今日は何の日?「海外文学編」
「今日は何の日?」を調べて見つけた、素敵な本と作家たち。そんな私の出会いの愉しみをおすそ分け。この発掘が、素敵な作品の復刊のきっかけになれたらうれしいです。
- 11月16日が誕生日&命日の外国の作家一覧
- 11月16日が誕生日&命日の作家の本
- 「地図に仕える者たち」アンドレア・バレット
- 「女神の沈黙」アンネ・ホルト
- 「ホテル1222」アンネ・ホルト
- 「このやさしき大地」ウィリアム・ケント・クルーガー
- 「ありふれた祈り」ウィリアム・ケント・クルーガー
- 「マラソン・マン」ウィリアム・ゴールドマン
- 「抱擁」A・S・バイアット
- 「ゲイルズバーグの春を愛す」ジャック・フィニイ
- 「ふりだしに戻る」ジャック・フィニイ
- 「象の旅」ジョゼ・サラマーゴ
- 「だれも死なない日」ジョゼ・サラマーゴ
- 「崩れゆく絆」チヌア・アチェベ
- 「スター・ウォーズジェダイの試練」デイヴィッド・シャーマンほか
- 「サンタベアーのクリスマス」バーバラ・リードほか
- 「黒き微睡みの囚人」ラヴィ・ティドハー
- 「ロボットの夢の都市」ラヴィ・ティドハー
- 「クロード・モネ」ロス・キング
- 「謎の蔵書票」ロス・キング
11月16日が誕生日&命日の外国の作家一覧
年 | どんな日 | 名前 | 職業 | 国 |
---|---|---|---|---|
1810年 | 誕生日 | カレル・ヒネク・マーハ | 詩人 | チェコ |
1900年 | 誕生日 | ウィリアム・エドマンド・バレット | 作家 | アメリカ |
1912年 | 誕生日 | W. E. D. Ross | 俳優、劇作家、作家 | カナダ |
1922年 | 誕生日 | ジョゼ・サラマーゴ | 作家、劇作家、ジャーナリスト | ポルトガル |
1930年 | 誕生日 | チヌア・アチェベ | 小説家、詩人、批評家 | ナイジェリア |
1943年 | 誕生日 | フィリップ・ロパーテ | 映画評論家、エッセイスト、 小説家、詩人、教師 | アメリカ |
1950年 | 誕生日 | ウィリアム・ケント・クルーガー | 作家 | アメリカ |
1950年 | 誕生日 | ロバート・ダン | 小説家、出版者、教授 | アメリカ |
1952年 | 誕生日 | Candas Jane Dorsey | 詩人、SF作家 | カナダ |
1952年 | 誕生日 | ロビン・マッキンリイ | 作家 | アメリカ |
1954年 | 誕生日 | アンドレア・バレット | 小説家、短編作家 | アメリカ |
1957年 | 誕生日 | バーバラ・リード | イラストレーター、作家 | カナダ |
1958年 | 誕生日 | アンネ・ホルト | 推理小説家、弁護士、 元ノルウェー法相” | ノルウェー |
1961年 | 誕生日 | ブラッド・ゼラー | 作家、ジャーナリスト | アメリカ |
1962年 | 誕生日 | ロス・キング | 小説家、ノンフィクション作家 | カナダ |
1967年 | 誕生日 | クレイグ・アーノルド | 詩人 | アメリカ |
1976年 | 誕生日 | ラヴィ・ティドハー | 作家、編集者 | イギリス、 イスラエル |
1978年 | 誕生日 | Haitham Hussein | 小説家、文芸評論家、 ジャーナリスト | シリア |
1780年 | 命日 | ニコラス・ジョゼフ・ローラン・ジルベール | 詩人 | フランス |
1893年 | 命日 | エリザベス・オークス・スミス | 詩人、小説家、編集者、講師 | アメリカ |
1899年 | 命日 | ヴィンツァス・クディルカ | 詩人、医者、作家 | リトアニア |
1910年 | 命日 | Ivan Kozarac | 社会リアリズム小説家、詩人、 短編小説家、エッセイスト | クロアチア |
1947年 | 命日 | ホアキン・ガジェゴス・ララ | 小説家、短編作家、詩人、 エッセイスト | エクアドル |
1952年 | 命日 | シャルル・モーラス | 文芸評論家、作家、詩人 | フランス |
1958年 | 命日 | サミュエル・ホプキンス・アダムズ | 作家、ジャーナリスト | アメリカ |
1962年 | 命日 | グレイディ・マルバーン | 女優、ラジオ脚本家、作家 | アメリカ |
1995年 | 命日 | ジャック・フィニイ | SF作家、推理作家、 ファンタジー作家 | アメリカ |
1995年 | 命日 | ロバート・アドルマン | 小説家、歴史家 | アメリカ |
2010年 | 命日 | Ruby Jean Jensen | 作家、パルプホラー小説作家 | アメリカ |
2018年 | 命日 | ウィリアム・ゴールドマン | 脚本家、小説家、劇作家 | アメリカ |
2018年 | 命日 | ポール・フェリス | 伝記作家、小説家 | ウェールズ |
2022年 | 命日 | デイヴィッド・シャーマン | 小説家 | アメリカ |
2023年 | 命日 | A・S・バイアット | 小説家、詩人 | イギリス |
リンクはAmazon、作家名で本を検索可能。
11月16日 – Wikipedia
今日は何の日/11月 – Wikipedia
誕生日をきっかけに新しい作家と出会うことが目的のページで、メインは本の紹介>誕生日&命日。ミスがないよう何度も見直していますが、心配な方はWikipedia等で再度確認してください。
11月16日が誕生日&命日の作家の本
「地図に仕える者たち」アンドレア・バレット
『地図に仕える者たち』
アンドレア・バレット,井辻朱美
2004/09/17
DHC
「地図に仕える者たち」——O・ヘンリ−賞受賞作
大英帝国統治下のヒマラヤ山脈で、男は地図製作のために測量に従事していた。愛する妻子を故国イギリスに残し測量隊にはなじめず、募る孤独のなか、高地の植生に魅せられていく。そんなおり、ヒマラヤ地域を放浪するフランス人から、驚くべき事実を知らされる。
「女神の沈黙」アンネ・ホルト
『女神の沈黙 (集英社文庫)』
アンネ・ホルト,柳沢由実子
1997/07/18
集英社
犬の散歩中に死体を発見した女性弁護士カレン。容疑者のオランダ人の若者は、なぜか彼女を弁護人に指名する。それが大事件の発端だった…。ノルウェーの前女性法務大臣が描いた大ベストセラー。
「ホテル1222」アンネ・ホルト
『ホテル1222 (創元推理文庫)』
アンネ・ホルト,枇谷玲子
2015/09/30
集英社
雪嵐の中で列車が脱線し、トンネルの壁に激突。運転手は死亡、乗客は近くの古いホテルに避難した。ホテルには備蓄がたっぷりあり、救助を待つだけのはずだった。だが翌朝、牧師が他殺死体で発見された。吹雪はやむ気配を見せず、救助が来る見こみはない。乗客のひとり、元警官の車椅子の女性が乞われて調査に当たるが、またも死体が…。ノルウェーミステリの女王の最高傑作!
「このやさしき大地」ウィリアム・ケント・クルーガー
『このやさしき大地』
ウィリアム・ケント・クルーガー,宇佐川晶子
2022/10/04
早川書房
1932年、ミネソタ。教護院に暮らすオディは、ある日、暴力を振るう職員を殺してしまう。彼はおばに会うため、兄や親友、竜巻で母親を失ったばかりのエミーと施設から逃げ出し、一路カヌーでミシシッピ川を目指すが――。少年たちのひと夏の冒険と成長の物語。
「ありふれた祈り」ウィリアム・ケント・クルーガー
『ありふれた祈り (ハヤカワ・ミステリ 1890)』
ウィリアム・ケント・クルーガー,宇佐川晶子
2014/12/10
早川書房
あの夏のすべての死は、ひとりの子供の死ではじまった――。1961年、ミネソタ州の田舎町で穏やかな牧師の父と芸術家肌の母、音楽の才能がある姉、聡明な弟とともに暮らす13歳の少年フランク。だが、ごく平凡だった日々は、思いがけない悲劇によって一転する。家族それぞれが打ちのめされもがくうちに、フランクはそれまで知らずにいた秘密や後悔に満ちた大人の世界を垣間見るが……。少年の人生を変えた忘れがたいひと夏を描く、切なさと苦さに満ちた傑作ミステリ。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作!
「マラソン・マン」ウィリアム・ゴールドマン
『マラソン・マン (ハヤカワ文庫NV)』
ウィリアム・ゴールドマン,沢川進
2005/06/09
早川書房
コロンビア大学に通い歴史学を専攻するリーヴィの当面の夢は、かつてアカ狩りで破滅させられた歴史学者の父親の汚名をそそぐことと、マラソン・ランナーとして一流になることの二つ。だが、ただ一人の肉親である兄を頼りとして過ごす平和な日常は、公園で暴漢に襲われた日を境に別の顔を見せはじめる。果たして彼は見知らぬ追手から逃げ切れるのか?一級のサスペンスであるとともに最高の小説でもあると評価の高い傑作。
「抱擁」A・S・バイアット
『抱擁 1 (新潮文庫)』
A・S・バイアット,栗原行雄
2002/12/01
新潮社
グウィネス・パルトロウ主演
映画『抱擁』原作
ヴィクトリア朝の女流詩人、クリスタベルの研究を続けるモードは、ある日同時代の桂冠詩人ヘンリー・アッシュの調査をしているローランドと出会った。彼はアッシュの書きかけの手紙を発見していた。ロマンスから遠ざかり、恋の煩雑さを避けていた二人の現代の学者は、共に過去を遡り、許されない恋を辿り、しだいに情熱的なロマンスになだれ込んでゆく。ミステリタッチの恋物語。
「ゲイルズバーグの春を愛す」ジャック・フィニイ
『ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫FT)』
ジャック・フィニイ,福島正実
1980/11/01
早川書房
由緒ある静かな街ゲイルズバーグ。この街に近代化の波が押し寄せる時、奇妙な事件が起こる……表題作他、現代人の青年とヴィクトリア朝時代の乙女とのラヴ・ロマンスを綴る「愛の手紙」など、甘く、せつなく、ホロ苦い物語の数々をファンタジイ界の第一人者がノスタルジックな旋律にのせて贈る魅惑の幻想世界。
「ふりだしに戻る」ジャック・フィニイ
『ふりだしに戻る(上) (角川文庫)』
ジャック・フィニイ,福島正実
1991/10/08
KADOKAWA
ニューヨーク暮らしにうんざりしていたサイモン・モーリーは、九十年前に投函された青い手紙に秘められた謎を解くため〈過去〉――一八八二年のニューヨークへ旅立つ。鬼才の幻のファンタジー・ロマン。
「象の旅」ジョゼ・サラマーゴ
『象の旅』
ジョゼ・サラマーゴ,木下眞穂
2021/10/06
書肆侃侃房
1551年、ポルトガル国王はオーストリア大公の婚儀への祝いとして象を贈ることを決める。象遣いのスブッロは、重大な任務を受け象のソロモンの肩に乗ってリスボンを出発する。
嵐の地中海を渡り、冬のアルプスを越え、行く先々で出会う人々に驚きを与えながら、彼らはウィーンまでひたすら歩く。
時おり作家自身も顔をのぞかせて語られる、波乱万丈で壮大な旅。
「だれも死なない日」ジョゼ・サラマーゴ
『だれも死なない日』
ジョゼ・サラマーゴ,雨沢泰
2021/09/23
河出書房新社
新年の始まり以降、この国ではだれも死ななくなった。高齢で衰弱する皇太后陛下、成功確実な自殺者、交通事故で十二分に息絶えたはずの人体、致命的な墜落事故…。死の活動停止を寿ぐ歓喜の高波の一方で、商売の材料を奪われた葬儀業界、死の不在によってベッドが不足する病院経営者、生と死の循環が滞る老人ホームなど、危機に陥る人々。国境の村では、生死の需要と供給を補うためにマーフィアが暗躍し、死を求める人々を国外に運びだす。悲喜こもごもの事態の中、テレビ局の会長の手元に紫色の封書が届く…。ノーベル賞作家による驚愕の思考小説。
「崩れゆく絆」チヌア・アチェベ
『崩れゆく絆 (光文社古典新訳文庫)』
チヌア・アチェベ,粟飯原文子
2013/12/05
光文社
古くからの呪術や慣習が根づく大地で、黙々と畑を耕し、獰猛に戦い、一代で名声と財産を築いた男オコンクウォ。しかし彼の誇りと、村の人々の生活を蝕み始めたのは、凶作でも戦争でもなく、新しい宗教の形で忍び寄る欧州の植民地支配だった。「アフリカ文学の父」の最高傑作。
「スター・ウォーズジェダイの試練」デイヴィッド・シャーマンほか
『スター・ウォーズジェダイの試練 (上巻) (LUCAS BOOKS)』
デイヴィッド・シャーマン,ダン・クラッグ,富永和子
2005/02/01
ソニー・ミュージックソリューションズ
銀河共和国にとって軍事的に重要な拠点である惑星プリシトリンの通信センターが独立星系連合軍に占拠された。急遽派遣されることになった援軍の総司令官は謹慎中のジェダイ・マスター、ネジャー・ハルシオン。ハルシオンは補佐となる指揮官にアナキン・スカイウォーカーを指名するが、ジェダイ評議会は難色を示す。クローン・トルーパーをはじめ歴戦の兵たちが若いアナキンに従うだろうか…。クローン大戦ノベル第3弾。
「サンタベアーのクリスマス」バーバラ・リードほか
『サンタベアーのクリスマス』
バーバラ・リード,ハワード・B・ルイス,舟崎克彦
1988/10/01
架空社
「黒き微睡みの囚人」ラヴィ・ティドハー
『黒き微睡みの囚人 (竹書房文庫)』
ラヴィ・ティドハー,押野慎吾
2019/01/31
竹書房
時間と場所を隔てた別の世界。アウシュヴィッツで、作家が夢を見ていた。自分から、ユダヤ人から、すべてを奪ったあの男の夢を。夢の中では男は私立探偵をしていたー。ひとから想像力を奪うことはできない。だが、すべてを奪われ想像力だけが残されたとき、それはひとに何をもたらすのか。ホロコーストを新たな視点で描いた、歴史改変奇想ノワール。
「ロボットの夢の都市」ラヴィ・ティドハー
『ロボットの夢の都市 (創元海外SF叢書)』
ラヴィ・ティドハー,茂木健
2024/02/13
東京創元社
太陽系を巻き込んだ大戦争から数百年。長い眠りから目覚めた戦闘用ロボットと人間たち、そして1本のバラが、砂漠の街の片隅で出会う……世界幻想文学大賞作家が贈る、どこか懐かしい未来のSF物語
「クロード・モネ」ロス・キング
『クロード・モネ――狂気の眼と「睡蓮」の秘密』
ロス・キング,長井那智子
2018/07/26
亜紀書房
戦争、病、そして芸術
晩年の代表作「睡蓮」大装飾画はいかにして描かれたのか?第一次世界大戦、白内障による失明の危機、愛する人々の死……。様々な困難に見舞われながら描かれ続けた大装飾画の創作背景と、晩年の画家の知られざる生活に、豊富な資料を用いて迫った傑作ノンフィクション!
「謎の蔵書票」ロス・キング
『謎の蔵書票』
ロス・キング,田村義進
2000/04/01
早川書房
1660年、王政復古直後のロンドン。そこで20年近く書店を営むインチボルドは、アレシアと名乗る貴婦人から行方不明の稀覯本探しを依頼された。清教徒革命中に屋敷を荒らされたときに紛失した『迷宮としての世界』を取り戻してほしいという。それは1620年代のプラハで帝国図書館のために書籍の買い付けにあたり、蔵書家としても名高かった彼女の父アンブローズ卿が遺した貴重なものだった。
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