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松籟社と海外文学――「東欧の想像力」「創造するラテンアメリカ」「フラバル・コレクション」ほか翻訳小説の一覧表

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松籟社と海外文学――多様な国の、多様な言語との出会い「東欧の想像力」「創造するラテンアメリカ」「フラバル・コレクション」

松籟社さんの海外文学+αの一覧表

作品名著者翻訳者国名発売日
特性のない男:
ウルリッヒとアガーテ
ローベルト・ムージル白坂彩乃,
大川勇
オーストリア2025/10/10
ボリス・ダヴィドヴィチのための墓ダニロ・キシュ奥彩子ユーゴスラヴィア2025/01/31
寒さ: 一つの隔離トーマス・ベルンハルト今井敦オーストリア2024/12/16
カフカ、なまもの西成彦日本2024/06/14
ヘミングウェイの五感戸田慧日本2024/04/02
吹きさらう風
(創造するラテンアメリカ 8)
セルバ・アルマダ宇野和美アルゼンチン2023/10/14
時間への王手マルセル・ティリー岩本和子ベルギー2023/06/27
息: 一つの決断トーマス・ベルンハルト今井敦オーストリア2023/05/16
十一月の嵐
(フラバル・コレクション)
ボフミル・フラバル石川達夫チェコ2022/12/27
アフリカ巡航者の日誌:
ペリー艦隊・奴隷貿易・リベリア
ホレーショ・ブリッジ,
ナサニエル・ホーソーン
大野美砂,
髙尾直知,
中西佳世子
アメリカ2022/10/18
ルーマニア、ルーマニア住谷春也日本2022/05/19
通達/謁見 (東欧の想像力 20)ヴァーツラフ・ハヴェル阿部賢一,
豊島美波
チェコ2022/02/08
百年目の『ユリシーズ』下楠昌哉,
須川いずみ,
田村章
日本2022/02/02
騎兵隊イサーク・バーベリ中村唯史ロシア2022/01/26
生まれつき翻訳:
世界文学時代の現代小説
レベッカ・L・
ウォルコウィッツ
佐藤元状,
吉田恭子,
田尻芳樹,
秦邦生
アメリカ2022/01/21
十六の夢の物語:
M・パヴィッチ幻想短編集
ミロラド・パヴィッチ三谷惠子セルビア2021/10/27
私の人生の本
(東欧の想像力エクストラ 1)
アレクサンダル・ヘモン秋草俊一郎アメリカ2021/09/10
物語るちから:
新しいアメリカの古典を読む
新・アメリカ文学の
古典を読む会
日本2021/09/10
平井呈一生涯とその作品荒俣宏日本2021/05/19
ヴァイゼル・ダヴィデク
(東欧の想像力 19)
パヴェウ・ヒュレ井上暁子ポーランド2021/03/12
戦争とテレピン油
(フランダースの声)
ステファン・ヘルトマンス新目亜野ベルギー2020/11/01
ジュスタ (東欧の想像力 18)パウル・ゴマ住谷春也ルーマニア2020/10/16
地下: ある逃亡トーマス・ベルンハルト今井敦オーストリア2020/09/30
敗残者 (東欧の想像力 17)ファトス・コンゴリ井浦伊知郎アルバニア2020/05/15
世界の文学、文学の世界奥彩子日本2020/04/01
プラヴィエクとそのほかの時代
(東欧の想像力 16)
オルガ・トカルチュク小椋彩ポーランド2019/12/06
アカシアは花咲く: モンタージュ
(東欧の想像力 15)
デボラ・フォーゲル加藤有子ポーランド2019/01/11
ネムレ! (フランダースの声)アンネリース・ヴェルベーケ井内千紗ベルギー2018/12/01
宰相の象の物語 (東欧の想像力 14)イヴォ・アンドリッチ栗原成郎ユーゴスラビア2018/11/20
ヒューディブラスサミュエル・バトラー,
飯沼万里子,
三浦伊都枝,高谷修
バトラー
研究会
イギリス2018/09/25
共謀綺談 (創造するラテンアメリカ)フアン・ホセ・アレオラ安藤哲行メキシコ2018/07/20
狂人の船 (創造するラテンアメリカ)クリスティーナ・ペリ=ロッシ南映子ウルグアイ2018/07/10
下半身から読むアメリカ小説高野泰志日本2018/05/01
原因: 一つの示唆トーマス・ベルンハルト今井敦オーストリア2017/12/22
蔵書一代: なぜ蔵書は増え、
そして散逸するのか
紀田順一郎日本2017/07/17
ブラックウォーター灯台船コルム・トビーン伊藤範子アイルランド2017/06/30
幻想の坩堝
ベルギー・フランス語幻想短編集
三田順,岩本和子岡本夢子,
村松定史,
小林亜美,
松下和美
日本2016/12/14
モンテカルロ (フランダースの声)テリン・ペーテル板屋嘉代子ベルギー2016/10/27
火曜日 (フランダースの声)ペーテルス・エルヴィス鈴木民子ベルギー2016/10/27
オルフェウ・ダ・コンセイサォン
(創造するラテンアメリカ)
ヴィニシウス・ヂ・モライス福嶋伸洋ブラジル2016/10/11
ある子供トーマス・ベルンハルト今井敦オーストリア2016/05/20
ある一族の物語の終わり
(東欧の想像力)
ナーダシュ・ペーテル早稲田みか,
簗瀬さやか
ハンガリー2016/04/30
東欧の想像力奥彩子,西成彦,沼野充義日本2016/02/23
物が落ちる音
(創造するラテンアメリカ)
フアン・ガブリエル・バスケス柳原孝敦コロンビア2016/01/26
メダリオン (東欧の想像力)ゾフィア・ナウコフスカ加藤有子ポーランド2016/01/09
謎解き「嵐が丘」廣野由美子日本2015/12/18
時の止まった小さな町
(フラバル・コレクション)
ボフミル・フラバル平野清美チェコ2015/12/10
レーヴェンシュテルンアドルフ・ムシュク野口薫スイス2015/05/01
ぼくらが女性を愛する理由
(東欧の想像力)
ミルチャ・カルタレスク住谷春也ルーマニア2015/03/06
幻島はるかなり紀田順一郎日本2015/02/10
表皮と核ニコラ・アブラハム,
マリア・トローク
大西雅一郎,
山崎冬太ほか
フランス2014/04/25
マルボー: ある伝記ヴォルフガング・
ヒルデスハイマー
青地伯水ドイツ2014/04/18
剃髪式 (フラバル・コレクション)ボフミル・フラバル阿部賢一チェコ2014/04/07
ヘミングウェイと老い高野泰志,島村法夫ほか日本2013/12/01
未来の回想シギズムンド・
クルジジャノフスキイ
秋草俊一郎ウクライナ2013/10/22
修道師と死 (東欧の想像力 10)メシャ・セリモヴィッチ三谷惠子ボスニア2013/07/19
マクナイーマ:
つかみどころのない英雄
(創造するラテンアメリカ)
マリオ・ヂ・アンドラーヂ福嶋伸洋ブラジル2013/07/01
アメリカは戦争をこう記憶するG・カート・ピーラー島田眞杉,
布施将夫,
岩本修,
藤岡真樹,
森山貴仁,
金子典生
アメリカ2013/04/10
火葬人 (東欧の想像力 9)ラジスラフ・フクス阿部賢一チェコ2013/01/23
フランダースの声
現代ベルギーアンソロジー
フランダースセンター日本2013/01/01
厳重に監視された列車
(フラバル・コレクション)
ボフミル・フラバル飯島周チェコ2012/09/14
瞳孔の中
クルジジャノフスキイ作品集
シギズムンド・
クルジジャノフスキイ
上田洋子,
秋草俊一郎
ウクライナ2012/07/31
わたしの物語
(創造するラテンアメリカ)
セサル・アイラ柳原孝敦アルゼンチン2012/07/27
墓地の書 (東欧の想像力 8)サムコ・ターレ木村英明スロヴァキア2012/04/13
エーリヒ・ケストナー:
こわれた時代のゆがんだ鏡
青地伯水,寺井紘子日本2012/03/01
崖っぷち (創造するラテンアメリカ)フェルナンド・バジェホ久野量一コロンビア2011/12/08
現代ラテンアメリカ文学併走安藤哲行日本2011/10/31
幻想怪奇譚の世界紀田順一郎日本2011/10/01
ペインティッド・バード
(東欧の想像力 7)
イェジー・コシンスキ西成彦ポーランド2011/08/05
二つの伝説 (東欧の想像力 6)ヨゼフ・シュクヴォレツキー石川達夫,
平野清美
チェコ2010/11/10
死の勝利 (薔薇小説 3)ガブリエーレ・ダヌンツィオ脇功イタリア2010/11/01
昔々の昔からイヴァーナ・ブルリッチ=
マジュラニッチ,
ヴラディミル・キーリン(絵)
栗原成郎クロアチア2010/07/09
境界の作家ダニロ・キシュ奥彩子日本2010/03/01
彷書摘録―時代をつなぐ読書紀田順一郎日本2010/01/28
随筆日本:
イタリア人の見た昭和の日本
フォスコ・マライーニ岡田温司,
山崎彩,
井上昭彦,
鈴木真由美,
住岳夫,
柱本元彦
イタリア2009/12/01
死者の軍隊の将軍 (東欧の想像力 5)イスマイル・カダレ井浦伊知郎アルバニア2009/10/01
医者の妻ブライアン・ムーア伊藤範子カナダ2009/09/11
帝都最後の恋: 占いのための
手引き書 (東欧の想像力 4)
ミロラド・パヴィッチ三谷惠子ユーゴスラビア2009/05/01
書き込みのある樅の木
(シュティフター・コレクション)
アーダルベルト・
シュティフター
磯崎康太郎オーストリア2008/12/25
ハーン=ハーン伯爵夫人のまなざし
―ドナウを下って (東欧の想像力 3)
ペーテル・エステルハージ早稲田みかハンガリー2008/11/30
罪なき者 (薔薇小説 2)ガブリエーレ・ダヌンツィオ脇功イタリア2008/10/27
ハイネ散文作品集〈第6巻〉
フランスの芸術事情
ハインリヒ・ハイネ木庭宏ドイツ2008/09/05
森ゆく人
(シュティフター・コレクション)
アーダルベルト・
シュティフター
松村國隆オーストリア2008/05/31
あまりにも騒がしい孤独
(東欧の想像力 2)
ボフミル・フラバル石川達夫チェコ2007/12/14
ウンラート教授:
あるいは、一暴君の末路
ハインリヒ・マン今井敦ドイツ2007/10/25
快楽 (薔薇小説 1)ガブリエーレ・ダヌンツィオ脇功イタリア2007/08/01
幻想と怪奇の時代紀田順一郎日本2007/03/20
砂時計 (東欧の想像力 1)ダニロ・キシュ奥彩子ユーゴスラヴィア2007/01/31
フィクションと証言の間で:
現代ラテンアメリカにおける
政治・社会動乱と小説創作
寺尾隆吉日本2007/01/29
消せない烙印: ユート・ジュース
ことヨーゼフ・ジュース・
オッペンハイマーの生涯
ヘルムート・G・ハージス木庭宏ドイツ2006/10/14
石さまざま(上)
(シュティフター・コレクション)
アーダルベルト・
シュティフター
高木久雄,
田口義弘,
青木三陽,
林昭,
松岡幸司
オーストリア2006/06/15
石さまざま(下)
(シュティフター・コレクション)
アーダルベルト・
シュティフター
田口義弘,
青木三陽,
松岡幸司
オーストリア2006/06/01
戦後創成期ミステリ日記紀田順一郎日本2006/04/01
北は山、南は湖、西は道、東は川クラスナホルカイ・ラースロー早稲田みかハンガリー2006/03/05
太鼓歌に耳をかせ:
カリブの港町の「黒人」文化運動と
ベネズエラ民主政治
石橋純日本2006/02/01
カフカ 内なる法廷: 『審判』論三瓶憲彦日本2006/02/01
読書三到:
新時代の「読む・引く・考える」
紀田順一郎日本2005/10/01
書林探訪: 古書から読む現代紀田順一郎日本2005/06/01
カンバセーション:
アトウッドの文学作法
マーガレット・アトウッド加藤裕佳子カナダ2005/04/20
ハイネのおしゃべりな身体木庭宏日本2004/02/28
義務教育という病い:
イギリスからの警告
クリス・シュート呉宏明フランス2003/03/01
シュティフター作品集 2 習作集 2アーダルベルト・
シュティフター
高木久雄,
林昭
オーストリア2002/09/01
教会 五幕劇ルイ・フェルディナン・
セリーヌ
上村くにこフランス2002/09/01
カフカ 罪と罰三瓶憲彦日本2001/03/05
尽き果てることなきものへミッシェル・ドゥギー梅木達郎フランス2000/07/12
ハインリヒ・マン短編集 3 後期篇ハインリヒ・マン三浦淳,
杉村涼子,
岡本亮子,
小川一治,
田村久男
ドイツ2000/07/01
流れ: 運命と時についてギュンター・アイヒ竹中克英,
新津嗣郎
ドイツ2000/04/05
サイトメガロウイルス: 入院日記エルヴェ・ギベール黒木実フランス1999/09/01
ハインリヒ・マン短編集 2 中期篇ハインリヒ・マン三浦淳,
日台なおみ,
原口健治,
田村久男
ドイツ1999/07/01
ハインリヒ・マン短編集 1 初期篇ハインリヒ・マン三浦淳ドイツ1998/06/01
死の変奏: ヘルマン・ブロッホ/
トーマス・マンのために
三瓶憲彦日本1997/11/05
ムージル著作集 第9巻
日記/エッセイ/書簡
ローベルト・ムージル田島範男,
水藤龍彦,
長谷川淳基
オーストリア1997/07/01
もうひとりのわたし:
ギュンター・アイヒ放送劇集
ギュンター・アイヒ竹中克英,
新津嗣郎
ドイツ1997/04/20
ムージル著作集 第8巻
熱狂家たち/生前の遺稿
ローベルト・ムージル円子修平,
斎藤松三郎
オーストリア1996/11/10
ムージル著作集 第7巻 小説集ローベルト・ムージル鎌田道生,
久山秀貞,
川村二郎,
古井由吉
オーストリア1996/11/10
ハイネとベルネ: 市民社会の門口で木庭宏日本1996/10/25
ヒース燃ゆコルム・トビーン伊藤範子アイルランド1995/10/01
ハイネ散文作品集第5巻:
シェイクスピア論と小品集
ハインリヒ・ハイネ,
木庭宏
兼田博,
池久隆,
宮野悦義
ドイツ1995/08/20
神とたたかう者:
ハインリヒ・ハイネにおける
ユダヤ的なものをめぐって
木庭宏日本1995/06/05
ムージル著作集 第6巻
特性のない男 6
ローベルト・ムージル加藤二郎オーストリア1995/03/01
ソール・ベローを読む田畑千秋日本1994/12/15
ムージル著作集 第5巻
特性のない男 5
ローベルト・ムージル加藤二郎オーストリア1994/10/20
ハイネ散文作品集第4巻:
文学・宗教・哲学論
ハインリヒ・ハイネ,
木庭宏
森良文ドイツ1994/02/05
ハイネ散文作品集第3巻: 回想記ハインリヒ・ハイネ,
木庭宏
高池久隆,
宮野悦義
ドイツ1994/02/05
ムージル著作集 第4巻
特性のない男 4
ローベルト・ムージル加藤二郎オーストリア1993/10/01
ダニエル・デロンダ 3ジョージ・エリオット淀川郁子イギリス1993/06/01
ダニエル・デロンダ 2ジョージ・エリオット淀川郁子イギリス1993/05/01
ムージル著作集 第3巻
特性のない男 3
ローベルト・ムージル加藤二郎オーストリア1993/03/20
ダニエル・デロンダ 1ジョージ・エリオット淀川郁子イギリス1993/03/01
ムージル著作集 第2巻
特性のない男 2
ローベルト・ムージル加藤二郎オーストリア1992/12/05
ケラー作品集第4巻:
マルティン・ザランダー
ゴットフリート・ケラー佐野利勝,
麥倉達生
スイス1992/09/20
ケラー作品集第5巻: 七つの聖譚 他ゴットフリート・ケラー,
坂野泉
佐野利勝,
麥倉達生 
スイス1992/09/20
ムージル著作集 第1巻
特性のない男 1
ローベルト・ムージル加藤二郎オーストリア1992/05/06
タタール人の砂漠 (イタリア叢書 9)ディーノ・ブッツァーティ脇功イタリア1992/01/20
ハイネ散文作品集第2巻:
『旅の絵』より
ハインリヒ・ハイネ,
木庭宏
深見茂,
鈴木和子,
鈴木謙三
ドイツ1990/11/05
ハイネ散文作品集第1巻:
イギリス・フランス事情
ハインリヒ・ハイネ,
木庭宏
久山秀貞ドイツ1989/07/20
不在の騎士 (イタリア叢書 8)イタロ・カルヴィーノ脇功イタリア1989/05/01
奇跡の経済復興: イタリア経済
第二の奇跡 (イタリア叢書 7)
ジュゼッペ・トゥラーニ間苧谷努イタリア1989/02/05
トーマス・マンを読む:
ブデンブローク家の人々を
鑑賞するために
吉田次郎日本1988/09/01
パロマー (イタリア叢書 6)イタロ・カルヴィーノ和田忠彦イタリア1988/05/06
ケラー作品集第3巻:
チューリヒ小説集
ゴットフリート・ケラー石井不二雄スイス1988/02/01
砂のコレクション (イタリア叢書 5)イタロ・カルヴィーノ脇功イタリア1988/01/01
スーパーでかぶた
(マレルバ童話集 1)
ルイージ・マレルバ,
アドリアーノ・ザンニーノ(絵)
安藤美紀夫,
福井あおい
イタリア1987/10/15
美食家陸文夫陳謙信,
陳舜臣
中国1987/10/01
日記論ベアトリス・ディディエ西川長夫,
後平隆
フランス1987/10/01
ケラー作品集第2巻:
ゼルトヴィーラの人々 第二話
ゴットフリート・ケラー林昭,
谷口廣治,
谷村義一,
中埜芳之
スイス1987/09/20
忘れられた作家・忘れられた本山下武日本1987/05/06
ケラー作品集第1巻:
ゼルトヴィーラの人々 第一話
ゴットフリート・ケラー高木久雄スイス1987/02/01
楽しい化石採集:
近畿の化石産地案内
若一光司日本1986/08/01
ちいさなちいさな出版者たち松籟社編集部日本1985/08/01
遠ざかる家 (イタリア叢書 3)イタロ・カルヴィーノ和田忠彦イタリア1985/02/05
怒りの惑星 (イタリア叢書 4)パオロ・ヴォルポーニ脇功イタリア1985/01/20
シュティフター作品集 第4巻
昔日のウィーンより
アーダルベルト・
シュティフター
高木久雄ドイツ1984/11/01
シュティフター作品集 第3巻
石さまざま
アーダルベルト・
シュティフター
高木久雄ドイツ1984/09/01
シュティフター作品集 第2巻
習作集Ⅱ
アーダルベルト・
シュティフター
高木久雄,
林昭
ドイツ1983/11/20
シュティフター作品集 第1巻
習作集I
アーダルベルト・
シュティフター
高木久雄,
玉置保巳,
田口義弘
ドイツ1983/11/20
敗残の巨人―現代文学の異様な
冒険 セリーヌ会見記
ミルトン・ヒンダス上村くにこアメリカ1982/10/01
人間と人間にあらざるものと
(イタリア叢書 2)
エリオ・ヴィットリーニ脇功,
武谷なおみ,
多田俊一,
和田忠彦,
伊田久美子
イタリア1981/12/20
冬の夜ひとりの旅人が
(イタリア叢書 1)
イタロ・カルヴィーノ脇功イタリア1981/01/01
家事の社会学アン・オークレー佐藤和枝,
渡辺潤
イギリス1980/07/01

↑リンク、発売日はAmazon。
著者名、国名等で並べ替えできます。
スマホは縦横スクロール可能。

翻訳小説の一覧表に、
気になる本をいくつか加えたものです。

松籟社さんのこと

図書出版松籟社ホームページ
現代思想・社会学・外国文学などの人文系専門書を発行している出版社、松籟社のホームページです。


図書出版松籟社ホームページ

しょうらいしゃ、と読みます。

株式会社松籟社(しょうらいしゃ)は、日本の出版社である。現代思想・社会学・外国文学などの人文系専門書を発行している出版社として知られる。1974年創業。

松籟社 – Wikipedia


 多様な国、多様な言語の文学と出会いの橋渡しをしてくれる、松籟社さん。

 2025年のノーベル文学賞を受賞したクラスナホルカイ・ラースローさんの『北は山、南は湖、西は道、東は川』(早稲田みか)の出版元として応えていた、インタビューの言葉がとても印象的で、松籟社さんの翻訳小説の一覧表を作成することにしました。

「弊社は偶然関わったに過ぎないが、唯一の邦訳の出版元として光栄のお裾分けをいただいたことをとてもうれしく思う。その状況を作っていただいた先生方に感謝している」

(木村浩之さん / 産経ニュース

 


松籟社さんの気になる本

シリーズものは、気になるものをいくつか。
少しずつ追加します。

祝・ノーベル文学賞受賞

「北は山、南は湖、西は道、東は川 」クラスナホルカイ・ラースロー

北は山、南は湖、西は道、東は川
クラスナホルカイ・ラースロー,早稲田みか
2006/03/05
松籟社

京都の町を走る京阪電車の扉が静かに閉まる。無人の駅にひとり降りたつ美しい若者ー彼こそ、かの光源氏の孫君。何かが彼にささやいている、彼の求めるものが、何世紀もの長きにわたって探し求めてきた「隠された庭園」が、この地にある、と。しかしーハンガリーの想像力が“日本”と出会うとき。

北は山、南は湖、西は道、東は川 | カーリル

 松籟社さんのXによると、重版(復刊)はすぐには無理とのこと。でも、図書館などで借りることはできるみたい。お近くの図書館に置いてあるかは、カーリルで調べられます。

 クラスナホルカイ・ラースローさんの本 (英訳されたもの)、脚本を手がけた映画については↑こちらでまとめています。

東欧の想像力

「火葬人」ラジスラフ・フクス

火葬人 (東欧の想像力)
ラジスラフ・フクス,阿部賢一
2013/01/23
松籟社
チェコ映画『The Cremator』原作小説

1930年代末、ナチスドイツの影が迫るプラハ。葬儀場に勤める火葬人コップフルキングルは、愛する妻と娘、息子に囲まれ、平穏な日々を送っているが……

「ペインティッド・バード」イェジー・コシンスキ

ペインティッド・バード (東欧の想像力)
イェジー・コシンスキ,西成彦
2011/08/05
松籟社
映画『異端の鳥』原作小説

第二次大戦下、親元から疎開させられた6歳の男の子が、東欧の僻地をさまよう。ユダヤ人あるいはジプシーと見なされた少年が、その身で受け、またその目で見た、苛酷な暴力、非情な虐待、グロテスクな性的倒錯の数々……危うさに満ちた、ホロコースト小説。
旧邦題『異端の鳥』(角川書店)の新訳版。

「アカシアは花咲く」デボラ・フォーゲル

アカシアは花咲く: モンタージュ (東欧の想像力)
デボラ・フォーゲル,加藤有子
2019/01/11
松籟社
第6回日本翻訳大賞受賞作

今世紀に入ってから再発見され、世界のモダニズム地図を書き換える存在として近年注目を集める戦間期ポーランドの作家・詩人デボラ・フォーゲル。その短編集『アカシアは花咲く』と、イディッシュ語で発表された短編3作を併載。同時代の作家ブルーノ・シュルツによる書評も収めた。

「ハーン=ハーン伯爵夫人のまなざし」ペーテル・エステルハージ

ハーン=ハーン伯爵夫人のまなざし―ドナウを下って (東欧の想像力 3)
ペーテル・エステルハージ,早稲田みか
2008/11/30
松籟社

ハンガリーを代表する現代作家エステルハージ・ペーテルによる、ハイブリッド小説。

黒い森(シュヴァルツヴァルト)から黒海まで、中央ヨーロッパを貫く大河ドナウ川を「プロの旅人」が下っていく。行く先々から雇い主に送られる旅の報告書は、しかし、旅行報告の義務を軽やかに無視し、時空を超えて自在に飛躍。歴史、恋愛、中欧批判、レストラン案内、ドナウの源泉、小説の起源等々を奔放に語りつつ、カルヴィーノ『見えない都市』を臆面もなく借用するなど膨大な引用(その多くは出所不明)を織り込みながら、ドナウの流れとともに小説は進んでいく……

「プラヴィエクとそのほかの時代」オルガ・トカルチュク

プラヴィエクとそのほかの時代 (東欧の想像力)
オルガ・トカルチュク,小椋彩
2019/12/06
松籟社

ノーベル賞作家(2018年)トカルチュクの名を一躍、国際的なものにした代表作。
ポーランドの架空の村「プラヴィエク」を舞台に、この国の経験した激動の二十世紀を神話的に描き出す。

「宰相の象の物語」イヴォ・アンドリッチ

宰相の象の物語 (東欧の想像力)
イヴォ・アンドリッチ,栗原成郎
2018/11/20
松籟社
イヴォ・アンドリッチは、
1961年ノーベル文学賞を受賞

恐怖政治を布く強大な権力者が、ふとした気まぐれから一頭の仔象を飼いはじめる。街中を無邪気に暴れまわる象は、人々の憎悪を集めー権力への民衆の忍従と抵抗を描いた表題作はじめ、ノーベル賞作家アンドリッチが自らの「小祖国」ボスニアを舞台に紡いだ4作品を収録。

「ある一族の物語の終わり」ナーダシュ・ペーテル

ある一族の物語の終わり (東欧の想像力)
ナーダシュ・ペーテル,早稲田みか,簗瀬さやか
2016/04/30
松籟社

「これでお話はおしまい」?祖父から孫へ、そしてその孫へと、語り継がれた一族の/家族の物語。その「終わり」に立ちあったのは、幼いひとりの男の子だったー

フラバルコレクション

「剃髪式」ボフミル・フラバル

剃髪式 (フラバル・コレクション)
ボフミル・フラバル,阿部賢一
2014/04/07
松籟社
チェコ映画『Postriziny』原作小説

(Cutting It Short)

ボヘミア地方ヌィンブルクのビール醸造所を舞台に、建国間もないチェコスロヴァキアの「新しい」生活を、一読したら忘れられない魅力的な登場人物たちに託していきいきと描き出す。
「ビール醸造所で育った」作家が自身の母親を語り手に設定して書き上げた意欲作。

創造するラテンアメリカ

「狂人の船」クリスティーナ・ペリ=ロッシ

狂人の船 (創造するラテンアメリカ)
クリスティーナ・ペリ=ロッシ,南映子
2018/07/10
松籟社

ウルグアイ出身の作家・詩人クリスティーナ・ペリ=ロッシの長篇小説邦訳。
終わりのない旅を続ける亡命者エックス。出会いと別れ、獲得と喪失を繰り返す遍歴のはてに見出されるものとは。
母国ウルグアイの圧制を逃れ、亡命という「痛みを伴う複雑な経験」をくぐり抜けた著者がつづる、現代の遍歴の物語。

そのほか気になる素敵な本

「特性のない男」 ローベルト・ムージル

特性のない男: ウルリッヒとアガーテ
ローベルト・ムージル,白坂彩乃,大川勇
2025/10/10
松籟社

観念と官能の織りなす愛の新世界―
ウルリッヒとアガーテは可能性の限界に向かう旅に出て、近親相姦でも〈遙かな愛〉でもない、〈肉体的であると同時に精神的な〉愛のユートピアを夢見る。

その傍らで演じられる市民的性愛の数々―
ニンフォマニアの裁判官夫人と性科学の教えを実践する外務省高官夫人が、これまで見過ごされてきた〈笑える形而上学小説〉の側面を浮かび上がらせる。

20世紀ヨーロッパ文学を代表する大作が清新な新訳・抄訳で甦る。

「ボリス・ダヴィドヴィチのための墓」ダニロ・キシュ

ボリス・ダヴィドヴィチのための墓
ダニロ・キシュ,奥彩子
2025/01/31
松籟社
副読本におすすめ!
境界の作家ダニロ・キシュ
奥彩子/松籟社

ユーゴスラヴィアの作家ダニロ・キシュの代表作。ボルヘスの『汚辱の世界史』への「対本」として――オマージュとして、かつアンチテーゼとして――構想された7つの連作短編集。スターリン時代の粛清に取材しながら、全体主義社会での個人の苦闘を描く。

「吹きさらう風」セルバ・アルマダ

吹きさらう風 (創造するラテンアメリカ 8)
セルバ・アルマダ,宇野和美
2023/10/14
松籟社
映画『El viento que arrasa』原作小説

感傷にも甘さにも寄りかからない凛とした物語世界。アルゼンチン辺境で布教の旅を続ける一人の牧師が、故障した車の修理のために、とある整備工場にたどりつく。牧師、彼が連れている娘、整備工の男、そして男とともに暮らす少年の4人は、車が直るまでの短い時間を、こうして偶然ともにすることになるがー。ささやかな出来事のつらなりを乾いた筆致で追いながら、それぞれが誰知らず抱え込んだ人生の痛みを静かな声で描き出す、注目作家セルバ・アルマダの世界的話題作。

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