ジョゼフ・コンラッドの本の一覧
作品名 | 作家名 | 翻訳者 | 出版社 | 発売日 |
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ロード・ジム (下) Kindle版 | ジョゼフ・コンラッド | 鈴木建三 | グーテンベルク21 | 2024/11/16 |
ロード・ジム (上) Kindle版 | ジョゼフ・コンラッド | 鈴木建三 | グーテンベルク21 | 2024/11/16 |
闇の奥 (新潮文庫) | ジョゼフ・コンラッド | 高見浩 | 新潮社 | 2022/10/28 |
チャンス Kindle版 | ジョーゼフ・コンラッド | 青野丸香 | グーテンベルク21 | 2022/05/27 |
放浪者 あるいは海賊ペロル (ルリユール叢書) | ジョウゼフ・コンラッド | 山本薫 | 幻戯書房 | 2022/04/01 |
ロード・ジム (河出文庫) | ジョゼフ・コンラッド | 柴田元幸 | 河出書房新社 | 2021/03/08 |
チャンス: 前後二編からなる物語 | ジョゼフ・コンラッド | 青野丸香 | Independently published | 2021/03/01 |
シークレット・エージェント (光文社古典新訳文庫) | コンラッド | 高橋和久 | 光文社 | 2019/06/10 |
密偵 Kindle版 | コンラッド | 井内雄四郎 | グーテンベルク21 | 2015/03/04 |
青春・台風 Kindle版 | コンラッド | 田中西二郎 | グーテンベルク21 | 2013/03/29 |
闇の奥 Kindle版 | コンラッド | 岩清水由美子 | グーテンベルク21 | 2012/12/19 |
(007)闇 (百年文庫) | コンラッド, 大岡昇平, フロベール | ― | ポプラ社 | 2010/10/12 |
コンラッド短篇集 (ちくま文庫) | ジョウゼフ・コンラッド | 井上義夫 | 筑摩書房 | 2010/01/06 |
闇の奥 (光文社古典新訳文庫) | コンラッド | 黒原敏行 | 光文社 | 2009/09/08 |
闇の奥 | ジョゼフ・コンラッド | 藤永茂 | 三交社 | 2006/04/01 |
コンラッド短篇集 (岩波文庫 赤) | コンラッド | 中島賢二 | 岩波書店 | 2005/09/16 |
シャドウ・ライン 秘密の共有者 (コンラッド作品選集) | ジョウゼフ・コンラッド | 田中勝彦 | 八月舎 | 2005/03/01 |
オルメイヤーの阿房宮 (コンラッド作品選集) | ジョウゼフ・コンラッド | 田中勝彦 | 八月舎 | 2003/11/01 |
七つ島のフレイアさん | ジョウゼフ・コンラッド | 瀬藤芳房 | ダブドリ | 2000/12/01 |
ロード・ジム 下 (講談社文芸文庫) | コンラッド | 鈴木建三 | 講談社 | 2000/10/01 |
ロード・ジム 上 (講談社文芸文庫) | コンラッド | 鈴木建三 | 講談社 | 2000/09/01 |
ジョセフ・コンラッド書簡選集 | ジョウゼフ・コンラッド | 外狩章夫 | 北星堂書店 | 2000/07/01 |
シークレット・エージェント The secret agent (ペンギン・リーダーズ) | ジョゼフ・コンラッド | ― | 南雲堂フェニックス | 2000/01/01 |
西欧人の眼に 下 (岩波文庫 赤) | コンラッド | 中島賢二 | 岩波書店 | 1998/12/16 |
西欧人の眼に 上 (岩波文庫 赤) | コンラッド | 中島賢二 | 岩波書店 | 1998/12/16 |
海の思い出 (平凡社ライブラリー) | ジョウゼフ・コンラッド | 木宮直仁 | 平凡社 | 1995/12/01 |
潟・エイミィフォスター (英米名作ライブラリー) | ジョウゼフ・コンラッド | 佐伯彰一 | 英宝社 | 1993/04/01 |
諜報員・武人の魂 (英米名作ライブラリー) | ジョウゼフ・コンラッド | 白井俊隆 | 英宝社 | 1993/04/01 |
文化果つるところ (角川文庫) | ジョウゼフ・コンラッド | 蕗沢忠枝 | 角川書店 | 1990/11/01 |
密偵 (岩波文庫 赤) | コンラッド | 土岐恒二 | 岩波書店 | 1990/06/18 |
闇の奥 (研究社小英文叢書) | ジョウゼフ・コンラッド | 朱牟田夏雄 | 研究社 | 1990/02/10 |
コンラッドの描きたる自然について Kindle版 (「夏目漱石全集10 (ちくま文庫)」所収) | 夏目漱石 | ― | 青空文庫 | 1988/07/26 |
コンラッド中短篇小説集 第3巻 | J・コンラッド | 袖山栄真, 中野好夫, 小池繁 | 人文書院 | 1983/07/01 |
コンラッド中短篇小説集 第2巻 | J・コンラッド | 土岐恒二, 沼沢洽治, 鈴木建三 | 人文書院 | 1983/04/01 |
コンラッド中短篇小説集 第1巻 | J・コンラッド | 中野好夫, 土岐恒二, 田中昌太郎 | 人文書院 | 1983/01/01 |
世界文学全集〈61〉 コンラッド 西欧の眼の下に 他 | コンラッド | 土岐恒二, 篠田一士 | 集英社 | 1981/04/25 |
コンラッド海洋小説傑作集 | ジョウゼフ・コンラッド | 奥村透 | あぽろん社 | 1980/10/01 |
夜光死体―イギリス怪奇小説集 (旺文社文庫) | J・S・レ・ファニュ, R・キプリング, R・L・スティーヴンソン, ジョン・ゴルト, ジョゼフ・コンラッド, ディック・ドノバン, バーナード・ケイペス, H・G・ウエルズ, コナン・ドイル | 橋本槇矩 | 旺文社 | 1980/04/20 |
世界文学全集 63 コンラッド.ワイルド | ジョウゼフ・コンラッド | ― | 講談社 | 1978/03/01 |
青春・無政府主義者 | ジョウゼフ・コンラッド | 鏡味国彦 | 文化書房博文社 | 1976/01/01 |
筑摩世界文学大系 50 コンラッド | コンラッド | 上田勤 | 筑摩書房 | 1975/12/01 |
世界文学全集〈第42〉 西欧の眼の下に・青春 | コンラッド | 篠田一士 | 集英社 | 1970/01/01 |
青春・台風 | コンラッド | 田中西二郎 | 新潮社 | 1967/10/10 |
秘密の同居人・文明の前哨地点 (研究社小英文叢書No.185) | ジョゼフ・コンラッド | 青木雄造 | 研究社出版 | 1967/03/20 |
世界文学全集〈第46〉 ジョイス,コンラッド 若き日の芸術家の肖像 ロード・ジム | ジョイス,コンラッド | 海老池俊治, 高見幸郎 | 筑摩書房 | 1967/01/01 |
コンラッド (20世紀英米文学案内 3) | 中野好夫 | ― | 研究社 | 1966/06/01 |
スパイ 現代の芸術双書〈17〉 | ジョウゼフ・コンラッド | 井内雄四郎 | 思潮社 | 1966/01/01 |
東洋のある河のほとりの物語 | ジョウゼフ・コンラッド | 渥美昭夫 | 鹿島研究所出版会 | 1964/01/01 |
対訳コンラッド (現代作家シリーズ 1) | コンラッド | 林原耕三 | 南雲堂 | 1959/01/01 |
闇の奥 (岩波文庫) | コンラッド | 中野好夫 | 岩波書店 | 1958/01/25 |
青春 (新潮文庫) | コンラッド | 田中西二郎 | 新潮社 | 1951/01/01 |
颱風 (新潮文庫) | コンラッド | 三宅幾三郎 | 新潮社 | 1951/01/01 |
青春 他1篇 (岩波文庫 赤) | コンラッド | 矢本貞幹 | 岩波書店 | 1940/02/03 |
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ジョゼフ・コンラッドのこと
ロシア占領下のポーランドで没落貴族の家に生まれる。父が独立運動に関与したため一家は流刑、両親を早くに亡くす。16歳で船乗りをめざし、仏英の商船で世界各地を航海する。このときの見聞が、後の創作活動に大きな影響を及ぼす。ポーランド語、フランス語を操り、小説は英語で書いた。
トリコロールの装丁が可愛い、ルリユール叢書。その一覧表などをまとめた記事を書いているので、新刊情報のチェックはしている。
でも、たまたま私のXのポストをリポストしてくれた人のプロフィールに、《コンラッド『ノストローモ』(ルリユール叢書)鋭意翻訳中》という文字を見つけた。幻戯書房の新刊情報には載っていない。ぬぬぬとなって調べてみた。
ジョゼフ・コンラッドのこと。『闇の奥』の作者で、なんかすごそうなのは、名前から伝わって来てはいたのだけれど、実のところ、何も知らない。有名な『闇の奥』は、「英語で書かれた20世紀の小説ベスト100」にも選ばれ、コンラッドの代表作として知られている。
F. Scott Fitzgerald once said, “I’d rather have written Nostromo than any other novel.”
《F・スコット・フィッツジェラルドはかつて「他のどの小説よりも『ノストロモ』を書きたかった」と語った。》(以下Google翻訳)
ただいま鋭意制作中!な『ノストローモ』も、実はとてもすごくて、《20世紀の英語小説の最高傑作》と言う人がいるほか、F・スコット・フィッツジェラルドも、こんなふうに、羨ましがっている。
その『ノストローモ』は、山本薫さんの翻訳で、ルリユール叢書から刊行予定。山本さんのXによると、《今年こそコンラッドの『ノストローモ』日本語訳を仕上げます!》と、元旦に宣言されていたので、素敵な表紙をお目見えするときが、きっと来るはず(あぁ、表紙をシルバーにしたい→銀山のお話か)。
コンラッドの英語はかなり骨があり、クセもあって、翻訳するのはまったく簡単ではない。
『ノストローモ』邦訳の刊行、楽しみではあるけれど、コンラッドの作品は、あの村上春樹さんでも《『ロード・ジム』を読破するのは僕の積年の望み》とか、翻訳するのは大変だという話をされていた上、大作であるとのこと。どうぞご無理なさらず。
Joseph Conrad and André Gide: a literary friendship | TheArticle
《ジョセフ・コンラッドとアンドレ・ジッド:文学的な友情》
英語で書かれた、こんな記事に出会った。ジョゼフ・コンラッドとアンドレ・ジッドのこと。読んでいたら、ふたりのことが知りたくなった。
実は、没後100年だった2024年の年末には、松柏社さんから『評伝ジョウゼフ・コンラッド』(同じく山本さん訳)という本が発売されている。コンラッドの顔の渋い表紙に、差し色の赤がかっこいい。
「女性が主人公の作品」とか、今までとは違う切り口で書かれた本のようだけど、さすがに、この記事にあるような、アンドレ・ジッドとの友人関係については、書かれていないかな。でも、この表紙は飾っておきたいかも。
ジョウゼフ・コンラッド(1857-1924)は、ロシアの軍事侵攻に曝されている現ウクライナ生まれの英文学の作家であることをご存知でしょうか。
ロシア領ポーランド(現ウクライナ)に生まれたコンラッド。このTheArticleの記事によると、コンラッドは、ドストエフスキーのことを心から嫌悪していたのだそう。
その理由のひとつには、文学研究者であり、当時独立運動を指導していた、父アポロ・コジェニョフスキのことがあったみたい。
そしてもう一つは、ポーランド人に対するドストエフスキーの態度。この沼野充義さんと亀山郁夫さんのお話によると、ドストエフスキーの方も、ポーランドの人のことをだいぶ毛嫌いしていた感じ。
だからコンラッドは、ドストエフスキーの作品『カラマーゾフの兄弟』も、むちゃくちゃ批判している(ジッドは好き、だから意見が合わなかった)。
Though Conrad defensively claimed he did not know Russian and denied Dostoyevsky’s influence, Under Western Eyes is Conrad’s version of Crime and Punishment.
《コンラッドはロシア語を知らないと言い張り、ドストエフスキーの影響を否定したが、『西洋の眼差しの下で』はコンラッド版の『罪と罰』である。》
でも、本人は否定しているけれど、作品はどことなくドストエフスキーに似ている部分があるらしく、こんなふうにも書かれている。
【追記】これって「あいつのこういう書き方が、気に食わん」と言いたいが為に、コンラッドがドストエフスキーの本を読み過ぎたせいじゃないかと思うのだけれど。
『西欧の眼の下に』が『罪と罰』に似ているという話は、読書メーターのレビューでも、いくつか見かけた。でもダメだ、せっかく教えてもらったのに、全部品切れになってる(要:岩波書店復刊リクエスト)。
Their temperaments were quite different: Conrad was austere, Gide hedonistic.
《彼らの気質は全く異なっていた。コンラッドは厳格で、ジッドは快楽主義的だった。》
ジョゼフ・コンラッドと、年下の友人アンドレ・ジッド(たぶん12歳差)。性格の全く違うふたり。だけど、お互いの作品を鋭く分析しつつも、リスペクトはしている。
Gide called Lord Jim “one of the most beautiful books I know, one of the saddest too, and at the same time one of the most uplifting.”
《ジッドは『ロード・ジム』を「私が知っている本の中で最も美しい本の一つであり、最も悲しい本の一つであり、同時に最も元気づけられる本の一つ」と呼んだ。》
こんなことを書かれてしまったら、柴田元幸さん翻訳の『ロード・ジム』も読みたくなってしまう。そして、ふたりの関係のその先も気になる。
このTheArticleの記事は、まだまだ続く。他にも、フランス人のジッドが第二言語を習得する話(コンラッドは、ポーランド出身のイギリスの小説家で、幼少期にフランス語を習った、これはWikipedia)とか、いろいろ面白いので、英語だけれど、よかったら読んでみて。
Amazonと楽天市場は本、Xはポスト、Instagramはハッシュタグ検索、Youtubeは動画、Listennotesはポッドキャスト(ラジオ)の検索ができます。
ジョゼフ・コンラッドの本
「闇の奥(新潮文庫)」高見浩・訳
『闇の奥 (新潮文庫)』
ジョゼフ・コンラッド,高見浩
2022/10/28
新潮社
映画「地獄の黙示録」原案
19世紀末。アフリカ大陸の中央部に派遣された船乗りマーロウは、奥地出張所にいるという象牙貿易で業績を上げた社員、クルツの噂を聞く。鬱蒼たる大密林を横目に河を遡航するマーロウの蒸気船は、原住民の襲撃に見舞われながらも最奥に辿り着く。そこで目にしたクルツの信じがたい姿とは――。著者の実体験をもとにし、大自然の魔性と植民地主義の闇を凝視した、世界文学史に異彩を放つ傑作。
松岡正剛の千夜千冊
1070夜 『闇の奥』 ジョーゼフ・コンラッド
好書好日
辻原登「闇の奥」書評 魔境へ…魅入られた者、捜索する者(評者: 鴻巣友季子)
365BOOKDAYS
今月の一冊は文章で体感してほしい、特別な緊張感。コンラッド『闇の奥』(光文社) | 三宅香帆の今月の一冊 the best book of this month
「ロード・ジム (河出文庫)」柴田元幸・訳
『ロード・ジム (河出文庫)』
ジョゼフ・コンラッド,柴田元幸
2021/03/08
河出書房新社
「僕は飛び降りた…らしいです」。アラブ人巡礼者八百人を残して沈没寸前の船から離れたイギリス人航海士ジム。噂を逃れて東洋の港を転々とする彼は、やがてスマトラの辺境で指導者となる。『闇の奥』の著者が、語り手マーロウを介して壮大なスケールで描く名誉の喪失と回復の物語。再評価著しい傑作長篇を最高の翻訳で。
ブルータス| BRUTUS.jp
村上春樹の私的読書案内『ロード・ジム』
「シークレット・エージェント (光文社古典新訳文庫)」高橋和久・訳
『シークレット・エージェント (光文社古典新訳文庫)』
コンラッド,高橋和久
2019/06/10
光文社
ロンドンの片隅で雑貨店を営むヴァーロックは、某国大使館に長年雇われたシークレット・エージェントである。彼はその怠惰を雇い主に咎められ、グリニッジ天文台の爆破事件を起こすよう命じられるのだが…陰鬱な社会とアナキストたちをめぐる人間模様を皮肉な筆致で描いた小説。
「放浪者 あるいは海賊ペロル」山本薫・訳
『放浪者 あるいは海賊ペロル (ルリユール叢書)』
ジョウゼフ・コンラッド,山本薫
2022/04/01
幻戯書房
若くして祖国を離れ、他郷での船乗り体験から作家へと転身、複数の言語と文化を越境しながら、政治小説、海洋小説の名作を世界文学に残した〝二重の生を持つ人〟コンラッド――ナポレオン戦争期の南仏・地中海の、老練の船乗りの帰郷と静かな戦いを描く、知られざる歴史小説。本邦初訳。
「西欧人の眼に (岩波文庫 赤)」中島賢二・訳
『西欧人の眼に 上 (岩波文庫 赤)』
コンラッド,中島賢二
1998/12/16
岩波書店
親もきょうだいもない孤独の身の上の大学生ラズーモフは,何とか自力で身を立てようと勉学に励んでいた.ある日下宿に帰った彼は,思いも寄らない事態に巻き込まれたことを知って驚愕する.恐怖,絶望,苦悩,怒り,そして裏切り-圧制下のロシアと国際都市ジュネーヴを舞台に,西欧人には不可解な「ロシアの心」を垣間見る.(全2冊)
「Nostromo」Joseph Conrad
『Nostromo: A Tale of the Seaboard (English Edition)』
Joseph Conrad
2017/02/16
anna ruggieri
“He was ruined in every way, but a man possessed of passion is not a bankrupt in life.”
One of the greatest novels of the twentieth century, Joseph Conrad’s Nostromo is an immensely exciting tale of love, revolution, and politics set in the mythical South American country of Costaguana during the 1890s.
ジョゼフ・コンラッド関連書籍
作品名 | 作家名 | 翻訳者 | 出版社 | 発売日 |
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評伝ジョウゼフ・コンラッド 女性・アメリカ・フランス | ロバート・ハンプソン | 山本薫 | 松柏社 | 2024/12/23 |
コンラッド文学の「空ろさ」 三人称の語りと作者の姿勢 | 高畑悠介 | ― | 一般社団法人 日本電子書籍技術 普及協会 | 2023/4/19 |
日常の読書学 ジョゼフ・コンラッド『闇の奥』を読む | 中井亜佐子 | ― | 小鳥遊書房 | 2023/02/28 |
ジョウゼフ・コンラッド比較文学研究 | 松村敏彦 | ― | 大阪教育図書 | 2022/12/20 |
新訂 ジョウゼフ・コンラッドの風景 | 松村敏彦 | ― | 大阪教育図書 | 2021/01/08 |
コンラッドの小説におけるジェンダー表象 ミソジニストをこえて | 岩清水由美子 | ― | 南雲堂 | 2020/06/20 |
コンラッド『闇の奥』を読む (文芸漫談コレクション) Kindle版 | 奥泉光, いとうせいこう | ― | 集英社 | 2017/08/25 |
ジョウゼフ・コンラッドの比較文学的世界 村上春樹・宮崎駿・小泉八雲・ C.ディケンズ・H.ジェイムズ・O.パムク | ― | 大阪教育図書 | 2017/01/01 | |
ジョウゼフ・コンラッド研究 比較文学的アプローチ | 松村敏彦 | ― | 大阪教育図書 | 2014/10/01 |
ジョウゼフ・コンラッド 比較文学的研究と作品研究 | 松村敏彦 | ― | 大阪教育図書 | 2013/01/01 |
コンラッド文学案内 | J.H.ステイプ, 社本雅信 | 日本コンラッド 協会 | 研究社 | 2012/05/22 |
新編流浪の作家ジョウゼフ・コンラッド | 松村敏彦 | ― | 大阪教育図書 | 2008/06/01 |
「闇の奥」の奥 コンラッド・植民地主義・アフリカの重荷 | 藤永茂 | ― | 三交社 | 2006/12/01 |
コンラッド 人と文学 (世界の作家) | 武田ちあき | ― | 勉誠出版 | 2005/08/31 |
図説ジョウゼフ・コンラッド 日本語版 (大英図書館シリーズ作家の生涯) | クリス・フレッチャー | 戸狩章夫 | ミュージアム図書 | 2004/03/01 |
亡命者ジョウゼフ・コンラッドの世界 コンラッドの中・短編小説論 | 吉岡栄一 | ― | 南雲堂 フェニックス | 2002/05/01 |
流浪の作家ジョウゼフ・コンラッド その思想形成の遠景と近景 | 松村敏彦 | ― | 大阪教育図書 | 2000/12/25 |
自己の遠さ: コンラッド・ジョイス・ウルフ | 御輿哲也 | ― | 近代文藝社 | 1997/04/01 |
コンラッド自伝―個人的記録 | ジョウゼフ・コンラッド | 木宮直仁 | 鳥影社 | 1994/03/10 |
ジョウゼフ・コンラッドの世界 翼の折れた鳥 | 吉田徹夫 | ― | 開文社出版 | 1980/11/01 |
ジョウゼフ・コンラッド 暗黒の形而上学をたずねて | F・R・カール | 野口啓祐, 野口勝子 | 北星堂書店 | 1974/01/01 |
コンラッドの小説 | 宮崎孝一 | ― | 垂水書房 | 1964/01/01 |
「評伝ジョウゼフ・コンラッド」ロバート・ハンプソン
『評伝ジョウゼフ・コンラッド 女性・アメリカ・フランス』
ロバート・ハンプソン,山本薫
2024/12/23
松柏社
没後百年、支配的な価値基準のもとで繰り返されてきた「船乗り」「海洋小説の作家」というコンラッド像が覆される時機が来た──
過小評価されてきた〈女性が主人公の後期作品群〉〈フランスが舞台の晩年の歴史小説群〉〈コンラッドの商業的成功に寄与した北米市場〉に光をあてると、孤高の前衛文学の旗手とされきた作家の別の顔が見えてくる。
「日常の読書学 ジョゼフ・コンラッド『闇の奥』を読む」中井亜佐子
『日常の読書学 ジョゼフ・コンラッド『闇の奥』を読む』
中井亜佐子
2023/02/28
小鳥遊書房
本を読めば、何かが変わるの?
本は、どこでだって誰にだって読まれうる。
120年前に書かれたコンラッドの“問題作”『闇の奥』を、
いま、この日常の喧騒のなかで読んでみる。
「ふつうの読書」と「批評」を行ったり来たりして、
「読書」という営為について考えてみよう。
「コスタグアナ秘史」フアン・ガブリエル・バスケス
『コスタグアナ秘史』
フアン・ガブリエル・バスケス,久野量一
2016/01/01
水声社
「ジョゼフ・コンラッド、あなたはぼくを盗んだ、あなたはぼくの人生を排除した…」コンラッドが描き出した架空の国コスタグアナ、しかしそれは、歪曲されたコロンビアの歴史だった…『ノストローモ』創作の陰に隠蔽されたコロンビア人の影を浮かび上がらせ、語られなかった物語、語られなかった歴史を南米側から暴きだす、現代ラテンアメリカ文学の傑作。
機械仕掛けの鯨が
削ぎ落とされた影の歴史の回復――フアン・ガブリエル・バスケス『コスタグアナ秘史』(鯨井久志)
ジョゼフ・コンラッド作品の読みもの、インタビューなど
じんぶん堂
「ノストローモ(我々の友)」という問い――「我々」のことばに訳されたコンラッド(2022.08.16)
考える人 | 新潮社
(3)ジョゼフ・コンラッドはわれらの同時代人 | 亀のみぞ知る―海外文学定期便― | 柴田元幸(2018年10月2日)
レファレンス協同データベース
アンドレ・ジッドがジョゼフ・コンラッドについて書いた(または彼宛に書いた)、評論等なるだけまとまったものを探している…(2019/05/18)
英国・アイルランドをさるく by 那須省一
ジョセフ・コンラッド(Joseph Conrad)①(2012-07-18)
ジョセフ・コンラッド(Joseph Conrad)②(2012-07-19)
ジョセフ・コンラッド(Joseph Conrad)③(2012-07-20)
ジョセフ・コンラッド(Joseph Conrad)④(2012-07-21)
Culture.pl
ジョゼフ・コンラッド(ユゼフ・テオドル・コンラト・コジェニョフスキ)Joseph Conrad (Józef Teodor Konrad Korzeniowski) – Biography(22 April 2008)
シネマトゥデイ
『地獄の黙示録』の原作となった作家ジョセフ・コンラッドの「闇の奥」が再び映画化!今度は宇宙の設定で!(2011年10月26日)
TheArticle
Joseph Conrad and André Gide: a literary friendship(英語/Sunday July 14, 2024)
UnHerd
The dark heart of Joseph Conrad(英語/September 2, 2024)
ABC listen
How Joseph Conrad’s visits to Australia influenced his writing(英語/約23分)
Search results for ” Joseph Conrad” – ABC listen
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