
ジョゼフ・コンラッドの代表作と評伝、そして彼をめぐる読みものをまとめました。『闇の奥』『ロード・ジム』などの主要作品から、アンドレ・ジッドやドストエフスキーとの関係まで、コンラッドを読むときに知っておきたい本やエピソードを並べています。
ジョゼフ・コンラッドの本の一覧
| 作品名 | 作家名 | 翻訳者 | 出版社 | 発売日 |
|---|---|---|---|---|
| 闇の奥 (新潮文庫) | ジョゼフ・コンラッド | 高見浩 | 新潮社 | 2022/10/28 |
| 放浪者 あるいは海賊ペロル (ルリユール叢書) | ジョウゼフ・コンラッド | 山本薫 | 幻戯書房 | 2022/04/01 |
| ロード・ジム (河出文庫) | ジョゼフ・コンラッド | 柴田元幸 | 河出書房新社 | 2021/03/08 |
| チャンス: 前後二編からなる物語 | ジョゼフ・コンラッド | 青野丸香 | Independently published | 2021/03/01 |
| シークレット・エージェント (光文社古典新訳文庫) | コンラッド | 高橋和久 | 光文社 | 2019/06/10 |
| (007)闇 (百年文庫) | コンラッド, 大岡昇平, フロベール | ― | ポプラ社 | 2010/10/12 |
| コンラッド短篇集 (ちくま文庫) | ジョウゼフ・コンラッド | 井上義夫 | 筑摩書房 | 2010/01/06 |
| 闇の奥 (光文社古典新訳文庫) | コンラッド | 黒原敏行 | 光文社 | 2009/09/08 |
| 闇の奥 | ジョゼフ・コンラッド | 藤永茂 | 三交社 | 2006/04/01 |
| コンラッド短篇集 (岩波文庫 赤) | コンラッド | 中島賢二 | 岩波書店 | 2005/09/16 |
| シャドウ・ライン 秘密の共有者 (コンラッド作品選集) | ジョウゼフ・コンラッド | 田中勝彦 | 八月舎 | 2005/03/01 |
| オルメイヤーの阿房宮 (コンラッド作品選集) | ジョウゼフ・コンラッド | 田中勝彦 | 八月舎 | 2003/11/01 |
| 七つ島のフレイアさん | ジョウゼフ・コンラッド | 瀬藤芳房 | ダブドリ | 2000/12/01 |
| ロード・ジム 下 (講談社文芸文庫) | コンラッド | 鈴木建三 | 講談社 | 2000/10/01 |
| ロード・ジム 上 (講談社文芸文庫) | コンラッド | 鈴木建三 | 講談社 | 2000/09/01 |
| ジョセフ・コンラッド書簡選集 | ジョウゼフ・コンラッド | 外狩章夫 | 北星堂書店 | 2000/07/01 |
| シークレット・エージェント The secret agent (ペンギン・リーダーズ) | ジョゼフ・コンラッド | ― | 南雲堂フェニックス | 2000/01/01 |
| 西欧人の眼に 下 (岩波文庫 赤) | コンラッド | 中島賢二 | 岩波書店 | 1998/12/16 |
| 西欧人の眼に 上 (岩波文庫 赤) | コンラッド | 中島賢二 | 岩波書店 | 1998/12/16 |
| 海の思い出 (平凡社ライブラリー) | ジョウゼフ・コンラッド | 木宮直仁 | 平凡社 | 1995/12/01 |
| 潟・エイミィフォスター (英米名作ライブラリー) | ジョウゼフ・コンラッド | 佐伯彰一 | 英宝社 | 1993/04/01 |
| 諜報員・武人の魂 (英米名作ライブラリー) | ジョウゼフ・コンラッド | 白井俊隆 | 英宝社 | 1993/04/01 |
| 文化果つるところ (角川文庫) | ジョウゼフ・コンラッド | 蕗沢忠枝 | 角川書店 | 1990/11/01 |
| 密偵 (岩波文庫 赤) | コンラッド | 土岐恒二 | 岩波書店 | 1990/06/18 |
| 闇の奥 (研究社小英文叢書) | ジョウゼフ・コンラッド | 朱牟田夏雄 | 研究社 | 1990/02/10 |
| コンラッド中短篇小説集 第3巻 | J・コンラッド | 袖山栄真, 中野好夫, 小池繁 | 人文書院 | 1983/07/01 |
| コンラッド中短篇小説集 第2巻 | J・コンラッド | 土岐恒二, 沼沢洽治, 鈴木建三 | 人文書院 | 1983/04/01 |
| コンラッド中短篇小説集 第1巻 | J・コンラッド | 中野好夫, 土岐恒二, 田中昌太郎 | 人文書院 | 1983/01/01 |
| 世界文学全集〈61〉 コンラッド 西欧の眼の下に 他 | コンラッド | 土岐恒二, 篠田一士 | 集英社 | 1981/04/25 |
| コンラッド海洋小説傑作集 | ジョウゼフ・コンラッド | 奥村透 | あぽろん社 | 1980/10/01 |
| 夜光死体―イギリス怪奇小説集 (旺文社文庫) | J・S・レ・ファニュ, R・キプリング, R・L・スティーヴンソン, ジョン・ゴルト, ジョゼフ・コンラッド, ディック・ドノバン, バーナード・ケイペス, H・G・ウエルズ, コナン・ドイル | 橋本槇矩 | 旺文社 | 1980/04/20 |
| 世界文学全集 63 コンラッド.ワイルド | ジョウゼフ・コンラッド | ― | 講談社 | 1978/03/01 |
| 青春・無政府主義者 | ジョウゼフ・コンラッド | 鏡味国彦 | 文化書房博文社 | 1976/01/01 |
| 筑摩世界文学大系 50 コンラッド | コンラッド | 上田勤 | 筑摩書房 | 1975/12/01 |
| 世界文学全集〈第42〉 西欧の眼の下に・青春 | コンラッド | 篠田一士 | 集英社 | 1970/01/01 |
| 青春・台風 | コンラッド | 田中西二郎 | 新潮社 | 1967/10/10 |
| 秘密の同居人・文明の前哨地点 (研究社小英文叢書No.185) | ジョゼフ・コンラッド | 青木雄造 | 研究社出版 | 1967/03/20 |
| 世界文学全集〈第46〉 ジョイス,コンラッド 若き日の芸術家の肖像 ロード・ジム | ジョイス,コンラッド | 海老池俊治, 高見幸郎 | 筑摩書房 | 1967/01/01 |
| コンラッド (20世紀英米文学案内 3) | 中野好夫 | ― | 研究社 | 1966/06/01 |
| スパイ 現代の芸術双書〈17〉 | ジョウゼフ・コンラッド | 井内雄四郎 | 思潮社 | 1966/01/01 |
| 東洋のある河のほとりの物語 | ジョウゼフ・コンラッド | 渥美昭夫 | 鹿島研究所出版会 | 1964/01/01 |
| 対訳コンラッド (現代作家シリーズ 1) | コンラッド | 林原耕三 | 南雲堂 | 1959/01/01 |
| 闇の奥 (岩波文庫) | コンラッド | 中野好夫 | 岩波書店 | 1958/01/25 |
| 青春 (新潮文庫) | コンラッド | 田中西二郎 | 新潮社 | 1951/01/01 |
| 颱風 (新潮文庫) | コンラッド | 三宅幾三郎 | 新潮社 | 1951/01/01 |
| 青春 他1篇 (岩波文庫 赤) | コンラッド | 矢本貞幹 | 岩波書店 | 1940/02/03 |
| 評伝ジョウゼフ・コンラッド 女性・アメリカ・フランス | ロバート・ハンプソン | 山本薫 | 松柏社 | 2024/12/23 |
| コンラッド文学の「空ろさ」 三人称の語りと作者の姿勢 | 高畑悠介 | ― | 一般社団法人 日本電子書籍技術 普及協会 | 2023/04/19 |
| 日常の読書学 ジョゼフ・コンラッド『闇の奥』を読む | 中井亜佐子 | ― | 小鳥遊書房 | 2023/02/28 |
| ジョウゼフ・コンラッド比較文学研究 | 松村敏彦 | ― | 大阪教育図書 | 2022/12/20 |
| 新訂 ジョウゼフ・コンラッドの風景 | 松村敏彦 | ― | 大阪教育図書 | 2021/01/08 |
| コンラッドの小説における ジェンダー表象 ミソジニストをこえて | 岩清水由美子 | ― | 南雲堂 | 2020/06/20 |
| コンラッド『闇の奥』を読む (文芸漫談コレクション) Kindle版 | 奥泉光, いとうせいこう | ― | 集英社 | 2017/08/25 |
| ジョウゼフ・コンラッドの比較文学的世界 村上春樹・宮崎駿・小泉八雲・ C.ディケンズ・H.ジェイムズ・O.パムク | ― | 大阪教育図書 | 2017/01/01 | |
| ジョウゼフ・コンラッド研究 比較文学的アプローチ | 松村敏彦 | ― | 大阪教育図書 | 2014/10/01 |
| ジョウゼフ・コンラッド 比較文学的研究と作品研究 | 松村敏彦 | ― | 大阪教育図書 | 2013/01/01 |
| コンラッド文学案内 | J.H.ステイプ, 社本雅信 | 日本コンラッド 協会 | 研究社 | 2012/05/22 |
| 新編流浪の作家ジョウゼフ・コンラッド | 松村敏彦 | ― | 大阪教育図書 | 2008/06/01 |
| 「闇の奥」の奥 コンラッド・植民地主義・アフリカの重荷 | 藤永茂 | ― | 三交社 | 2006/12/01 |
| コンラッド 人と文学 (世界の作家) | 武田ちあき | ― | 勉誠出版 | 2005/08/31 |
| 図説ジョウゼフ・コンラッド 日本語版 (大英図書館シリーズ作家の生涯) | クリス・フレッチャー | 戸狩章夫 | ミュージアム図書 | 2004/03/01 |
| 亡命者ジョウゼフ・コンラッドの世界 コンラッドの中・短編小説論 | 吉岡栄一 | ― | 南雲堂 フェニックス | 2002/05/01 |
| 流浪の作家ジョウゼフ・コンラッド その思想形成の遠景と近景 | 松村敏彦 | ― | 大阪教育図書 | 2000/12/25 |
| 自己の遠さ コンラッド・ジョイス・ウルフ | 御輿哲也 | ― | 近代文藝社 | 1997/04/01 |
| コンラッド自伝―個人的記録 | ジョウゼフ・コンラッド | 木宮直仁 | 鳥影社 | 1994/03/10 |
| ジョウゼフ・コンラッドの世界 翼の折れた鳥 | 吉田徹夫 | ― | 開文社出版 | 1980/11/01 |
| ジョウゼフ・コンラッド 暗黒の形而上学をたずねて | F・R・カール | 野口啓祐, 野口勝子 | 北星堂書店 | 1974/01/01 |
| コンラッドの小説 | 宮崎孝一 | ― | 垂水書房 | 1964/01/01 |
↑リンクはAmazon、
作家名で検索、スクロール可能、
並べ替えもできます。
下の本の表紙は、楽天ブックスです。
ジョゼフ・コンラッドのおすすめ作品
Amazon
「ジョゼフ・コンラッド」ベストセラー順
ジョゼフ・コンラッドのこと

ジョウゼフ・コンラッド(1857-1924)は、ロシアの軍事侵攻に曝されている現ウクライナ生まれの英文学の作家であることをご存知でしょうか。
「ノストローモ(我々の友)」という問い|じんぶん堂
ロシア占領下のポーランドで没落貴族の家に生まれる。父が独立運動に関与したため一家は流刑、両親を早くに亡くす。16歳で船乗りをめざし、仏英の商船で世界各地を航海する。このときの見聞が、後の創作活動に大きな影響を及ぼす。ポーランド語、フランス語を操り、小説は英語で書いた。
コンラッド – 光文社古典新訳文庫
ジョゼフ・コンラッド – Wikipedia
Joseph Conrad – Wikipedia(英語)
Joseph Conrad | Biography, Books, Short Stories, & Facts | Britannica(英語)
コンラッド – 光文社古典新訳文庫
SparkNotes
Joseph Conrad Biography, Works, and Quotes
学習支援サイト、あらすじや解説があります。
Heart of Darkness: Study Guide
Lord Jim: Study Guide
SuperSummary
You searched for Joseph Conrad(英語)
Heart of Darkness Summary and Study Guide
Nostromo Summary
Under Western Eyes Summary
読書メーター
コンラッドの本おすすめランキング一覧|作品別の感想・レビュー
ブクログ
コンラッド おすすめランキング (33作品)
Amazonと楽天市場は本、Xはポスト、Instagramはハッシュタグ検索、Youtubeは動画、Listennotesはポッドキャスト(ラジオ)の検索ができます。
ジョゼフ・コンラッドの本
「闇の奥(新潮文庫)」高見浩・訳
『闇の奥 (新潮文庫)』
ジョゼフ・コンラッド,高見浩
2022/10/28
新潮社
映画「地獄の黙示録」原案
19世紀末。アフリカ大陸の中央部に派遣された船乗りマーロウは、奥地出張所にいるという象牙貿易で業績を上げた社員、クルツの噂を聞く。鬱蒼たる大密林を横目に河を遡航するマーロウの蒸気船は、原住民の襲撃に見舞われながらも最奥に辿り着く。そこで目にしたクルツの信じがたい姿とは――。著者の実体験をもとにし、大自然の魔性と植民地主義の闇を凝視した、世界文学史に異彩を放つ傑作。
松岡正剛の千夜千冊
1070夜 『闇の奥』 ジョーゼフ・コンラッド
好書好日
辻原登「闇の奥」書評 魔境へ…魅入られた者、捜索する者(評者: 鴻巣友季子)
365BOOKDAYS
今月の一冊は文章で体感してほしい、特別な緊張感。コンラッド『闇の奥』(光文社) | 三宅香帆の今月の一冊 the best book of this month
「ロード・ジム (河出文庫)」柴田元幸・訳
『ロード・ジム (河出文庫)』
ジョゼフ・コンラッド,柴田元幸
2021/03/08
河出書房新社
「僕は飛び降りた…らしいです」。アラブ人巡礼者八百人を残して沈没寸前の船から離れたイギリス人航海士ジム。噂を逃れて東洋の港を転々とする彼は、やがてスマトラの辺境で指導者となる。『闇の奥』の著者が、語り手マーロウを介して壮大なスケールで描く名誉の喪失と回復の物語。再評価著しい傑作長篇を最高の翻訳で。
ブルータス| BRUTUS.jp
村上春樹の私的読書案内『ロード・ジム』
「シークレット・エージェント (光文社古典新訳文庫)」高橋和久・訳
『シークレット・エージェント (光文社古典新訳文庫)』
コンラッド,高橋和久
2019/06/10
光文社
ロンドンの片隅で雑貨店を営むヴァーロックは、某国大使館に長年雇われたシークレット・エージェントである。彼はその怠惰を雇い主に咎められ、グリニッジ天文台の爆破事件を起こすよう命じられるのだが…陰鬱な社会とアナキストたちをめぐる人間模様を皮肉な筆致で描いた小説。
「放浪者 あるいは海賊ペロル」山本薫・訳
『放浪者 あるいは海賊ペロル (ルリユール叢書)』
ジョウゼフ・コンラッド,山本薫
2022/04/01
幻戯書房
若くして祖国を離れ、他郷での船乗り体験から作家へと転身、複数の言語と文化を越境しながら、政治小説、海洋小説の名作を世界文学に残した〝二重の生を持つ人〟コンラッド――ナポレオン戦争期の南仏・地中海の、老練の船乗りの帰郷と静かな戦いを描く、知られざる歴史小説。本邦初訳。
「西欧人の眼に (岩波文庫 赤)」中島賢二・訳
『西欧人の眼に 上 (岩波文庫 赤)』
コンラッド,中島賢二
1998/12/16
岩波書店
親もきょうだいもない孤独の身の上の大学生ラズーモフは,何とか自力で身を立てようと勉学に励んでいた.ある日下宿に帰った彼は,思いも寄らない事態に巻き込まれたことを知って驚愕する.恐怖,絶望,苦悩,怒り,そして裏切り-圧制下のロシアと国際都市ジュネーヴを舞台に,西欧人には不可解な「ロシアの心」を垣間見る.(全2冊)
「Nostromo」Joseph Conrad
『Nostromo: A Tale of the Seaboard (English Edition)』
Joseph Conrad
2017/02/16
anna ruggieri
“He was ruined in every way, but a man possessed of passion is not a bankrupt in life.”
One of the greatest novels of the twentieth century, Joseph Conrad’s Nostromo is an immensely exciting tale of love, revolution, and politics set in the mythical South American country of Costaguana during the 1890s.
ジョゼフ・コンラッド関連書籍
| 作品名 | 作家名 | 翻訳者 | 出版社 | 発売日 |
|---|---|---|---|---|
| 評伝ジョウゼフ・コンラッド 女性・アメリカ・フランス | ロバート・ハンプソン | 山本薫 | 松柏社 | 2024/12/23 |
| コンラッド文学の「空ろさ」 三人称の語りと作者の姿勢 | 高畑悠介 | ― | 一般社団法人 日本電子書籍技術 普及協会 | 2023/4/19 |
| 日常の読書学 ジョゼフ・コンラッド『闇の奥』を読む | 中井亜佐子 | ― | 小鳥遊書房 | 2023/02/28 |
| ジョウゼフ・コンラッド比較文学研究 | 松村敏彦 | ― | 大阪教育図書 | 2022/12/20 |
| 新訂 ジョウゼフ・コンラッドの風景 | 松村敏彦 | ― | 大阪教育図書 | 2021/01/08 |
| コンラッドの小説におけるジェンダー表象 ミソジニストをこえて | 岩清水由美子 | ― | 南雲堂 | 2020/06/20 |
| コンラッド『闇の奥』を読む (文芸漫談コレクション) Kindle版 | 奥泉光, いとうせいこう | ― | 集英社 | 2017/08/25 |
| ジョウゼフ・コンラッドの比較文学的世界 村上春樹・宮崎駿・小泉八雲・ C.ディケンズ・H.ジェイムズ・O.パムク | ― | 大阪教育図書 | 2017/01/01 | |
| ジョウゼフ・コンラッド研究 比較文学的アプローチ | 松村敏彦 | ― | 大阪教育図書 | 2014/10/01 |
| ジョウゼフ・コンラッド 比較文学的研究と作品研究 | 松村敏彦 | ― | 大阪教育図書 | 2013/01/01 |
| コンラッド文学案内 | J.H.ステイプ, 社本雅信 | 日本コンラッド 協会 | 研究社 | 2012/05/22 |
| 新編流浪の作家ジョウゼフ・コンラッド | 松村敏彦 | ― | 大阪教育図書 | 2008/06/01 |
| 「闇の奥」の奥 コンラッド・植民地主義・アフリカの重荷 | 藤永茂 | ― | 三交社 | 2006/12/01 |
| コンラッド 人と文学 (世界の作家) | 武田ちあき | ― | 勉誠出版 | 2005/08/31 |
| 図説ジョウゼフ・コンラッド 日本語版 (大英図書館シリーズ作家の生涯) | クリス・フレッチャー | 戸狩章夫 | ミュージアム図書 | 2004/03/01 |
| 亡命者ジョウゼフ・コンラッドの世界 コンラッドの中・短編小説論 | 吉岡栄一 | ― | 南雲堂 フェニックス | 2002/05/01 |
| 流浪の作家ジョウゼフ・コンラッド その思想形成の遠景と近景 | 松村敏彦 | ― | 大阪教育図書 | 2000/12/25 |
| 自己の遠さ: コンラッド・ジョイス・ウルフ | 御輿哲也 | ― | 近代文藝社 | 1997/04/01 |
| コンラッド自伝―個人的記録 | ジョウゼフ・コンラッド | 木宮直仁 | 鳥影社 | 1994/03/10 |
| ジョウゼフ・コンラッドの世界 翼の折れた鳥 | 吉田徹夫 | ― | 開文社出版 | 1980/11/01 |
| ジョウゼフ・コンラッド 暗黒の形而上学をたずねて | F・R・カール | 野口啓祐, 野口勝子 | 北星堂書店 | 1974/01/01 |
| コンラッドの小説 | 宮崎孝一 | ― | 垂水書房 | 1964/01/01 |
「評伝ジョウゼフ・コンラッド」ロバート・ハンプソン
『評伝ジョウゼフ・コンラッド 女性・アメリカ・フランス』
ロバート・ハンプソン,山本薫
2024/12/23
松柏社
没後百年、支配的な価値基準のもとで繰り返されてきた「船乗り」「海洋小説の作家」というコンラッド像が覆される時機が来た──
過小評価されてきた〈女性が主人公の後期作品群〉〈フランスが舞台の晩年の歴史小説群〉〈コンラッドの商業的成功に寄与した北米市場〉に光をあてると、孤高の前衛文学の旗手とされきた作家の別の顔が見えてくる。
「日常の読書学 ジョゼフ・コンラッド『闇の奥』を読む」中井亜佐子
『日常の読書学 ジョゼフ・コンラッド『闇の奥』を読む』
中井亜佐子
2023/02/28
小鳥遊書房
本を読めば、何かが変わるの?
本は、どこでだって誰にだって読まれうる。
120年前に書かれたコンラッドの“問題作”『闇の奥』を、
いま、この日常の喧騒のなかで読んでみる。
「ふつうの読書」と「批評」を行ったり来たりして、
「読書」という営為について考えてみよう。
「コスタグアナ秘史」フアン・ガブリエル・バスケス
『コスタグアナ秘史』
フアン・ガブリエル・バスケス,久野量一
2016/01/01
水声社
「ジョゼフ・コンラッド、あなたはぼくを盗んだ、あなたはぼくの人生を排除した…」コンラッドが描き出した架空の国コスタグアナ、しかしそれは、歪曲されたコロンビアの歴史だった…『ノストローモ』創作の陰に隠蔽されたコロンビア人の影を浮かび上がらせ、語られなかった物語、語られなかった歴史を南米側から暴きだす、現代ラテンアメリカ文学の傑作。
機械仕掛けの鯨が
削ぎ落とされた影の歴史の回復――フアン・ガブリエル・バスケス『コスタグアナ秘史』(鯨井久志)
「ノストローモ」のこと
たまたま、Xで見かけた「コンラッド『ノストローモ』(ルリユール叢書)鋭意翻訳中」という情報。幻戯書房HPの公式新刊情報にはまだ掲載されていませんが、山本薫さんによる新訳が進んでいるとのこと。じんぶん堂には、《『ノストローモ』の新訳を現在準備中》の山本薫さんに聞いた「ノストローモ(我々の友)」という問い――「我々」のことばに訳されたコンラッドという記事が紹介されていました。
F. Scott Fitzgerald once said, “I’d rather have written Nostromo than any other novel.”
Nostromo – Wikipedia
『ノストローモ』は、20世紀英文学の最高傑作と評されることもある大作で、Wikipediaには、F・スコット・フィッツジェラルドが「他のどの小説よりも『ノストローモ』を書きたかった」と語ったという逸話も掲載されていました。ルリユール叢書の装丁でどんなふうに仕上がるのか、とても楽しみです。
コンラッドの英語はかなり骨があり、クセもあって、翻訳するのはまったく簡単ではない。
村上春樹の私的読書案内『ロード・ジム』 | BRUTUS.jp
『ノストローモ』の邦訳刊行は楽しみですが、コンラッドの作品は、あの村上春樹さんでさえ《『ロード・ジム』を読破するのは僕の積年の望み》と語るほど手強いものだそうです。しかも大作であるとのこと。翻訳にはきっと大きな労力が必要になるのだろうと思うので、どうぞご無理なさらず。
没後100年だった2024年の年末には、松柏社さんから『評伝ジョウゼフ・コンラッド』(同じく山本さん訳)も刊行されていました。発売されている。コンラッドの顔の渋い表紙に、差し色の赤が印象的。
「女性が主人公の作品」など、これまでとは少し違う切り口でコンラッドを描いた評伝とのことで、従来の「船乗り」「海洋小説の作家」というイメージとはまた別の、作家の新しい側面に触れられる一冊のよう。コンラッドの人物像を知る上でも、とてもためになりそうな本です。
ジョセフ・コンラッドとドストエフスキー
ロシア領ポーランド(現ウクライナ)に生まれたコンラッド。TheArticleの記事によると、コンラッドはドストエフスキーのことを心から嫌悪していたのだそうです。その理由のひとつには、文学研究者であり、当時独立運動を指導していた父、アポロ・コジェニョフスキの存在があったよう。
もう一つは、ドストエフスキー自身のポーランド人への態度。沼野充義さんと亀山郁夫さんのお話によると、ドストエフスキーの側にも強い偏見があったとのこと。そのためコンラッドは『カラマーゾフの兄弟』を激しく批判しています(ジッドは好きだったので、ここでも意見が合わなかった)。
コンラッドはロシア語を知らないと言い張り、ドストエフスキーの影響を否定したが、『西洋の眼差しの下で』はコンラッド版の『罪と罰』である。
Joseph Conrad and André Gide: a literary friendship | TheArticle
本人は否定しているものの、作品にはどことなくドストエフスキーの影響があるようで、『西欧の眼の下に』が『罪と罰』に似ているという話は、読書メーターのレビューでもいくつか見かけました。でも、せっかく教えてもらったのに、全部品切れになっている…。
ジョセフ・コンラッドとアンドレ・ジッド
TheArticle
Joseph Conrad and André Gide: a literary friendship
ジョセフ・コンラッドとアンドレ・ジッド
文学的な友情
彼らの気質は全く異なっていた。コンラッドは厳格で、ジッドは快楽主義的だった。
Joseph Conrad and André Gide: a literary friendship | TheArticle
ジョゼフ・コンラッドと、年下の友人アンドレ・ジッド(たぶん12歳差)。性格の全く違うふたりですが、互いの作品を鋭く読み、深く尊敬していたようです。
ジッドは『ロード・ジム』を「私が知っている本の中で最も美しい本の一つであり、最も悲しい本の一つであり、同時に最も元気づけられる本の一つ」と呼んだ。
Joseph Conrad and André Gide: a literary friendship | TheArticle
こんなふうに書かれてしまったら、柴田元幸さん訳の『ロード・ジム』も読みたくなってしまう。『ロード・ジム』は、若い士官ジムがある出来事をきっかけに、自分の弱さや罪と向き合いながら生きようとする物語。海洋冒険小説のようでいて、実は人間の内面を深く掘り下げる作品だと言われているそう。
TheArticleの記事はまだまだ続きます。 フランス人のジッドが第二言語を習得する話(コンラッドは幼少期にフランス語を習った)など、エピソードもいろいろあって面白い。そして、ふたりの関係のその先も気になります。英語ですが、よかったら読んでみてください。
【追記】ジョゼフ・コンラッドはスティーヴン・クレイン(1871–1900)とも親友だったようです。記事では、ジッドがコンラッドをブルゴーニュのポンティニー修道院へ招いたのが1912年6月とあるので、クレインとは時期が重なっていない様子。こちらの関係も調べてみたくなりました。
ジョゼフ・コンラッド作品の読みもの、インタビューなど
じんぶん堂
「ノストローモ(我々の友)」という問い――「我々」のことばに訳されたコンラッド(2022.08.16)
考える人 | 新潮社
(3)ジョゼフ・コンラッドはわれらの同時代人 | 亀のみぞ知る―海外文学定期便― | 柴田元幸(2018年10月2日)
レファレンス協同データベース
アンドレ・ジッドがジョゼフ・コンラッドについて書いた(または彼宛に書いた)、評論等なるだけまとまったものを探している…(2019/05/18)
英国・アイルランドをさるく by 那須省一
ジョセフ・コンラッド(Joseph Conrad)①(2012-07-18)
ジョセフ・コンラッド(Joseph Conrad)②(2012-07-19)
ジョセフ・コンラッド(Joseph Conrad)③(2012-07-20)
ジョセフ・コンラッド(Joseph Conrad)④(2012-07-21)
Culture.pl
ジョゼフ・コンラッド(ユゼフ・テオドル・コンラト・コジェニョフスキ)Joseph Conrad (Józef Teodor Konrad Korzeniowski) – Biography(22 April 2008)
シネマトゥデイ
『地獄の黙示録』の原作となった作家ジョセフ・コンラッドの「闇の奥」が再び映画化!今度は宇宙の設定で!(2011年10月26日)
TheArticle
Joseph Conrad and André Gide: a literary friendship(英語/Sunday July 14, 2024)
UnHerd
The dark heart of Joseph Conrad(英語/September 2, 2024)
ABC listen
How Joseph Conrad’s visits to Australia influenced his writing(英語/約23分)
Search results for ” Joseph Conrad” – ABC listen
2025年1月20日投稿



コメント