動地を取材し、その体験をもとに執筆して生まれた書き下ろし短編集です。執筆陣には『トレイン・スポッティング』のアーヴィン・ウェルシュや『ショコラ』のジョアン・ハリスなど世界一流の作家が参加しています。
「ヘブンズ・コマンド 大英帝国の興隆」ジャン・モリス
『ヘブンズ・コマンド―大英帝国の興隆(上)』
ジャン・モリス,椋田直子
2008/09/11
講談社
女王即位から大英帝国建設への波乱の半世紀 世界に版図を広げ空前の勃興期を迎えたヴィクトリア女王の大英帝国。アフリカ、インド、カナダと勢力拡張を天命とした自負と反乱鎮圧から大帝国形成の秘密に迫る
「ヴェネツィア帝国への旅」ジャン・モリス
『ヴェネツィア帝国への旅 (講談社学術文庫)』
ジャン・モリス,椋田直子
2011/11/11
講談社
英国の作家が海の帝国をゆく歴史紀行の傑作アドリア海からギリシャの海辺へ、さらにエーゲの島々、キプロス島、イスタンブールへ。練達の「歴史の旅人」が海洋帝国ヴェネツィアの跡を訪ね、情緒豊かに綴る
「エーテル・デイ 麻酔法発明の日」ジュリー・M・フェンスター
『エーテル・デイ: 麻酔法発明の日 (文春文庫)』
ジュリー・M・フェンスター,安原和見
2002/06/01
文藝春秋
1846年10月16日、吸入麻酔法を用いた外科手術が、世界で初めて公共の場で実施された。この「エーテル・デイ」を機に外科学は飛躍的発展をとげ、多くの人々が手術の恐怖から救われる。では“発明者”を名乗る3人は、なぜその後悲劇的な運命をたどることになったのか?知られざる歴史の一面を鮮やかに描いた傑作人間ドラマ。
「フィアンセは誰?」ジョー・アン・アルガミッセン
『フィアンセは誰? (ハーレクインSP文庫)』
ジョー・アン・アルガミッセン,緒川さら
2020/09/11
ハーパーコリンズ・ジャパン
奥手な社長秘書のバーバラは、ボスであるサムのデスクカレンダーを見て愕然とした。12月24日に、彼の結婚式の予定が書き込まれていたのだ。男としての自信に溢れるサムは女性の理想の存在。結婚と離婚を繰り返す母を見て育ったせいで、男性を敬遠するバーバラも、彼には憧れを抱いていた。でもボスは最近、誰とも付き合っていないはずだけれど…。訝しむバーバラに彼は結婚式の手配を命じる。サムが決めた結婚相手は、バーバラだったのだ!
「ベルリン二つの貌」ジョン・ガードナー
『ベルリン二つの貌 (創元推理文庫)』
ジョン・ガードナー,後藤安彦
1982/11/01
東京創元社
「スパイの家系」ジョン・ガードナー
『スパイの家系 上巻 (新潮文庫)』
ジョン・ガードナー,水上峰雄
1987/10/01
新潮社
〈将軍〉と呼ばれたレイルトン一族の首領が死去した。各地から集まってきた一族の者たちは、草創期にあったイギリス情報組織の密謀によって、諸国へ散ってゆく。いっぽう、ドイツでは、イギリス軍下士官に片脚を奪われた男が〈漁師〉という暗号名を持つスパイとなり、イギリスへの復讐の刃を研ぎ澄ましていたーボンド・シリーズの著者による、爆発的スリルに満ちた大河スパイ小説。
「スープ」ジョン・ゴードン
『スープ: チームとカルチャーを育むレシピ』
ジョン・ゴードン,島本薫
2013/03/01
アルマット
低迷を続ける大企業、スープ・インクのCEOに就任したナンシー。そんなある日、ランチに立ち寄ったスープハウスで驚くほど美味しいスープに出合う。そのスープを作っていたのは、「味の秘訣はこの私」と話すグランマ(おばあちゃん)だった。買収の危機に瀕する会社を救うため、グランマのレシピを手にナンシーの奮闘が始まるー。
「シルビア・ブラウンが視た世界の終わり」シルビア・ブラウン
『シルビア・ブラウンが視た世界の終わり: END OF DAYS終末予言と天啓』
シルビア・ブラウン,リンジー・ハリソン,永島靜
2020/12/27
東京創作出版
ドラッカー・エタ12年前に予言された2020年コロナ禍の予言的中で全米ベストセラーのシルビア・ブラウン著「END OF DAYS(エンド・オブ・デイズ)」の邦訳。アメリカでもっとも著名な霊能力者であり、FBIとの共同で難事件を解決、多くの人々を救ってきたシルビア・ブラウンが、長年の研究調査を元に、古今東西の主な終末予言を読み解く。シルビア自身の霊視による終末予言では、今世紀がカギとなる危険回避の方法を示す。富士山噴火など日本の近未来の危機や、2020年アメリカ大統領選のその後にも言及。
「天国にいったペットたち」シルビア・ブラウン
『天国にいったペットたち-あなたとふたたび会う日のために』
シルビア・ブラウン,峰岸計羽
2011/02/07
ハート出版
天国の手前に「虹の橋」と呼ばれる場所がある。
この星で人間の友だった動物たちが、
亡くなったあと待っている場所だ。病に倒れた子も、年老いた子も、
今ではみんな健康と若さを取り戻している。
傷ついた子も、障害を負った子も、
夢の中で見た、昔の元気でたくましい姿にかえっている。さあ、最愛の友と並んで虹の橋を渡ろう。
今ここに、聖なる環は完結するのだから。(本文収録「虹の橋の伝説」より)
「死者の日記」スー・ヘンリー
『死者の日記 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』
スー・ヘンリー,伏見威蕃
2005/06/01
早川書房
カヌーイストが発見した白骨死体と日記。その日記から、死体は百年前の探鉱者と判明した。カヌーイストは日記をもとに当時の状況を探るが、やがて二人組の強盗に襲われる。さらに、彼は二件の殺人事件の渦中に巻き込まれてしまう。地元の警察の要請で、アラスカ州警察のジェンセン巡査部長が捜査に加わるが、意外な事実が明らかに…アンソニー賞、マカヴィティ賞受賞作『犬橇レースの殺人』に続く注目のシリーズ第二弾。
「まぼろしの町 ニルスが出会った物語」セルマ・ラーゲルレーヴ
『まぼろしの町 ニルスが出会った物語 1 (世界傑作童話シリーズ)』
セルマ・ラーゲルレーヴ,平澤朋子,菱木晃子
2012/05/15
福音館書店
お話の舞台は、バルト海の島。ニルスは、100年に1度、復活祭の前夜に海底から姿を現すという不思議な町に偶然足を踏み入れます。おとぎの国のような魅惑的な町並みを見てまわるうちに、ニルスは、必死に品物を売ろうとする商人たちに詰め寄られてしまいますが……。 古典の名作『ニルスのふしぎな旅』を、美しい挿絵とともにお贈りする、「ニルスが出会った物語」シリーズ1巻目。
「ニルスのふしぎな旅」セルマ・ラーゲルレーヴ
『ニルスのふしぎな旅〈上〉 (福音館古典童話シリーズ 39)』
セルマ・ラーゲルレーヴ,ベッティール・リーベック,菱木晃子
2007/06/20
福音館書店
妖精トムテを怒らせて小人にされてしまったニルスは、ガチョウのモルテンやガンのアッカたちとスウェーデンの空の旅に出ます。旅をつづけるうちに、いたずら小僧だったニルスが、小鳥や動物たちに好かれ、仲間から信頼される少年に成長していていく冒険物語(上・下巻)。1931年版の原書の、緻密で美しい挿絵を160枚再現。小学校上級以上。
「ベルリッツの世界言葉案内」チャールズ・ベルリッツ
『ベルリッツの世界言葉案内』
チャールズ・ベルリッツ,谷口伊兵衛
2002/06/25
而立書房
この1冊があれば、世界中どこでも楽しく旅行ができる。──ベルリッツ外国語学校の創設者の孫にあたる著者からの、世界の言語の旅へのご招待。どの言語でも80語をマスターすれば困ることはない。
「クリスティーに捧げる殺人物語」ティム・ヒールド
『クリスティーに捧げる殺人物語 (ミステリアス・プレス文庫)』
ティム・ヒールド,中村保男
1992/01/01
THE MYSTERIOUS PRESS
ミステリ史に残る数々の名作・傑作を発表し、現代の作家にも大きな影響を与えたクリスティー。このミステリの女王の功績を讃えるため、ピーター・ラヴゼイ、ポーラ・ゴズリングら英国推理作家協会の実力派13人が結集して、彼女が活躍したミステリ黄金時代を舞台に短篇を書き下ろしました。古き良き英国探偵小説の楽しさに満ち溢れたクラシカルな短篇集です。
「誘拐部隊」ドナルド・ハミルトン
『誘拐部隊 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』
ドナルド・ハミルトン,田中小実昌
1979/06/01
早川書房
「墜ちてゆく男」ドン・デリーロ
『墜ちてゆく男』
ドン・デリーロ,上岡伸雄
22009/02/25
新潮社
2001年9月11日、世界貿易センタービルは崩壊する。窓外には落ちる人影。凍りつく時間。狂乱と混沌。愛人をつくり、ポーカーに明け暮れ、何かから逃走するように生きてきたエリート・ビジネスマン、キースはその壮絶なカタストロフを生き延びる。妻と息子の元に帰った彼は新しい生へと踏み出すかに見えたがー。現代アメリカ文学を代表する作家が初めて「あの日」とその後を描く。全米の注視を浴びながら刊行され、大きな話題を呼んだ「あの日」への返歌、新たなる代表作。
「天使エスメラルダ 9つの物語」ドン・デリーロ
『天使エスメラルダ: 9つの物語』
ドン・デリーロ,柴田元幸,上岡伸雄,都甲幸治,高吉一郎
2013/05/31
新潮社
九つの短篇から見えてくる現代アメリカ文学の巨匠のまったく新しい作品世界。島から出られないリゾート客。スラム街の少女と修道女。第三次世界大戦に携わる宇宙飛行士。娘たちのテレビ出演を塀の中から見守る囚人。大地震の余震に脅える音楽教師――。様々な現実を生きるアメリカ人たちの姿が、私たちの生の形をも浮き彫りにする。三十年以上にわたるキャリアを一望する、短篇ベスト・セレクション。
「ジャンプ 他十一篇」ナディン・ゴーディマ
『ジャンプ 他十一篇 (岩波文庫)』
ナディン・ゴーディマ,柳沢由実子
2014/10/17
岩波書店
多くの作家や詩人が国外に亡命したり獄中死などの悲惨な最期を遂げるなか、南アフリカに踏みとどまって、白人の立場から人種差別批判の作品を発表しつづけた南アフリカのノーベル賞作家ナディン・ゴーディマ(1923-2014)。アパルトヘイト全廃が法的に決定した後の、新しい社会体制へと移行する人びとの動揺や不安の心理を描いた珠玉の短篇。
「バーガーの娘」ナディン・ゴーディマ
『バーガーの娘 1』
ナディン・ゴーディマ,福島富士男
1996/07/24
みすず書房
南アフリカ-少女は、悪名高いアパルトヘイトの社会のなかで翻弄されながら育ち、女になり、やがて自分を探す旅に出る…海を越えてみよう…。父親が獄死した今、ひとり残されたローザ・バーガーには、知りたいことがある、それも自分の身体をとおして-バーガーの娘であることの意味。1991年、女性として25年ぶりにノーベル文学賞を受賞した作家の主著。南アでは一時発禁処分を受けたが、今では各国語に翻訳され、20世紀を代表する世界文学の金字塔になった。
「月光殺人事件」バレンタイン・ウィリアムズ
『月光殺人事件 (論創海外ミステリ 216)』
ヴァレンタイン・ウィリアムズ,福井久美子
2018/09/07
論創社
湖畔のキャンプ場に展開する恋愛模様…そして、殺人。オーソドックスなスタイルの本格ミステリ『月光殺人事件』が完訳でよみがえる!
「石を聴く イサム・ノグチの芸術と生涯」ヘイデン・ヘレーラ
『石を聴く――イサム・ノグチの芸術と生涯』
ヘイデン・ヘレーラ,北代美和子
2018/02/16
みすず書房
「自然石と向き合っていると、石が話をはじめるのですよ。
その声が聞こえたら、ちょっとだけ手助けしてあげるんです」。
「世界の庭園歴史図鑑」ペネロピ・ホブハウス
『世界の庭園歴史図鑑』
ペネロピ・ホブハウス,上原ゆうこ
2014/09/29
原書房
地上の楽園として、権力と富の顕示のため、あるいは精神性の表現、植物の蒐集というように、
庭を造る理由は時代や文化によって様々であった。
本書は多数の貴重な図版とともに古典期から現代にいたる名園、造園芸術の精華をたどる。
「はるのおとがきこえるよ」マリオン・デーン・バウアー
『はるのおとがきこえるよ』
マリオン・デーン,バウアー,ジョン・シェリー,片山令子
2015/2/12
ブロンズ新社
春のおとずれを鮮やかな筆致で描いた絵本。コツンコトンコツコツ、パリンパクンパン!冬の終わりの夜に不思議な音が聞こえたら、君の庭にくまがやってくるよ。そしてくまはこういうんだ「もうすぐくるよお。いっしょにいこう」。
「キツネの はじめての ふゆ」マリオン・デーン・バウアー
『キツネの はじめての ふゆ』
マリオン・デーン・バウアー,リチャード・ジョーンズ,横山和江
2019/04/08
鈴木出版
雪が降ってきました! 動物の冬支度は様々です。木の実を隠したり、暖かい南へ飛んでいったり、春まで寝てすごす動物もいます。けれど、どれもキツネのすることではなさそうです。冬の間、キツネはいったい何をするのでしょう?
「乳房論」マリリン・ヤーロム
『乳房論: 乳房をめぐる欲望の社会史 (ちくま学芸文庫)』
マリリン・ヤーロム,平石律子
2005/01/01
筑摩書房
女性の乳房は、さまざまな意味を与えられてきた。乳幼児を養うもの、男性によって愛撫されるもの、芸術家にインスピレーションを与えるもの、法規制によって隠蔽を義務付けられるもの、そして女性自身のもの。それは、乳房を所有しているのは誰なのか、という問題にも直結してくる。各種の社会体制や欲望の対象になってきた乳房を、古代から現代にいたるまで総覧する文化史。図版多数。
「<妻>の歴史」マリリン・ヤーロム
『<妻>の歴史』
マリリン・ヤーロム,林ゆう子
2006/03/01
慶應義塾大学出版会
〈妻〉は絶滅の危機に瀕した種か?
〈妻〉という概念のルーツはどこにあるのか?
〈妻〉たちに影響を及ぼす法律や慣習はいかに受け継がれてきたのか?
どのような〈妻〉らしさのパターンが、今日的情景に編み込まれてきたのか?
どの糸が持ちこたえ、どの糸が切れてしまったのか?
過去と現在の照らし合わせから、新しい〈妻〉のイメージを描き出す。
「真昼のふくろう」レオナルド・シャーシャ
『真昼のふくろう』
レオナルド・シャーシャ,竹山博英
1987/04/01
朝日新聞出版
これはマフィアの犯罪か?ある朝、満員のバスの中で男が殺された平凡な殺人劇が陽光きらめくシチリア島の底にひろがる闇をゆるがし、そして葬られる…。イタリア文学界の巨匠シャーシャが現実の事件に材をとったミステリー。
「アンナ・カレーニナ」レフ・トルストイ
『アンナ・カレーニナ 上 (岩波文庫)』
トルストイ,中村融
1989/11/16
岩波書店
アンナは兄オブロンスキイの浮気の跡始末に、ペテルブルグからモスクワへと旅立った。そして駅頭でのウロンスキイとの運命的な出会い。彼はアンナの美しさに魅かれ、これまでの放埓で散漫だった力が、ある幸福な目的の一点に向けられるのを感じる。
「イワン・イリッチの死」レフ・トルストイ
『イワン・イリッチの死 (岩波文庫)』
トルストイ,米川正夫
1973/05/16
岩波書店
一官吏が不治の病にかかって肉体的にも精神的にも恐ろしい苦痛をなめ、死の恐怖と孤独にさいなまれながらやがて諦観に達するまでの経過を描く。題材は何の変哲もないが、トルストイ(1828-1910)の透徹した人間観察と生きて鼓動するような感覚描写は、非凡な英雄偉人の生涯にもましてこの一凡人の小さな生活にずしりとした存在感をあたえている。
「ディズニー・セラピー」ロン・サスキンド
『ディズニー・セラピー 自閉症のわが子が教えてくれたこと』
ロン・サスキンド,有澤真庭
2016/02/19
ビジネス社
映画『ぼくと魔法の言葉たち』原作
言葉を失った少年を救ったのは、ディズニー映画の脇役たちだった。ピュリツァー賞受賞作家ロン・サスキンドが、かけがえのない妻コーネリアとの間にもうけた息子オーウェン・サスキンドの身に起きた、これは本当の話だ。
「忠誠の代償」ロン・サスキンド
『忠誠の代償: ホワイトハウスの嘘と裏切り』
ロン・サスキンド,武井楊一
2004/06/01
日経BPマーケティング
ブッシュ政権の実態を明かす話題の全米ベストセラーが登場。ピュリッツァー賞記者 が、失脚したオニール前財務長官の協力をえて、ブッシュの暴走ぶりやチェイニーの 暗躍、グリーンスパンの裏切りなどを鮮烈に描く。
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