
作家・深堀骨さんの読書歴とおすすめ本
少しだけでも本棚を見せない金輪際見せない
本のタイトルはAmazon、
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日付はXの投稿へのリンクです。
現在350冊ほど、まだぜんぜん途中です。
読了、おすすめ、買った本、言及されてる本など。深堀骨さんの本棚の再現みたいなことを心がけてはいますが、単行本→文庫本、古すぎて別の出版社のものにする等、深堀骨さん所有の本とは異なる場合があります。一応すべてXの投稿のリンク付きですので、その辺は直接お確かめください。
作家・深堀骨さんの作品が読める本
「アマチャ・ズルチャ」深堀骨
『アマチャ・ズルチャ 柴刈天神前風土記 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)』
深堀骨
2003/08/28
早川書房
奇病「バフ熱」に苦しむ男の食用洗濯鋏に捧げた半生、風俗研究「トップレス獅子舞考」など、柴刈天神前というありふれた街を舞台に繰り広げられるストーリー8篇を収録。現代文学から隔絶した孤高の筆が踊り叫ぶ奇跡の作品集。
「腿太郎伝説(人呼んで、腿伝)」深堀骨
『腿太郎伝説(人呼んで、腿伝)』
深堀骨
2023/02/24
左右社
ハイコンテクスト・ハイファンタジー・ハイテンション! 稀代の「桃太郎」メタ・ノヴェル!!
ノーブレーキで突っ走る文体に乱れ飛ぶ人間兵器、「桃太郎」を大胆に再構築した冒険活劇。
ページをめくれば予測不能なストーリーテリングの虜に!
鬼才・深堀骨が二十年ぶりに放つ、待望の大傑作長編に刮目せよ!!!
岸本佐知子さん推薦!
「絶対に、絶対に、絶対に✕∞…翻訳不能! いろんな意味で!」
左右社|note
深堀骨『腿太郎伝説(人呼んで、腿伝)』冒頭試し読み公開!
「CEROレーティング:Z」かもしれない。
「人喰い☆頭の体操」深堀骨
『人喰い☆頭の体操 Kindle版』
深堀骨
2018/08/27
惑星と口笛ブックス
深堀骨はジャンルに属さない。深堀骨が書くのは、アバンギャルドなユーモア小説であるし、俗的でノスタルジー豊かな破滅小説であり、おそろしいくらい孤独な哲学小説である。そして深堀骨を人に薦めるのは危険な行動である。読んだ者が笑うか脱力するか怒るか、予想がつかないのだ。そういう小説はいまは喜ばれない。そして喜ばれないところに、稀有な作家フカボリ☆ホネがこうして新作をリリースする意味があるのだ。小説とはつまりは見せ物ではないだろうか。さあ深堀骨を読んだことのある世界線に赴こうではないか。
「変愛小説集 日本作家編」岸本佐知子
『変愛小説集 日本作家編 (講談社文庫)』
岸本佐知子,川上弘美,多和田葉子,本谷有希子,村田沙耶香,吉田知子,深堀骨,安藤桃子,吉田篤弘,小池昌代,星野智幸,津島佑子
2018/05/15
講談社
深堀骨「逆毛のトメ」収録
気鋭の翻訳家、岸本佐知子氏が「変な愛」を描いた小説ばかりを集め訳したアンソロジー。翻訳アンソロジーとしては異例の人気シリーズとなった、前作に続く日本版。
「変愛は純愛。日本の作品にも、すばらしい変愛小説がたくさんあることに気がつき」、「ここ日本こそが世界のヘンアイの首都であると思え」たという岸本氏が選んだ、現代の恋愛小説の名手による、変てこだったりグロテスクだったり極端だったりする、究極に純度の高い愛のアンソロジー。
《今すぐ読める深堀骨さんの小説ほか》
深堀骨『腿太郎伝説(人呼んで、腿伝)』冒頭試し読み公開!|左右社
「トップレス獅子舞考」深堀骨
白熊座の女は真夏の夜にここぞとばかり舌を鳴らす by 深堀骨
『死が最後にやってくる』アガサ・クリスティー/ハヤカワ文庫(解説)
作家・深堀骨さんのこと

小説家。1992年「蚯蚓、赤ん坊、あるいは砂糖水の沼」で第3回ハヤカワ・ミステリ・コンテストに佳作入選。以来『ミステリマガジン』『SFマガジン』等で中短篇を発表。著書に『アマチャ・ズルチャ 柴刈天神前風土記 』(早川書房)、共著に岸本佐知子編『変愛小説集 日本作家編』(講談社)がある。のん=能年玲奈をこよなく愛す。
F・骨(@herenkera1) / X
深堀 骨 (@herenkera1.bsky.social) — Bluesky
深堀骨 – Wikipedia
深堀骨|文学賞の世界
伝説の奇作『アマチャ・ズルチャ 柴刈天神前風土記』深堀骨 を「芳林堂書店と、10冊」にて復刊販売。 – SHOSEN ONLINE
第101回:円城塔さんその8「「好きな作家」を挙げるのは難しい!」 – 作家の読書道 | WEB本の雑誌
円城塔さんのXより
単純に好きな作品を1人1作で100上げるをやってみているがむずかしい。
<書評>『腿(もも)太郎伝説(人呼んで、腿伝)』深堀骨(ふかぼりほね) 著 | レビュー | Book Bang -ブックバン-(豊崎由美・評)
今月のベスト・ブック SF『ガーンズバック変換』|今月のベスト・ブック SF|書評|COLORFUL(森下一仁・評)
円城塔と似たような作風の作家がいたら教えてください。 – 円城塔自体… – Yahoo!知恵袋
『ボボボーボ・ボーボボ』に似たなろう系、もしくは小説を大変読みたいと思っています。 – posfie
深堀骨との出会い《黎明編》 – posfie
奇書『アマチャ・ズルチャ 芝刈天神前風土記』 深堀骨の感想まとめ – posfie
深堀骨用語辞典(プライベート用)
深堀骨さんを語るうえで欠かせない作家、脚本家、俳優、ドラマや映画などの用語を集めました。できるだけ。作品に関する用語ではなく、深堀さんの個人的な趣味にまつわる用語です。
作家(小説家)さんのこと
あ
赤川次郎 – Wikipedia
アガサ・クリスティ – Wikipedia
泡坂妻夫 – Wikipedia
イーヴリン・ウォー – Wikipedia
ウィルキー・コリンズ – Wikipedia
宇能鴻一郎 – Wikipedia
エドワード・D・ホック – Wikipedia
Elizabeth Lemarchand – Wikipedia
エリザベス・ルマーチャンド
円城塔 – Wikipedia
大阪圭吉 – Wikipedia
か
川合大祐(@K16mon) / X
木皿泉 – Wikipedia
岸本佐知子 – Wikipedia
クリスチアナ・ブランド – Wikipedia
グレアム・グリーン – Wikipedia
さ
G・K・チェスタトン – Wikipedia
白石潔|日本推理作家協会(碧川浩一、幽鬼太郎)
草野唯雄 – Wikipedia(そうのただお)
た
橘外男 – Wikipedia
陳舜臣 – Wikipedia
都筑道夫 – Wikipedia
戸川昌子 – Wikipedia
ドナルド・E・ウェストレイク – Wikipedia
Donald McNutt Douglass – Wikipedia
ドナルド・M・ダグラス
な
Nathanael West – Wikipedia
ナサニエル・ウエスト
夏目漱石 – Wikipedia
は
橋本治 – Wikipedia
橋本五郎 – Wikipedia
日影丈吉 – Wikipedia
久生十蘭 – Wikipedia
フラン・オブライエン – Wikipedia
深堀骨 – Wikipedia
別役実 – Wikipedia
ま
マーガレット・ミラー – Wikipedia
松尾由美 – Wikipedia
松本清張 – Wikipedia
皆川博子 – Wikipedia
ミュリエル・スパーク – Wikipedia
メアリ・ウェストマコット – Wikipedia
や
山口崇 – Wikipedia
山沢晴雄 – Wikipedia
山田風太郎 – Wikipedia
ら
連城三紀彦 – Wikipedia
Robert Barnard – Wikipedia
ロバート・バーナード
わ
若竹七海 – Wikipedia
その他の人、気になる用語など
あ
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天本英世 – Wikipedia
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石上三登志 – Wikipedia
石立鉄男 – Wikipedia
→ わ〜かめスキスキ → わかめラーメンTVCM 石立鉄男さんVer(エースコック株式会社)
石野陽子 – Wikipedia
今福将雄 – Wikipedia
市川崑 – Wikipedia
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岩井俊二 – Wikipedia
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ウィルキー・コリンズ傑作選|臨川書店
浮浪雲 – Wikipedia
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SRの会(ミステリファンクラブ)
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江口のりこ – Wikipedia
江戸川乱歩の美女シリーズ – Wikipedia
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淋しいのはお前だけじゃない – Wikipedia
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時効警察 – Wikipedia
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高鳥都(@somichi) / X
You1. Takeuchi(@jXJt8KFJRey3WVg) / X
竹内祐一(編集者)
タモリ倶楽部 – Wikipedia
団地のふたり – Wikipedia
堤幸彦 – Wikipedia
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ドーキー・アーカイヴ|国書刊行会
殿山泰司 – Wikipedia
豊崎由美 – Wikipedia
トラベシア(リトルプレス)
な
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バカミス大賞
橋本愛 (1996年生) – Wikipedia
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早坂暁 – Wikipedia
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火野正平 – Wikipedia
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フィリップ・ド・ブロカ – Wikipedia
富士ファミリー – Wikipedia
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古田新太 – Wikipedia
『変愛小説集 日本作家編』|講談社
ホットスポット (テレビドラマ) – Wikipedia
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ホラー映画 – Wikipedia
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ま
マカロニほうれん荘 – Wikipedia
三木聡 – Wikipedia
ミステリマガジン|早川書房
三谷幸喜 – Wikipedia
三谷昇 – Wikipedia
光石研 – Wikipedia
満島ひかり – Wikipedia
ももいろクローバーZ – Wikipedia
腿太郎伝説(人呼んで、腿伝)|左右社
森下一仁 – Wikipedia
や
山田太一 (脚本家) – Wikipedia
わ
若さま侍捕物手帖 – Wikipedia
渡辺あや – Wikipedia
深堀骨選書フェア(2023年4月)
岸本佐知子さんが推薦した俺が推薦した本の数々

「亜愛一郎の狼狽」泡坂妻夫
『亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫)』
泡坂妻夫
1994/08/12
東京創元社
雲や虫など奇妙な写真を専門に撮影する青年カメラマン亜愛一郎は、長身で端麗な顔立ちにもかかわらず、運動神経はまるでなく、グズでドジなブラウン神父型のキャラクターである。ところがいったん事件に遭遇すると、独特の論理を展開して並外れた推理力を発揮する。作家・泡坂妻夫のデビュー作「DL2号機事件」など全8話を収録した。解説=権田萬治
「カリキュラマシーン大解剖」平成カリキュラマシーン研究会
『カリキュラマシーン大解剖』
平成カリキュラマシーン研究会
2022/06/17
彩流社
カリキュラマシーンよ、永遠なれ!平成カリキュラマシーン研究会の任務は「『カリキュラマシーン』の精神を未来に伝えること」である。『カリキュラマシーン』という番組がかつて放送され、番組が大好きだった研究会メンバーが大人になってスタッフと出会い、再び『カリキュラマシーン』を体験し、脳裏に刻まれた「記憶」を喚起し、礼讃する。
「完本チャンバラ時代劇講座1・2」橋本治
『完本チャンバラ時代劇講座 1 (河出文庫)』
『完本チャンバラ時代劇講座 2 (河出文庫)』
橋本治
2023/01/06
河出書房新社
チャンバラ映画の面白さとは何だったのか?なぜ廃れてしまったのか?優れたチャンバラ時代劇論にして、小説、歌舞伎、テレビなど多岐にわたる領域を一冊の中で語ることにより浮かび上がる近代日本大衆史。橋本治にしか書きえなかった、アクロバティックな大名著が待望の初文庫化!
「さらば、シェヘラザード」ドナルド・E・ウェストレイク
『さらば、シェヘラザード (ドーキー・アーカイヴ)』
ドナルド・E・ウェストレイク,矢口誠
2018/06/27
国書刊行会
〈ウェストレイク全作品の中でも大傑作に属する、私小説にしてメタメタフィクション!〉若島正
ポルノ小説のゴーストライター、エド・トップリスの苦悩は、締切が近づいてもまったく書けないこと。いざ書き始めても、自身の生活や夫婦間問題のあれこれが紛れ込んで物語はなかなか進まない(そして小説は延々と1章25ページが繰り返される!)。ある日、書きかけの原稿が原因でエドは思いもよらないトラブルに巻き込まれることになる……リチャード・スターク名義の〈悪党パーカー〉シリーズや〈泥棒ドートマンダー〉シリーズでおなじみのコメディ・ミステリの巨匠ウェストレイクによる、仕掛けに満ちた半自伝的&爆笑のメタ奇想小説がついに邦訳!(1970年作)
「すいか1・2」木皿泉
『すいか 1 (河出文庫)』
木皿泉
『すいか 2 (河出文庫)』
木皿泉,山田あかね
2013/08/06
河出書房新社
「やっと空き室でました。人気のレトロ賃貸物件。ハピネス三茶(朝夕食事付き)」東京・三軒茶屋の下宿を舞台に描かれる、血のつながりのない女性4人のなにげない日常と、3億円を横領して逃走している主人公の同僚の非日常。彼女たちが語る、等身大の言葉が胸をうつ、向田邦子賞受賞の伝説的ドラマ、遂に文庫化!
「第三の警官」フラン・オブライエン
『第三の警官 (白水Uブックス)』
フラン・オブライエン,大澤正佳
2013/12/10
白水社
あの老人を殺したのはぼくなのですー出版資金ほしさに雇人と共謀して金持の老人を殺害した主人公は、いつしか三人の警官が管轄し、自転車人間の住む奇妙な世界に迷い込んでしまう。20世紀文学の前衛的方法、神話とノンセンス、アイルランド的幻想が渾然となった奇想小説。
「大転落」イーヴリン・ウォー
『大転落 (岩波文庫)』
イーヴリン・ウォー,富山太佳夫
1991/06/17
岩波書店
「あなたも学校の先生におなりで。素行不良で退学の学生さんは大半がそうですから」。学友の乱痴気パーティに巻きこまれ、あげくに放校処分をくらってしまったポール・ペニーフェザー君。わけ知り顔の門番の言葉におくられ、教職斡旋所の門をくぐるが…。かくして我らが主人公の多事多難な人生航路が始まる。絶妙のユーモア小説。
「21世紀本格ミステリ映像大全」千街晶之
『21世紀本格ミステリ映像大全』
千街晶之
1991/06/17
原書房
「TRICK」「金田一少年の事件簿」から「貴族探偵」にいたる、話題を呼んだ「映像の本格ミステリ」を、邦画・洋画からテレビドラマ、アニメ、バラエティにいたるまで縦横無尽に紹介! コラムやインタビューも交えた、読んで楽しい本格ガイド!
「猫の舌に釘をうて」都筑道夫
『猫の舌に釘をうて (徳間文庫)』
都筑道夫
2022/02/08
徳間文庫
「わたしはこの事件の犯人であり、探偵であり、そして被害者にもなりそうだ。
」一人三役という奇想天外な設定に加え、叶わない愛と明日に希望を持てない主人公の哀切な心理を描いたセンチメンタリズムな作品。
数ある都筑作品の中でも最重要作に挙げられる傑作長篇、ついに復刊。
「ねにもつタイプ」岸本佐知子
『ねにもつタイプ (ちくま文庫)』
岸本佐知子
2010/01/06
筑摩書房
第23回 講談社エッセイ賞受賞!
観察と妄想と思索が渾然一体となったキシモトワールドへようこそ
コアラの鼻の材質。郵便局での決闘。ちょんまげの起源。新たなるオリンピック競技の提案。「ホッホグルグル」の謎。パン屋さんとの文通。矢吹ジョーの口から出るものの正体。「猫マッサージ屋」開業の野望。バンドエイドとの正しい闘い方―。奇想、妄想たくましく、リズミカルな名文で綴るエッセイ集。読んでも一ミクロンの役にも立たず、教養もいっさい増えないこと請け合いです。
「日影丈吉傑作館」日影丈吉
『日影丈吉傑作館 (河出文庫)』
日影丈吉
2015/10/03
河出書房新社
折口信夫、乱歩も絶賛した「かむなぎうた」、ほの暗く、ほの明るい幻想怪奇「東天紅」、民俗的ミステリ風味「吉備津の釜」、得意の台湾物「消えた家」、呪いの家「ひこばえ」、泉鏡花賞「泥汽車」、ハイカラ右京番外篇「明治吸血鬼」…澁澤龍彦も種村季弘も賛美した異端のダンディズム作家の、傑作全十三篇。
「リバー・ワールド」川合大祐
『リバー・ワールド』
川合大祐
2021/04/11
書肆侃侃房
トマト屋がトマトを売っている 泣けよ
ポスト現代川柳を牽引する川柳人による、怒涛の1001句。『はじめまして現代川柳』でも注目される著者の第二句集。
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