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「光文社古典新訳文庫」の新刊と一覧表/一番の読者・望月通陽さんによる、子どもの絵のような表紙と、古今東西の名作と。

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「光文社古典新訳文庫」の新刊と一覧表/一番の読者・望月通陽さんによる、子どもの絵のような斬新な表紙と、古今東西の名作と。

「光文社古典新訳文庫」の一覧表

作品名作家名翻訳者発売日
ナルニア国物語1 魔術師のおいC・S・ルイス土屋京子2016/09/08
ナルニア国物語2
ライオンと魔女と衣装だんす
C・S・ルイス土屋京子2016/12/08
ナルニア国物語3 馬と少年C・S・ルイス土屋京子2017/03/09
ナルニア国物語4 カスピアン王子C・S・ルイス土屋京子2017/06/13
ナルニア国物語5
ドーン・トレッダー号の航海
C・S・ルイス土屋京子2017/09/08
ナルニア国物語6 銀の椅子C・S・ルイス土屋京子2017/12/07
ナルニア国物語7 最後の戦いC・S・ルイス土屋京子2018/03/23
ジェイン・エア(下)C・ブロンテ小尾芙佐2006/11/09
ジェイン・エア(上)C・ブロンテ小尾芙佐2006/11/09
チャタレー夫人の恋人D・H・ロレンス木村政則2014/09/11
嵐が丘(下)E・ブロンテ小野寺健2010/02/09
嵐が丘(上)E・ブロンテ小野寺健2010/01/13
消えた心臓/マグヌス伯爵M・R・ジェイムズ南條竹則2020/06/10
1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編O・ヘンリー芹澤恵2007/10/11
アルハンブラ物語W・アーヴィング齊藤昇2022/08/12
オリエント急行殺人事件アガサ・クリスティー安原和見2017/04/11
崩れゆく絆アチェベ粟飯原文子2013/12/05
芸術の体系アラン長谷川宏2008/01/10
芸術論20講アラン長谷川宏2015/01/08
ニコマコス倫理学(下)アリストテレス渡辺邦夫2016/01/08
ニコマコス倫理学(上)アリストテレス渡辺邦夫2015/12/08
詩学アリストテレス三浦洋2019/03/08
政治学(下)アリストテレス三浦洋2023/07/12
政治学(上)アリストテレス三浦洋2023/07/12
千霊一霊物語アレクサンドル・デュマ前山悠2019/05/14
黒馬物語アンナ・シューウェル三辺律子2024/05/14
ラ・ボエームアンリ・ミュルジェール辻村永樹2019/12/06
ご遺体イーヴリン・ウォー小林章夫2013/03/12
うたかたの日々ヴィアン野崎歓2011/09/13
論理哲学論考ヴィトゲンシュタイン丘沢静也2014/01/09
未来のイヴヴィリエ・ド・リラダン高野優2018/09/07
あしながおじさんウェブスター土屋京子2015/07/09
タイムマシンウェルズ池央耿2012/04/12
盗まれた細菌/初めての飛行機ウェルズ南條竹則2010/07/08
十五少年漂流記 二年間の休暇ヴェルヌ鈴木雅生2024/07/10
地底旅行ヴェルヌ高野優2013/09/10
八十日間世界一周(下)ヴェルヌ高野優2009/05/12
八十日間世界一周(上)ヴェルヌ高野優2009/05/12
箱舟の航海日誌ウォーカー安達まみ2007/04/12
カンディードヴォルテール斉藤悦則2015/10/08
寛容論ヴォルテール斉藤悦則2016/05/12
哲学書簡ヴォルテール斉藤悦則2017/05/11
ダロウェイ夫人ウルフ土屋政雄2010/05/11
フランス革命についての省察エドマンド・バーク二木麻里2020/08/06
高慢と偏見(下)オースティン小尾芙佐2011/11/10
高慢と偏見(上)オースティン小尾芙佐2011/11/10
説得オースティン廣野由美子2024/04/10
不思議屋/ダイヤモンドのレンズオブライエン南條竹則2014/11/21
若草物語オルコット麻生九美2017/10/11
すばらしい新世界オルダス・ハクスリー黒原敏行2013/06/12
オペラ座の怪人ガストン・ルルー平岡敦2013/07/10
カフカ丘沢静也2024/11/12
訴訟カフカ丘沢静也2009/10/08
田舎医者/断食芸人/流刑地でカフカ丘沢静也2022/07/13
変身/掟の前で 他2編カフカ丘沢静也2007/09/06
悪い時ガブリエル・ガルシア・
マルケス
寺尾隆吉2024/11/12
ペストカミュ中条省平2021/09/14
転落カミュ前山悠2023/07/07
ピノッキオの冒険カルロ・コッローディ大岡玲2016/11/09
永遠平和のために/啓蒙とは何か
他3編
カント中山元2006/09/07
実践理性批判1カント中山元2013/04/11
実践理性批判2カント中山元2013/07/10
純粋理性批判 1カント中山元2010/01/13
純粋理性批判 2カント中山元2010/05/11
純粋理性批判 3カント中山元2010/09/09
純粋理性批判 4カント中山元2011/01/12
純粋理性批判 5カント中山元2011/05/12
純粋理性批判 6カント中山元2011/09/13
純粋理性批判 7カント中山元2012/01/12
道徳形而上学の基礎づけカント中山元2012/08/08
判断力批判(下)カント中山元2023/09/13
判断力批判(上)カント中山元2023/09/13
ヘンリー・ライクロフトの私記ギッシング池央耿2013/09/10
キムキプリング木村政則2020/12/09
プークが丘の妖精パックキプリング金原瑞人,
三辺律子
2007/01/11
ソクラテスの思い出クセノフォン相澤康隆2022/11/09
幼年期の終わりクラーク池田真紀子2007/11/08
郵便配達は二度ベルを鳴らすケイン池田真紀子2014/07/10
イタリア紀行 (下)ゲーテ鈴木芳子2021/12/14
イタリア紀行 (上)ゲーテ鈴木芳子2021/12/14
若きウェルテルの悩みゲーテ酒寄進一2024/02/14
飛ぶ教室ケストナー丘沢静也2006/09/07
鼻/外套/査察官ゴーゴリ小尾芙佐2006/11/09
二十六人の男と一人の女
ゴーリキー傑作選
ゴーリキー中村唯史2019/02/06
恐るべき子供たちコクトー中条省平
中条志穂
2007/02/08
賢者ナータンゴットホルト・
エフライム レッシング
丘沢静也2020/11/10
天来の美酒/消えちゃったコッパード南條竹則2009/12/08
失われた世界コナン・ドイル伏見威蕃2016/03/11
奪われた家/天国の扉 動物寓話集コルタサル寺尾隆吉2018/06/08
シェリコレット河野万里子2019/05/14
青い麦コレット河野万里子2010/11/11
アドルフコンスタン中村佳子2014/03/12
オブローモフの夢ゴンチャロフ安岡治子2024/05/14
シークレット・エージェントコンラッド高橋和久2019/06/10
闇の奥コンラッド黒原敏行2009/09/08
傍迷惑な人々 
サーバー短篇集
サーバー芹澤恵2012/08/08
毛皮を着たヴィーナスザッハー・マゾッホ許光俊2022/08/09
われらザミャーチン松下隆志2019/09/11
いまこそ、希望をサルトル,レヴィ海老坂武2019/02/06
ヒューマン・コメディサローヤン小川敏子2017/08/08
ちいさな王子サン=テグジュペリ野崎歓2006/09/07
人間の大地サン=テグジュペリ渋谷豊2015/08/06
戦う操縦士サン=テグジュペリ鈴木雅生2018/03/07
夜間飛行サン=テグジュペリ二木麻里2010/07/08
ヴェニスの商人シェイクスピア安西徹雄2007/06/20
ジュリアス・シーザーシェイクスピア安西徹雄2007/01/11
ハムレットQ1シェイクスピア安西徹雄2010/02/09
マクベスシェイクスピア安西徹雄2008/09/09
リア王シェイクスピア安西徹雄2006/09/07
十二夜シェイクスピア安西徹雄2007/11/08
ねじの回転ジェイムズ土屋政雄2012/09/12
フランケンシュタインシェリー小林章夫2010/10/13
ボートの三人男 もちろん犬もジェローム・K・ジェローム小山太一2018/04/12
ソヴィエト旅行記ジッド國分俊宏2019/03/08
狭き門ジッド中条省平,
中条志穂
2015/02/10
法王庁の抜け穴ジッド三ツ堀広一郎2022/01/12
みずうみ/三色すみれ/
人形使いのポーレ
シュトルム松永美穂2020/05/13
花のノートルダムジュネ中条省平2010/10/13
薔薇の奇跡ジュネ宇野邦一2016/11/09
ひとさらいシュペルヴィエル永田千奈2013/11/08
海に住む少女シュペルヴィエル永田千奈2006/10/12
サイラス・マーナージョージ・エリオット小尾芙佐2019/09/11
ミドルマーチ1ジョージ・エリオット廣野由美子2019/01/08
ミドルマーチ2ジョージ・エリオット廣野由美子2019/11/08
ミドルマーチ3ジョージ・エリオット廣野由美子2020/07/08
ミドルマーチ4ジョージ・エリオット廣野由美子2021/03/10
あなたと原爆 オーウェル評論集ジョージ・オーウェル秋元孝文2019/08/08
幸福についてショーペンハウアー鈴木芳子2018/01/11
読書についてショーペンハウアー鈴木芳子2013/05/14
赤い小馬/銀の翼で
スタインベック傑作選
ジョン・スタインベック芹澤恵2024/10/08
世界を揺るがした10日間ジョン・リード伊藤真2017/11/09
フォンタマーラシローネ齋藤ゆかり2021/10/13
オンディーヌジロドゥ二木麻里2008/03/12
赤と黒(下)スタンダール野崎歓2007/12/06
赤と黒(上)スタンダール野崎歓2007/09/06
勇気の赤い勲章スティーヴン・クレイン藤井光2019/10/08
ジーキル博士とハイド氏スティーヴンスン村上博基2009/11/10
新アラビア夜話スティーヴンスン南條竹則,
坂本あおい
2007/09/06
宝島スティーヴンスン村上博基2008/02/07
臨海楼綺譚 新アラビア夜話 第二部スティーヴンスン南條竹則2022/06/14
神学・政治論(下)スピノザ吉田量彦2014/05/13
神学・政治論(上)スピノザ吉田量彦2014/05/13
人生の短さについて 他2篇セネカ中澤務2017/03/09
オイディプス王ソポクレス河合祥一郎2017/09/08
オリヴィエ・ベカイユの死/
呪われた家
ゾラ傑作短篇集
ゾラ國分俊宏2015/06/11
知への賛歌 修道女フアナの手紙ソル・フアナ旦敬介2007/10/11
ミミズによる腐植土の形成ダーウィン渡辺政隆2020/07/08
種の起源(下)ダーウィン渡辺政隆2009/12/20
種の起源(上)ダーウィン渡辺政隆2009/09/20
ぼくのことをたくさん話そうチェーザレ・
ザヴァッティーニ
石田聖子2024/12/11
ヴェーロチカ/六号室
チェーホフ傑作選
チェーホフ2023/05/10
ワーニャ伯父さん/三人姉妹チェーホフ浦雅春2009/07/09
桜の園/プロポーズ/熊チェーホフ浦雅春2012/11/13
木曜日だった男 一つの悪夢チェスタトン南條竹則2008/05/13
郵便局チャールズ・ブコウスキー都甲幸治2022/12/13
ムッシュー・アンチピリンの宣言
ダダ宣言集
ツァラ塚原史2010/08/10
オリバー・ツイストディケンズ唐戸信嘉2020/03/12
クリスマス・キャロルディケンズ池央耿2006/11/09
二都物語(下)ディケンズ池央耿2016/03/11
二都物語(上)ディケンズ池央耿2016/03/11
死霊の恋/化身 ゴーティエ恋愛奇譚集テオフィル・ゴーティエ永田千奈2023/08/18
ロビンソン・クルーソーデフォー唐戸信嘉2018/08/06
椿姫デュマ・フィス永田千奈2018/02/08
椿姫デュマ・フィス永田千奈2008/08/07
アガタ/声デュラス渡辺守章2010/11/11
失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選デュレンマット増本浩子2012/07/12
トム・ソーヤーの冒険トウェイン土屋京子2012/06/12
ハックルベリー・フィンの冒険(下)トゥエイン土屋京子2014/06/12
ハックルベリー・フィンの冒険(上)トゥエイン土屋京子2014/06/12
初恋トゥルゲーネフ沼野恭子2006/09/07
カラマーゾフの兄弟 1ドストエフスキー亀山郁夫2006/09/07
カラマーゾフの兄弟 2ドストエフスキー亀山郁夫2006/11/09
カラマーゾフの兄弟 3ドストエフスキー亀山郁夫2007/02/08
カラマーゾフの兄弟 4ドストエフスキー亀山郁夫2007/07/12
カラマーゾフの兄弟 5 エピローグ別巻ドストエフスキー亀山郁夫2007/07/12
ステパンチコヴォ村とその住人たちドストエフスキー高橋知之2022/09/13
悪霊 (別巻)ドストエフスキー亀山郁夫2012/02/14
悪霊 1ドストエフスキー亀山郁夫2010/09/09
悪霊 2ドストエフスキー亀山郁夫2011/04/12
悪霊 3ドストエフスキー亀山郁夫2011/12/08
罪と罰 1ドストエフスキー亀山郁夫2008/10/09
罪と罰 2ドストエフスキー亀山郁夫2009/02/20
罪と罰 3ドストエフスキー亀山郁夫2009/07/09
死の家の記録ドストエフスキー望月哲男2013/02/13
地下室の手記ドストエフスキー安岡治子2007/05/10
賭博者ドストエフスキー亀山郁夫2019/12/06
白痴1ドストエフスキー亀山郁夫2015/11/11
白痴2ドストエフスキー亀山郁夫2017/02/09
白痴3ドストエフスキー亀山郁夫2018/01/11
白痴4ドストエフスキー亀山郁夫2018/09/11
白夜/おかしな人間の夢ドストエフスキー安岡治子2015/04/09
貧しき人々ドストエフスキー安岡治子2010/04/08
未成年1ドストエフスキー亀山郁夫2021/11/16
未成年2ドストエフスキー亀山郁夫2022/07/22
未成年3ドストエフスキー亀山郁夫2023/01/27
コモン・センストマス・ペイン角田安正2021/06/16
アンナ・カレーニナ(1)トルストイ望月哲男2008/07/10
アンナ・カレーニナ(2)トルストイ望月哲男2008/07/10
アンナ・カレーニナ(3)トルストイ望月哲男2008/09/09
アンナ・カレーニナ(4)トルストイ望月哲男2008/11/11
イワン・イリイチの死/
クロイツェル・ソナタ
トルストイ望月哲男2006/10/12
コサック 1852年のコーカサス物語トルストイ乗松亨平2012/03/13
戦争と平和1トルストイ望月哲男2020/01/08
戦争と平和2トルストイ望月哲男2020/05/13
戦争と平和3トルストイ望月哲男2020/09/09
戦争と平和4トルストイ望月哲男2021/01/12
戦争と平和5トルストイ望月哲男2021/05/11
戦争と平和6トルストイ望月哲男2021/09/14
ニーチェからスターリンへ
トロツキー人物論集【1900-1939】
トロツキー森田成也,
志田昇
2010/03/01
レーニントロツキー森田成也2007/03/01
ロシア革命とは何か
トロツキー革命論集
トロツキー森田成也2017/10/11
永続革命論トロツキー森田成也2008/04/10
カメラ・オブスクーラナボコフ貝澤哉2011/09/13
偉業ナボコフ貝澤哉2016/10/12
絶望ナボコフ貝澤哉2013/10/08
この人を見よニーチェ丘沢静也2016/10/12
ツァラトゥストラ(下)ニーチェ丘沢静也2011/01/12
ツァラトゥストラ(上)ニーチェ丘沢静也2010/11/11
善悪の彼岸ニーチェ中山元2009/04/09
道徳の系譜学ニーチェ中山元2009/06/11
ピグマリオンバーナード・ショー小田島恒志2013/11/08
小公子バーネット土屋京子2021/03/10
小公女バーネット土屋京子2021/04/13
秘密の花園バーネット土屋京子2007/05/10
存在と時間1ハイデガー中山元2015/09/09
存在と時間2ハイデガー中山元2016/09/08
存在と時間3ハイデガー中山元2017/07/11
存在と時間4ハイデガー中山元2018/04/12
存在と時間5ハイデガー中山元2018/12/05
存在と時間6ハイデガー中山元2019/07/09
存在と時間7ハイデガー中山元2020/04/14
存在と時間8ハイデガー中山元2020/11/10
マダム・エドワルダ/目玉の話バタイユ中条省平2006/09/07
ガラスの鍵ハメット池田真紀子2010/08/10
ケンジントン公園のピーター・パンバリー南條竹則2017/05/11
アンクル・トムの小屋(下)ハリエット・ビーチャー・
ストウ
土屋京子2023/02/14
アンクル・トムの小屋(上)ハリエット・ビーチャー・
ストウ
土屋京子2023/02/14
街と犬たちバルガス・ジョサ寺尾隆吉2022/06/14
グランド・ブルテーシュ奇譚バルザック宮下志朗2009/09/08
ゴリオ爺さんバルザック中村佳子2016/09/08
ラブイユーズバルザック國分俊宏2022/12/23
赤い橋の殺人バルバラ亀谷乃里2014/05/13
ロビン・フッドの愉快な冒険ハワード・パイル三辺律子2019/07/09
アウルクリーク橋の出来事/豹の眼ビアス小川高義2011/03/10
ほら吹き男爵の冒険ビュルガー酒寄進一2020/06/10
月を見つけたチャウラ
ピランデッロ短篇集
ピランデッロ関口英子2012/10/11
ロウソクの科学ファラデー渡辺政隆2022/09/13
グレート・ギャツビーフィッツジェラルド小川高義2009/09/08
若者はみな悲しいフィッツジェラルド小川高義2008/12/09
スペードのクイーン/ベールキン物語プーシキン望月哲男2015/02/10
大尉の娘プーシキン坂庭淳史2019/04/09
八月の光フォークナー黒原敏行2018/05/09
ハワーズ・エンドフォースター浦野郁2025/01/09
モーリスフォースター加賀山卓朗2018/06/08
水の精(ウンディーネ)フケー識名章喜2016/07/12
神を見た犬ブッツァーティ関口英子2007/04/12
人間和声ブラックウッド南條竹則2013/05/14
秘書綺譚
ブラックウッド幻想怪奇傑作集
ブラックウッド南條竹則2012/01/12
ゴルギアスプラトン中澤務2022/05/11
ソクラテスの弁明プラトン納富信留2012/09/12
テアイテトスプラトン渡辺邦夫2019/01/08
パイドン──魂についてプラトン納富信留2019/05/14
プロタゴラス
あるソフィストとの対話
プラトン中澤務2010/12/09
メノン 徳(アレテー)についてプラトン渡辺邦夫2012/02/14
饗宴プラトン中澤務2013/09/10
ドラキュラブラム・ストーカー唐戸信嘉2023/10/12
天使の蝶プリーモ・レーヴィ関口英子2008/09/09
失われた時を求めて1 第一篇
「スワン家のほうへI」
プルースト高遠弘美2010/09/09
失われた時を求めて2
第一篇「スワン家のほうへII」
プルースト高遠弘美2011/12/08
失われた時を求めて3 第二篇
「花咲く乙女たちのかげにI」
プルースト高遠弘美2013/03/12
失われた時を求めて4 第二篇
「花咲く乙女たちのかげにⅡ」
プルースト高遠弘美2016/01/08
失われた時を求めて5 第三篇
「ゲルマントのほうⅠ」
プルースト高遠弘美2016/12/08
失われた時を求めて6 第三篇
「ゲルマントのほうⅡ」
プルースト高遠弘美2018/07/09
消え去ったアルベルチーヌプルースト高遠弘美2008/05/13
狂気の愛ブルトン海老坂武2008/03/12
マノン・レスコープレヴォ野崎歓2017/12/07
アンティゴネブレヒト谷川道子2015/08/06
ガリレオの生涯ブレヒト谷川道子2013/01/10
三文オペラブレヒト谷川道子2014/08/07
母アンナの子連れ従軍記ブレヒト谷川道子2009/08/06
暦物語ブレヒト丘沢静也2016/02/09
ドストエフスキーと父親殺し/
不気味なもの
フロイト中山元2011/02/09
フロイト、性と愛について語るフロイト中山元2021/07/13
フロイト、夢について語るフロイト中山元2021/05/11
フロイト、無意識について語るフロイト中山元2021/11/16
モーセと一神教フロイト中山元2020/02/04
幻想の未来/文化への不満フロイト中山元2007/09/06
人はなぜ戦争をするのか
エロスとタナトス
フロイト中山元2008/02/07
感情教育(下)フローベール太田浩一2014/12/05
感情教育(上)フローベール太田浩一2014/10/09
三つの物語フローベール谷口亜沙子2018/10/05
デーミアンヘッセ酒寄進一2017/06/13
ペーター・カーメンツィントヘッセ猪股和夫2019/06/10
車輪の下でヘッセ松永美穂2007/12/06
菊と刀ベネディクト角田安正2008/10/09
武器よさらば(下)ヘミングウェイ金原瑞人2007/08/20
武器よさらば(上)ヘミングウェイ金原瑞人2007/08/20
老人と海ヘミングウェイ小川高義2014/09/11
笑いベルクソン増田靖彦2016/06/09
ポールとヴィルジニーベルナルダン・ド・
サン=ピエール
鈴木雅生2014/07/10
おれにはアメリカの歌声が聴こえる
草の葉(抄)
ホイットマン飯野友幸2007/06/20
アッシャー家の崩壊/黄金虫ポー小川高義2016/05/12
黒猫/モルグ街の殺人ポー小川高義2006/10/12
緋文字ホーソーン小川高義2013/02/13
そばかすの少年ポーター鹿田昌美2009/05/12
チャンドス卿の手紙/アンドレアスホーフマンスタール丘沢静也2018/11/06
リヴァイアサン1ホッブズ角田安正2014/12/05
リヴァイアサン2ホッブズ角田安正2018/02/08
くるみ割り人形とねずみの王さま/
ブランビラ王女
ホフマン大島かおり2015/04/09
ネコのムル君の人生観 (下)ホフマン鈴木芳子2024/10/08
ネコのムル君の人生観 (上)ホフマン鈴木芳子2024/09/11
黄金の壺/
マドモワゼル・ド・スキュデリ
ホフマン大島かおり2009/03/12
砂男/クレスペル顧問官ホフマン大島かおり2014/01/09
鏡の前のチェス盤ボンテペッリ橋本勝雄2017/07/11
君主論マキャヴェッリ森川辰文2017/09/08
ドン・カズムッホマシャード・ジ・アシス武田千香2014/02/13
ブラス・クーバスの死後の回想マシャード・ジ・アシス武田千香2012/05/10
白魔マッケン南條竹則2009/02/01
ユダヤ人問題に寄せて/
ヘーゲル法哲学批判序説
マルクス中山元2014/09/11
経済学・哲学草稿マルクス長谷川宏2010/06/10
資本論 第一部草稿
直接的生産過程の諸結果
マルクス森田成也2016/07/12
賃労働と資本/賃金・価格・利潤マルクス森田成也2014/04/10
共産党宣言マルクス,エンゲルス森田成也2020/02/04
人口論マルサス斉藤悦則2011/07/12
ヴェネツィアに死すマン岸美光2007/03/01
だまされた女/すげかえられた首マン岸美光2009/01/08
トニオ・クレーガーマン浅井晶子2018/08/06
詐欺師フェーリクス・クルルの告白(下)マン岸美光2011/10/12
詐欺師フェーリクス・クルルの告白(上)マン岸美光2011/08/10
愚者が出てくる、城寨が見えるマンシェット中条省平2009/01/08
すべては消えゆく
マンディアルグ最後の傑作集
マンディアルグ中条省平2020/04/14
ロレンザッチョミュッセ渡辺守章2016/08/09
自由論ミル斉藤悦則2012/06/12
自由論ミル山岡洋一2006/12/7
寄宿生テルレスの混乱ムージル丘沢静也2008/09/09
カルメン/タマンゴメリメ工藤庸子2019/08/08
ビリー・バッドメルヴィル飯野友幸2012/12/06
書記バートルビー/漂流船メルヴィル牧野有通2015/09/09
オルラ/オリーヴ園
モーパッサン傑作選
モーパッサン太田浩一2020/09/09
脂肪の塊/ロンドリ姉妹
モーパッサン傑作選
モーパッサン太田浩一2016/09/08
女の一生モーパッサン永田千奈2011/03/10
宝石/遺産 モーパッサン傑作選モーパッサン太田浩一2018/11/06
マウントドレイゴ卿/パーティの前にモーム木村政則2011/04/12
月と六ペンスモーム土屋政雄2008/06/12
人間のしがらみ(下)モーム河合祥一郎2022/02/15
人間のしがらみ(上)モーム河合祥一郎2022/02/15
同調者モラヴィア関口英子2022/01/11
薔薇とハナムグリ
シュルレアリスム・風刺短篇集
モラヴィア関口英子2015/05/12
死刑囚最後の日ユゴー小倉孝誠2018/12/05
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ドルジェル伯の舞踏会ラディゲ渋谷豊2019/04/09
肉体の悪魔ラディゲ中条省平2008/01/10
クレーヴの奥方ラファイエット夫人永田千奈2016/04/12
怪談ラフカディオ・ハーン南條竹則2018/07/11
マルテの手記リルケ松永美穂2014/06/12
アラバスターの壺/女王の瞳
ルゴーネス幻想短編集
ルゴーネス大西亮2020/01/08
孤独な散歩者の夢想ルソー永田千奈2012/09/12
社会契約論/ジュネーヴ草稿ルソー中山元2008/09/09
人間不平等起源論ルソー中山元2008/08/07
にんじんルナール中条省平2017/04/11
カーミラ レ・ファニュ傑作選レ・ファニュ南條竹則2023/12/12
沈黙の春レイチェル・カーソン渡辺政隆2024/09/11
帝国主義論レーニン角田安正2006/10/12
現代の英雄レールモントフ高橋知之2021/02/26
仔鹿物語(下)ローリングズ土屋京子2012/11/13
仔鹿物語(上)ローリングズ土屋京子2012/11/13
鹿と少年(下)ローリングズ土屋京子2008/04/10
鹿と少年(上)ローリングズ土屋京子2008/04/10
シラノ・ド・ベルジュラックロスタン渡辺守章2008/11/11
猫とともに去りぬロダーリ関口英子2006/09/07
羊飼いの指輪 ファンタジーの練習帳ロダーリ関口英子2011/10/12
市民政府論ロック角田安正2011/08/10
消しゴムロブ=グリエ中条省平2013/08/07
白い牙ロンドン深町真理子2009/03/12
野性の呼び声ロンドン深町眞理子2007/09/06
カンタヴィルの幽霊/スフィンクスワイルド南條竹則2015/11/11
サロメワイルド平野啓一郎2012/04/12
ドリアン・グレイの肖像ワイルド仁木めぐみ2006/12/07
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好色一代男井原西鶴2023/04/12
好色五人女井原西鶴田中貴子2024/01/11
世間胸算用井原西鶴中嶋隆2024/12/11
聊斎志異蒲松齢黒田真美子2021/02/09
方丈記鴨長明蜂飼耳2018/09/07
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19世紀イタリア怪奇幻想短篇集橋本勝雄2021/01/12
とはずがたり後深草院二条佐々木和歌子2019/10/08
梁塵秘抄後白河院編纂川村湊2011/06/14
二十世紀の怪物 帝国主義幸徳秋水山田博雄2015/05/12
19世紀ロシア奇譚集高橋知之2024/08/07
スッタニパータ ブッダの言葉今枝由郎2022/03/15
ダンマパダ ブッダ 真理の言葉今枝由郎2023/06/13
今昔物語集作者未詳大岡玲2021/08/06
太平記(下)作者未詳亀田俊和2023/11/14
太平記(上)作者未詳亀田俊和2023/10/12
虫めづる姫君 堤中納言物語作者未詳蜂飼耳2015/09/09
枕草子清少納言2024/03/13
一年有半中江兆民鶴ヶ谷真一2016/04/12
三酔人経綸問答中江兆民鶴ヶ谷真一2014/03/12
傾城の恋/封鎖張愛玲藤井省三2018/05/09
ぼくはいかにしてキリスト教徒に
なったか
内村鑑三河野純治2015/03/12
歎異抄唯円著,
親鸞述
川村湊2009/09/20
血の涙李人稙波田野節子2024/06/11
翼 李箱作品集李箱斎藤真理子2023/11/14
故郷/阿Q正伝魯迅藤井省三2009/04/09
酒楼にて/非攻魯迅藤井省三2010/10/13

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光文社古典新訳文庫

光文社古典新訳文庫(こうぶんしゃこてんしんやくぶんこ)は、光文社が発行している文庫本レーベル。2006年9月創刊。キャッチコピーは「いま、息をしている言葉で」。文学作品から哲学書まで、古典と呼ばれる作品を現代の読者にも読みやすい日本語で新訳するのがコンセプトの文庫シリーズ。

光文社古典新訳文庫 – Wikipedia


 光文社古典新訳文庫と言えば、あのちょっぴり不思議な表紙イラスト。そのすべての装画を手がけたのは、美術家の望月通陽さん。「光文社古典新訳文庫」のYouTubeチャンネルに当時、光文社文芸局長だった駒井稔さんと望月通陽さんのギャラリートークの動画がありました。

YouTube「光文社古典新訳文庫」
【古典新訳文庫チャンネル】「古典の森の物語」①(全5回)


 これは見て良かったかもしれない。望月通陽さんの話し方、穏やかな感じで、とてもユーモアがあって。その望月さんが描いてくれていると思うと、それだけで表紙を見る目が違ってくる。

あのピカソが60年かかって「私はやっと子どものように描けるようになった」って言ったんです。僕は、この歳で子どものように描けたんだなと思って、うれしかったんですよ。(by 望月通陽)


 このシンプルな表紙は、もう見慣れている人からすると、当たり前のようになってしまっているかもしれないけれど、実はとても斬新なもの。全作品、ゲラを丹念に読み込んだ上で生み出されたのが、この表紙。

 古典新訳文庫は文学作品から哲学書まであり、とてもひとことでは内容を言い表せないような、難解な作品も多い。いっそのこと、読まないで描いた方が簡単に描けるのではないかと思うほど。それをしっかりと作品を読み込んだ上で、シンプルな絵として表すなんて、なんとすごいことだろうと思う。読んだあと、表紙を見て「ああ」ってなることってあると思うけれど、読むことでこの絵の意味がわかったらいいな。

最低30年は、この新訳で読者に読んでもらえる、という意味の言葉の新しさ (by 駒井稔)


 この動画、実はその続きも興味深い。《すべてが毎回衝撃だった》という、望月通陽さんと担当編集者さんとの手紙のやりとりの話。コンラッド『闇の奥』を例に話されていたのだけれど、望月さんの斬新な視点、本質を見抜く力、その先にこの絵があったのかという驚き。そして最初は《余計なやつ》だと思っていた、担当編集者さんと望月さんとの信頼関係。

 新訳と、今息づいている言葉に対する望月さんの正直な意見。それに対する当時、光文社文芸局長をされていた駒井稔さんが考える新訳についての考え方(それを聴きながら小さくなっていく望月さん)。

フランケンシュタインは、その科学者と作った怪物との対峙の仕方が、二つには体は別れているけれども、まあそれは一つの人間の中で交わされている会話であると、全くそのとおり感じたので。(by 望月通陽)


 哲学書でありながら素顔のカントが顔を出す、中山元さん翻訳のカント『純粋理性批判』への思い。《怪奇小説ではなく、「自分は何者なんだ」という基本的な問いかけだという、シェリー『フランケンシュタイン』の表紙が生まれた背景まで。

 望月さん、居酒屋でお酒を飲んでいるときでさえ、そんなことを考えていらっしゃるようで、本当に真面目というか、光文社古典新訳文庫の一番の読者は望月通陽さんなのだなと改めて感じました。

しおりダウンロード – 光文社古典新訳文庫
物語の登場人物をすぐ確認できると大好評のしおりを、 PDFファイルで公開中です!


 そして、光文社古典新訳文庫のもう一つの特徴が、ファーストネームだけの著者名表記が多いこと。「ドストエフスキー」は、まあわかるけれど、「ジッド」とか「アチェベ」とか言われると、この辺も知っているのが常識なのか、という気分にさせられる。

 でも、中には「ジェローム・K・ジェローム」みたいなものもあって、「これじゃ、通じないかな」と、一度は短くできないか、頭を悩ませていること想像すると、なんだか可愛らしくも思えてくる。

【追記】実は、光文社古典新訳文庫のHP、私にはとてもありがたいサイトで、なんと著者リスト翻訳者リストがあるのです(あと登場人物しおりのPDFも)。自作の翻訳家一覧、なかなか進まないから、これを頼りに、とりあえず50音分作った方が早いかなと思うくらい。ほんとにそうしようかな。

装丁は作品の言語圏別に5色に分類されている(青色はフランス語・イタリア語圏、赤色はロシア語圏、茶色はドイツ語圏、緑色は英語圏、桃色はその他、スペイン語・朝鮮語・近代中国語・近代日本語・古典日本語・古代ギリシャ語・パーリ語・ラテン語・ポルトガル語圏)。

光文社古典新訳文庫 – Wikipedia


 この情報は、初めて知った。色分けされた一覧表がWikipediaに載っていました。デザインとしては、5色に分類するというコンセプトは素敵。でも、日本語も、中国語も朝鮮語もみんな一緒くたになっているから、分類としては全然使えない。

 ということで、後日になるとは思うけれど、一覧表に国別の分類をつける予定。表紙がお揃いで可愛いので、ルリユール叢書の時のように、その国別にミニミニ表紙をずらっと並べたいと思います。


 あともう一つ。自分と翻訳との相性が不安な方は、ほとんどの作品がKindle対応なので、そちらで冒頭部分などを読んで確認してから購入するといいかも。月額980円の「Kindle Unlimited読み放題」の会員なら、0円で読める作品もたくさんあるので、そちらを試すのもおすすめです。


 そう、なぜこのタイミングで「光文社古典新訳文庫」をまとめようと思ったかと言えば、1月3日(金)の深夜からラジオドラマが始まるのです。

 J-WAVEと光文社の共同プロジェクト、名作古典を現代に蘇らせるラジオドラマ。第一弾は、ゲーテの『若きウェルテルの悩み』(酒寄進一・訳)とスティーヴンスンの『ジーキル博士とハイド氏』(村上博基・訳)を原案に、現代版に落とし込んだ作品になるようで、ウェルテルの方は、『若き上杉の悩み』なんてタイトルになっていました。

 2025年1月から3ヶ月にわたって、地上波ラジオおよびポッドキャストで放送。それに合わせて、人気マンガ家の大麦こあらさん、久正人さんに描き下ろしイラストを使用した全面帯で書店展開もされるみたい。

 先ほどの動画で望月さんが、「光文社古典新訳劇場」といった、古典新訳文庫の飛躍を望まれていたので、これもその実現の一つになるのかななどと考えつつ、楽しみたいと思います。

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「光文社古典新訳文庫」の新刊

これから出る本 – 光文社古典新訳文庫

「ハワーズ・エンド」フォースター

ハワーズ・エンド (光文社古典新訳文庫)
フォースター,浦野郁
2025/01/09
光文社

二十世紀初頭の英国。富裕な新興中産階級のウィルコックス家と、ドイツ系で教養に富む知識階級のシュレーゲル姉妹、そして貧しいバスト家の交流を通じ、格差を乗り越えようとする人々の困難や希望を描いた、フォースターの代表作。

「ぼくのことをたくさん話そう」チェーザレ・ザヴァッティーニ

ぼくのことをたくさん話そう (光文社古典新訳文庫)
チェーザレ・ザヴァッティーニ,石田聖子
2024/12/11
光文社

四方田犬彦氏、推薦!
「ぼくは悪魔で、きみのためにどんどん物語を作ってみせる。謎と奇跡。驚きと歓び。よりどりみどりだよ。」

眠れない夜が明ける頃、ひとりの幽霊がぼくをあの世の旅へと連れ出してくれるという。寝間着のまま壁をすり抜けて世界を飛び回り、地獄から天国までの愉快な場面を見物することになるが……映画『自転車泥棒』『ひまわり』の脚本家として知られる著者の、鮮烈な小説デビュー作。

「世間胸算用」井原西鶴

世間胸算用 (光文社古典新訳文庫)
井原西鶴,中嶋隆
2024/12/11
光文社

一年の収支決算日である大晦日その日の事件を軸に、貧乏に追われる庶民の悲喜劇を描いた「連作短編小説」。六軒の裏長屋住人のその日暮らし、正月飾りのことで息子を叱る隠居婆、亭主の入れ替わりで借金取りから逃れようとするもの、絶望にたえる貧者とその女房の夫婦愛など。落語のようなオチを交え、無名の人々の滑稽さや可笑しさを、愛情にみちたまなざしで掬い取った傑作をリアルにストレートに伝える関西弁での現代語訳。

光文社古典新訳文庫にまつわる本

「いま、息をしている言葉で。」駒井稔

ドストエフスキー、カント、親鸞……
なぜ、21世紀に古典が蘇ったのか!?

古典はもはや読むに値しないのだろうか、いや、噛めば噛むほど味わい深く、そこには人がものを考えるためのエッセンスが凝縮されている。古典にこそ読書の醍醐味はある。そんな信念のもと、数多ある外国文学・思想を新訳し、文庫シリーズとして刊行する企画を立ち上げた。企画段階では「そんなの夢ですよ」と一蹴され、制作に入ると文学性とビジネスの板挟みに苦悶しながらも、訳者と肩を並べて翻訳を練りに練る。編集長を退いた後も販促イベントを積極的に企画し、市場の活性化をはかる……。道なきところに道を拓く、光文社古典新訳文庫・創刊編集長の奮戦記。

「いま、息をしている言葉で。」駒井稔


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読書好きが選んだ、心をつかんで離さない53冊 わたしの推しの光文社古典新訳文庫(Kindle版)

「わたしの推しの光文社古典新訳文庫」

 

読書好きが選んだ、心をつかんで離さない53冊 わたしの推しの光文社古典新訳文庫』(Kindle)
光文社古典新訳文庫編集部
2021/11/18
光文社

光文社古典新訳文庫は2021年で創刊15周年! 記念ブックガイドではあの読書好きが刊行タイトルの中の“推し”をコメント付きで紹介します。書評家、翻訳家からマンガ家、YouTuber、そして社内で古典新訳文庫に関わる人間まで登場! 愛が伝わって今すぐその本を読みたくなるような、古典への愛が深まるきっかけとなるような、そしてあなたの「推しの一冊」が見つかるような全53冊紹介のブックガイド。光文社古典新訳文庫編集部

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