英ガーディアン紙「史上最高の小説100冊」の投票者・作家リスト

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英ガーディアン紙「史上最高の小説100冊」の投票者・作家リスト

Voters of The Guardian’s “100 Best Novels of All Time”

 英ガーディアン紙が2026年5月に発表した「史上最高の小説100冊」。その投票者の顔ぶれが魅力的だったため、一覧表にまとめました。

 スティーヴン・キングやサルマン・ラシュディなど172人の小説家・批評家・学者にトップ10を尋ねたアンケートの参加者について、その人自身の著書(洋書と邦訳)一冊を添えています。

 選者の背景(年齢や出身地・文化的ルーツ、受賞歴など)をたどれるよう、Wikipediaなどへのリンクを付したリストも併せて掲載しています。

  1. 英ガーディアン紙ベスト100冊、投票者の一覧表
    1. 投票者の主な著書(邦訳)
    2. 投票者172人の一覧表(Wikipediaリンク付き)
    3. 投票者の主な著書(洋書)
  2. 英ガーディアン紙「史上最高の小説100冊」のこと
    1. 英ガーディアン紙「史上最高の小説100冊」の一覧表
    2. 英ガーディアン紙「史上最高の小説100冊」の「MY TOP 10」
    3. アルベルト・マンゲル氏の選書──ボルヘスとゆかりのある本たち
  3. 英ガーディアン紙のベスト100冊、投票者の作品メモ
    1. 「バベル オックスフォード翻訳家革命秘史」R・F・クァン
    2. 「ジャック・グラス伝」アダム・ロバーツ
    3. 「割れたグラス」アラン・マバンク
    4. 「両方になる」アリ・スミス
    5. 「グリーン・ロード」アン・エンライト
    6. 「贖罪」イアン・マキューアン
    7. 「黒と青」イアン・ランキン
    8. 「ガチョウの本」イーユン・リー
    9. 「震えるスパイ」ウィリアム・ボイド
    10. 「ワシントン・ブラック」エシ・エデュジアン
    11. 「ヴィリコニウム」M・ジョン・ハリスン
    12. 「愉楽」閻連科
    13. 「屋根の上のソフィー」キャサリン・ランデル
    14. 「ニューヨーク・チルドレン」クレア・メスード
    15. 「ラビリンス」ケイト・モス
    16. 「無限角形 1001の砂漠の断章」コラム・マッキャン
    17. 「ブルックリン」コルム・トビーン
    18. 「オービタル」サマンサ・ハーヴィー
    19. 「荊の城」サラ・ウォーターズ
    20. 「真夜中の子供たち」サルマン・ラシュディ
    21. 「ホワイト・ガーデンの幽鬼」ジェイムズ・ミーク
    22. 「ならずものがやってくる」ジェニファー・イーガン
    23. 「バット・ビューティフル」ジェフ・ダイヤー
    24. 「ショコラ」ジョアン・ハリス
    25. 「縞模様のパジャマの少年」ジョン・ボイン
    26. 「最後の晩餐の作り方」ジョン・ランチェスター
    27. 「目かくし」シリ・ハストヴェット
    28. 「11/22/63」スティーヴン・キング
    29. 「夜、すべての血は黒い」ダヴィド・ディオップ
    30. 「シャギー・ベイン」ダグラス・スチュアート
    31. 「世界の測量 ガウスとフンボルトの物語」ダニエル・ケールマン
    32. 「ぼくらが漁師だったころ」チゴズィエ・オビオマ
    33. 「ワン・デイ」デイヴィッド・ニコルズ
    34. 「九月と七月の姉妹」デイジー・ジョンソン
    35. 「喉に棲むあるひとりの幽霊」デーリン・ニグリオファ
    36. 「運命の男たち」ナディーファ・モハメッド
    37. 「少女、女、ほか」バーナディン・エヴァリスト
    38. 「幸せの残像 THE BOOK OF FATE」パリヌッシュ・サニイ
    39. 「俺の歯の話」バレリア・ルイセリ
    40. 「物が落ちる音」フアン・ガブリエル・バスケス
    41. 「満たされぬ道」ベン・オクリ
    42. 「夜中に犬に起こった奇妙な事件」マーク・ハッドン
    43. 「影の王」マアザ・メンギステ
    44. 「極北」マーセル・セロー
    45. 「ユダヤ警官同盟」マイケル・シェイボン
    46. 「ハムネット」マギー・オファーレル
    47. 「ミッドナイト・ライブラリー」マット・ヘイグ
    48. 「不快な夕闇」マリーケ・ルカス・ライネフェルト
    49. 「コンビニ人間」村田沙耶香
    50. 「わたしは生きていける」メグ・ローゾフ
    51. 「夢遊病者と消えた霊能者の奇妙な事件」リサ・タトル
    52. 「木曜殺人クラブ」リチャード・オスマン
    53. 「終身刑の女」レイチェル・クシュナー
    54. 「千の嘘」ローラ・ウィルソン
    55. 「死んでいる元カノとの旅」ローリー・ムーア

英ガーディアン紙ベスト100冊、投票者の一覧表

投票者の主な著書(邦訳)

作品名作家名翻訳者名出版社ほか発売日
バベル オックスフォード
翻訳家革命秘史
R・F・クァン古沢嘉通東京創元社
海外文学セレクション
2025/02
ジャック・グラス伝: 宇宙的殺人者アダム・ロバーツ内田昌之新☆ハヤカワ・SF・
シリーズ
2017/08
割れたグラスアラン・マバンク桑田光平国書刊行会
アフリカ文学の愉楽
2025/04
両方になるアリ・スミス木原善彦新潮クレスト・ブックス2018/09
図書館 愛書家の楽園アルベルト・マンゲル野中邦子白水社2025/06
グリーン・ロードアン・エンライト伊達淳白水社
エクス・リブリス
2022/12
「ちがい」がある子とその親の物語アンドリュー・ソロモン依田卓巳,
戸田早紀,
高橋佳奈子
海と月社2020/12
贖罪イアン・マキューアン小山太一新潮文庫2018/12
黒と青イアン・ランキン延原泰子ハヤカワ・ミステリ文庫2006/09
ガチョウの本イーユン・リー篠森ゆりこ河出書房新社2024/07
震えるスパイウィリアム・ボイド菊地よしみハヤカワ文庫NV2008/08
ワシントン・ブラックエシ・エデュジアン高見浩小学館文庫2025/10
ヴィリコニウム パステル都市の物語M・ジョン・ハリスン大和田始アトリエサード2021/12
愉楽閻連科谷川毅河出書房新社2014/09
屋根の上のソフィーキャサリン・ランデル佐藤志敦岩波書店2025/02
ニューヨーク・チルドレンクレア・メスード古屋美登里早川書房2008/03
ラビリンスケイト・モス森嶋マリソフトバンク
クリエイティブ
2006/09
無限角形 1001の砂漠の断章コラム・マッキャン栩木玲子早川書房2023/05
ブルックリンコルム・トビーン栩木伸明白水Uブックス2026/05
オービタル:
ある一日の16回の夜明け
サマンサ・ハーヴィー小澤身和子ハヤカワ・プラス2022/12
レトリックの話 話のレトリックサム・リース松下祥子論創社2014/07
荊の城サラ・ウォーターズ中村有希創元推理文庫2004/04
実存主義者のカフェにてサラ・ベイクウェル向井和美紀伊國屋書店2024/03
チョコレートの歴史物語サラ・モス堤理華原書房2026/05
真夜中の子供たちサルマン・ラシュディ寺門泰彦岩波文庫2020/05
ユアン・マクレガージェダイへの道ザン・ブルックス戸根由紀恵徳間書店1999/05
ホワイト・ガーデンの幽鬼ジェイムズ・ミーク石川順子ヴィレッジブックス2008/02
ならずものがやってくるジェニファー・イーガン谷崎由依ハヤカワepi文庫2015/04
バット・ビューティフルジェフ・ダイヤー村上春樹新潮社2011/09
ピーター・パンの場合ジャクリーン・ローズ鈴木晶新曜社
メルヒェン叢書
2009/10
ショコラジョアン・ハリス那波かおり角川文庫2002/06
わが家をめざして
文学者、伝書鳩と暮らす
ジョン・デイ宇丹貴代実白水社2021/04
縞模様のパジャマの少年ジョン・ボイン千葉茂樹岩波書店2008/09
最後の晩餐の作り方ジョン・ランチェスター小梨直新潮文庫2006/06
目かくしシリ・ハストヴェット斎藤英治白水社2000/04
ロストブックススチュアート・ケリー金原瑞人,
野沢佳織,
築地誠子
晶文社2009/08
11/22/63スティーヴン・キング白石朗文春文庫2016/10
RE:THINK 答えは過去にあるスティーヴン・プール佐藤桂早川書房2018/11
夜、すべての血は黒いダヴィド・ディオップ加藤かおり早川書房2024/07
シャギー・ベインダグラス・スチュアート黒原敏行早川書房2022/04
世界の測量
ガウスとフンボルトの物語
ダニエル・ケールマン瀬川裕司三修社2008/05
ぼくらが漁師だったころチゴズィエ・オビオマ粟飯原文子早川書房2017/09
ワン・デイデイヴィッド・ニコルズ川副智子ハヤカワ文庫NV2012/05
九月と七月の姉妹デイジー・ジョンソン市田泉東京創元社2023/06
喉に棲むあるひとりの幽霊デーリン・ニグリオファ吉田育未作品社2024/08
運命の男たちナディーファ・モハメッド粟飯原文子早川書房2025/07
よい移民ニケシュ・シュクラ栢木清吾創元社2019/07
少女、女、ほかバーナディン・エヴァリスト渡辺佐智江白水社2023/10
マルベリーツリー(編)ハーマイオニー・リー甘濃夏実,
垣口由香,
小室龍之介,
米山優子,
渡部佐代子
而立書房2024/04
幸せの残像
THE BOOK OF FATE
パリヌッシュ・サニイ那須省一書肆侃侃房2013/09
俺の歯の話バレリア・ルイセリ松本健二白水社2019/12
都市の誕生P・D・スミス中島由華河出書房新社2013/08
物が落ちる音フアン・ガブリエル・バスケス柳原孝敦松籟社
創造するラテンアメリカ
2016/01
ニュルンベルク合流フィリップ・サンズ園部哲白水社2018/04
少年たちの迷宮:
裁かれた十歳の殺人者たち
ブレイク・モリスン安藤由紀子文藝春秋1998/04
満たされぬ道ベン・オクリ金原瑞人平凡社1997/08
夜中に犬に起こった奇妙な事件マーク・ハッドン小尾芙佐ハヤカワepi文庫2016/04
影の王マアザ・メンギステ粟飯原文子早川書房2023/02
極北マーセル・セロー村上春樹中公文庫2020/01
ユダヤ警官同盟マイケル・シェイボン黒原敏行新潮文庫2009/04
ハムネットマギー・オファーレル小竹由美子新潮クレスト・
ブックス
2021/11
ミッドナイト・ライブラリーマット・ヘイグ浅倉卓弥ハーパーコリンズ・
ジャパン
2022/02
コンビニ人間村田沙耶香文春文庫2018/09
わたしは生きていけるメグ・ローゾフ小原亜美理論社2005/04
夢遊病者と消えた霊能者の
奇妙な事件
リサ・タトル金井真弓新紀元社2021/03
木曜殺人クラブリチャード・オスマン羽田詩津子ハヤカワ・ミステリ文庫2025/08
不快な夕闇ルカス・ライネフェルト國森由美子早川書房2023/02
終身刑の女レイチェル・クシュナー池田真紀子小学館文庫2021/02
千の嘘ローラ・ウィルソン日暮雅通創元推理文庫2008/07
死んでいる元カノとの旅ローリー・ムーア栩木玲子新潮クレスト・ブックス2026/04
バッド・フェミニストロクサーヌ・ゲイ野中モモ亜紀書房2017/01

↑リンクはAmazon、スクロール可。
作家名検索や並べ替えもできます。
複数の邦訳が存在する作品については、
代表的な一冊を掲載しています。

 英ガーディアン紙「史上最高の小説100冊」のアンケート投票者について、その人自身の著書を添えた一覧表です。洋書については、日本語訳が古い場合などには、今回の選者として取り上げられる理由になったと思われる原書の著作や、最近の作品を優先して掲載しています。

投票者172人の一覧表(Wikipediaリンク付き)

作家名作家名英語Wikipediaほか職種
アダム・ロバーツAdam Roberts[Wikipedia]Author
アダム・サールウェルAdam Thirlwell[Wikipedia]Author
アーダフ・スエイフAhdaf Soueif[Wikipedia]Author,
Journalist
Aida EdemariamAida Edemariam[Wikipedia]Author,
Journalist
アラン・マバンクAlain Mabanckou[Wikipedia]Author,
Academic
アルベルト・マンゲルAlberto Manguel[Wikipedia]Author
アルベルト・マンゲルAlberto Manguel[Wikipedia]Author
アレックス・クラークAlex Clark[Guardian]Journalist
アレックス・ニーダムAlex Needham[Guardian]Journalist
アレクサンドラ・ハリスAlexandra Harris[Wikipedia]Author,
Academic
アリ・スミスAli Smith[Wikipedia]Author
アマンダ・クレイグAmanda Craig[Wikipedia]Author
アミット・チョウドリーAmit Chaudhuri[Wikipedia]Author
アンドリュー・ソロモンAndrew Solomon[Wikipedia]Author
アン・エンライトAnne Enright[Wikipedia]Author
アリファ・アクバルArifa Akbar[Wikipedia]Journalist
ビージェイ・シルコックスBeejay Silcox[Guardian]
ベン・マルコヴィッツBen Markovits[Wikipedia]Author
ベン・オクリBen Okri[Wikipedia]Author
ベンジャミン・マイヤーズBenjamin Myers[Wikipedia]Author
バーナディン・エヴァリストBernardine Evaristo[Wikipedia]Author
ブレイク・モリスンBlake Morrison[Wikipedia]Author
キャンディス・カーティー=ウィリアムズCandice Carty Williams[Wikipedia]Author
キャサリン・テイラーCatherine TaylorAuthor
シャーロット・ヒギンズCharlotte Higgins[Guardian]Journalist
シャーロット・メンデルソンCharlotte Mendelson[Wikipedia]Author
Charlotte NorthedgeCharlotte NorthedgeJournalist
チゴズィエ・オビオマChigozie Obioma[Wikipedia]Author
クロエ・アリジスChloe Aridjis[Wikipedia]Author
クリス・パワーChris Power[Wikipedia]Author
クリストベル・ケントChristobel KentAuthor
クレア・アーミステッドClaire Armitstead[Wikipedia]
クレア・メスードClaire Messud[Wikipedia]Author
クレア・メスードClaire Messud[Wikipedia]Author
クレア・クラークClare Clark[Guardian]Author
コルム・トビーンColm Tóibín[Wikipedia]Author
コラム・マッキャンColum McCann[Wikipedia]Author
デイジー・ジョンソンDaisy Johnson[Wikipedia]Author
ダミアン・バーDamian Barr[Wikipedia]Author
ダニエル・ケールマンDaniel Kehlmann[Wikipedia]Author
ダヴィド・ディオップDavid Diop[Wikipedia]Academic
デイヴィッド・ニコルズDavid Nicholls[Wikipedia]Author
デイヴィッド・シャリーアトマダーリーDavid Shariatmadari[Guardian]Journalist
デレク・オウスDerek Owusu[Wikipedia]Author
ダイアナ・エヴァンスDiana Evans[Wikipedia]Author
ダイナ・バーチDinah Birch[Wikipedia]
デーリン・ニグリオファDoireann Ní Ghríofa[Wikipedia]Author
ドリアン・リンスキーDorian Lynskey[Wikipedia]Author,
Journalist
ダグラス・スチュアートDouglas Stuart[Wikipedia]Author
エイミア・マクブライドEimear McBride[Wikipedia]Author
エリフ・バトゥマンElif Batuman[Wikipedia]Author
エリフ・シャファクElif Shafak[Wikipedia]Author,
Journalist
エリザベス・デイElizabeth Day[Wikipedia]Author,
Journalist
エラ・クリーマーElla Creamer[Guardian]Journalist
エマ・ロフハーゲンEmma Loffhagen[Guardian]Journalist
エシ・エデュジアンEsi Edugyan[Wikipedia]Author
フィオナ・サンプソンFiona Sampson[Wikipedia]Author
フィオナ・スタージェスFiona Sturges[Guardian]Journalist
フローレンス・ナップFlorence Knapp[Wikipedia]Author
フレイヤ・ジョンストンFreya Johnston[Oxford Univ.]Academic
ジェフ・ダイヤーGeoff Dyer[Wikipedia]Author
ガイ・グナラトネGuy Gunaratne[Wikipedia]Author
ハーマイオニー・リーHermione Lee[Wikipedia]Author,
Academic
フーマン・バレカットHouman Barekat[Guardian]
イアン・マキューアンIan McEwan[Wikipedia]Author
イアン・パターソンIan Patterson[Wikipedia]Author,
Academic
イアン・ランキンIan Rankin[Wikipedia]Author
イモージェン・ラッセル・ウィリアムズImogen Russell Williams[Guardian]
ジャック・エドワーズJack Edwards[Wikipedia]
ジャクリーン・ローズJacqueline Rose[Wikipedia]Author,
Academic
ジェイムズ・ミークJames Meek[Wikipedia]Author,
Journalist
ジャン・カーソンJan Carson[Wikipedia]Author
Jeet ThayilJeet Thayil[Wikipedia]Author
ジェム・カルダーJem Calder[Faber]Author
ジェニファー・イーガンJennifer Egan[Wikipedia]Author,
Journalist
Jo HamyaJo Hamya[Wikipedia]Author,
Academic
ジョアン・ハリスJoanne Harris[Wikipedia]Author
ジョー・ダンソーンJoe Dunthorne[Wikipedia]Author
ジョン・ボインJohn Boyne[Wikipedia]Author
ジョン・ランチェスターJohn Lanchester[Wikipedia]Author
ジョン・マランJohn Mullan[Wikipedia]Academic
ジョン・セルフJohn Self[Guardian]
ジョン・デイJon Day[Wikipedia]Author,
Academic,
Journalist
ジョシュア・コーエンJoshua Cohen[Wikipedia]Author
フアン・ガブリエル・バスケスJuan Gabriel Vasquez[Wikipedia]Author
ジュード・クックJude Cook[Wikipedia]Journalist
ジュリー・マイヤーソンJulie Myerson[Wikipedia]Author
ジャスティン・ジョーダンJustine Jordan[Guardian]Journalist
ケイト・モスKate Mosse[Wikipedia]Author
キャサリン・バイナーKatharine Viner[Wikipedia]Journalist
キャサリン・ランデルKatherine Rundell[Wikipedia]Author
キャサリン・ヒューズKathryn Hughes[Wikipedia]Academic
ケヴィン・パワーKevin Power[Wikipedia]
ケイラン・ゴダードKieran Goddard[Wikipedia]
Keiranの誤記?
Author
キット・デ・ヴァールKit de Waal[Wikipedia]Author,
Academic
ララ・ファイゲルLara Feigel[Guardian]Author,
Academic,
Journalist
ローラ・ウィルソンLaura Wilson[Wikipedia]Author
ローレン・エルキンLauren Elkin[Wikipedia]Author
リーゼ・スペンサーLiese Spencer[Guardian]Journalist
リリー・キングLily King[Wikipedia]Author
リサ・アラダイスLisa Allardice[Guardian]Journalist
リサ・タトルLisa Tuttle[Wikipedia]Author
ローリー・ムーアLorrie Moore[Wikipedia]Author
ルカス・ライネフェルトLucas Rijneveld[Wikipedia]Author
ルーシー・ナイトLucy Knight[Guardian]Journalist
M・ジョン・ハリスンM. John Harrison[Wikipedia]Author
マアザ・メンギステMaaza Mengiste[Wikipedia]Author
マギー・オファーレルMaggie O’Farrell[Wikipedia]Author
マーセル・セローMarcel Theroux[Wikipedia]Author,
Journalist
マーク・ハッドンMark Haddon[Wikipedia]Author
マット・ヘイグMatt Haig[Wikipedia]Journalist
Maya JaggiMaya Jaggi[Wikipedia]Journalist
マヤ・ジャサノフMaya Jasanoff[Wikipedia]Academic
マゼン・マアルーフMazen Maarouf[Wikipedia]Author
メグ・ローゾフMeg Rosoff[Wikipedia]Author
メリッサ・ブローダーMelissa Broder[Wikipedia]Author
メリッサ・ハリソンMelissa Harrison[Wikipedia]Author,
Journalist
メルヴェ・エムレMerve Emre[Wikipedia]Author,
Academic
マイケル・シェイボンMichael Chabon[Wikipedia]Author
Michael DonkorMichael Donkor[Wikipedia]Author
ナディーファ・モハメッドNadifa Mohamed[Wikipedia]Author
ニーシャ・ドーランNaoise Dolan[Wikipedia]Author
ナタリー・ヘインズNatalie Haynes[Wikipedia]Author,
Journalist
ナターシャ・ウォルターNatasha Walter[Wikipedia]Author,
Journalist
ニケシュ・シュクラNikesh Shukla[Wikipedia]Author
ニナ・アランNina Allan[Wikipedia]Author
ニナ・スティッベNina Stibbe[Wikipedia]Author
ヌサイバ・ユーニスNussaibah Younis[Wikipedia]Author
オリヴィア・ラングOlivia Laing[Wikipedia]Author
P・D・スミスP. D. Smith[Guardian]Author
パリヌッシュ・サニイParinoush Saniee[Wikipedia]Author
フィリップ・サンズPhilippe Sands[Wikipedia]Academic
プラティナフ・アニルPratinav Anil[Guardian]Academic
R・F・クァンR. F. Kuang[Wikipedia]Author
レイチェル・クシュナーRachel Kushner[Wikipedia]Author
レベッカ・リューRebecca Liu[Guardian]Journalist
リチャード・オスマンRichard Osman[Wikipedia]Author
Rishi DastidarRishi Dastidar[Guardian]
ロクサーヌ・ゲイRoxane Gay[Wikipedia]Author
サバ・サムズSaba Sams[Wikipedia]Author
サルマン・ラシュディSalman Rushdie[Wikipedia]Author
サム・リースSam Leith[Wikipedia]Author,
Journalist
サマンサ・エリスSamantha Ellis[Wikipedia]Author
サマンサ・ハーヴィーSamantha Harvey[Wikipedia]Author
サンドラ・ニューマンSandra Newman[Wikipedia]Author
サラ・コリンズSara Collins[Wikipedia]Author
サラ・ベイクウェルSarah Bakewell[Wikipedia]Author
サラ・チャーチウェルSarah Churchwell[Wikipedia]Author,
Academic,
Journalist
サラ・クラウンSarah Crown[Guardian]
サラ・モスSarah Moss[Wikipedia]Author,
Academic
サラ・モスSarah Moss[Wikipedia]Author,
Academic
サラ・ウォーターズSarah Waters[Wikipedia]Author
村田沙耶香Sayaka Murata[Wikipedia]Author
シャヒダ・バリShahidha Bari[Wikipedia]Academic,
Journalist
シアン・ケインSian Cain[Guardian]Journalist
シネイド・グリーソンSinéad Gleeson[Wikipedia]Author
シリ・ハストヴェットSiri Hustvedt[Wikipedia]Author
ソフィー・マッキントッシュSophie Mackintosh[Wikipedia]Author
スティーヴン・キングStephen King[Wikipedia]Author
スティーヴン・プールSteven Poole[Wikipedia]Author,
Journalist
スチュアート・ケリーStuart Kelly[Guardian]
スクデフ・サンドゥSukhdev Sandhu[Guardian]Author,
Academic
スザンナ・ラスティンSusanna Rustin[Guardian]Journalist
Tahmima AnamTahmima Anam[Guardian]Author
タンジル・ラシッドTanjil Rashid[Guardian]
テッサ・ハドリーTessa Hadley[Wikipedia]Author
トム・クルーTom Crewe[Wikipedia]Author
Uzma Aslam KhanUzma Aslam Khan[Wikipedia]Author,
Academic
バレリア・ルイセリValeria Luiselli[Wikipedia]Author
ウィリアム・ボイドWilliam Boyd[Wikipedia]Author
ザン・ブルックスXan Brooks[Guardian]Author,
Journalist
ヤエル・ファン・デル・ワウデンYael van der Wouden[Wikipedia]Author
Yagnishsing DawoorYagnishsing Dawoor[Guardian]
閻連科Yan Lianke[Wikipedia]Author,
Academic
イーユン・リーYiyun Li[Wikipedia]Author,
Academic

※Wikipediaや英ガーディアンのページへのリンクを付しています。職種は、ベスト100冊の特設サイトに掲載されていたものを記載しています。

※リスト上の「Kieran Goddard」は「Keiran Goddard」の誤記と思われますが、ガーディアンの記述を尊重し、英語表記はそのまま記載しています。

投票者の主な著書(洋書)

作家名作品名作家名英語
アダム・ロバーツJack GlassAdam Roberts
アダム・サールウェルThe Future FutureAdam Thirlwell
アーダフ・スエイフThe Map of LoveAhdaf Soueif
Aida EdemariamThe Wife’s TaleAida Edemariam
アラン・マバンクBroken GlassAlain Mabanckou
アルベルト・マンゲルA History of ReadingAlberto Manguel
アレクサンドラ・ハリスVirginia WoolfAlexandra Harris
アリ・スミスHow to be BothAli Smith
アマンダ・クレイグThe Lie of the LandAmanda Craig
アミット・チョウドリーA Strange and Sublime AddressAmit Chaudhuri
アンドリュー・ソロモンFar from the TreeAndrew Solomon
アン・エンライトThe Green RoadAnne Enright
アリファ・アクバルConsumed: A Sister’s StoryArifa Akbar
ベン・マルコヴィッツThe Rest of Our LivesBen Markovits
ベン・オクリThe Famished RoadBen Okri
ベンジャミン・マイヤーズThe OffingBenjamin Myers
バーナディン・エヴァリストGirl, Woman, OtherBernardine Evaristo
ブレイク・モリスンAs IfBlake Morrison
キャンディス・カーティー=ウィリアムズQueenieCandice Carty Williams
キャサリン・テイラーThe StirringsCatherine Taylor
シャーロット・ヒギンズIt’s All Greek To MeCharlotte Higgins
シャーロット・メンデルソンThe ExhibitionistCharlotte Mendelson
Charlotte NorthedgeThe House GuestCharlotte Northedge
チゴズィエ・オビオマThe FishermenChigozie Obioma
クロエ・アリジスSea MonstersChloe Aridjis
クリス・パワーA Lonely ManChris Power
クリストベル・ケントThe Crooked HouseChristobel Kent
クレア・アーミステッドTales Of Two LondonsClaire Armitstead
クレア・メスードThis Strange Eventful HistoryClaire Messud
クレア・クラークThe Great StinkClare Clark
コルム・トビーンBrooklynColm Tóibín
コラム・マッキャンApeirogonColum McCann
デイジー・ジョンソンSistersDaisy Johnson
ダミアン・バーMaggie & MeDamian Barr
ダニエル・ケールマンThe DirectorDaniel Kehlmann
ダヴィド・ディオップAt Night All Blood Is BlackDavid Diop
デイヴィッド・ニコルズOne DayDavid Nicholls
デイヴィッド・シャリーアトマダーリーDon’t Believe A WordDavid Shariatmadari
デレク・オウスThat Reminds MeDerek Owusu
ダイアナ・エヴァンスOrdinary PeopleDiana Evans
ダイナ・バーチThe Oxford Companion to
English Literature
Dinah Birch
デーリン・ニグリオファA Ghost in the ThroatDoireann Ní Ghríofa
ドリアン・リンスキーThe Ministry of TruthDorian Lynskey
ダグラス・スチュアートShuggie BainDouglas Stuart
エイミア・マクブライドA Girl Is a Half-formed ThingEimear McBride
エリフ・バトゥマンThe IdiotElif Batuman
エリフ・シャファクThe Island of Missing TreesElif Shafak
エリザベス・デイMagpieElizabeth Day
エシ・エデュジアンWashington BlackEsi Edugyan
フィオナ・サンプソンIn Search of Mary ShelleyFiona Sampson
フローレンス・ナップThe NamesFlorence Knapp
フレイヤ・ジョンストンTeenage Writings(共編)Freya Johnston
ジェフ・ダイヤーBut BeautifulGeoff Dyer
ガイ・グナラトネIn Our Mad and Furious CityGuy Gunaratne
ハーマイオニー・リーVirginia WoolfHermione Lee
フーマン・バレカットPolitics by Other Means(共編)Houman Barekat
イアン・マキューアンAtonementIan McEwan
イアン・パターソンBooks – A ManifestoIan Patterson
イアン・ランキンBlack and BlueIan Rankin
イモージェン・ラッセル・ウィリアムズThe Big Book of the UKImogen Russell Williams
ジャック・エドワーズThe Uni-verseJack Edwards
ジャクリーン・ローズMothersJacqueline Rose
ジェイムズ・ミークThe People’s Act of LoveJames Meek
ジャン・カーソンThe RapturesJan Carson
Jeet ThayilNarcopolisJeet Thayil
ジェム・カルダーI Want You to Be HappyJem Calder
ジェニファー・イーガンA Visit from the Goon SquadJennifer Egan
Jo HamyaThe HypocriteJo Hamya
ジョアン・ハリスChocolatJoanne Harris
ジョー・ダンソーンSubmarineJoe Dunthorne
ジョン・ボインThe Boy in the Striped PajamasJohn Boyne
ジョン・ランチェスターThe WallJohn Lanchester
ジョン・マランHow Novels WorkJohn Mullan
ジョン・デイHomingJon Day
ジョシュア・コーエンThe NetanyahusJoshua Cohen
フアン・ガブリエル・バスケスThe Sound of Things FallingJuan Gabriel Vasquez
ジュード・クックByron EasyJude Cook
ジュリー・マイヤーソンThe Stopped HeartJulie Myerson
ケイト・モスLabyrinthKate Mosse
キャサリン・バイナーMy Name is Rachel Corrie(共編)Katharine Viner
キャサリン・ランデルRooftoppersKatherine Rundell
キャサリン・ヒューズGeorge Eliot: The Last VictorianKathryn Hughes
ケヴィン・パワーWhite CityKevin Power
ケイラン・ゴダードI See Buildings Fall Like LightningKieran Goddard
キット・デ・ヴァールThe Best of EverythingKit de Waal
ララ・ファイゲルThe Bitter Taste of VictoryLara Feigel
ローラ・ウィルソンStratton’s WarLaura Wilson
ローレン・エルキンScaffoldingLauren Elkin
リリー・キングHeart the LoverLily King
リサ・タトルThe Curious Affair of the
Somnambulist and the Psychic Thief
Lisa Tuttle
ローリー・ムーアI Am Homeless If This Is Not
My Home
Lorrie Moore
ルカス・ライネフェルトDiscomfort of EveningLucas Rijneveld
ルーシー・ナイトMaria Bertram’s DaughterLucy Knight
M・ジョン・ハリスンViriconiumM. John Harrison
マアザ・メンギステThe Shadow KingMaaza Mengiste
マギー・オファーレルHamnetMaggie O’Farrell
マーセル・セローFar NorthMarcel Theroux
マーク・ハッドンThe Curious Incident of the Dog
in the Night-time
Mark Haddon
マット・ヘイグThe Midnight LibraryMatt Haig
マヤ・ジャサノフThe Dawn Watch:
Joseph Conrad in a Global World
Maya Jasanoff
マゼン・マアルーフJokes for the GunmenMazen Maarouf
メグ・ローゾフHow I Live NowMeg Rosoff
メリッサ・ブローダーMilk FedMelissa Broder
メリッサ・ハリソンBy Ash, Oak and ThornMelissa Harrison
メルヴェ・エムレThe Personality BrokersMerve Emre
マイケル・シェイボンThe Yiddish Policemen’s UnionMichael Chabon
Michael DonkorHousegirlMichael Donkor
ナディーファ・モハメッドThe Fortune MenNadifa Mohamed
ニーシャ・ドーランExciting TimesNaoise Dolan
ナタリー・ヘインズA Thousand ShipsNatalie Haynes
ナターシャ・ウォルターLiving DollsNatasha Walter
ニケシュ・シュクラThe Good ImmigrantNikesh Shukla
ニナ・アランThe Good NeighboursNina Allan
ニナ・スティッベLove, NinaNina Stibbe
ヌサイバ・ユーニスFundamentallyNussaibah Younis
オリヴィア・ラングThe Lonely CityOlivia Laing
P・D・スミスCityP. D. Smith
パリヌッシュ・サニイThe Book of FateParinoush Saniee
フィリップ・サンズEast West StreetPhilippe Sands
プラティナフ・アニルIndia’s First Dictatorship(共著)Pratinav Anil
R・F・クァンBabel: Or the Necessity of ViolenceR. F. Kuang
レイチェル・クシュナーThe Mars RoomRachel Kushner
リチャード・オスマンThe Thursday Murder ClubRichard Osman
Rishi DastidarThe CraftRishi Dastidar
ロクサーヌ・ゲイBad FeministRoxane Gay
サバ・サムズGunkSaba Sams
サルマン・ラシュディMidnight’s ChildrenSalman Rushdie
サム・リースYou Talkin’ To Me?Sam Leith
サマンサ・エリスHow to Be a HeroineSamantha Ellis
サマンサ・ハーヴィーOrbitalSamantha Harvey
サンドラ・ニューマンJuliaSandra Newman
サラ・コリンズThe Confessions of Frannie LangtonSara Collins
サラ・ベイクウェルAt The Existentialist CaféSarah Bakewell
サラ・チャーチウェルCareless PeopleSarah Churchwell
サラ・モスSummerwaterSarah Moss
サラ・ウォーターズFingersmithSarah Waters
村田沙耶香Convenience Store WomanSayaka Murata
シャヒダ・バリDressedShahidha Bari
シネイド・グリーソンHagstoneSinéad Gleeson
シリ・ハストヴェットWhat I LovedSiri Hustvedt
ソフィー・マッキントッシュThe Water CureSophie Mackintosh
スティーヴン・キング11/22/63Stephen King
スティーヴン・プールRethinkSteven Poole
スチュアート・ケリーThe Book of Lost BooksStuart Kelly
スクデフ・サンドゥNight HauntsSukhdev Sandhu
スザンナ・ラスティンSexed:
A History of British Feminism
Susanna Rustin
Tahmima AnamThe Startup WifeTahmima Anam
テッサ・ハドリーLate in the DayTessa Hadley
トム・クルーThe New LifeTom Crewe
Uzma Aslam KhanThe Miraculous True History of
Nomi Ali
Uzma Aslam Khan
バレリア・ルイセリThe Story of My TeethValeria Luiselli
ウィリアム・ボイドGabriel’s MoonWilliam Boyd
ザン・ブルックスThe Clocks in This House All Tell
Different Times
Xan Brooks
ヤエル・ファン・デル・ワウデンThe SafekeepYael van der Wouden
閻連科Lenin’s KissesYan Lianke
イーユン・リーThe Book of GooseYiyun Li

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作家名で検索、スクロール可能、
英語の作家名で並べ替えできます。

洋書のリンクは基本的にはKindle、
下の表紙は楽天ブックスや楽天の書店です。

英ガーディアン紙「史上最高の小説100冊」のこと

英ガーディアン紙「史上最高の小説100冊」の一覧表

英ガーディアン紙「史上最高の小説100冊」の一覧表
The Guardian’s List of The 100 Best Novels of All Time 英ガーディアン紙が2026年5月に発表した「史上最高の小説100冊」を一覧表にまとめました...

 英ガーディアン紙が2026年5月に発表した「史上最高の小説100冊」については、こちらでまとめています。

英ガーディアン紙「史上最高の小説100冊」の「MY TOP 10」

The 100 best novels of all time
The top 100 novels of all time published in English, as voted for by authors, critics and academics ...

 100冊のランキングの一番下、1位の作品のすぐ下にある「See all the votes」から、アンケートに参加した172人それぞれの「MY TOP 10」を見ることができます。

 作家名と作品名が並ぶ簡潔なリストが大半ですが、選んだ理由を記した短いコメントや、文学批評に近い長文レビューを添えている方もいます。一人目のアダム・ロバーツは、SF作家ならではの選書です。下記のアルベルト・マンゲルの選書のように、背景を推理しながら見る楽しみ方もできます。

アルベルト・マンゲル氏の選書──ボルヘスとゆかりのある本たち

図書館 愛書家の楽園[新装版]
アルベルト・マンゲル,野中邦子
2025/06/23
白水社

アレクサンドリア図書館、ネモ船長の図書室、ヒトラーの蔵書、ボルヘスの書棚、ロバの移動図書館、強制収容所の図書室…古今東西、現実と架空の〈書物の宇宙〉をめぐる旅。

アルベルト・マンゲル氏のMY TOP 10

アルベルト・マンゲル
作家・翻訳家
元・アルゼンチン国立図書館長
Wikipedia

 AIに教えてもらったところによると、アルベルト・マンゲル氏が選んだ作品には、若い頃に代読者を務めていたホルヘ・ルイス・ボルヘスとのつながりのある本が多く含まれているそうです。

 1位の『ドン・キホーテ』はもちろん、8位に選ばれた紫式部『源氏物語』も、ボルヘスが深く愛した一冊でした。1960年代のブエノスアイレスで、ほとんど目が見えなくなっていた巨匠のために読み聞かせていた本のいくつかも、この選書に含まれているのかもしれません。

Alberto Manguel – Wikipedia
 10代の頃のホルヘ・ルイス・ボルヘスとの出会いの話。

『ドン・キホーテ』の著者、ピエール・メナール – Wikipedia
 ホルヘ・ルイス・ボルヘスによる短編集『伝奇集』に収録された作品の一編。

The Tale of Genji – Wikipedia
 アーサー・ウェイリー訳『源氏物語』 について語るボルヘス。

Remembering Gabriel García Márquez | Hazlitt
 ガブリエル・ガルシア=マルケスとのエピソード。

アーサー・ウェイリーによる翻訳版『源氏物語』は、ほとんど奇跡的とも言えるほど自然な筆致で書かれている。そして、私たちが興味を抱くのは、エキゾチシズム――この忌まわしい言葉――ではなく、むしろこの小説に描かれた人間の情熱である。

The Tale of Genji – Wikipedia(ホルヘ・ルイス・ボルヘスの言葉)

英ガーディアン紙のベスト100冊、投票者の作品メモ

 英ガーディアン紙「史上最高の小説100冊」のアンケート参加者自身が書いた小説を紹介しています。テキストリンクはAmazon、表紙は楽天ブックスのものです。

「バベル オックスフォード翻訳家革命秘史」R・F・クァン

銀と、ふたつの言語における単語の意味のずれから生じる翻訳の魔法によって、大英帝国が世界の覇権を握る19世紀。英語とは大きく異なる言語を求めて広東(カントン)から連れてこられた中国人少年ロビンは、オックスフォード大学の王立翻訳研究所、通称バベルの新入生となり、言語のエキスパートになるための厳しい訓練を受ける。だが一方で、学内には大英帝国に叛旗を翻す秘密結社があった。言語の力を巡る本格ファンタジー。ネビュラ賞、ローカス賞受賞作。

「ジャック・グラス伝」アダム・ロバーツ

ジャック・グラス伝: 宇宙的殺人者 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
アダム・ロバーツ,内田昌之
2017/08/24
早川書房

稀代の犯罪者ジャック・グラス。彼が起こす犯罪は、不可能にして宇宙的。彼はいかにして殺人者となり、そして伝説の男となったのか?絶対に解けるはずのない謎解きに、ミステリマニアの変人令嬢ダイアナが挑むのだが……!?黄金時代の香り漂うSFミステリ

「割れたグラス」アラン・マバンク

割れたグラス (アフリカ文学の愉楽)
アラン・マバンク,桑田光平
2025/04/22
国書刊行会

コンゴ共和国の港湾都市ポワント=ノワールの下町にあるバー”ツケ払いお断り”。バーの主人《頑固なカタツムリ》からの依頼で、《割れたグラス》はバーとその常連客たちとの日々を思いのまま1冊のノートに書き留めていくことになる。何枚ものオムツを穿いた《パンパース男》、フランスかぶれの寝取られ《印刷屋》、誰よりも長く放尿できると豪語する《蛇口女》など、いずれ劣らぬ酔客たちの奇怪な逸話が次々とノートに綴られていく。やがて、《割れたグラス》は自身についても書きはじめるのだが……。

「両方になる」アリ・スミス

両方になる (新潮クレスト・ブックス)
アリ・スミス,木原善彦
2018/09/27
新潮社

15世紀イタリアに生きたルネサンスの画家と、母を失ったばかりの21世紀のイギリスの少女。二人の物語は時空を超えて響き合い、男と女、絵と下絵、事実と虚構の境界をも鮮やかに塗り替えていく。そして再読したとき、物語はまったく別の顔を見せるー。未だかつてない楽しさと驚きに満ちた長篇小説。コスタ賞、ベイリーズ賞、ゴールドスミス賞受賞作。

「グリーン・ロード」アン・エンライト

グリーン・ロード (エクス・リブリス)
アン・エンライト,伊達淳
2022/12/28
白水社

ロザリーンの子供たちは、“緑の小径”近くのこの家から巣立っていった。司祭になると言って家を飛び出した長男ダンは、ニューヨークのアート界周辺を漂浪して久しい。次男エメットは、アフリカ各地で途上国支援に身を捧げている。一番上の長女コンスタンスは、夫と子供たちとの平凡だが穏やかな毎日を送っている。末っ子のハンナは、女優になったものの、いまは赤ん坊を抱えて休業中。そんななか、夫亡き後独りで暮らす母ロザリーンから4人にクリスマスカードが届く。

「贖罪」イアン・マキューアン

贖罪 (新潮文庫)
イアン・マキューアン,小山太一
2018/12/22
新潮社

13歳の夏、作家を夢見るブライオニーは偽りの告発をした。姉セシーリアの恋人ロビーの破廉恥な罪を。それがどれほど禍根を残すかなど、考えもせずに――引き裂かれた恋人たちの運命。ロビーが味わう想像を絶する苦難。やがて第二次大戦が始まり、自らが犯した過ちを悔いたブライオニーは看護婦を志す。すべてを償うことは可能なのか。そしてあの夏の真実とは。現代英文学の金字塔的名作!

キーラ・ナイトレイ&ジェームズ・マカヴォイ
映画『つぐない』原作

「黒と青」イアン・ランキン

黒と青 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
黒と青 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
イアン・ランキン,延原泰子
2024/07/19
早川書房

椅子にくくりつけられ頭部にポリ袋をかぶせられて建物から墜落した男の死体が発見された。男は北海油田で働く塗装工。その死には犯罪組織の関与が疑われた。男はなぜ殺されなければならなかったのか?リーバスは事件の背景を探るために、油田の最寄りの都市である北海沿岸のアバディーンへと赴いた。捜査を開始するリーバス。やがて彼は、深入りはするなといわんばかりの、歯を折られるまでに手荒い警告を受けるが…。

「ガチョウの本」イーユン・リー

ガチョウの本
イーユン・リー,篠森ゆりこ
2024/07/19
河出書房新社

13歳のアニエスは作家として華々しくデビューするが、本当の作者は親友のファビエンヌ。小説を書くという二人の「遊び」は、周囲を巻き込み思わぬ方向にー。2023年度PEN/フォークナー賞受賞作。

「震えるスパイ」ウィリアム・ボイド

震えるスパイ (ハヤカワ文庫NV)
ウィリアム・ボイド,菊地よしみ
2008/08/01
早川書房

英国の大学院生ルースは、母親のサリーが命の危険を感じて書いたという手記を読み、驚愕した。母は本名をエヴァ・デレクトルスカヤといい、第二次大戦中は英国の諜報員として対独情報工作やアメリカを参戦させる作戦にも加わっていた。だがそこで彼女は死の危機に見舞われたのだった。そして1976年の今、母から依頼された調査を始め、ルースは驚くべき事実を知ることに。コスタ賞最優秀長篇賞を受賞した本格スパイ小説。

「ワシントン・ブラック」エシ・エデュジアン

ワシントン・ブラック (小学館文庫)
エシ・エデュジアン,高見浩
2025/10/06
小学館

1830年、バルバドス島。11歳の黒人少年ワッシュことワシントン・ブラックは大農園に生まれ、奴隷として過酷な日々を生きていたが、ある日やって来た農園主の弟ティッチに見込まれ、科学研究の助手となる。ティッチから文字や科学の知識を学び、絵の才能を開花させるワッシュ。やがてある事件を機に二人で作った気球で島から脱出、北極をめざす。

「ヴィリコニウム」M・ジョン・ハリスン

ヴィリコニウム〜パステル都市の物語 (TH Literature Series)
M・ジョン・ハリスン,大和田始
2021/12/27
アトリエサード

〈錆の砂漠〉と、滅亡の美。
レトロな戦闘機械と、騎士たち。
黄昏の陰翳、プリズムのように煌めく寓喩――

スチームパンクの祖型とも評され、広範な影響を及ぼしてきた、イギリスを代表する作家M・ジョン・ハリスンの傑作ダークファンタジーが、全面改訳版で登場!読むほどに味わい深まる魅惑の連作群です!

「愉楽」閻連科

愉楽
閻連科,谷川毅
2014/09/26
河出書房新社

真夏に大雪が降った年、障害者ばかりの僻村・受活村では、レーニンの遺体を購入して記念館を建設し、観光産業の目玉にするという計画が始動する。その資金を調達するため、村人たちの中から超絶技能を持った者が選抜され、旅の一座を結成する。飛ぶように走る片脚の青年、下半身不随の刺繍の名手、微かな音も聞き分けるめくらの少女…。

激動の20世紀を背景に繰りひろげられる狂躁の日々。想像力と現実が混淆する魔術的物語。中国社会の矛盾を撃つ笑いと涙の大長篇。フランツ・カフカ賞受賞。

「屋根の上のソフィー」キャサリン・ランデル

屋根の上のソフィー
キャサリン・ランデル,佐藤志敦
2025/02/15
岩波書店

19世紀末。赤ん坊のころに難破船から助け出されたソフィーは、学者のチャールズに育てられた。ロンドンで12歳になった彼女は、母の記憶と形見のチェロケースを手がかりに、パリへ。そこで屋根の上を住処とする子どもたちと出会って……。仏ソルシエール賞ほか受賞多数。切ないほどの愛と勇気を、音楽がいろどる冒険物語。

「ニューヨーク・チルドレン」クレア・メスード

ニューヨーク・チルドレン
クレア・メスード,古屋美登里
2008/03/01
早川書房

天真爛漫な美女マリーナ、テレビ番組ディレクターのダニエール、そしてフリーランスのライターであるゲイのジュリアスは大学時代からの親友。みなニューヨークで生活し、30代になった今も仲良くしていた。それぞれ恋愛や仕事に悩んでいても、都会の忙しない日々は将来を考える余裕する与えてくれない。だが、新雑誌創刊を目指すカリスマ編集者シーリー、そして大学をドロップアウトした青年の出現によって、停滞していた三人の人生に変化が。〔…〕鋭い人間洞察と重厚で野心的な物語が英米で絶賛された傑作長篇。ブッカー賞候補作。

「ラビリンス」ケイト・モス

ラビリンス 上
ラビリンス 下
ケイト・モス,森嶋マリ
2006/09/01
ソフトバンククリエイティブ

2005年7月。フランス南部の山で発掘作業に携わったアリスは、洞窟の奥深くで骸骨を発見した。そこにあった指輪と洞窟の壁には、同じ迷路の模様が刻まれていた。迷路には何の意味が?その直後、指輪が何者かに盗まれ、アリスの身辺にも不可解な出来事が次々と起こる…1209年7月。フランス南部の町で、若き人妻アレースは旅立つ直前の父親から、3つの書と、迷路の模様が刻まれた指輪にまつわる秘密を明かされた。それは、太古のエジプトに端を発する、聖杯の真実の物語だった…

「無限角形 1001の砂漠の断章」コラム・マッキャン

無限角形 1001の砂漠の断章
コラム・マッキャン,栩木玲子
2023/05/01
早川書房

バッサムはパレスチナ人。ラミはイスラエル人。二人の住む世界は隔絶していた。だが、バッサムの娘がゴム弾の犠牲になり、ラミの娘が自殺テロに巻き込まれて亡くなったとき、二人の男の人生が交錯し始めるーー。実話に基づいて描かれる中東和平版千夜一夜物語

「ブルックリン」コルム・トビーン

ブルックリン (白水Uブックス/海外小説の誘惑)
コルム・トビーン,栩木伸明
2026/05/22
白水社

舞台はアイルランドの田舎町エニスコーシーと、ニューヨークのブルックリン、時代は1951年ごろから2年間あまり。主人公アイリーシュはエニスコーシーに母と姉と共に暮らす若い娘。女学校を出て、才気はあるが、地元ではろくな職もないので、神父のあっせんでブルックリンに移民する。〔…〕当時の社会と文化の細部を鮮やかに再現し、巧みな会話と心理描写が冴えわたる傑作長篇。コスタ小説賞受賞作品。

シアーシャ・ローナン主演
映画『ブルックリン』原作

「オービタル」サマンサ・ハーヴィー

オービタル: ある一日の16回の夜明け (ハヤカワ・プラス)
サマンサ・ハーヴィー,小澤身和子
2026/07/24
早川書房

ここから見る地球は、希望に満ちた色があふれている――詩的な文体で綴られた、宇宙からの地球観測体験記。ハヤカワ・プラス第二弾!

地球軌道上にある国際宇宙ステーションで6人の飛行士たちが任務にあたっている。地上から届いた母の死の報せに悲しむ日本人飛行士。壊れかけた結婚に向き合うもう一人の飛行士。母なる大地から離れていても、彼らの人生は続いていく。2024年ブッカー賞受賞作

「荊の城」サラ・ウォーターズ

荊の城 上 (創元推理文庫)
荊の城 下 (創元推理文庫)
サラ・ウォーターズ,中村有希
2004/04/22
東京創元社

CWA(英国推理作家協会)最優秀歴史ミステリ長編賞(ヒストリカル・ダガー)受賞

19世紀半ばのロンドン。17歳になる孤児スウは、故買屋の一家とともに暮らしていた。そんな彼女に顔見知りの詐欺師がある計画を持ちかける。とある令嬢をたぶらかして結婚し、その財産をそっくり奪い取ろうというのだ。スウの役割は令嬢の新しい侍女。スウはためらいながらも、話にのることにするのだが……。『半身』のウォーターズ、待望の第2弾。

パク・チャヌク監督作品
韓国映画『お嬢さん』原作小説
イギリスBBC
ドラマ『荊の城』原作小説

「真夜中の子供たち」サルマン・ラシュディ

真夜中の子供たち(上) (岩波文庫)
真夜中の子供たち(下) (岩波文庫)
サルマン・ラシュディ,寺門泰彦
2020/05/16
岩波書店

1947年8月15日、インド独立の日の真夜中に、不思議な能力とともに生まれた子供たち。なかでも0時ちょうどに生まれたサリームの運命は、革命、戦争、そして古い物語と魔法が絡みあう祖国の歴史と分かちがたく結びつきー。刊行当時「『百年の孤独』以来の衝撃」とも言われた、20世紀小説を代表する一作。1993年“ブッカー賞の中のブッカー賞”を、2008年“ベスト・オブ・ブッカー賞”を受賞。

「ホワイト・ガーデンの幽鬼」ジェイムズ・ミーク

ホワイト・ガーデンの幽鬼
ジェイムズ・ミーク,石川順子
2008/02/01
ヴィレッジブックス

一九一九年、ロシア革命直後のシベリアー極北の強制収容所「ホワイト・ガーデン」から脱走した男がたどり着いたのは、去勢をすることで“天使”になれる、と信じる者たちの暮らす町だった…全米ベストセラー2005年ブッカー賞ノミネート。

「ならずものがやってくる」ジェニファー・イーガン

ならずものがやってくる (ハヤカワepi文庫)
ジェニファー・イーガン,谷崎由依
2015/04/22
早川書房

ふと目に留まった見知らぬ人の鞄と、そこからのぞく財布。サーシャはこらえきれず財布に手を伸ばすが…。

問題を抱える若い女性と、その上司の元パンクロッカーからはじまる物語は、過去と未来を行き来しながら、二人が人生の軌跡を交えた人々につながっていく。あふれる詩情と優れた構成で描かれる、さまざまな生の落胆と希望。世界的ベストセラーとなったピュリッツァー賞、全米批評家協会賞受賞作。

「バット・ビューティフル」ジェフ・ダイヤー

バット・ビューティフル
ジェフ・ダイヤー,村上春樹
2011/09/30
新潮社

レスターは上官の罵声を浴び、モンクは警棒を振り下ろされ、ミンガスは破壊することをやめない。酒、ドラッグ、哀しみの歴史に傷つき、自ら迷路をさまようミュージシャンたち。しかし彼らの人生には、それでも美しいジャズの響きがあったー伝説的プレイヤーの姿を、想像力と自由な文体で即興変奏する、ジャズを描いた8つの物語。サマセット・モーム賞受賞作。

「ショコラ」ジョアン・ハリス

ショコラ (角川文庫)
ジョアン・ハリス,那波かおり
2002/06/25
KADOKAWA

フランスのはずれの小さな村に、町から町へと放浪を続けている、謎めいた女性ヴィアンヌとその娘アヌークがやってきた。古いしきたりに囚われないこの不思議な母娘は早速、教会の近くにチョコレートの店を開く。村人たちが見たこともない色鮮やかなチョコに溢れる店内。そしてなぜか彼女の薦めるチョコは、それぞれの口にぴたりとあった。その甘くほろ苦い、至福のひととき。固く閉ざされていた村人たちの心はゆっくりと解きほぐされ、これまで忘れていた、人生を愛する喜びを取り戻してゆくのだが…。読む人すべてを幸せにしてしまう、とびきり美味な極上の寓話。

ジュリエット・ビノシュ&ジョニー・デップ
映画『ショコラ』原作

「縞模様のパジャマの少年」ジョン・ボイン

縞模様のパジャマの少年
ジョン・ボイン,千葉茂樹
2008/09/12
岩波書店

大都会ベルリンから引っ越してきた見知らぬ土地で、軍人の息子ブルーノは、遊び相手もなく退屈な毎日を送っていた。ある日、ブルーノは探検にでかけ、巨大なフェンス越しに、縞模様のパジャマを着た少年と出会う。ふたりの間には奇妙な友情が芽生えるが、やがて別れの日がやってきて…。

「最後の晩餐の作り方」ジョン・ランチェスター

最後の晩餐の作り方 (新潮文庫)
ジョン・ランチェスター,小梨直
2006/06/01
新潮社

博識で多弁で気取り屋、イギリス人でありながら大のフランス好き、独善的でどこかひょうきんな美食家、そして冷酷緻密な人殺し。プロヴァンスを旅行中の彼はある新婚夫婦を執拗に追跡している。何のために?-発表されるや、そのすさまじい博覧強記に絶賛の嵐が吹き荒れた。汁気たっぷりの料理と才気たっぷりの文章の後には、必ず死体が付いてきます。各賞を総なめの問題作。

「目かくし」シリ・ハストヴェット

目かくし
シリ・ハストヴェット,斎藤英治
2000/04/01
白水社

ポール・オースターの妻による長編小説。ヒロインの貧しい大学院生アイリスが、ニューヨークの街を彷徨し、傷つきながらも精神的成長を遂げる物語は、全米の女性読者の共感を呼んだ。

「11/22/63」スティーヴン・キング

11/22/63 上 (文春文庫)
11/22/63 中 (文春文庫)
11/22/63 下 (文春文庫)
スティーヴン・キング,白石朗
2016/10/07
文藝春秋

1963年11月22日――11/22/63。
ケネディ暗殺を阻止するため、僕は過去への旅に出る。

平凡な国語教師ジェイクは死期の迫った友人アルから「1958年にタイムトラベルできる扉」の存在を知らされる。その扉は常に1958年に通じており、「過去」でどんなに長く過ごそうとも、「現在」に戻ればわずか数分しか経過していないという性質をもっていた。アルはジェイクに果たせなかった夢を託す――ケネディ大統領暗殺の阻止。

J・J・エイブラムス監督
ドラマ『11.22.63』原作小説

「夜、すべての血は黒い」ダヴィド・ディオップ

夜、すべての血は黒い
ダヴィド・ディオップ,加藤かおり
2024/07/18
早川書房

仏軍セネガル兵アルファは、友人を看取っていた。痛みから解放するため殺してほしいという友の願いは叶えられないまま。恐怖と罪悪感に取り憑かれたアルファは、やがて敵兵を捕らえ、残虐な儀式をくり返す。第一次大戦の兵士の心理を描くブッカー国際賞受賞作

「シャギー・ベイン」ダグラス・スチュアート

シャギー・ベイン
ダグラス・スチュアート,黒原敏行
2022/04/20
早川書房

1980年代、不況下の英国グラスゴー。”男らしさ”に馴染めない少年シャギーは、夫に捨てられ酒に溺れていく美しき母、アグネスを救おうと必死にもがく。誰も頼りにならないシャギーには、母の存在が全てなのだから。居場所のない親子の愛を痛切に描く自伝的巨篇。

「世界の測量 ガウスとフンボルトの物語」ダニエル・ケールマン

世界の測量 ガウスとフンボルトの物語
ダニエル・ケールマン,瀬川裕司
2008/05/23
三修社

知の歴史に偉大な足跡を残した天才、ガウスとフンボルトを主人公とした哲学的冒険小説。ドイツ文学では『ブリキの太鼓』『香水』と並び賞される傑作、待望の邦訳。ドイツ国内では130週にわたりベストセラーリストに名を刻み、120万部の売上を記録。世界45か国で出版。

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The Director』Ross Benjamin訳/riverrun(2025年5月)
2026年国際ブッカー賞最終候補作

「ぼくらが漁師だったころ」チゴズィエ・オビオマ

ぼくらが漁師だったころ
チゴズィエ・オビオマ,粟飯原文子
2017/09/21
早川書房

1986年生まれの作家が書き上げた、アフリカ文学の新たな金字塔! ロサンゼルス・タイムズ文学賞など四賞受賞、ブッカー賞最終候補作に選ばれた異色の青春小説。

厳しい父がいなくなった隙に、アグウ家の四人兄弟は学校をさぼって近くの川に釣りに行った。しかし、川のほとりで出会った狂人は、おそろしい予言を口にした――。予言をきっかけに瓦解していく家族、そして起こった事件。1990年代のナイジェリアを舞台に、9歳の少年の視点から語られる壮絶な物語。

「ワン・デイ」デイヴィッド・ニコルズ

ワン・デイ〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)
ワン・デイ〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)
デイヴィッド・ニコルズ,川副智子
2012/05/05
早川書房

生真面目なエマと、遊び人のデクスター。大学の卒業式で出会い意気投合した二人は、友人として付き合いはじめる。裕福な家庭出身のデクスターは、卒業後も定職につかず、気楽に生きる。一方エマは、様々な夢を持ちながらも、期待外れの仕事のなかでもがいていた。正反対の二人が、喧嘩し、泣き、笑いあった二十年の歳月を、毎年の七月十五日だけでつづった切なくユーモラスなラブストーリー。

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ドラマ『One Day/ワン・デイ』原作
アン・ハサウェイ&ジム・スタージェス
映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』原作

「九月と七月の姉妹」デイジー・ジョンソン

九月と七月の姉妹
デイジー・ジョンソン,市田泉
2023/06/30
東京創元社

絵本作家の母に育てられた、9月生まれのセプテンバーと、翌年7月生まれのジュライ。内気で意志の弱いジュライは、貪欲で残忍な姉の支配下に置かれているが、二人の絆は他の誰も必要としないほど強いものだった。彼女たちは春先に学校で起きたある事件をきっかけに、オックスフォードから亡父が生まれ育った〈セトルハウス〉へと引っ越してきたが、それを機にジュライの中には奇妙な違和感が芽生える……最年少でブッカー賞候補となった俊英による、一編の詩のように忘れがたい物語。

アリアン・ラベド監督
映画『九月と七月の姉妹』原作

「喉に棲むあるひとりの幽霊」デーリン・ニグリオファ

喉に棲むあるひとりの幽霊
デーリン・ニグリオファ,吉田育未
2024/08/15
作品社

恋をした。その人は18世紀の詩人だったーー。
殺害された夫の死体を発見した貴婦人アイリーン・ドブ・ニコネル(18世紀アイルランドに実在)は、その血を手ですくって飲み、深い悲しみから哀歌(クイネ)を歌った。アイリーン・ドブの詩は何世紀にもわたって旅をし、3人の子どもと夫とともに暮らす、ある母親のもとにたどり着く。家事、育児、度重なる引っ越しの両立に疲れ果てた彼女は、自身の人生と共鳴するアイリーン・ドブの世界に夢中になり、やがて彼女の日常を詩が侵食し始めるーー。

他者の声を解放することで自らの声を発見していく過程を描き、《ニューヨーク・タイムズ》ほか各紙で話題となった、日記、哀歌、翻訳、詩人たちの人生が混交する、異色の散文作品(オートフィクション)。

「運命の男たち」ナディーファ・モハメッド

運命の男たち
ナディーファ・モハメッド,粟飯原文子
2025/07/16
早川書房

1952年、英国カーディフ。殺人事件の容疑をかけられたのは、港町で暮らす若きソマリ人船乗りだった。証拠ではなく偏見が、彼を追い詰めてゆく。実際の冤罪事件に基づき、多文化社会の光と影、司法の不条理、そしてひとりの男の誇りを描ききるブッカー賞候補作

「少女、女、ほか」バーナディン・エヴァリスト

少女、女、ほか
バーナディン・エヴァリスト,渡辺佐智江
2023/10/01
白水社

子ども時代のレイプ、小さな町での差別、子どもを抱え必死に働いてきたこと、エリートとなった娘との不仲、実の両親を知らないことなど、みな人知れず心に傷を抱えている。大切なのは共にいること。人生、捨てたもんじゃない。笑って泣かせ心揺さぶる真実の物語。2019年度ブッカー賞受賞作。

「幸せの残像 THE BOOK OF FATE」パリヌッシュ・サニイ

幸せの残像 THE BOOK OF FATE (Woman’s Best 2)
パリヌッシュ・サニイ,那須省一
2013/09/23
書肆侃侃房

イタリアのジョバンニ・ボッカチオ賞受賞
2回発禁処分を受けたにもかかわらず、発売を続け、すでに20刷。イラン最大のベストセラー作品。遂に、完全日本語訳完成。1979年のイスラム革命、イスラム共和国の誕生を経て、激動の半世紀を生きるイラン女性の友情と恋愛、恐れと希望の物語が、読む人の心を鋭くとらえる。

「俺の歯の話」バレリア・ルイセリ

俺の歯の話
バレリア・ルイセリ,松本健二
2019/12/27
白水社

「ハイウェイ」ことグスタボ・サンチェス・サンチェスは、自称「世界一の競売人」。爪や髪など取るに足りないものを集めるのが好きな目立たない子どもとして育つ。メキシコ市近郊の町エカテペックにあるフメックス社のジュース工場で警備員の仕事に就き、思わぬ事件に巻き込まれるが、事なきを得る。昇進を告げられたハイウェイは、危機管理のためのさまざまなセミナーを受け始めるが、ある講座で出会った妻の意向で、警備員の仕事を辞めてしまい、ひょんなことから競売人(オークショニア)への道を目指すことになる。

「物が落ちる音」フアン・ガブリエル・バスケス

物が落ちる音 (創造するラテンアメリカ)
フアン・ガブリエル・バスケス,柳原孝敦
2016/01/26
松籟社

コロンビアーアメリカ合衆国間での麻薬取引を背景に、英雄に憧れたひとりのコロンビア人パイロットと、彼の妻となるアメリカ平和部隊隊員の過去を、コロンビア麻薬戦争の時代を体験した語り手が再構築する。

「満たされぬ道」ベン・オクリ

ベン・オクリ
満たされぬ道 上・下 (新しい世界文学シリーズ)』金原瑞人訳/平凡社(1997年8月)

人間の世界に生まれてはすぐに住み心地のよい天国のような故郷に戻っていく精霊の子供・アビク。その一人が、人間の世界で生きていこうと決心した…。ナイジェリアにあるアビク伝説をもとに創造されるマジックリアリズム。

「夜中に犬に起こった奇妙な事件」マーク・ハッドン

夜中に犬に起こった奇妙な事件 (ハヤカワepi文庫)
マーク・ハッドン,小尾芙佐
2016/04/07
早川書房

近所の犬を殺したのは誰なのか?
少年の推理は見たことのない世界へ読者を誘う

ひとと上手くつきあえない15歳のクリストファーは、近所の犬が殺されているところに出くわす。シャーロック・ホームズが大好きな彼は、探偵となって犯人を探しだすまでを、一冊の本にまとめようと決める。勇気を出して聞きこみをつづけ、得意の物理と数学、そしてたぐいまれな記憶力で事件の核心へと迫っていくクリストファーだが……冒険を通じて成長する少年の姿が多くの共感を呼び、全世界で舞台化された感動の物語

「影の王」マアザ・メンギステ

影の王
マアザ・メンギステ,粟飯原文子
2023/02/21
早川書房

1935年、エチオピア。孤児になった少女ヒルトは、将軍キダネとアステル夫妻の家にお手伝いとしてかくまわれる。そんな中、ムッソリーニ率いるイタリア軍侵攻の足音が近づいてきており……。武器を手にして祖国を守った、知られざるエチオピアの女性兵士たちの物語。

「極北」マーセル・セロー

極北 (中公文庫)
マーセル・セロー,村上春樹
2020/01/21
中央公論新社

「私は肝の据わった人間だ。そうでなければやっていけない」-極限の孤絶から、酷寒の迷宮へ。私の行く手に待ち受けるものは。最初の一ページを読み始めたら、決して後戻りはできない。あらゆる予断をゆさぶる圧倒的な小説世界。この危機は、人類の未来図なのか。目を逸らすことのできない現実を照射し、痛々しいまでの共感を呼ぶ、美しく強靱なサバイバルの物語。

「ユダヤ警官同盟」マイケル・シェイボン

ユダヤ警官同盟〈上〉 (新潮文庫)
ユダヤ警官同盟〈下〉 (新潮文庫)
マイケル・シェイボン,黒原敏行
2009/04/25
新潮社

安ホテルでヤク中が殺された。傍らにチェス盤。後頭部に一発。プロか。時は2007年、アラスカ・シトカ特別区。流浪のユダヤ人が築いたその地は2ヶ月後に米国への返還を控え、警察もやる気がない。だが、酒浸りの日々を送る殺人課刑事ランツマンはチェス盤の謎に興味を引かれ、捜査を開始するー。ピューリッツァー賞受賞作家による刑事たちのハードボイルド・ワンダーランド、開幕。ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞三冠制覇。

「ハムネット」マギー・オファーレル

ハムネット (新潮クレスト・ブックス)
マギー・オファーレル,小竹由美子
2021/11/30
新潮社

あの名作誕生の舞台裏には、400年前のパンデミックによる悲劇があった! シェイクスピアは、なぜ亡き息子の名を戯曲の題にしたのか? 夫がロンドンで働く父親不在の一家で子ども達を守り、ペスト禍で奮闘する不思議な能力をもった女性アグネス――。史実を大胆に再解釈し、従来の悪妻のイメージを一新する魅力的な文豪の妻を描いて、イギリス中で喝采を浴びた女性小説賞受賞作。

監督・脚本: クロエ・ジャオ
映画『ハムネット』原作
(2026年4月10日公開)

「ミッドナイト・ライブラリー」マット・ヘイグ

ミッドナイト・ライブラリー
マット・ヘイグ,浅倉卓弥
2022/02/09
ハーパーコリンズ・ジャパン

ノーラはその日人生のどん底にいた。飼っていた猫を亡くし、仕事をクビになり、いくら悲しくても話を聞いてくれる家族も友人もいない。頭をめぐるのは後悔ばかり。「私がもっといい飼い主だったら」「両親にも亡くなる前にもっと親孝行ができていたら」「恋人と別れなければよかった」「故郷に戻らなければよかった」生きている意味などもうないと、ノーラは衝動的に自らの命を絶とうとする。だが目覚めたとき、目の前には不思議な図書館が佇んでいた――。

「不快な夕闇」マリーケ・ルカス・ライネフェルト

不快な夕闇
マリーケ・ルカス・ライネフェルト,國森由美子
2023/02/21
早川書房
〈現在はルカス・ライネフェルト名義で執筆。〉

オランダの酪農家一家に育った10歳のヤスは、クリスマスの晩餐用に殺されるかもしれない自分のウサギの代わりに兄が死にますようにと神に祈る。その祈りが現実となった時、不穏な空想の闇がヤスを襲う。史上最年少でのブッカー国際賞受賞作。解説/鴻巣友季子

「コンビニ人間」村田沙耶香

コンビニ人間 (文春文庫)
村田沙耶香
2018/09/04
文藝春秋

36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれるーー。

「いらっしゃいませー!!」
お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。46の国と地域で翻訳(2026年3月現在)。米国〈ニューヨーカー〉誌のベストブック2018に選ばれるなど、世界各国で読まれている話題作。

こちらもおすすめ
Convenience Store Woman』Ginny Tapley Takemori訳/Granta Books(2018年7月)
Vanishing World』Ginny Tapley Takemori訳/Granta Books(2025年4月)
 『消滅世界』英語版、ローカス賞・翻訳部門最終候補作

「わたしは生きていける」メグ・ローゾフ

わたしは生きていける
メグ・ローゾフ,小原亜美
2005/04/01
理論社

家の正面には無数の白いバラが咲きみだれ、見ているとくらくらするほどだった。あの夜も、どこかで戦争は続いていたんだと思う。でもそれは、この“あたしたち五人だけ”の生活には手出しできなかった。恋と情熱と畑仕事とスパイ活動からなる生活にはーそんなとき、ひとりの訪問者がやってきた…。世界を涙で包み込んだ愛と癒しの物語。ガーディアン賞・プリンツ賞受賞の超話題作。

「夢遊病者と消えた霊能者の奇妙な事件」リサ・タトル

夢遊病者と消えた霊能者の奇妙な事件 上 (探偵ジェスパーソン&レーン)
夢遊病者と消えた霊能者の奇妙な事件 下 (探偵ジェスパーソン&レーン)
リサ・タトル,牧原勝志(『幻想と怪奇』編集室),金井真弓
2005/04/01
理論社

心霊現象研究協会の調査員ミス・レーンは、ある事件を機に職を捨て故郷ロンドンへ。「求む、諮問探偵の助手」の広告に惹かれ訪れた先で迎えたのは、少年のような風貌だが博識のジャスパー・ジェスパーソンだった。二人は原因不明の夢遊病に悩む紳士から依頼を受けるが、その最中、霊能者たちが次々と失踪する怪事件に直面する。ヴィクトリア朝の英国を舞台に、良き「相棒」の探偵二人が活躍する、オカルト・ミステリの怪作ここに登場!

「木曜殺人クラブ」リチャード・オスマン

木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
リチャード・オスマン,羽田詩津子
2022/03/15
早川書房

高齢者用高級施設〈クーパーズ・チェイス〉には、未解決事件を推理して楽しむグループがあった。その名も〈木曜殺人クラブ〉。メンバーは元精神科医のイブラヒム、元労働運動家のロン、元看護師のジョイス、そして経歴不詳のエリザベスだ。ある日、施設の共同経営者のひとりが殺され、メンバーは事件を解決しようと、地元警察の刑事や巡査から巧みな話術で情報を聞き出そうとするが…全世界1500万部突破の傑作ミステリ。

Netflix
ドラマ『木曜殺人クラブ』原作

「終身刑の女」レイチェル・クシュナー

終身刑の女 (小学館文庫)
レイチェル・クシュナー,池田真紀子
2021/02/05
小学館

貧困な家庭で愛情に恵まれず、ドラッグや万引きを繰り返し、ストリッパーになったロミー・ホール。ストーカーを殺した罪で逮捕され、幼き息子を残したまま、一生塀の外に出られない身となった。カリフォルニア州スタンヴィル女子刑務所では、暗澹たる余生を過ごす囚人たちが、あの手この手で生きる希望の糸口を探している。ロミーは絶望の果てに、最愛の息子に会うため脱獄を企てるが…。

「千の嘘」ローラ・ウィルソン

千の嘘 (創元推理文庫)
ローラ・ウィルソン,日暮雅通
2008/07/01
東京創元社

母の遺品整理中にモーリーン・シャンドという女性の日記帳を見つけたエイミー。一見平凡なその記述に違和感を覚えた彼女は、モーリーンについて調べはじめる。だが、18年前にシャンド家で起きた殺人事件のことを知り、モーリーンの母や姉とじかに接触を持った直後から、エイミーの身辺では不審な出来事が相次ぐ。事件はまだ終わっていないのか?幾千もの嘘が彩る悲劇の真実とは。

「死んでいる元カノとの旅」ローリー・ムーア

死んでいる元カノとの旅 (新潮クレスト・ブックス)
ローリー・ムーア,栩木玲子
2026/04/22
新潮社

死んだはずの元恋人と一緒に旅に出る、アメリカのいまを描いたゾンビ小説。心を病んでいた元恋人リリーが自殺を図ったらしい。僕は慌てて駆けつけるが、時すでに遅し、もう埋葬されたという。だが失意の僕が墓地に行くと、生前ほぼそのまま(ただし少し腐りかけ)のリリーが。彼女の願いは「死体農場」に行くこと――全米批評家協会賞受賞、トランプ時代のアメリカを映し出す不思議なロードノベル。

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