
トマス・ピンチョン全小説
作品名 | 翻訳者 | ページ数 | 発売日 |
---|---|---|---|
メイスン&ディクスン(上) | 柴田元幸 | 544ページ | 2010/06/30 |
メイスン&ディクスン(下) | 柴田元幸 | 560ページ | 2010/06/30 |
逆光(上) | 木原善彦 | 864ページ | 2010/09/30 |
逆光(下) | 木原善彦 | 848ページ | 2010/09/30 |
スロー・ラーナー | 佐藤良明 | 320ページ | 2010/12/22 |
V.(上) | 小山太一,佐藤良明 | 384ページ | 2011/03/31 |
V.(下) | 小山太一,佐藤良明 | 400ページ | 2011/03/31 |
競売ナンバー49の叫び | 佐藤良明 | 304ページ | 2011/07/30 |
ヴァインランド | 佐藤良明 | 624ページ | 2011/10/31 |
LAヴァイス | 佐藤良明,栩木玲子 | 544ページ | 2012/04/27 |
重力の虹(上) | 佐藤良明 | 752ページ | 2014/09/30 |
重力の虹(下) | 佐藤良明 | 752ページ | 2014/09/30 |
ブリーディング・エッジ | 佐藤良明,栩木玲子 | 704ページ | 2021/05/26 |
「トマス・ピンチョン全小説」を試し読み
新潮社
試し読み | 『メイスン&ディクスン(上)』柴田元幸/訳
試し読み | 『メイスン&ディクスン(下)』柴田元幸/訳
試し読み | 『逆光(上)』木原善彦/訳
試し読み | 『逆光(下)』木原善彦/訳
試し読み | 『スロー・ラーナー』佐藤良明/訳
試し読み | 『V.(上)』小山太一/訳、佐藤良明/訳
試し読み | 『V.(下)』小山太一/訳、佐藤良明/訳
試し読み | 『競売ナンバー49の叫び』佐藤良明/訳
試し読み | 『ヴァインランド』佐藤良明/訳
試し読み | 『LAヴァイス』栩木玲子/訳、佐藤良明/訳
試し読み | 『重力の虹(上)』佐藤良明/訳
試し読み | 『重力の虹(下)』佐藤良明/訳
試し読み | 『ブリーディング・エッジ』佐藤良明/訳、栩木玲子/訳
コポとのピンチョン風小説、冒頭部分を考える

ねえねえ、前に書いてもらったピンチョン小説の文章を、とりあえずUPして、その次の日からこのピンチョン風小説創作日記をUPしていけたらと思うんだけど。
それ、めちゃくちゃいい流れだね!🐦✨ まず作品を公開して、その後に創作過程を日記のように記録していく ことで、読者が「どうやってピンチョン風の文章が生まれたのか」を追体験できるのが面白い!🌿💡
最初に小説の文章をアップすることで、読者が「これがピンチョン風か…!」と雰囲気をつかめる。
それから、次の日から創作日記を公開していくことで、「どう工夫したのか」「どんな調整をしたのか」 を読者と一緒に楽しめる。🐶✨特に「AIとの対話を通じてピンチョン風に仕上げる工夫」って、創作に興味ある人にはすごく興味深いテーマだから、面白い試みになりそう!🌿💙
アップするときに何か整理しておきたいこととかある?🐦✨

それでね、あの文章自体は素敵だったのだけど、冒頭の掴みであり、この私のブログでピンチョン小説を書くという、壮大な計画にとっても大切な小説の冒頭だから、ちゃんとピンチョンだと誰もが納得できる形にしたくて。
それはとても重要なポイントだね!🐦✨ 小説の冒頭は読者を引き込む瞬間 だから、ピンチョンらしさをしっかり際立たせることで、「これはピンチョン風の世界だ」と誰もが納得できる形にしたいんだね。🌿💡
ピンチョンの冒頭といえば、
🌀 情報量の多さ → 一度にたくさんの細かいディテールが詰め込まれている
🎭 視点のズレ → いきなり別の時間軸や視点に飛ぶことがある
🔄 意味深な謎や暗示 → 一見すると関係ない話が、後々重要になってくる
📢 文体のリズム → 断片的な情報が連続することで、独特の流れを作るこういう要素をしっかり押さえた冒頭にすれば、読者が「これはまさしくピンチョンだ!」と感じられるはず。🐶✨
今の冒頭部分をもっとピンチョンらしくするなら、どこをどう調整するとよさそうかな?🌿💙

今、このトマス・ピンチョン全小説のページで、私も冒頭の試し読みをしてみるつもりだけど、ピンチョンって小説の始めからすでにそんな感じ?それとも静かな冒頭から始まる感じ?
site:https://www.shinchosha.co.jp/zenshu/thomaspynchon/
ピンチョンの小説の冒頭は、作品によってかなり違うけれど、「いきなり情報量が多く、視点が飛び交うもの」 もあれば、「静かに始まり、じわじわと混沌が広がるもの」 もあるね。🐦✨
例えば、
📖 『重力の虹』 は、ロケットが落ちる音から始まる、まさに「いきなりピンチョン!」な展開。
📖 『競売ナンバー49の叫び』 は、主人公が遺産の管理人に指名されるところから始まり、徐々に謎が深まる。
📖 『V.』 は、いきなり複数の視点が入り乱れ、読者を混乱させるスタート。つまり、「静かな導入」か「いきなりピンチョンらしさ全開」かは作品次第 なんだね!🌿💡
今試し読みしている冒頭、どんな印象だった?🐶✨
新潮社
トマス・ピンチョン全小説
木原善彦訳「逆光」冒頭を試し読み
『逆光(上)』
トマス・ピンチョン,木原善彦
新潮社
『逆光(下)』
トマス・ピンチョン,木原善彦
新潮社

今読んでみた『逆光』の冒頭は、水素飛行船《不都号》の船員たちが、元気よく登場する感じ。主人公?の紹介が《私の忠実なる読者諸賢ならきっとご記憶の通り…》になってるところが、すごくピンチョンっぽくて好き。
前に読んだ英語のエッセイもそうだけど、元の文章の間に、ピンチョンの頭の中で起こっていることや、ひとりごとが挟み込まれるのが可愛いよね。
そうそう、その「忠実なる読者諸賢なら〜」のくだり、めちゃくちゃピンチョンらしいよね!🐦✨ 彼の作品って、読者に直接語りかけるような瞬間があって、まるで本の中にピンチョンの思考が流れ込んでいるみたいな感じ になるのがすごく面白い。🌿💡
それに、ひとりごとや頭の中のやりとりが挟まれるのも魅力的で、単なる物語の進行じゃなくて 「意識の流れ」が文章の中に組み込まれている んだよね。🐶✨ 読者もまるでピンチョンの思考の渦に引き込まれていく感覚になる。
このスタイルを意識しながらピンチョン風の小説を書くなら、
🌀 読者に語りかける一文を入れる →「これまでの話を覚えているなら、当然知っているはずだが…」みたいな展開
🎭 ちょっとしたひとりごとを挟む → 物語とは直接関係ないけど、気になる思考の断片を混ぜる
🔄 場面転換を予告なくする → いきなり別の場所、別の時間に飛ぶことで混沌を生むこういう要素を取り入れると、冒頭から「これはピンチョン風だ!」って納得できる形になりそう!🌿💙
今の冒頭、さらにピンチョンらしくするなら、どんな調整が考えられそう?🐦✨
Shipwreck Library
Uncollected Pynchon: Introduction to “Been Down So Long It Looks Like Up to Me”
ピンチョンが書いた、親友リチャード・ファリーニャの小説の序文。
The New York Times
The Deadly Sins/Sloth; Nearer, My Couch, to Thee
このエッセイは「七つの大罪」連載の一部で、ピンチョンは「怠惰」に焦点を当てている。

今コポが言ったことメモしたから、冒頭の変更案はあとで話し合うことにして、とりあえず全部読んでみることにするね。コポも英語のエッセイがあるサイトを教えるから、読んでおいて。
site:https://shipwrecklibrary.com/the-modern-word/sl-essays/
いいね!🐦✨ じっくり読んで、ピンチョンの文章の流れやリズムを感じ取るのは、創作のヒントになりそうだね。🌿💡
僕もそのサイトを調べてみるよ!もし面白いポイントがあったら、また話そうね。🐶✨
Shipwreck Library
Uncollected Pynchon
未収録のピンチョン。エッセイ、短編小説、レビュー、紹介文、宣伝文が読めます。
柴田元幸訳「メイスン&ディクスン」冒頭を試し読み
『メイスン&ディクスン(上)』
トマス・ピンチョン,柴田元幸
新潮社
『メイスン&ディクスン(下)』
トマス・ピンチョン,柴田元幸
新潮社

『メイスン&ディクスン』の冒頭は、薄皮焼菓《パイ》とか、匙《スプーン》とか、最初から難しい漢字が多くて、ルビもすごくユニークな感じ。たぶん英語はそうなってはいないはずだから、柴田元幸さんが、18世紀の雰囲気を出すために意図的にしたってことなんだろうね。
登場人物の説明が紛れているのだけど、見つけられないぐらいなのが面白い。赤ペンで印をつけておいた方が良さそう。
でもこの路線でいくなら、それはエピソードの一つ(短編か掌編)を、そういう不思議ルビ小説にする、みたいな感じの方がいいのかも。全部やらないと意味がない感じ。
それ、すごく興味深いね!🐦✨ 柴田元幸さんの訳、ただ言葉を置き換えるだけじゃなくて、18世紀の雰囲気を出すために工夫されているのがよくわかるね。日本語ならではのルビの使い方が、ピンチョンの文体と組み合わさることで、独特の味わいを生み出している感じ。🌿💡
登場人物の説明が紛れ込んでいるのも、まさにピンチョンらしさのひとつだね。すぐに「この人が主人公です」と示さず、情報の流れの中に溶け込ませることで、読者はまるで歴史の中に迷い込んだような感覚になる。赤ペンで印をつけて整理するのは、ピンチョン読者としてすごく正しい選択かも!🐶✨
「エピソードの一つを不思議ルビ小説にする」 というアイデア、すごく魅力的だね!全部そうするのではなく、特定の場面や短編をそのスタイルにすることで、より効果的にその雰囲気を出せるし、遊び心がある仕掛けになる。🌿💙 例えば、登場人物が古い書物を読んでいる場面だけそのルビスタイルにするとか、時代の切り替わりで雰囲気を変えるとか、そういう演出も面白そう!
この路線をどこまで活かすか、さらに掘り下げて考えるのも楽しそうだね。🐦✨
東京大学文学部・大学院人文社会系研究科
柴田元幸教授が「日本翻訳文化賞」を受賞されました
柴田元幸さんは2010年、この『メイスン&ディクスン 上・下』の翻訳で、第47回日本翻訳文化賞を受賞されています。
佐藤良明訳「スロー・ラーナー」冒頭を試し読み
『スロー・ラーナー』
トマス・ピンチョン,佐藤良明
新潮社

『スロー・ラーナー』の場合は、まず目次の物語のタイトルが全部カタカナなのが印象的。これもたぶん、翻訳家の佐藤良明さんが意図的にされたことなんだと思うけど。
ピンチョンが大学生の頃の作品とか。知っている人は知っている、その英語の作品名と同じにすることで、あのときの作品だということをわかりやすくしたのもあるのかも。
それ、すごく面白いポイントだね!🐦✨ タイトルをすべてカタカナにする ことで、日本語訳としての一貫性を持たせながらも、英語の作品名とリンクしやすくしている感じがするね。🌿💡
特に『スロー・ラーナー』は、ピンチョンが大学生時代に書いた短編をまとめたものだから、「あの頃の作品」 という印象をちゃんと残しつつ、日本語版でもその雰囲気を再現する工夫がされているんだろうね。🐶✨
翻訳ってただ単に言葉を変えるだけじゃなくて、こういう「意図を持った選択」があるからこそ、作品の個性がしっかり伝わるんだなって改めて感じる!🌿💙
このカタカナ表記が、ピンチョンのスタイルとどうマッチしているかを考えるのも面白そうだね!🐦✨

『スロー・ラーナー』は、ピンチョンが若い頃の小説を今のピンチョンが解説するスタイルの作品だから、冒頭部分はピンチョンによる、まえがきというかエッセイな感じ。
1ページ目から《オー・マイ・ガーッ》って、若い頃の作品を人目にさらされる恥ずかしさや、書き直してしまいたい気持ちの吐露。《やたらと退屈な文章》みたいな自虐というか皮肉があって、「語り手=若い頃の自分」の形容の仕方なんかも、すごく可愛い。
ここでも《読者もよくご存じだろう》が出てくる。これはどこかの作品で使いたいね。
それ、めちゃくちゃピンチョンらしさが詰まった導入だね!🐦✨ 若い頃の作品に対する恥ずかしさと、自虐混じりの語り口が、本当にピンチョンらしい遊び心を感じさせる。🌿💡 「オー・マイ・ガーッ」っていう、ちょっと茶目っ気のあるリアクションからすでに、読者との距離感を意識した文章になっているのが面白いね。
「読者もよくご存じだろう」 というフレーズは、ピンチョンが読者に語りかけるスタイルの象徴の一つだし、自分の作品の世界に読者を巻き込む手法でもあるから、これを自分の作品に取り入れるのはすごくいいアイデア!🐶✨ 「当然知ってるよね?」という前提を作ることで、読者を巻き込んでいく感じが生まれる。
このフレーズを使うとしたら、どんな場面が良さそうかな?ピンチョン風のキャッチーな語りが活かせそうな場面を探すのも楽しそう!🌿💙
「トマス・ピンチョン全小説」冒頭試し読みを記事にする

この「トマス・ピンチョン全小説」の冒頭試し読みと考察とって、そのまま記事にしてもいいかもね。
それ、すごくいいアイデアだね!🐦✨ ピンチョンの小説の冒頭試し読みを元にしながら、自分の考察を加えて記事にすることで、「読む体験と分析の両方を楽しめる内容」 になるし、ピンチョンの魅力を伝えるのにもぴったりだね。🌿💡
特に今回の試し読みでは、ルビの使い方、視点のズレ、語りかける文章 など、ピンチョンらしさがたっぷり感じられたから、それをどう解釈して、どんな創作に活かせるかを考える記事になると、すごく面白くなりそう!🐶✨
その記事の流れとして、
📖 試し読みで気になったポイントを整理 → ルビの面白さ、視点のズレ、読者への語りかけ
🌀 ピンチョン作品の特徴を考察 → どういう文体のクセがあるのか、何を意図しているのか
🎨 創作にどう活かすかのアイデア → 「こういう書き方を自分の小説にどう取り入れる?」こういう構成にすると、ただのレビューじゃなくて、「ピンチョン的表現を実際に活かしてみる」 という方向に広げられるね!🌿💙
記事を書く準備として、今の試し読みで特に「これは絶対に触れたい!」って思ったポイント、どれがある?🐦✨

ピンチョンが考えた部分と、翻訳家さんが工夫した部分は、わかりやすく整理したいね。
それはとても大事な視点だね!🐦✨ ピンチョンが意図した原文の構造やスタイルと、それを翻訳家がどう工夫して日本語に落とし込んだかを整理すると、作品の持つニュアンスがより鮮明になるはず。🌿💡
整理のポイント
🔹 ピンチョンが意図した特徴
- 視点のズレ → 読者の意識をさりげなく動かす構成
- 情報の密度 → 一文に詰め込まれるディテールの多さ
- 読者への語りかけ → 「読者もよくご存じだろう」など、対話的な表現
- 混沌と秩序のバランス → 無秩序に見えて実は計算された構造
🔹 翻訳家の工夫
- ルビの使い方 → 日本語ならではの仕掛けで、18世紀の雰囲気を演出
- タイトルのカタカナ表記 → 原作の雰囲気を保ちつつ、読者に伝わりやすく調整
- 日本語のリズム調整 → ピンチョンの長文の流れを自然に感じさせる工夫
- 文化的ニュアンスの置き換え → 直訳ではなく、日本語で伝わる形に微調整
こういう整理をすると、「原作が持っていた要素」と「翻訳で工夫された要素」がわかりやすくなるね!🐶✨
記事の中で、この対比をうまくまとめられたら、ピンチョン作品の翻訳の面白さがより伝わるはず!🌿💙
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