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岩波文庫の赤帯「イギリス文学」編の一覧表/松岡正剛の千夜千冊で知る「岩波文庫を全部読む」ためのコツ

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岩波文庫の赤帯「イギリス文学」編の一覧表/松岡正剛の千夜千冊で知る「岩波文庫を全部読む」ためのコツ

岩波文庫の赤帯「イギリス文学」編の一覧表

作品名作家名翻訳者発売日
東の国から
新しい日本における幻想と研
ラフカディオ・ハーン平井呈一2025/09/17
骨董ラフカディオ・ハーン平井呈一2025/08/08
お許しいただければ
続イギリス・コラム傑作
行方昭夫2025/06/17
芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚芥川龍之介,
柴田元幸,澤西祐典
畔柳和代,岸本佐知子,
藤井光,西崎憲,
都甲幸治,小山太一,
大森望,若島正,
谷崎由依,森慎一郎
2025/04/17
新編 イギリス名詩選川本皓嗣2025/01/15
英国古典推理小説集佐々木徹2023/04/14
冬物語シェイクスピア桒山智成2023/02/15
エリア随筆抄チャールズ・ラム南條竹則2022/10/14
マンスフィールド・パーク (下)ジェイン・オースティン新井潤美,宮丸裕二2021/12/15
マンスフィールド・パーク (上)ジェイン・オースティン新井潤美,宮丸裕二2021/11/12
奴婢訓 他一篇スウィフト深町弘三2021/03/12
真夜中の子供たち (下)サルマン・ラシュディ寺門泰彦2020/06/16
童話集 幸福な王子 他八篇オスカー・ワイルド富士川義之2020/05/15
真夜中の子供たち (上)サルマン・ラシュディ寺門泰彦2020/05/15
から騒ぎシェイクスピア喜志哲雄2020/04/16
ドリアン・グレイの肖像オスカー・ワイルド富士川義之2019/09/18
荒涼館 (四)ディケンズ佐々木徹2017/12/15
荒涼館 (三)ディケンズ佐々木徹2017/10/17
荒涼館 (二)ディケンズ佐々木徹2017/08/18
荒涼館 (一)ディケンズ佐々木徹2017/06/16
船出 (下)ヴァージニア・ウルフ川西進2017/03/16
船出 (上)ヴァージニア・ウルフ川西進2017/01/17
D.G.ロセッティ作品集D・G・ロセッティ南條竹則,松村伸一2015/03/17
大いなる遺産 (下)ディケンズ石塚裕子2014/12/16
大いなる遺産 (上)ディケンズ石塚裕子2014/11/14
文学とは何か
現代批評理論への招待 (
下)
テリー・イーグルトン大橋洋一2014/09/17
文学とは何か
現代批評理論への招待 (
上)
テリー・イーグルトン大橋洋一2014/08/19
ブレイク詩集ウィリアム・ブレイク寿岳文章2013/11/15
ジェイン・エア (下)シャーロット・ブロンテ河島弘美2013/10/16
ジェイン・エア (上)シャーロット・ブロンテ河島弘美2013/09/18
英国ルネサンス恋愛ソネット集岩崎宗治2013/09/18
愛されたものイーヴリン・ウォー中村健二,出淵博2013/03/15
対訳 シェリー詩集
イギリス詩人
選9
シェリーアルヴィ宮本なほ子2013/01/16
ウェイクフィールドの牧師
むだば
なし
ゴールドスミス小野寺健2012/01/17
マーカイム・壜の小鬼 他五篇スティーヴンソン高松雄一,高松禎子2011/12/16
お菓子とビールモーム行方昭夫2011/07/15
幸福の探求
アビシニアの王子ラセラスの
物語
サミュエル・ジョンソン朱牟田夏雄2011/05/17
四つの四重奏T・S・エリオット岩崎宗治2011/04/15
荒地T・S・エリオット岩崎宗治2010/08/19
イタリアのおもかげディケンズ伊藤弘之,下笠徳次,
隈元貞広
2010/04/16
対訳 イェイツ詩集イェイツ高松雄一2009/07/16
動物農場: おとぎばなしジョージ・オーウェル川端康雄2009/07/16
ジョウゼフ・アンドルーズ (下)フィールディング朱牟田夏雄2009/05/15
ジョウゼフ・アンドルーズ (上)フィールディング朱牟田夏雄2009/04/16
回想のブライズヘッド (下)イーヴリン・ウォー小野寺健2009/02/17
対訳 バイロン詩集 イギリス詩人選 8バイロン笠原順路2009/02/17
回想のブライズヘッド (上)イーヴリン・ウォー小野寺健2009/01/16
モーム短篇選 (下)モーム行方昭夫2008/11/14
アシェンデン
英国情報部員のファ
イル
モーム中島賢二,岡田久雄2008/10/16
モーム短篇選 (上)モーム行方昭夫2008/09/17
シェイクスピア物語(下)チャールズ・ラム,
メアリー・ラム
安藤貞雄2008/07/16
シェイクスピア物語(上)チャールズ・ラム,
メアリー・ラム
安藤貞雄2008/06/17
じゃじゃ馬馴らしシェイクスピア大場建治2008/04/16
言論・出版の自由
(アレオパジティカ) 他
一篇
ミルトン原田純2008/02/15
イングランド紀行 (下)プリーストリー橋本槇矩2007/09/14
イングランド紀行 (上)プリーストリー橋本槇矩2007/08/17
狐になった奥様ガーネット安藤貞雄2007/06/15
若い芸術家の肖像ジョイス大澤正佳2007/06/15
アーネスト・ダウスン作品集アーネスト・ダウスン南條竹則2007/05/16
阿片常用者の告白ド・クインシー野島秀勝2007/02/16
夜の来訪者プリーストリー安藤貞雄2007/02/16
サミング・アップモーム行方昭夫2007/02/16
ブラウニング詩集 対訳
イギリス詩人選
6
ブラウニング富士川義之2005/12/16
アメリカ紀行 (下)ディケンズ伊藤弘之,下笠徳次,
隈元貞広
2005/11/16
アメリカ紀行 (上)ディケンズ伊藤弘之,下笠徳次,
隈元貞広
2005/10/14
月と六ペンスモーム行方昭夫2005/07/15
対訳 キーツ詩集 イギリス詩人選 10キーツ宮崎雄行2005/03/16
アンデス登攀記 (下)ウィンパー大貫良夫2005/01/18
灯台へヴァージニア・ウルフ御輿哲也2004/12/16
アンデス登攀記 (上)ウィンパー大貫良夫2004/09/16
対訳 ブレイク詩集 イギリス詩人選 4ウィリアム・ブレイク松島正一2004/06/16
ジェイン・オースティンの手紙ジェイン・オースティン新井潤美2004/06/16
嵐が丘 (下)エミリー・ブロンテ河島弘美2004/03/16
虚栄の市 (四)サッカリー中島賢二2004/03/16
嵐が丘 (上)エミリー・ブロンテ河島弘美2004/02/17
ダブリンの市民ジョイス結城英雄2004/02/17
ボズのスケッチ 短編小説集 (下)ディケンズ藤岡啓介2004/02/17
虚栄の市 (三)サッカリー中島賢二2004/01/16
対訳 シェイクスピア詩集
イギリス詩人選
1
シェイクスピア柴田稔彦2004/01/16
ボズのスケッチ 短編小説集 (上)ディケンズ藤岡啓介2004/01/16
虚栄の市 (二)サッカリー中島賢二2003/11/14
鎖を解かれたプロメテウスシェリー石川重俊2003/10/16
虚栄の市 (一)サッカリー中島賢二2003/09/17
完訳 ナンセンスの絵本エドワード・リア柳瀬尚紀2003/05/16
対訳 テニスン詩集 イギリス詩人選 5テニスン西前美巳2003/04/16
デイヴィッド・コパフィールド (五)ディケンズ石塚裕子2003/03/14
デイヴィッド・コパフィールド (四)ディケンズ石塚裕子2003/01/16
デイヴィッド・コパフィールド (三)ディケンズ石塚裕子2002/11/15
デイヴィッド・コパフィールド (二)ディケンズ石塚裕子2002/09/18
デイヴィッド・コパフィールド (一)ディケンズ石塚裕子2002/07/16
リチャード三世シェイクスピア木下順二2002/02/15
対訳 コウルリッジ詩集 イギリス詩人選 7コウルリッジ上島建吉2002/01/16
ハムレットシェイクスピア野島秀勝2002/01/16
人間の絆 (下)モーム行方昭夫2001/12/14
夫が多すぎてモーム海保眞夫2001/12/14
人間の絆 (中)モーム行方昭夫2001/11/16
人間の絆 (上)モーム行方昭夫2001/10/16
エマ (下)ジェーン・オースティン工藤政司2000/10/16
エマ (上)ジェーン・オースティン工藤政司2000/10/16
サロメオスカー・ワイルド福田恆存2000/05/16
リア王シェイクスピア野島秀勝2000/05/16
ハーディ短篇集ハーディ井出弘之2000/02/16
西欧人の眼に (下)コンラッド中島賢二1999/01/18
西欧人の眼に (上)コンラッド中島賢二1998/12/16
説きふせられてジェーン・オースティン富田彬1998/10/16
対訳 ワーズワス詩集 イギリス詩人選 3W・ワーズワス山内久明1998/09/16
対訳 英米童謡集河野一郎1998/08/17
世界の十大小説 (下)W・S・モーム西川正身1997/10/16
世界の十大小説 (上)W・S・モーム西川正身1997/10/16
読書案内―世界文学W・S・モーム西川正身1997/10/16
マクベスシェイクスピア木下順二1997/09/16
解放された世界H・G・ウェルズ浜野輝1997/08/19
ギッシング短篇集ギッシング小池滋1997/04/16
バラントレーの若殿スティーヴンスン海保眞夫1996/04/16
白衣の女(下)ウィルキー・コリンズ中島賢二1996/03/18
白衣の女(上)ウィルキー・コリンズ中島賢二1996/03/18
白衣の女(中)ウィルキー・コリンズ中島賢二1996/03/18
フォースター評論集小野寺健1996/02/16
キプリング短篇集橋本槇矩1995/11/16
完訳 カンタベリー物語 (下)チョーサー桝井迪夫1995/01/17
完訳 カンタベリー物語 (上)チョーサー桝井迪夫1995/01/17
完訳 カンタベリー物語 (中)チョーサー桝井迪夫1995/01/17
ジーキル博士とハイド氏スティーヴンスン海保眞夫1994/11/16
南イタリア周遊記ギッシング小池滋1994/02/16
モロー博士の島 他9篇H・G・ウェルズ橋本槇矩,鈴木万里1993/11/16
ナイティンゲール伝 他一篇リットン・ストレイチー橋口稔1993/11/16
透明人間H・G・ウェルズ橋本槇矩1992/06/16
カタロニア讃歌ジョージ・オーウェル都築忠七1992/05/18
イギリス民話集河野一郎1991/10/16
大転落イーヴリン・ウォー富山太佳夫1991/06/17
タイム・マシン 他九篇H・G・ウェルズ橋本槇矩1991/05/16
密偵コンラッド土岐恒二1990/06/18
イギリス名詩選平井正穂1990/02/16
パリ・ロンドン放浪記ジョージ・オーウェル小野寺健1989/04/17
ローソン短篇集ローソン伊澤龍雄1988/08/16
ロミオとジューリエットシェイクスピア平井正穂1988/02/16
りんごの木 人生の小春日和ゴールズワージー河野一郎1986/12/16
ソネット集シェイクスピア高松雄一1986/11/17
女だけの町ギャスケル小池滋1986/08/18
ディケンズ短篇集ディケンズ小池滋,石塚裕子1986/04/16
オーウェル評論集ジョージ・オーウェル小野寺健1982/04/16
サキ傑作集サキ河田智雄1981/11/16
悪口学校シェリダン菅泰男1981/10/16
失楽園 (下)ミルトン平井正穂1981/02/16
失楽園 (上)ミルトン平井正穂1981/01/16
ジュリアス・シーザーシェイクスピア中野好夫1980/10/16
ガリヴァー旅行記スウィフト平井正穂1980/10/16
トム・ジョウンズ (四)フィールディング朱牟田夏雄1975/09/16
トム・ジョウンズ (三)フィールディング朱牟田夏雄1975/08/18
トム・ジョウンズ (二)フィールディング朱牟田夏雄1975/07/16
トム・ジョウンズ (一)フィールディング朱牟田夏雄1975/06/16
アイヴァンホー (下)スコット菊池武一1974/10/16
ロビンソン・クルーソー (下)デフォー平井正穂1971/09/16
日蔭者ヂュード (下)ハーディ大沢衛1970/10/16
ヘンリー四世 第二部シェイクスピア中野好夫1970/06/16
ヘンリー四世 第一部シェイクスピア中野好夫1969/11/17
マンスフィールド短篇集
幸福・園遊会 他十
七篇
マンスフィールド崎山正毅,伊澤龍雄1969/03/17
ロビンソン・クルーソー (上)デフォー平井正穂1967/10/16
あらしシェイクスピア豊田実1964/04/16
アイヴァンホー (上)スコット菊池武一1964/02/16
二人の女の物語 (下)アーノルド・ベネット小山東一1963/02/16
二人の女の物語 (中)アーノルド・ベネット小山東一1963/01/16
二人の女の物語 (上)アーノルド・ベネット小山東一1962/12/16
恋愛対位法 (下)ハックスリ朱牟田夏雄1962/03/16
恋愛対位法 (上)ハックスリ朱牟田夏雄1962/02/16
雨・赤毛 他一篇モーム朱牟田夏雄1962/01/16
ヘンリ・ライクロフトの私記ギッシング平井正穂1961/01/05
テス (下)ハーディ井上宗次,石田英二1960/11/05
テス (上)ハーディ井上宗次,石田英二1960/10/05
オセロウシェイクスピア菅泰男1960/06/25
十二夜シェイクスピア小津次郎1960/03/25
カインバイロン島田謹二1960/03/25
マンフレッドバイロン小川和夫1960/03/05
トーノ・バンゲイ(下)H・G・ウェルズ中西信太郎1960/02/25
闇の奥コンラッド中野好夫1958/01/25
ユートピアトマス・モア平井正穂1957/10/07
ジェイン・エア (下)シャーロット・ブロンテ遠藤寿子1957/05/06
ジェイン・エア (上)シャーロット・ブロンテ遠藤寿子1957/04/26
オリヴァ・ツウィスト (下)ディケンズ本多季子1956/06/25
オリヴァ・ツウィスト (上)ディケンズ本多季子1956/06/05
日蔭者ヂュード (中)ハーディ大沢衛1956/03/05
日蔭者ヂュード (上)ハーディ大沢衛1955/10/05
トーノ・バンゲイ(上)H・G・ウェルズ中西信太郎1953/09/05
嘘から出た誠ワイルド岸本一郎1953/08/05
プリンス・オットースティーヴンスン小川和夫1952/06/05
東の国から
新しい日本における幻想と研究 (
下)
ラフカディオ・ヘルン平井呈一1952/05/25
海賊バイロン太田三郎1952/05/05
東の国から
新しい日本における幻想と研究 (
上)
ラフカディオ・ヘルン平井呈一1952/05/05
床屋コックスの日記・馬丁粋語録サッカレ平井呈一1951/04/25
心: 日本の内面生活の暗示と影響ラフカディオ・ハーン平井呈一1951/02/10
高慢と偏見 (下)ジェーン・オースティン富田彬1950/12/01
高慢と偏見 (上)ジェーン・オースティン富田彬1950/08/30
二つの薔薇スティヴンソン中村徳三郎1950/06/20
南海千一夜物語スティヴンソン中村徳三郎1950/02/15
サミュエル・ヂョンスン伝 (下)ボズウェル神吉三郎1948/01/15
短篇集 蜘蛛の巣の家 (下)ギッシング吉田甲子太郎1947/05/15
短篇集 蜘蛛の巣の家 (上)ギッシング吉田甲子太郎1947/05/05
サミュエル・ヂョンスン伝 (中)ボズウェル神吉三郎1946/12/30
ロミオとジュリエトの悲劇シェイクスピア本多顕彰1946/11/20
イエイツ詩抄イェイツ山宮允1946/11/10
文学趣味ベネット山内義雄1943/08/14
中世騎士物語ブルフィンチ野上弥生子1942/02/05
サミュエル・ヂョンスン伝 (上)ボズウェル神吉三郎1941/06/28
骨董ラフカディオ・ヘルン平井呈一1940/11/15
怪談: 不思議なことの物語と研究ラフカディオ・ハーン平井呈一1940/10/10
ブレイク抒情詩抄ウィリアム・ブレイク寿岳文章1940/08/10
ハーディ短篇集 幻想を追ふ女 他5篇ハーディ森村豊1940/08/01
夏の夜の夢シェイクスピア土居光知1940/07/25
クリスチナ・ロセッティ詩抄クリスチナ・ロセッティ入江直祐1940/06/18
青春 他1篇コンラッド矢本貞幹1940/02/03
分らぬもんですよバーナード・ショウ市川又彦1940/01/23
シェイクスピア論コールリッヂ桂田利吉1939/10/05
お気に召すままシェイクスピア阿部知二1939/05/17
シェイクスピアの悲劇 (下)ブラッドレー中西信太郎1939/03/02
ヴェニスの商人シェイクスピア中野好夫1939/01/10
ワーズワース詩集田部重治1938/09/01
文芸批評論T・S・エリオット矢本貞幹1938/05/01
シェイクスピアの悲劇 (上)ブラッドレー中西信太郎1938/02/25
若い人々のために 其他スティーヴンスン岩田良吉1937/07/01
緑の木蔭: 和蘭派田園画トマス・ハーディ阿部知二1936/11/30
湖の麗人スコット入江直祐1936/09/05
アルプス登攀記 (下)ウィンパー浦松佐美太郎1936/09/01
アルプス登攀記 (上)ウィンパー浦松佐美太郎1936/05/01
宝島スティーヴンスン阿部知二1935/10/30
炉辺のこほろぎディケンズ本多顕彰1935/07/30
アイルランド童話集
隊を組んで歩く妖精達
其他
イエイツ山宮允1935/03/30
ハーディ短篇集 月下の惨劇 他5篇ハーディ森村豊1935/03/15
イン・メモリアムテニスン入江直祐1934/08/15
新アラビヤ夜話スティーヴンスン佐藤緑葉1934/06/30
イノック・アーデンテニスン入江直祐1933/03/15
人と超人バーナド・ショー市川又彦1929/05/05
バーンズ詩集バーンズ中村為治1928/06/25

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岩波文庫 - 岩波書店

岩波文庫 – 岩波書店

1927年(昭和2)出版界の不況期に岩波書店が刊行した文庫本。岩波茂雄がドイツのレクラム文庫にならって発案し,哲学者の三木清らが参画して発刊。古今東西の古典の普及を目的として,廉価で手軽に買える書物として考案された。

山川 日本史小辞典 改訂新版 「岩波文庫」の解説
岩波文庫(いわなみぶんこ)とは? 意味や使い方 – コトバンク

 近ごろちょこちょこ、岩波文庫が話題にのぼっている。私自身は、少し前に#岩波少年文庫100冊マラソンという楽しい試みのため、私自身もあったらいいなと思っていた、岩波少年文庫の一覧表(600冊超)を作成し、ラジオドラマの放送に合わせて、光文社古典新訳文庫の一覧表(約400冊)を作ったばかり。

 岩波文庫は、#読了ポストで見かけることも多かったので、いつかは一覧表を作ろうと考えていた。どのみち作るつもりでいるのなら、今、一覧表を作った方が意味があるのかな。ということで、今この記事を書いています。

岩波文庫はカバーの背の色により,大きく五つに分類されています.

青…思想・哲学・宗教・歴史・地理・音楽・美術・教育・自然科学
黄…日本文学(古典)
緑…日本文学(近代・現代)
白…法律・政治・経済・社会
赤…外国文学

文庫豆知識 – 岩波書店

 岩波文庫のこと、何も知らない。色分けに意味があることさえ知らなかったから、赤帯が外国文学だってことも、今回初めて知った。そう呼ばれていることさえも。

赤帯(32)外国文学
1-99東洋文学
101-199ギリシア・ラテン文学
201-299イギリス文学
301-399アメリカ文学
401-499ドイツ文学
501-599フランス文学
601-699ロシア文学
701-799南北ヨーロッパ文学 その他

岩波文庫 – Wikipedia

 Wikipediaの赤帯、外国文学の部分だけ抜き出すとこんな感じ。えっ、99人しか入らないけど大丈夫?と思ったら、

小さなジャンルでは著者番号が原則99人分しか確保されていないことになるが、既に満席となった赤帯500番台のフランス文学や青帯100番台の近代日本思想などでは、著者番号の前に「N」を付けることで著者数が拡張されている。

 とのこと、ナイスリカバリー。200人になったらどうするのか、今から楽しみ。ちなみに、2023年8月発売「死と乙女」は「赤N790」なので、もうすぐだ。

 周知のごとく、岩波文庫の赤帯は中国文学をふくむ海外文学のことで、それだけで約1000冊になる。

515夜『岩波文庫の赤帯を読む』 門谷建蔵 − 松岡正剛の千夜千冊

 岩波文庫、赤帯だけでも約1000冊だって、松岡正剛さんの2002年の書評に書いてあった。そこから20年以上経った今、いったい何冊になっているのだろう。

 私が作る岩波文庫の一覧表は、岩波書店HP調べなので、本当の意味での全冊一覧ではないだろうけれど、だいたいの数はわかりそう。

 1000冊以上を一度にやろうと思うと、手に負えない感じがしてしまうけれど、親切な岩波書店さんが赤帯をイギリス文学、アメリカ文学といった感じで、分けて検索できるようにしてくれたので、どうにかなりそうな感じ。一応、作家、翻訳者、発売日で並べ替えできるようにするので、そこそこ使える一覧表にはなるとは思います。

 松岡正剛の千夜千冊で見つけた、『岩波文庫の赤帯を読む』という本のこと。著者の門谷建蔵さんが始めた動機の一つが、↓これなのだけれど、この一文だけでも、なんか楽しげ。そして松岡正剛さんは、著者《どういう人かは知らない》をベタ褒め。

入手した赤帯を並べてみると美しく、いろいろ並べ替えているといつまでも遊べる

 《実は本を読む前に読書は始まっている》といった、松岡正剛さん自身の読書との向き合い方も書かれていて、いろんな意味でお得な書評。

 ヤマザキマリラジオでも、松岡さんの好奇心は垣間見えていたけれど、文章からもそれは感じられる。もう、お話が聞くことができないと思うと、淋しいです。

しかし、こういうことは、えてして覚悟だけではムリなのだ。実は、覚悟や熟練以外の別の手があるものなのだ。それは「自分で分類と関係を発見したい」という好奇心というものだ。

本書には書いてはいないが、この計画が完遂できたもうひとつの理由は、自分でさまざまなベスト10を選ぼうという決断をして臨んだことだろうとおもう。

 この書評から私が学んだのは、「自分なりの答えを導き出したい」というような好奇心、「ベスト10を選ぶ」といった、本来の数値的な目標とは別の動機付け、その結果を見えるカタチにすること。それらが、何かを成し遂げようと思ったときのモチベーションを保つ上では、重要な役割を果たすということ。

 それは「岩波文庫を全部読む」的なことを実現したい場合にも役立つし、何かしら長期的な目標を叶えたいという場合などにも応用できる考え方。なんだか、いろいろ勉強になってしまった。

そのベスト10だが、これがなかなかふるっている。いくつか紹介すると、こうなっている。ただ羅列するのも失礼だろうから、ぼくもささやかなチェックをほんのすこし入れておいた。(!)はぼくの同感マーク、(?)はあれっそうかなマーク、(#)は参ったマーク。

 実はその門谷建蔵さんによるテーマごとのベスト10も、この書評に掲載されている。《ただ羅列するのも失礼だろうから》と、頭を悩ませながらマーク(結構たくさん)をつける松岡さんを想像すると、だいぶ可愛らしい。

正確を期してはいけない。読書はどこまで勝手を貫くか、その勝手がしだいに説得力をもってくるところに醍醐味がある。

 いや、ためになる言葉もたくさんあるのだけれど、とにかく長文過ぎてなかなか読み終われない。そう思っていたら、なんと著者の門谷さんが『岩波文庫の黄帯と緑帯を読む』という本も刊行していたという記述を発見。松岡さんも脱帽している。よかったら、そちらもどうぞ。

岩波文庫のジャンル別検索(Amazon)

岩波文庫「イギリス文学」編の新刊

「東の国から」ラフカディオ・ハーン

東の国から──新しい日本における幻想と研究 (岩波文庫 赤)
ラフカディオ・ハーン,平井呈一
2025/09/17
岩波書店

古代伝説の地・出雲から、熊本に移住したハーン。旅のさなかの宿屋で、夢のあわいに浦島伝説へと入りこんだような「夏の日の夢」をはじめ、〈詩人の直観と哲人の思索〉をもって近代日本の肖像を描く十一篇。

「骨董」ラフカディオ・ハーン

骨董──さまざまの蜘蛛の巣のかかった日本の奇事珍談 (岩波文庫 赤)
ラフカディオ・ハーン,平井呈一
2025/08/16
岩波書店

『新著聞集』の話を大胆に脚色した「茶碗の中」をはじめとして、日本各地に伝わる伝説や怪談を再話した9篇からなる「古い物語」と、ハーンの死生観・哲学的思想が顕れる「草ひばり」「露のひとしずく」など11篇の随筆がからなる小品集。『怪談』と並び、純化揮一された密度の高い名作と謳われる。(解説=円城塔)

「お許しいただければ」行方昭夫

お許しいただければ──続イギリス・コラム傑作選 (岩波文庫 赤)
行方昭夫
2025/06/17
岩波書店

「毎朝二〇年間も髭を剃っていれば、誰だって何かを学ぶことになる」(リンド)。隣人の騒音問題や犬派・猫派論争から当時の世界情勢まで、誰にとっても身近な出来事をユーモアたっぷりに語る、ガードナー、ルーカス、リンド、ミルンの名エッセイ。約一世紀前の作ながら、その人間性への鋭い洞察は今なお大いに共感を呼ぶ。

「芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚」芥川龍之介、柴田元幸、澤西祐典

芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚 (岩波文庫 赤)
芥川龍之介,柴田元幸,澤西祐典,畔柳和代,岸本佐知子,藤井光,西崎憲,都甲幸治,小山太一,大森望,若島正,谷崎由依,森慎一郎
2025/04/17
岩波書店

芥川が選んだ「新らしい英米の文芸」は、まさに当時の「世界文学」最前線であった。旧制高校の英語副読本として編まれたアンソロジー八巻より、二二の短篇・エッセイを精選。ポーやビアス、スティーヴンソンから初邦訳の作家まで、芥川自身の作品にもつながる〈怪異・幻想〉の世界を、豪華訳者陣による翻訳で堪能する。

岩波文庫の気になる本

「お菓子とビール」サマセット・モーム

お菓子とビール (岩波文庫)
モーム,行方昭夫
2011/07/16
岩波書店

『人間の絆』『月と六ペンス』と並ぶ、モーム(1874-1965)円熟期の代表作。最近亡くなった有名作家の伝記執筆を託された三文文士の友人から、作家の無名時代の情報提供を依頼された語り手の頭に蘇る、作家とその最初の妻と過ごした日々の楽しい思い出……。人間の、人生の裏表をユーモラスに見つめる、一種の文壇小説。

岩波文庫にまつわる本

「岩波文庫の赤帯を読む」門谷建蔵

岩波文庫の赤帯を読む
門谷建蔵
2015/11/11
青弓社

滋味あふれる果実がみのる赤帯の森にわけいり、落果を拾い枝からもいで吟味した九百点からジャンル別の代表作を精選する。読書三昧の日々を夢みる読書人の渾身の記録。

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