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マーガレット・アトウッドの本の一覧「侍女の物語」と「ハンドメイズ・テイル」のこと

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マーガレット・アトウッドの本の一覧、関連サイトとインタビュー/「侍女の物語」「誓願」「老いぼれを燃やせ」ほか

「老いぼれを燃やせ」早川書房

老いぼれを燃やせ
マーガレット・アトウッド,鴻巣友季子
2024/09/19
早川書房
《 384ページ 》

高齢者を口減らしすべく介護施設をつぎつぎ襲撃する若者と、待ち受ける老婦人を描く表題作。4人の夫を看取ってきた女性と、”運命の相手”との再会を描く「岩のマットレス」。復讐譚、ゴシックホラー、社会批評など、バラエティに富んだ9篇を収めた傑作短篇集

Amazon
Old Babes in the Wood: Stories (Magnolia Parks Universe, 5)(英語)
「老いぼれを燃やせ」の洋書、表紙は猫。長文レビューがあったりして面白い。

Amazon
Old Babes in the Wood: Stories(英語/Audible版)
「老いぼれを燃やせ」英語版のAudible(オーディオブック)。ナレーションはMargaret Atwood、Linda Lavin、Dan Stevensほか。


Book Bang -ブックバン-
『老いぼれを燃やせ』という“恐ろしく予見性の高い近未来ディストピア小説の旗手”が放つ、すべてがよく出来た短篇集 | レビュー(週刊新潮2024年10月10日号)

The Harvard Crimson
Margaret Atwood Discusses Her New Book ‘Old Babes in the Wood’ at Harvard Sanders Theatre Event(英語/March 10, 2023)

ABC News
Margaret Atwood on her new collection Old Babes in the Wood and the ongoing relevance of The Handmaid’s Tale(英語/約54分/Sat 25 Mar 2023)

Youtube「Charleston Literary Festival」
CLF 2023: OLD BABES IN THE WOOD Margaret Atwood with Regina Marler(英語/約42分/Sat 25 Mar 2023)

《 英語のインタビューはブラウザのページ翻訳で日本語訳、英語のYoutube動画は字幕→自動翻訳を選択すると日本語字幕が表示されます 》

マーガレット・アトウッド関連サイト

関連サイト

Margaret Atwood(英語)
マーガレット・アトウッドの公式サイト。イベントスケジュールやFAQも。

Margaret E Atwood (@MargaretAtwood) / X(英語)

Instagram
Margaret Atwood(@therealmargaretatwood) (英語)

Margaret Atwood | Facebook(英語)

マーガレット・アトウッド – Wikipedia
Margaret Atwood – Wikipedia

Margaret Atwood – IMDb(英語)
The Handmaid’s Tale (TV Series 2017–2025) – IMDb
MaddAddam (TV Mini Series) – IMDb
The Testaments (TV Series) – IMDb
映画やドラマ等に関する情報サイト

Amazon
マーガレット・アトウッド: books, biography, latest update

SparkNotes
Margaret Atwood Biography, Works, and Quotes
The Handmaid’s Tale: Study Guide
The Testaments: Study Guide(英語)
学習支援サイト。要約、「Study Guide」にはチャプターごとの詳しい解説があります。


《 インタビューほか 》
WIRED.jp
ChatGPTはすでにオーウェルが描いていた:巨匠マーガレット・アトウッドが語る「歴史の韻」(2023.05.02)

集英社文芸・公式
【インタビュー前半】マーガレット・ アトウッド 聞き手・翻訳/鴻巣友季子 「閉じこめられること」と「解放されること」、 そして「復讐」と「赦し」を巡る物語(2020年9月4日)

【インタビュー後半】マーガレット・ アトウッド 聞き手・翻訳/鴻巣友季子 「シェイクスピアの物語は、無限に解釈が可能なのです」(2020年9月7日)

クーリエ・ジャポン
マーガレット・アトウッド「私がディストピアを書き続ける理由」 | 人が希望を失ったら、本当に希望がなくなる(2022年11月17日)

TABI LABO
火炎放射器でも燃やせない本が誕生……でも、なぜ?(2022年06月29)

産経ニュース
ノーベル文学賞最有力視の理由は カナダの作家・マーガレット・アトウッドさん 新作「誓願」で描いた監視国家を生きる女性の連帯(2020年12月16日)

Book Bang -ブックバン-
ノーベル文学賞候補で注目 ディストピア文学で再評価されるマーガレット・アトウッドの魅力とは? | 特集(2020年11月20日配信号)

映画.com
マーガレット・アトウッドの「MaddAddam」3部作がドラマ化(2018年2月14日)

UkraineWorld
The Sword Is Mightier Than the Pen – with Margaret Atwood(英語/September 24, 2024)

The Guardian
Margaret Atwood: ‘It would be fun to talk to Simone de Beauvoir’ | Margaret Atwood(英語/Sat 11 Mar 2023)

Literary Hub
The one where Margaret Atwood gave a cracking WIRED interview.(英語/March 7, 2023)

TODAY
Margaret Atwood Tells Jenna Bush Hager About Her Upcoming Memoir(英語/March 7, 2023)

Penguin Books UK
‘I was in love with Sherlock Holmes’: 21 Questions with Margaret Atwood(英語/14 February 2022)

Margaret Atwood: ‘The Handmaid’s Tale is being read very differently now’(英語/05 April 2018)


《 関連動画 》
Youtube「Brief But Spectacular」
Margaret Atwood on the truth in The Handmaid’s Tale(英語/約11分/12 Sept 2024)

Youtube「Twenty Summers」
Margaret Atwood, Vivian Gornick & Katha Pollitt in Conversation | Twenty Summers 2023(英語/約38分/5 Mar 2024)

Youtube「TIME」
Margaret Atwood and Lauren Groff on Writing About Women in Moments of Survival(英語/約17分/25 Apr 2024)

Youtube「Canadaland Podcasts」
Margaret Atwood | The CANADALAND Interview(英語/約38分/2 Dec 2023)

Youtube「BBC News」
Margaret Atwood on gender, women’s rights, and Roald Dahl revisions(英語/約8分/18 Mar 2023)

Youtube「Pod Save America」
Margaret Atwood on the Rise of Real World Authoritarians | Offline With Jon Favreau(英語/約50分/12 Mar 2023)

Youtube「Late Night with Seth Meyers」
Margaret Atwood on Flamethrowers, Old Babes in the Wood and Empty Book Signings(英語/約8分/8 Mar 2023)

Youtube「Harper’s BAZAAR」
Jane Goodall & Margaret Atwood On Feminism, Climate Change, Racial Injustice(英語/約22分/2 Mar 2022)

BBCニュース
「現実に近づいた」、「侍女の物語」の続編発売、著者アトウッド氏インタビュー(約3分/2019年9月10日)

Youtube「Vintage Books」
Margaret Atwood: ‘The Handmaid’s Tale is being read very differently now’(英語/約11分/15 May 2018)


《 ポッドキャスト 》
KCUR
Margaret Atwood, author of ‘The Handmaid’s Tale,’ says book bans will never work(英語/約26分/September 25, 2024)

The New Yorker
Margaret Atwood Reads Mavis Gallant, Live(英語/約1時間22分/November 1, 2023)

Talk Easy
Margaret Atwood – Talk Easy with Sam Fragoso(英語/約53分/March 6, 2022)


Amazonと楽天市場は本、Xはポスト、Instagramはハッシュタグ検索、Youtubeは動画、Listennotesはポッドキャスト(ラジオ)の検索ができます。

「侍女の物語」ハヤカワepi文庫

侍女の物語 (ハヤカワepi文庫)
マーガレット・アトウッド,斎藤英治
 2001/10/24
早川書房
《 573ページ 》
ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」原作小説

ギレアデ共和国の侍女オブフレッド。彼女の役目はただひとつ、配属先の邸宅の主である司令官の子を産むことだ。しかし彼女は夫と幼い娘と暮らしていた時代、仕事や財産を持っていた昔を忘れることができない。監視と処刑の恐怖に怯えながら逃亡の道を探る彼女の生活に、ある日希望の光がさしこむが……。自由を奪われた近未来社会でもがく人々を描く、カナダ総督文学賞、アーサー・C・クラーク賞受賞作。解説/落合恵子

「侍女の物語」関連書籍

マーガレット・アトウッド『侍女の物語』を読む
加藤めぐみ,中村麻美(編)
水声社

奴らに虐げられるな
1985年に発表された近未来小説『侍女の物語』と、2019年の続編『誓願』。
男性優位の独裁国家を描く暗澹たるディストピア文学が、なぜ今日、フェミニスト・プロテスト文化の象徴として耳目を集めるのか。
女性の身体と連帯、歴史と記憶、声と語り、エコロジー、セクシュアリティ/ジェンダー、ケア……
現実世界の諸相を束ねて生み出された物語世界に、現在そして未来を生き抜くための希望を探る。

加藤めぐみ,中村麻美(編)
マーガレット・アトウッド,奥畑豊,安保夏絵,三村尚央,小川公代,渡部桃子,小谷真理,高村峰生,生駒夏美,石倉綾乃,シュテファン・ヴューラー,西あゆみ

別冊NHK100分de名著 フェミニズム
加藤陽子,鴻巣友季子,上間陽子,上野千鶴
NHK出版

「生きづらさ」を乗り越えるために

「100分deフェミニズム」(2023年1月2日放送)が待望の書籍化! 『伊藤野枝集』『侍女の物語』から『心的外傷と回復』『男同士の絆』まで。豪華著者陣が名著の核心を読み解きながら、フェミニズムの真価を語りつくす。未放送のトピックも収載し、新たな取材も加えた決定版!

「侍女の物語」関連の読みもの、動画

Amazon
The Handmaid’s Tale(英語/1996)
The Handmaid’s Tale: The iconic Sunday Times bestseller that inspired the hit TV series (Vintage Classics Book 1) (English Edition)(英語/kindle版)

侍女の物語 – Wikipedia
The Handmaid’s Tale – Wikipedia

NHK出版デジタルマガジン
女性を支配する「階級」——フェミニズムを知るための4講義【鴻巣友季子さんが読む、アトウッド『侍女の物語』『誓願』 別冊NHK100分de名著】

Real Sound
鴻巣友季子が語る、マーガレット・アトウッド作品の魅力 「『侍女の物語』は警告の書だったのに対し、『誓願』は現実を映す鏡」

併読本のススメ|婦人画報公式サイト
豊﨑由美の併読本のススメ|テーマは「ディストピア」

ALL REVIEWS
『マーガレット・アトウッド『侍女の物語』を読む』(水声社) – 著者:加藤 めぐみ,中村 麻美(編) – 鴻巣 友季子による書評


YouTube「flier 公式チャンネル」
【男尊女卑地獄】「お伽話ではない現実を映す物語」「女が働くことが当たり前ではない世界がある」翻訳家・鴻巣友季子×宇垣美里で語る『侍女の物語』から読み解く”女性の自由”(第1回/全2回)(約23分)

【生きづらさの根源】「私は自由を選べているか?」宇垣美里×翻訳家・鴻巣友季子で語る!「虎に翼」『侍女の物語』が教えてくれた”真の自由”を掴む生き方(第2回/全2回)(約17分)

Youtube「TED-Ed」
Why should you read “The Handmaid’s Tale”? – Naomi R. Mercer(英語/約5分)
TED-Ed
Why should you read “The Handmaid’s Tale”? – Naomi R. Mercer
ナオミ・R・マーサーによるTed、『侍女の物語』を読むべき理由。

映画ポップコーン
侍女の物語 – 解説・レビュー・評価

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」のこと

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」関連サイト、読みもの

Instagram
The Handmaid’s Tale (@handmaidsonhulu) (英語)

The Handmaid’s Tale (@HandmaidsOnHulu) / X(英語)

Hulu(フールー)
ハンドメイズ・テイル/侍女の物語
Hulu
Watch The Handmaid’s Tale Streaming Online(英語)

WOWOWオンライン
ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 シーズン5
ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 シーズン4
ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 シーズン3
ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 シーズン2
ハンドメイズ・テイル/侍女の物語

ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 – Wikipedia
The Handmaid’s Tale (TV series) – Wikipedia(英語)

The Handmaid’s Tale (TV Series 2017–2025) – IMDb(英語)

映画.com
「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語」最終シーズンがついに制作開始(2024年9月11日)
シーズン6は、25年春に米Huluで配信予定。「侍女の物語」の続編小説「誓願」もドラマ化が決定。

海外ドラマNAVI
『グッド・ワイフ』スター、『ハンドメイズ・テイル』最終シーズンに出演(2024年7月25日)
ストライキの影響で確実に延期される人気ドラマシリーズ7作」(2023年8月11日)
『ハンドメイズ・テイル』最終章となるシーズン6に更新が決定」(2022年9月9日)

フロントロウ
【セリフ全訳】2分間絶句しっぱなしだった、『ハンドメイズ・テイル』シーズン5米本予告(2022年8月25)
『ハンドメイズ・テイル』原作者がドラマ版で「殺すの禁止令」を出したキャラクターとは?(2019年10月1日)
『ハンドメイズ・テイル』原作の続編、ハプニング乗り越え3日で12万部売り上げる(2019年9月19日)

WOWOWオンライン
ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 シーズン5
2023年6月14日(水)0:00よりWOWOWプライムにて放送。

海外ドラマNAVI
『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン5、日本初上陸!本日より配信開始
2022年11月25日(金)より、Huluでシーズン5の配信がスタート。

Digital Spy
The Handmaid’s Tale season 6 release date, cast and everything you need to know(英語/25 September 2024/動画あり)
The Handmaid’s Tale shares exciting season 6 update(英語/08 September 2024/動画あり)

The Handmaid’s Tale star’s new genre-bending drama gets first look(英語/26 July 2024/動画あり)
The Handmaid’s Tale promotes cast member for final season(英語/27 May 2024/動画あり)

Esquire
‘The Handmaid’s Tale’ Season 6: Release Date, Cast and Spoilers(英語/10 September 2024)

People.com
The Handmaid’s Tale Season 6: Everything We Know About the Hit Series’ Final Run(英語/September 11, 2024)
The Handmaid’s Tale’s Renewed for Sixth and Final Season(英語/September 8, 2022)

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」の関連動画

「誓願 (ハヤカワepi文庫)」早川書房

誓願 (ハヤカワepi文庫)
マーガレット・アトウッド,鴻巣友季子
2023/09/05
早川書房
《 704ページ 》

過酷な男尊女卑政策をとる独裁国家ギレアデ。その司令官の娘アグネスは、よき妻となるための教えに従いつつ、違和感も覚えていた。隣国の高校生デイジーは平和に暮らすある日、両親を殺され、やがて危険な任務に身を投じていく。ギレアデの中枢では、指導者のリディア小母が秘かな賭けに出ていた。まるで異なる3人の女性がいま、手を組み、国家の闇に挑む。『侍女の物語』の15年後を描いた、ブッカー賞受賞作。解説/小川公代

「侍女の物語 グラフィックノベル版」早川書房

侍女の物語 グラフィックノベル版
マーガレット・アトウッド,ルネー・ノールト,斎藤英治
2020/09/17
早川書房

カナダの巨匠マーガレット・アトウッドによる名作ディストピア文学を、気鋭のイラストレーターが鮮烈なグラフィックノベルに。アイズナー賞ノミネート作品。

近未来のディストピア国家・ギレアデ。
支配階層である司令官たちの子を産むための「侍女」オブフレッドは、
厳しい監視の目に怯えながらも、自由だった過去の事を忘れられない。
あるとき彼女は、「儀式」でしか顔を合わせない司令官の部屋に誘われて……。

「産む道具」たちの静かなる闘いを描いた傑作。

「オリクスとクレイク」早川書房

オリクスとクレイク
マーガレット・アトウッド,畔柳和代
2010/12/17
早川書房
《 「マッドアダム三部作」第一部
この本は現在お取り扱いできません。

人類がいなくなった海辺で、スノーマンは夢うつつを漂っている。 思い出すのは、文明があったころの社会。スノーマンがまだジミーという名前だった少年時代。高校でめぐりあった親友クレイクとかわした会話。最愛の人オリクスとのひととき――。 誰がこんな世界を望んでいたのだろうか。そして、自分はなにをしてしまったのだろうか。 カナダを代表する作家マーガレット・アトウッドが透徹した視点で描き出す、ありうるかもしれない未来の物語。 ブッカー賞、カナダ総督文学賞候補作。 「卓越した想像力で書かれた最高級に魅力的な作品。『一九八四年』をはじめとする、人間の近視眼に警告する名作群に仲間入りを果たした」――タイムズ紙

リクエスト・投票は1件の書籍につき1票・1回限りで、復刊要望の理由などのコメントを添え、購入意思の登録をする必要がある。目安として100票集まると、復刊ドットコムが、オリジナルの出版社へ原版の有無確認など復刊に向けた交渉に入るとされている。

復刊ドットコム – Wikipedia

「洪水の年」岩波書店

洪水の年(上)』『洪水の年(下)
マーガレット・アトウッド,佐藤アヤ子
2018/09/22
岩波書店
《 304ページ/288ページ 》
《 「マッドアダム三部作」第二部

遺伝子操作で新しい生物が次々に作られ、食べ物は合成物ばかり。人々は巨大企業とエリートたちに支配されている。人工世界に異議を唱えるエコ原理集団「神の庭師たち」と、その中で暮らす孤独な女性トビーと少女レン。突然、新型ウイルスが襲ってきて地上は廃墟となる。偶然生き残ったトビーとレンは、それぞれの隠れ家で固唾を呑んで様子を窺う。圧倒的な構想力と息もつかせぬストーリー展開で読ませる近未来小説。(全2冊)

「マッドアダム」岩波書店

マッドアダム (上)』『マッドアダム (下)
マーガレット・アトウッド,林はる芽
2024/03/25
岩波書店
《 264ページ/272ページ 》
《 「マッドアダム三部作」第三部

謎のウィルスにより人類はほぼ絶滅した。生き残ったのはトビーやゼブら一握りの人々と、人造人間クレイカー、そして残忍な凶悪犯たち。ゼブは荒廃した街で兄アダムの手がかりを探す。世界を破滅させたウィルスの正体は何だったのか──時間はゼブが若き天才クレイクに出逢った日に遡る。壮大な物語はクライマックスへ。

「昏き目の暗殺者」ハヤカワepi文庫

昏き目の暗殺者 上 (ハヤカワepi文庫)
昏き目の暗殺者 下 (ハヤカワepi文庫)
マーガレット・アトウッド,鴻巣友季子
2019/09/28
早川書房
《 464ページ/416ページ 》

1945年、妹のローラは車ごと橋から転落して死んだ。あれは本当に事故だったのだろうか?年老い孤独に暮らす姉アイリスは、釦工業で財をなした町いちばんの名家だった家族の歴史と姉妹の来し方を振り返っていく…。ローラの手になる小説『昏き目の暗殺者』、次々と亡くなっていく親族たちの死亡記事、そして老女の回想が織りなすある一族の波瀾の歴史。稀代の物語作家が圧倒的想像力で描くブッカー賞、ハメット賞受賞作。

「またの名をグレイス」岩波現代文庫

またの名をグレイス(上) (岩波現代文庫)
またの名をグレイス(下) (岩波現代文庫)
マーガレット・アトウッド,佐藤アヤ子
2018/09/15
岩波書店
《 384ページ/400ページ 》

1945年、妹のローラは車ごと橋から転落して死んだ。あれは本当に事故だったのだろうか?年老い孤独に暮らす姉アイリスは、釦工業で財をなした町いちばんの名家だった家族の歴史と姉妹の来し方を振り返っていく…。ローラの手になる小説『昏き目の暗殺者』、次々と亡くなっていく親族たちの死亡記事、そして老女の回想が織りなすある一族の波瀾の歴史。稀代の物語作家が圧倒的想像力で描くブッカー賞、ハメット賞受賞作。

「語りなおしシェイクスピア 1 テンペスト 獄中シェイクスピア劇団」集英社

語りなおしシェイクスピア 1 テンペスト 獄中シェイクスピア劇団
マーガレット・アトウッド,鴻巣友季子
2020/09/04
集英社
《 384ページ 》

世界のベストセラー作家が、シェイクスピアの名作を語りなおすシリーズ第一弾。
M・アトウッドによって、傑作『テンペスト』が現代に蘇る!

『テンペスト』の演出に心血を注いでいた舞台芸術監督フェリックスは、ある日突然、部下トニーの裏切りにより職を奪われた。失意のどん底で復讐を誓った彼は、刑務所の更生プログラムの講師となり、服役中の個性的なメンバーに、シェイクスピア劇を指導することに。
12年後、ついに好機が到来する。大臣にまで出世したトニーら一行が、視察に来るというのだ。披露する演目はもちろん『テンペスト』。フェリックスの復讐劇の行方は!? ――天才シェイクスピアと現代文学界の魔女アトウッドの才気が迸る、奇跡のような物語の誕生!

「キャッツ・アイ」開文社出版

キャッツ・アイ
マーガレット・アトウッド,松田雅子,松田寿一,柴田千秋
2016/12/01
開文社出版
《 576ページ 》

主人公の女画家イレインが回顧展を開催するためにふるさとトロントに戻るところから、回顧展が終了しヴァンクーバーへ帰るまでの期間が作品の設定である。アトウッドは幼少時代をケベック州北部で過ごしたが、その時の体験は彼女のどの作品にも色濃く反映されており本作も同様である。少女時代に恐怖のいじめを受け、自分が無価値で無意味な存在と思い込まされたトラウマを絵画に表現することでサバイバルをはかり、憎しみの呪縛から自分自身を救い出していく画家半生の物語。完成までに四半世紀を要したという本作はアトウッドの自伝的要素が強いと考えられている。追憶によって現在と過去が共存するようになり、読後に読者の胸に深い余韻を残す。

キャッツ・アイ マーガレット・アトウッド著|開文社出版

「青ひげの卵」ちくま文庫

青ひげの卵 (ちくま文庫)
マーガレット・アトウッド,小川芳範
2022/11/14
筑摩書房
《 288ページ 》

1945年、妹のローラは車ごと橋から転落して死んだ。あれは本当に事故だったのだろうか?年老い孤独に暮らす姉アイリスは、釦工業で財をなした町いちばんの名家だった家族の歴史と姉妹の来し方を振り返っていく…。ローラの手になる小説『昏き目の暗殺者』、次々と亡くなっていく親族たちの死亡記事、そして老女の回想が織りなすある一族の波瀾の歴史。稀代の物語作家が圧倒的想像力で描くブッカー賞、ハメット賞受賞作。

「パワー・ポリティクス」彩流社

パワー・ポリティクス
マーガレット・アトウッド,出口菜摘
2022/08/03
彩流社
《 詩集 》

「わたし」と「あなた」をめぐる45篇、第5作目詩集、本邦初訳

現代カナダ文学を代表する作家・詩人、マーガレット・アトウッドが放つ
イメージを秘めた言葉の数々

「わたし」と「あなた」
男女の私的な物語は、個人から国家、さらに地球規模の闘争へ──

不穏な空気に包まれたデビュー作の詩集『サークル・ゲーム』(1966)〔彩流社、2020〕と対になる作品

『サークル・ゲーム』の閉塞的な人間関係から、本作『パワー・ポリティクス』(1971)は「権力ゲーム」へとテーマが広がり、そのイメージやモチーフは、後の小説で鮮やかに展開される

「サークル・ゲーム」彩流社

サークル・ゲーム
マーガレット・アトウッド,出口菜摘
2020/05/14
彩流社
《 詩集 》

作家・松田青子さん推薦!

現代カナダ文学を代表する作家、
マーガレット・アトウッドの知られざるデビュー作、本邦初訳。

不穏な空気に包まれた28篇の詩集。

フェミニズム、環境問題等、アトウッドの全作品に共通するテーマがすでに現われている、注目作。

この恍惚とした回転が喜びだと
誤解していたのかもしれない
でも、そこになんの喜びもない──(表題作「サークル・ゲーム」より)

その他の作品と関連書籍

《 その他の作品 》
2017/12/01『テント』マーガレット・アトウッド,中島恵子,池村彰子(英光社)
2012/03/29『負債と報い――豊かさの影』マーガレット・アトウッド,佐藤アヤ子(英光社)
2005/12/01『ペネロピアド (新・世界の神話)』マーガレット・アトウッド,鴻巣友季子(KADOKAWA)
2005/08/01『良い骨たち+簡單な殺人』マーガレット・アトウッド,中島恵子(北星堂書店)
2005/05/01『ほんとうの物語』マーガレット・アトウッド,内田能嗣,多湖正紀,山本紀美子(大阪教育図書)
2005/04/20『カンバセーション: アトウッドの文学作法』マーガレット・アトウッド,加藤裕佳子(松籟社)
2002/10/01『闇の殺人ゲーム: 短編小説と散文詩』マーガレット・アトウッド,中島恵子(北星堂書店)
2001/09/04『寝盗る女 (下) (カナダの文学)』マーガレット・アトウッド,佐藤アヤ子,中島裕美(彩流社)
2001/04/17『寝盗る女 (上) (カナダの文学)』マーガレット・アトウッド,佐藤アヤ子,中島裕美(彩流社)
1996/02/01『食べられる女』マーガレット・アトウッド,大浦暁生(新潮社)
1995/08/01『サバィバル: 現代カナダ文学入門』マーガレット・アトウッド,加藤裕佳子(御茶の水書房)
1993/12/10『浮かびあがる』マーガレット・アトウッド,大島かおり(新水社)
1989/11/01『ダンシング・ガールズ: マーガレット・アトウッド短編集』マーガレット・アトウッド,岸本佐知子(白水社)
1989/07/01『描かれた女性たち: AMERICAN WIVES 現代女性作家の短篇小説集 (SWITCH LIBRARY)』マーガレット・アトウッド,岸本佐知子,Switch編集部(スイッチ・コーポレーション)


《 関連書籍 》
2020/08/20『マーガレット・アトウッドのサバイバル: ローカルからグローバルへの挑戦』松田雅子(小鳥遊書房)
2015/09/15『ヴァージニア・ウルフとマーガレット・アトウッドの創造空間』中島恵子(英光社)
2011/11/14『マーガレット・アトウッド論: サバイバルの重層性「個人・国家・地球環境」』大塚由美子(彩流社)
2008/11/01『マーガレット・アトウッド (現代作家ガイド 5)』伊藤節,岡村直美(彩流社)

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