今日は何の日?「海外文学編」
「今日は何の日?」を調べて見つけた、素敵な本と作家たち。そんな私の出会いの愉しみをおすそ分け。この発掘が、素敵な作品の復刊のきっかけになれたらうれしいです。
- 11月13日が誕生日&命日の外国の作家一覧
- 11月13日が誕生日&命日の作家の本
- 「エヴィー」ヴェラ・キャスパリ
- 「ローラ殺人事件」ヴェラ・キャスパリ
- 「眠れる美女が目覚めたら」ジョーン・エリオット・ピカート
- 「実録死体農場」ジョン・ジェファーソンほか
- 「タイム・シップ」スティーヴン・バクスター
- 「火星の挽歌」スティーヴン・バクスター,アーサー・C・クラーク
- 「わたしの人生」ダーチャ・マライーニ
- 「ある女の子のための犬のお話」ダーチャ・マライーニ
- 「かわうそオスカーのすべりだい」ナサニエル・ベンチリー,アーノルド・ローベル
- 「ひよこのアーサーがきえた!」ナサニエル・ベンチリー,アーノルド・ローベル
- 「惨劇のプロヴァンス」ノーマン・ボグナー
- 「ヨーンじいちゃん」ペーター・ヘルトリング
- 「ヒルベルという子がいた」ペーター・ヘルトリング
- 「イデアの洞窟」ホセ・カルロス・ソモサ
- 「Zig Zag」ホセ・カルロス・ソモサ
- 「たいせつなこと」マーガレット・ワイズ・ブラウン、レナード・ワイスガード
- 「ちいさなもみのき」マーガレット・ワイズ・ブラウン、バーバラ・クーニー
- 「誰がスティーヴィ・クライを造ったのか?」マイクル・ビショップ
- 「時の他に敵なし」マイクル・ビショップ
- 「カサノヴァの素顔」ミランダ・リー
- 「陸游詩選」陸游
- 「千尋の闇」ロバート・ゴダード
- 「闇に浮かぶ絵」ロバート・ゴダード
- 「ジキル博士とハイド氏」ロバート・ルイス・スティーヴンソン
- 「子供の詩の庭」ロバート・ルイス・スティーヴンソン
11月13日が誕生日&命日の外国の作家一覧
年 | どんな日 | 名前 | 職業 | 国 |
---|---|---|---|---|
1125年 | 誕生日 | 陸游 | 政治家、詩人 | 中国 |
1663年 | 誕生日 | アウルトニ・マグヌッソン | 学者、写本蒐集家 | アイスランド |
1710年 | 誕生日 | シャルル・シモン・ファヴァール | 劇作家、演出家 | フランス |
1782年 | 誕生日 | エサイアス・テングネール | 作家、ギリシア語教授、 ビショップ | スウェーデン |
1785年 | 誕生日 | キャロライン・ラム | 小説家 | イギリス |
1841年 | 誕生日 | ウィリアム・ブラック | 小説家 | イギリス (スコットランド) |
1850年 | 誕生日 | ロバート・ルイス・スティーヴンソン | 小説家、詩人、エッセイスト | イギリス |
1870年 | 誕生日 | ラルフ・ヘンリー・バーバー | 小説家 | アメリカ |
1896年 | 誕生日 | ウィリアム・スレイター・ブラウン | 小説家、伝記作家、翻訳家 | アメリカ |
1899年 | 誕生日 | ヴェラ・キャスパリ | 作家、劇作家 | アメリカ |
1915年 | 誕生日 | ナサニエル・ベンチリー | 作家 | アメリカ |
1933年 | 誕生日 | ペーター・ヘルトリング | 作家、詩人、編集者、 ジャーナリスト | ドイツ |
1935年 | 誕生日 | ノーマン・ボグナー | 小説家 | アメリカ |
1936年 | 誕生日 | ダーチャ・マライーニ | 小説家、劇作家、詩人 | イタリア |
1941年 | 誕生日 | Eduardo González Viaña | 作家、大学教授 | アメリカ、ペルー |
1954年 | 誕生日 | マリウス・ガブリエル | 小説家、歴史小説作家 | イギリス (南アフリカ) |
1954年 | 誕生日 | ロバート・ゴダード | 推理小説家 | イギリス |
1955年 | 誕生日 | ジョン・ジェファーソン | 作家、 テレビドキュメンタリー製作者 | アメリカ |
1957年 | 誕生日 | スティーヴン・バクスター | 小説家、SF作家 | イギリス |
1959年 | 誕生日 | ホセ・カルロス・ソモサ | 作家 | スペイン |
1972年 | 誕生日 | Greg Olear | 小説家、ジャーナリスト | アメリカ |
1992年 | 誕生日 | ジョーダン・カストロ | 編集者、小説家 | アメリカ |
1862年 | 命日 | ルートヴィヒ・ウーラント | 文献学者、法律家、政治家、詩人 | ドイツ |
1931年 | 命日 | Belle K. Maniates | 小説家、短編作家 | アメリカ |
1948年 | 命日 | ローク・ブラッドフォード | 小説家、短編小説家 | アメリカ |
1952年 | 命日 | マーガレット・ワイズ・ブラウン | 児童文学作家、編集者 | アメリカ |
1957年 | 命日 | ロザモンド・マーシャル | 小説家 | アメリカ |
1982年 | 命日 | バベット・ドイチュ | 詩人、評論家、翻訳家、小説家 | アメリカ |
2005年 | 命日 | ホセ・アンドレ・ラクール | 小説家、劇作家、翻訳家、 脚本家、映画監督 | ベルギー |
2018年 | 命日 | ジョーン・エリオット・ピカート | 小説家 | アメリカ |
2021年 | 命日 | ウィルバー・スミス | 冒険小説家 | 南アフリカ |
2021年 | 命日 | ミランダ・リー | ロマンス作家 | オーストラリア |
2023年 | 命日 | マイクル・ビショップ | SF作家、ファンタジー作家 | アメリカ |
リンクはAmazon、作家名で本を検索可能。
11月13日 – Wikipedia
今日は何の日/11月 – Wikipedia
誕生日をきっかけに新しい作家と出会うことが目的のページで、メインは本の紹介>誕生日&命日。ミスがないよう何度も見直していますが、心配な方はWikipedia等で再度確認してください。
11月13日が誕生日&命日の作家の本
「エヴィー」ヴェラ・キャスパリ
『エヴィー (論創海外ミステリ 47)』
ヴェラ・キャスパリ,文月なな
2006/04/01
論創社
エヴィーとわたしは女同士、気ままに楽しく暮らしていた。ところがエヴィーが彼と出会ってから、わたしたちの心は次第に掻き乱されていった。そして、二人のフラットで悲劇は起きたー。それでもわたしはあのころを忘れない。エヴィーとともに過ごした日々を…。ミステリの古典『ローラ殺人事件』の著者キャスパリが、揺れ動く若い女性の内面を巧みに描写し、生き生きとしたタッチで魅力溢れる人物に描いたサスペンス。著者代表作のひとつ、本邦初訳。
「ローラ殺人事件」ヴェラ・キャスパリ
『ローラ殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ 155)』
ヴェラ・キャスパリ,小野ヨチヨ
1955/03/15
早川書房
オットー・プレミンジャー監督
映画『ローラ殺人事件』原作
広告会社の美人文案家ローラ・ハントが殺された。世間はこのセンセーショナルな事件に騒然となったが、捜査部長マーク・マックファーソンにしてみれば、それはこれまで解決してきた幾十もの類似の事件の繰り返しにすぎなかった。しかし、ひとたび彼女の私生活を調査しはじめた彼は、ローラの魅力に、いつしかとらわれてしまった自分を知ったのだった。
「眠れる美女が目覚めたら」ジョーン・エリオット・ピカート
『眠れる美女が目覚めたら (シルエット・スペシャル・エディション)』
ジョーン・エリオット・ピカート,文月菜緒
2000/07/01
ハーパーコリンズ・ジャパン
テイラー・シンクレアはブティックの入口でとまどっていた。女性のお城のような店。男が気楽に入れる場所ではない。セクシーなテディ。サテンのネグリジェ。いたるところレースとフリルでいっぱいだ。「なにかお探しですか?」大ぶりの黒縁眼鏡の女性が尋ねた。これがミズ・ジャニス・ジェニングズか。とても美人だが、それでいて美人じゃないと言われている。繊細な顎のライン、つぶらな青い瞳、キスを誘うような唇。実際すごい美人なのに、おばあさんみたいな服と靴だ。「ええと、あなたの新しい会計士です。少しお話が…」「お話ってなにかしら?」その声はかすかに震えていた。テイラーは体が熱く火照りだすのを感じた。
「実録死体農場」ジョン・ジェファーソンほか
『実録死体農場 (小学館文庫)』
ビル・バス,ジョン・ジェファーソン,相原真理子
2008/12/05
小学館
死者の声を聞くには、特別な才能がいる。著者のビル・バスは、アメリカ法人類学の伝説的存在だ。50年ほど前に法人類学の道に入りこみ、約25年前にテネシー大学の敷地内に死体研究の施設をつくった。そこでは、提供された死体をさまざまな条件の下にさらしーさまざまな温度下で、種々雑多な虫にたからせ、あらゆる死後損傷を死体に試みー研究している。だから彼は、「死体農場の市長」と呼ばれているのだ。
「タイム・シップ」スティーヴン・バクスター
『タイム・シップ〔新版〕 (ハヤカワ文庫SF)』
スティーヴン・バクスター,中原尚哉
2015/05/22
早川書房
1891年、時間航行家は再び未来へ旅立った。タイム・マシンを発明した時間航行家は、最初の時間旅行で出会ったエロイ族のウィーナを救うためマシンを再起動し、西暦80万2701年の未来をめざした。だが、彼がたどり着いたのは高度な知性を有するモーロック族が支配する異なる時間線の未来であった。H・G・ウエルズの名作『タイム・マシン』刊行百周年を記念して書かれ、英米独日四カ国のSF賞を受賞した量子論SFの傑作。
「火星の挽歌」スティーヴン・バクスター,アーサー・C・クラーク
『火星の挽歌 (海外SFノヴェルズ タイム・オデッセイ 3)』
アーサー・C・クラーク,スティーヴン・バクスター,中村融
2011/12/07
早川書房
2069年2月、19年間の人工冬眠から覚醒させられた英国陸軍の元兵士ビセサは、世界が驚くべき状況下にあることを知らされた。2042年に魁種族によって引き起こされた太陽嵐を、人類は壮大な計画を実行に移して、なんとか生き延びた。だが、その27年後、人類の文明を凌駕する知識と力をもつファーストボーンが新たな攻撃をしかけてきたというのだ。Q爆弾と名づけられたファーストボーンの武器は、何年も前に太陽系外から地球をめざして進みつづけており、21カ月後には地球に到達する予定なのだった。
「わたしの人生」ダーチャ・マライーニ
『わたしの人生 (新潮クレスト・ブックス)』
ダーチャ・マライーニ,望月紀子
2024/11/28
新潮社
わたしは忘れない。日本で、9歳にして、死にもっとも近づいたときのことを―ー。
文化人類学者の父の研究のため、著者は1938年に2歳で家族とともに来日。1943年、両親がムッソリーニの新政権に忠誠を誓うことを拒否したことを機に、一家5人のほか11人のイタリア人とともに、終戦まで名古屋で抑留される。日本政府が送ってきた食料を組織ぐるみで横取りしていた警察官たちによる屈辱的で厳しい監視、蟻や蛇を食べるまでに追い詰められた飢餓による心身の衰弱、壁にもたれることも読書も禁じられるほどの苦境のなかで父母が与えてくれたささやかな楽しみ、乳母など優しくしてくれた日本人との思い出、そしてファシズムへの憤り……。イタリアを代表する作家が、七十余年の時を経て、現代への警告の気持ちを込めて綴ったメモワール。
「ある女の子のための犬のお話」ダーチャ・マライーニ
『ある女の子のための犬のお話』
ダーチャ・マライーニ,望月紀子,さかたきよこ
2017/10/30
未来社
イタリアを代表する作家・詩人・劇作家であるダーチャ・マライーニによる短篇集。お話をせがんだ女の子への手紙のなかで描かれる個性あふれる犬たちの、そして、馬、カワウソ、鳥の息づかい。……彼らはなにを体現しているのか。歴史を読みなおし、光をあてなおしてきた作家が贈る「いのち」の花束12篇。
「かわうそオスカーのすべりだい」ナサニエル・ベンチリー,アーノルド・ローベル
『かわうそオスカーのすべりだい』
ナサニエル・ベンチリー,アーノルド・ローベル,小宮由
2015/05/25
好学社
かわうそのオスカーはすべりだいが大好き。もっと高いすべりだいを作りたくて、お父さんの忠告を聞かずに安全な池からはなれて山のてっぺんへ。ところがそこへ、オスカーを狙うきつねがやってきて、そのきつねを狙っておおかみがやってきて・・・。1ページの文章が少なめで、リズミカルに展開していくストーリーは次々とページをめくりたくなるおもしろさ。 読み聞かせや、自分でお話を読めるようになった子にもぴったりの絵本です。
「ひよこのアーサーがきえた!」ナサニエル・ベンチリー,アーノルド・ローベル
『ひよこのアーサーがきえた!』
ナサニエル・ベンチリー,アーノルド・ローベル,小宮由
2010/10/22
文化出版局
めんどりのコッコさんの息子のアーサーがいなくなってしまいました。さあ、たいへん。大あわてで探しますが、どこにもいません。困ったコッコさんは物知りのふくろうに相談します。アーサーはどこへ…?
「惨劇のプロヴァンス」ノーマン・ボグナー
『惨劇のプロヴァンス: 特別犯罪捜査官ミシェル・ダントン』
ノーマン・ボグナー,岡山徹
2000/11/01
産業編集センター
天国のように美しい南仏プロヴァンスを舞台に繰り返される凄惨な殺人事件。ダヴィデのごとき美貌と天使の微笑みを持つ冷酷非情な殺人犯と、難解な殺人事件のみを扱う特別犯罪捜査官ミシェル・ダントンとの、息詰まる頭脳戦が今はじまる…。
「ヨーンじいちゃん」ペーター・ヘルトリング
『ヨーンじいちゃん』
ペーター=ヘルトリング,レナート=ハビンガー,上田真而子
1985/07/01
偕成社
頑固で心やさしいヨーンじいちゃんと暮らし始めてから、毎日はらはらすることばかり。ユーモアたっぷりに老人の命の輝きを描く。
「ヒルベルという子がいた」ペーター・ヘルトリング
『ヒルベルという子がいた』
ペーター=ヘルトリング,レナート=ハビンガー,上田真而子
1978/09/01
偕成社
施設で暮らすヒルベルと呼ばれている男の子。ヒルベルの深い喜びや恐れは、誰にも理解されない。社会の不条理を鋭くつく作品。
「イデアの洞窟」ホセ・カルロス・ソモサ
『イデアの洞窟』
ホセ・カルロス・ソモサ,風間賢二
2004/07/21
文藝春秋
イギリス推理作家協会賞受賞の話題作
古代ギリシアの殺人を描くミステリ『イデアの洞窟』の脚注の中でテクストの謎に翻弄される訳者の正体は──驚愕のメタ・ミステリ
「Zig Zag」ホセ・カルロス・ソモサ
『Zig Zag 上巻』
ホセ・カルロス・ソモザ,宮崎真紀,山田美明
2007/11/19
エンターブレイン
2015年、スペイン・マドリード。ヨーロッパで最高の理系私立大学に勤める美貌の教授エリサ・ロブレドは記憶と魂を封印していた。だが“あれ”が再び起こり、かつての仲間が猟奇的に殺される。科学者は人体が“部分”になるまで執拗に裁断されていた。悪夢は十年前の夏と関係があった…2005年、彼女は崇拝する物理学者ブラネスの極秘プロジェクト「ジグザグ」に参加する。彼女はそこで、“生きた”イエス・キリストを見た!?-。
「たいせつなこと」マーガレット・ワイズ・ブラウン、レナード・ワイスガード
『たいせつなこと』
マーガレット・ワイズ・ブラウン,レナード・ワイスガード,うちだややこ
2001/09/01
フレーベル館
児童文学作家ワイズ・ブラウンとコールデコット賞受賞画家ワイスガードによる詩の絵本。1949年にアメリカで出版されてからずっと、世界中で読み継がれています。生きていく上でほんとうに「たいせつなこと」とはなにかを、やさしく詩的な文章で語りかけます。
「ちいさなもみのき」マーガレット・ワイズ・ブラウン、バーバラ・クーニー
『ちいさなもみのき』
マーガレット・ワイズ・ブラウン,バーバラ・クーニー,上条由美子
1993/10/20
福音館書店
森のはずれに育った小さなもみの木が、ある冬の日、足の悪い男の子のもとへ運ばれます。心を打つクリスマスのお話が、美しい文と絵で、静かに力強く語られます。
「誰がスティーヴィ・クライを造ったのか?」マイクル・ビショップ
『誰がスティーヴィ・クライを造ったのか? (ドーキー・アーカイヴ)』
マイクル・ビショップ,横山茂雄,若島正,小野田和子
2017/11/24
国書刊行会
アメリカ南部ジョージアの小さな町に住むスティーヴィ・クライは数年前夫を亡くし二人の子どもを養うためフリーランスライターとして生計をたてていた。ある日愛用する電動タイプライターが故障し、修理から戻ってくると、なんとひとりでに文章を打ち始めた!妄想か、現実か?その文章はスティーヴィの不安と悪夢、欲望と恐怖を活写したものだった。それを読むうちに彼女はーそして読者もー現実と虚構の区別がつかなくなり…ネビュラ賞作家ビジョップによる異形のモダン・ホラーにして怒涛のメタ・ホラー・エンターテインメント!巻末に“30年後の作者あとがき”を収録。(1984年作)
「時の他に敵なし」マイクル・ビショップ
『時の他に敵なし (竹書房文庫)』
ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー,竹書房
2021/05/31
竹書房
ジョシュアには子供の頃から不思議な力があった。太古の時代を繰り返し夢に見るのだ。
それは夢と呼ぶには、あまりにリアルだった。
彼は夢のことを“魂遊旅行”と呼んでいた。
成長したジョシュアは、夢に出てくるのが石器時代だと知り、古人類学者のブレアに夢について話す。
ブレアは“魂遊旅行”が本物だと認め、ジョシュアを国家的なタイムトラベルプロジェクトへ誘う。
「カサノヴァの素顔」ミランダ・リー
『カサノヴァの素顔 (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊)』
ミランダ・リー,片山真紀
2024/08/30
ハーパーコリンズ・ジャパン
ファンに選ばれたベストヒーローが再び!
一途に愛されたい女性必読の、不朽の名作。
ある日、ミッシェルのもとに、結婚式の招待状が送られてきた。
差出人はなんと、彼女の10年来の恋人! いつのまに別の女性と?
いきなりの仕打ちに泣き崩れたミッシェルを慰めてくれたのは、
学生時代からの友人で大富豪のタイラーだった。
「陸游詩選」陸游
『陸游詩選 (岩波文庫)』
陸游,一海知義
2007/12/14
岩波書店
南宋随一の詩人陸游(1125-1209)。国土の半分を金に奪われた祖国を憂え、世に容れられぬ主戦論者として、波瀾の生涯を送る。放翁と号して不正や怯懦を歯に衣着せず批判する一方、異土の山水、故郷の風物に目を凝らし、農村の営みをこまやかに歌う。生涯に約一万首の詩を残した巨大な詩人の愛国詩・閑適詩一六七首を精選。
「千尋の闇」ロバート・ゴダード
『千尋の闇 上 (創元推理文庫)』
ロバート・ゴダード,幸田敦子
1996/10/01
東京創元社
悪友からの誘いに乗って、元歴史教師のマーチンはポルトガル領マデイラへ気晴らしの旅に出た。ところが到着の翌日、友人の後援者である実業家に招かれた彼は、謎めいた失脚を遂げた半世紀以上前のある青年政治家にまつわる、奇妙な逸話を聞かされることに……。稀代の語り部が二重底、三重底の構成で贈る、騙りに満ちた物語。
「闇に浮かぶ絵」ロバート・ゴダード
『闇に浮かぶ絵 上 (文春文庫)』
ロバート・ゴダード,加地美知子
1998/02/01
文藝春秋
19世紀のロンドン。ひとりの男が11年の時を経て戻ってきた。男の名はジェイムズ・ダヴェノール。自殺する旨の手紙を残して消息を絶った准男爵家の跡継ぎだった。元婚約者の出現に心乱れる人妻、憎悪に燃えるその夫。頑として彼を認めようとしない母と弟。それぞれの思いがやがてダヴェノール家の忌まわしき歴史の扉を開ける。
「ジキル博士とハイド氏」ロバート・ルイス・スティーヴンソン
『新訳 ジキル博士とハイド氏 (角川文庫)』
ロバート・L・スティーヴンソン,田内志文
2017/04/25
KADOKAWA
ロンドンで弁護士業を営んでいるアタスンは、友人のジキルから遺言状を預かっていた。自分が死亡、3ヶ月以上行方不明、もしくは不在だった場合、恩人であるハイドに全財産を譲渡するという内容のものである。不審に思ったアタスンは、憎悪を抱かせるハイドを調べようとするものの、ジキルに止められてしまう。その後、街で殺人事件が発生してー。人間は一者ではなく二者から成るものである…善悪の二面性に焦点を当てた世界的名作。
「子供の詩の庭」ロバート・ルイス・スティーヴンソン
『子供の詩の庭』
ロバート・ルイス・スティーヴンソン,池澤夏樹,池澤春菜
2021/12/25
毎日新聞出版
ここはぼくの世界、ぼくが王さま。ぼくは小さな水たまりを海と呼び小さな丘を山だと思ったー『宝島』のスティーヴンソンが描く、子供の夢と希望、いのちの輝き。時代を超えて読みつがれる名作が、父娘共訳でよみがえる。
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