今日は何の日?「海外文学編」
「今日は何の日?」を調べて見つけた、素敵な本と作家たち。そんな私の出会いの愉しみをおすそ分け。この発掘が、素敵な作品の復刊のきっかけになれたらうれしいです。
- 11月14日が誕生日&命日の外国の作家一覧
- 11月14日が誕生日&命日の作家の本
- 「長くつ下のピッピ」アストリッド・リンドグレーン
- 「やかまし村の子どもたち」アストリッド・リンドグレーン
- 「シャドー・イン・ザ・ウォーター」インゲル・フリマンソン
- 「ねずみとくじら」ウィリアム・スタイグ
- 「ロバのシルベスターとまほうの小石」ウィリアム・スタイグ
- 「パリ、殺人区」カーラ・ブラック
- 「ボーンズ・アンド・オール」カミーユ・デアンジェリス
- 「雷にうたれて死んだ人を生き返らせるには」ゲイル・アンダーソン=ダーガッツ
- 「サキ短編集」サキ
- 「けだものと超けだもの」サキ
- 「女友だちの賞味期限〈実話集〉」ジェニー・オフィル
- 「陽気なヴッツ先生」ジャン・パウル
- 「ヘスペルス あるいは四十五の犬の郵便日」ジャン・パウル
- 「B舎監とラブレター」朱耀燮ほか
- 「帝国の動向」フェルナンド・デル・パソ
- 「怪盗ゴダールの冒険」フレデリック・アーヴィング・アンダースン
- 「ロンドン散策」フローラ・トリスタン
- 「両京十五日」馬伯庸
- 「ゴーストマン 時限紙幣」ロジャー・ホッブズ
11月14日が誕生日&命日の外国の作家一覧
年 | どんな日 | 名前 | 職業 | 国 |
---|---|---|---|---|
1766年 | 誕生日 | トマス・プール | 皮なめし業者、慈善家、 エッセイスト | イングランド |
1779年 | 誕生日 | アダム・エーレンシュレーガー | 詩人、劇作家 | デンマーク |
1803年 | 誕生日 | ジェイコブ・アボット | 児童文学作家 | アメリカ |
1812年 | 誕生日 | アレアルド・アレアルディ | 詩人 | イタリア |
1838年 | 誕生日 | アウグスト・シェノア | 小説家、劇作家、詩人、 編集者 | クロアチア |
1876年 | 誕生日 | ハーヴィ・オヒギンズ | 小説家、ジャーナリスト | カナダ |
1877年 | 誕生日 | フレデリック・アーヴィング・ アンダースン | 作家 | アメリカ |
1898年 | 誕生日 | バンジャマン・フォンダーヌ | 詩人、哲学者、脚本家 | フランス (ルーマニア) |
1899年 | 誕生日 | Patricia Miles Martin | 児童文学作家 | アメリカ |
1907年 | 誕生日 | アストリッド・リンドグレーン | 児童文学作家、編集者、 映画脚本家 | スウェーデン |
1907年 | 誕生日 | ウィリアム・スタイグ | 漫画家、イラストレーター、 彫刻家、児童文学作家 | アメリカ |
1944年 | 誕生日 | インゲル・フリマンソン | 小説家、推理作家 | スウェーデン |
1951年 | 誕生日 | カーラ・ブラック | ミステリー作家 | アメリカ |
1963年 | 誕生日 | ゲイル・アンダーソン=ダーガッツ | 小説家 | カナダ |
1968年 | 誕生日 | ジェニー・オフィル | 小説家、編集者 | アメリカ |
1969年 | 誕生日 | ダニエル・エイブラハ厶 | 小説家、漫画家、脚本家、 テレビプロデューサー | アメリカ |
1969年 | 誕生日 | 高暁松 | 作曲家、演出家、作家、 音楽プロデューサー | アメリカ(中国) |
1979年 | 誕生日 | ラマー・ジャイルズ | 作家 | アメリカ |
1980年 | 誕生日 | カミーユ・デアンジェリス | 小説家、旅行作家 | アメリカ |
1980年 | 誕生日 | 馬伯庸 | 小説家 | 中国 |
1556年 | 命日 | ジョヴァンニ・デッラ・カーサ | 詩人、外交官、聖職者、 異端審問官 | イタリア |
1804年 | 命日 | アガサ・デケン | 作家 | オランダ |
1825年 | 命日 | ジャン・パウル | 小説家 | ドイツ |
1844年 | 命日 | フローラ・トリスタン | 作家、社会改革運動家 | フランス |
1847年 | 命日 | ヨゼフ・ユングマン | 詩人、言語学者、翻訳家 | ボヘミア (チェコ) |
1906年 | 命日 | Hendrik Jan Schimmel | 詩人、小説家、金融家 | オランダ |
1916年 | 命日 | サキ | 小説家、劇作家 | イギリス (ビルマ) |
1964年 | 命日 | イドワル・ジェーンズ | 小説家、 ノンフィクション作家 | アメリカ (ウェールズ) |
1965年 | 命日 | ドーン・パウェル | 小説家、劇作家、脚本家、 短編小説家 | アメリカ |
1972年 | 命日 | 朱耀燮 | 小説家 | 朝鮮 |
1987年 | 命日 | ホリス・サマーズ | 詩人、小説家、編集者、 短編小説家 | アメリカ |
1990年 | 命日 | マルコム・マゲリッジ | ジャーナリスト、 風刺作家 | イギリス |
2008年 | 命日 | クリスティン・ハンター | 作家 | アメリカ |
2016年 | 命日 | ロジャー・ホッブズ | 作家 | アメリカ |
2018年 | 命日 | フェルナンド・デル・パソ | 作家、外交官、画家 | メキシコ |
リンクはAmazon、作家名で本を検索可能。
11月14日 – Wikipedia
今日は何の日/11月 – Wikipedia
誕生日をきっかけに新しい作家と出会うことが目的のページで、メインは本の紹介>誕生日&命日。ミスがないよう何度も見直していますが、心配な方はWikipedia等で再度確認してください。
11月14日が誕生日&命日の作家の本
「長くつ下のピッピ」アストリッド・リンドグレーン
『長くつ下のピッピ (リンドグレーン・コレクション)』
アストリッド・リンドグレーン,イングリッド・ヴァン・ニイマン,菱木晃子
2018/08/04
岩波書店
1941年の冬、病気の娘を元気づけるためにリンドグレーンが語り聞かせたのが、世界一強くて自由な赤毛の女の子の物語。世界中で愛されてきた「ピッピ」を、作者自身がお気に入りだったイングリッド・ヴァン・ニイマンによる挿絵と新訳でお届けします。ハチャメチャだけど心やさしくまっすぐなピッピの活躍から目がはなせません。
「やかまし村の子どもたち」アストリッド・リンドグレーン
『やかまし村の子どもたち (リンドグレーン・コレクション)』
アストリッド・リンドグレーン,イングリッド・ヴァン・ニイマン,石井登志子
2019/06/19
岩波書店
干し草の山にとびこみ,野イチゴをつみ,変装ごっこで大わらい!自然豊かな小さな村に,子どもたちがぜんぶで6人.ゆかいな毎日を8歳になるリーサが語ります.原書初版のニイマンのさし絵と新訳で.
「シャドー・イン・ザ・ウォーター」インゲル・フリマンソン
『シャドー・イン・ザ・ウォーター 悪女ジュスティーヌ 2 (集英社文庫)』
インゲル・フリマンソン,佐宗鈴夫
2011/08/19
集英社
悪意と復讐が哀しいほど恐い、北欧ミステリ
ストックホルムの湖畔に住む、謎の女が犯した連続殺人から六年半。今も捕まらない女の驚愕の素顔と予想だにしない衝撃の展開…。北欧の注目作家、スウェーデンのミステリ大賞、連続受賞作!
「ねずみとくじら」ウィリアム・スタイグ
『ねずみとくじら』
ウィリアム・スタイグ,せたていじ
2015/05/22
評論社
1891年、時間航行家は再び未来へ旅立った。タイム・マシンを発明した時間航行家は、最初の時間旅行で出会ったエロイ族のウィーナを救うためマシンを再起動し、西暦80万2701年の未来をめざした。だが、彼がたどり着いたのは高度な知性を有するモーロック族が支配する異なる時間線の未来であった。H・G・ウエルズの名作『タイム・マシン』刊行百周年を記念して書かれ、英米独日四カ国のSF賞を受賞した量子論SFの傑作。
「ロバのシルベスターとまほうの小石」ウィリアム・スタイグ
『ロバのシルベスターとまほうの小石』
ウィリアム・スタイグ,中村融
2006/03/01
評論社
ある雨の日、ロバのシルベスターはのぞみがかなう、まほうの小石を見つけ、大よろこびで家に帰ります。ところが、そのとちゅう、ライオンにであってしまいました。そこで…。コールデコット賞受賞作。
「パリ、殺人区」カーラ・ブラック
『パリ、殺人区 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』
カーラ・ブラック,奥村章子
2002/03/01
早川書房
殺された老婆の額には鉤十字が刻まれていた-パリの女性探偵エメは、依頼された暗号の解析結果を届けるべく、ユダヤ人街を訪れた。が、彼女を待っていたのは無残な死体。犯人を追ってネオナチ組織に潜入したエメは、戦時中に同所で似た手口の殺人事件があったことを知る。くしくもパリには当時の事件関係者が集結しつつあった。歴史的悲劇が生み出す重層的なプロットと深みのある人物造形が融合した大型新人による本格小説。
「ボーンズ・アンド・オール」カミーユ・デアンジェリス
『ボーンズ・アンド・オール (ハヤカワ文庫NV)』
カミーユ・デアンジェリス,川野靖子
2023/01/24
早川書房
映画『ボーンズ アンド オール』原作
十六歳のマレンは「悪いこと」をする衝動を抑えきれないでいた。ふつうの人のように愛されたいのに、愛情を感じる相手を食べ殺してしまうのだ。その行為を繰り返し、逃げ続けている彼女には、友だちもいない。唯一の家族だった母親にも捨てられたマレンは、それまで存在も知らなかった父親を捜す旅に出ることに。その途中で同じ秘密をもつ若者リーに出会うが…。ティモシー・シャラメ主演映画原作、禁断の純愛ホラー!
「雷にうたれて死んだ人を生き返らせるには」ゲイル・アンダーソン=ダーガッツ
『雷にうたれて死んだ人を生き返らせるには』
ゲイル・アンダーソン=ダーガッツ,堀内久美子
2000/10/01
ディーエイチシー
第二次世界大戦下、カナダ西部の農場。思春期の壮絶な痛みと哀しみに、ベスはひとり立ち向かう。料理やお菓子のレシピから、ちょっと怪しげな「落雷で死んだ人の蘇生法」まで、カナダの農場生活のノウハウも登場。
「サキ短編集」サキ
『サキ短編集 (新潮文庫)』
サキ,中村能三
1958/03/18
新潮社
ビルマで生れ、幼時に母と死別して故国イギリスの厳格な伯母の手で育てられたサキ。豊かな海外旅行の経験をもとにして、ユーモアとウィットの糖衣の下に、人の心を凍らせるような諷刺を隠した彼の作品は、ブラックユーモアと呼ぶにふさわしい後味を残して、読者の心に焼きつく。「開いた窓」や「おせっかい」など、日本のSFやホラー作品にも多大な影響をあたえた代表的短編21編。
「けだものと超けだもの」サキ
『けだものと超けだもの (白水Uブックス)』
サキ,和爾桃子
2016/01/08
白水社
挿絵/エドワード・ゴーリー
十月の午後というのに窓を開けっぱなしにしているのはなぜか。少女の話では、三年前、このフランス窓から猟に出ていった叔母の夫と弟二人が荒地の沼に呑まれてしまう事件があった。三人がいつか帰ってくると信じている叔母は、以来、この窓を開けたままにしているというのだが……ショートショートの名作「開けっぱなしの窓」。列車内で騒ぎ立てる子供たちを大人しくさせるため、相客になった独身男が話して聞かせた“やんなるくらい良い子”のお話とは……反教訓的な皮肉の利いた「お話上手」など、全36篇を収録。
生彩ある会話と巧みなツイスト、軽妙な笑いの陰に毒を秘めたサキの名短篇集『けだものと超けだもの』(1914)を初の全訳。いきいきとした新訳で原作の味を伝える、好評『クローヴィス物語』に続くサキ短篇集第二弾。エドワード・ゴーリーの挿絵を収録。
「女友だちの賞味期限〈実話集〉」ジェニー・オフィル
『女友だちの賞味期限 〈実話集〉』
ジェニー・オフィル,エリッサ・シャッペル,川上弘美,糸井恵
2014/02/27
プレジデント社
誰もが一つは持っている、去っていった女友だちにまつわる物語。
「あの友だち、どうしてる?」
「けんかしたの。いろいろあってね」
どうして、友情が壊れたいきさつを説明するのはこんなに難しいのだろう。ときに失恋以上に痛切な女友だちとの「別れ」をテーマに、
実力派女性作家たちが、苦い思い出を呼び起こしつつ書き上げた、〈壊れた友情〉の実話集。
全米で大きな反響を呼んだ話題の書を大幅改訳、川上弘美さんの解説で復刊。
「陽気なヴッツ先生」ジャン・パウル
『陽気なヴッツ先生 他1篇 (岩波文庫)』
ジャン・パウル,岩田行一
1991/03/18
岩波書店
ヴッツ先生は貧しくて本が買えない。そこで有名な本の題名だけを拝借しては勝手に著述し、それをわが蔵書の棚に並べて満足感にひたりこむ。ささやかな喜びを糧に人生をおくる平凡な小学校教師の姿を、ジャン・パウル(1763-1825)はユーモアとアイロニーたっぷりに描きだす。ドイツ散文芸術の大先達とたたえられる作者の傑作2篇。
「ヘスペルス あるいは四十五の犬の郵便日」ジャン・パウル
『ヘスペルス あるいは四十五の犬の郵便日』
ジャン・パウル,恒吉法海
2019/08/20
九州大学出版会
『ヘスペルス』 (1795年) はドイツの小説家ジャン・パウルの出世作である。「ヘスペルス」とは「慰謝」の「宵の明星」の意であるが、ジャン・パウルの筆名をドイツ人だからと言って、本名の「ヨーハン・パウル」に変えられないように、「希望」の「明けの明星」、「美」の「金星」も暗示していて、「ヘスペルス」と訳すしかない。
本作は、最もジャン・パウルらしさの見られる、語り手の奔放な脱線と物語の感傷性の併存する奇妙な混淆物である。
「B舎監とラブレター」朱耀燮ほか
『B舎監とラブレター (韓国文学の源流 短編選)』
羅恵錫,田栄沢,朴英熙,朱耀燮,崔曙海,玄鎮健,廉想渉,金東仁,羅稲香,オ・ファスン,岡裕美,カン・バンファ,ユン・ジヨン
2022/07/11
書肆侃侃房
韓国(朝鮮)文学の黎明期を彩る文学は厳しい時代を反映して
社会の底辺で報われぬ愛に生きる人たちの心をえぐられる物語を生み出してきた。
「帝国の動向」フェルナンド・デル・パソ
『帝国の動向 (フィクションのエル・ドラード)』
フェルナンド・デル・パソ,寺尾隆吉
2021/02/01
水声社
1861年、対外債務の支払いを拒否したメキシコ大統領ベニト・フアレスは列強の反発を招き、とりわけフランス皇帝ナポレオン3世はメキシコに向けて軍を派兵、ハプスブルク家の王子が君臨する君主制の創設を目論んだ。白羽の矢が立ったオーストリア大公フェルディナント・マクシミリアンはベルギー王女シャルロットとともに、1864年にメキシコ皇帝夫妻としてその地を踏むこととなる…動乱極まるメキシコ近代史に束の間だけ君臨した皇帝夫妻の辿った悲劇的運命を、史実とフィクションによって描き出したメキシコ文学史に冠たる記念碑的著作。
「怪盗ゴダールの冒険」フレデリック・アーヴィング・アンダースン
『怪盗ゴダールの冒険 (ミステリーの本棚)』
フレデリック・アーヴィング・アンダースン,駒瀬裕子
2001/03/01
国書刊行会
“百発百中のゴダール”は素晴らしい泥棒だ。その偉大な頭脳は、すべての可能性を予測し、あらゆる不可能を可能にする。水も漏らさぬ包囲網も難攻不落の金庫も、彼の行く手を阻めはしない。あるときは侵入不能の大邸宅から神秘の宝石ホワイト・ルビーを盗み出し、あるときは最新の防犯システムを破壊してウォール街一帯を大混乱に陥れ、またあるときは合衆国貨幣検質所からタンク一杯の黄金を奪取する。その華麗にして大胆な手口は、まさにひとつの芸術だ。20世紀の初め、世界の首都ニューヨークに君臨した怪盗紳士ゴダールの痛快きわまる冒険譚、全6篇を収録。
「ロンドン散策」フローラ・トリスタン
『ロンドン散策: イギリスの貴族階級とプロレタリア (叢書・ウニベルシタス)』
フロラ・トリスタン,小杉隆芳,浜本正文
1987/03/01
法政大学出版局
「両京十五日」馬伯庸
『両京十五日 1: 凶兆 (ハヤカワ・ミステリ)』
馬伯庸,齊藤正高,泊功
2024/02/16
早川書房
1425年、明の皇太子・朱瞻基は遷都を図る皇帝に命じられ、首都の北京から南京へと遣わされる。だが、長江を下り南京へと到着したその時、朱瞻基の船は爆破され、彼の命が狙われていることが判明する。朝廷に恨みを持つ、反逆者の仕業なのか? さらに皇帝が危篤との報が届き朱瞻基は窮地で出会った、切れ者の捕吏・呉定縁、才気に満ちた下級役人・于謙、秘密を抱えた女医・蘇荊渓らと南京脱出と北京帰還を目指す。敵が事を決するまで十五日。幾千里にも亘る決死行が、今始まる。歴史サスペンス×冒険小説の超大作!
ドラマ化作品(中国ドラマ)
2018年『三国志 Secret of Three Kingdoms』
出演/マー・ティエンユー、エルビス・ハン、レジーナ・ワン
原作『三国機密』
2019年『長安二十四時』
出演/レイ・ジャーイン、イー・ヤンチェンシー
原作『長安十二時辰』
2021年『風起洛陽〜神都に翔ける蒼き炎〜』
出演/ホアン・シュエン、ワン・イーボー、ソン・チエン
原作『洛陽』
2022年『風起隴西-SPY of Three Kingdoms-』
出演/チェン・クン、バイ・ユー、ニエ・ユエン
原作『風起隴西』
「ゴーストマン 時限紙幣」ロジャー・ホッブズ
『ゴーストマン 時限紙幣 (文春文庫)』
ロジャー・ホッブズ,田口俊樹
2017/03/10
文藝春秋
「このミステリーがすごい!」第3位
イギリス推理作家協会スティール・ダガー賞
マルタの鷹協会ファルコン賞
ほか日英米でさまざまなミステリー賞を受賞!48時間後に爆発する120万ドルの紙幣。それを見つけ出し、爆発前に回収せよーー犯罪の後始末のプロ、ゴーストマンによる孤独な戦い。5年前のクアラルンプールでの銀行襲撃作戦と、カジノの街での時限紙幣追跡をスタイリッシュに描き、世界のミステリ賞を総なめにした傑作! 解説・杉江松恋
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