
ノーベル文学賞を予想する人のための資料集を作成しました。ノーベル文学賞決定までの年間スケジュールと、候補として注目されるオッズ上位の作家たちの近年の動向、過去3年の受賞歴や出版状況を整理しています。あわせて、ノーベル文学賞とスウェーデン語訳書籍の有無との関係についても調べています。
2026年ノーベル文学賞受賞、アン・カーソン
「かみあわないノーマ」アン・カーソン

『かみあわないノーマ』
アン・カーソン,小磯洋光
2026/01/07
thoasa
“詩をつくる”ことの極致 切り展く25篇 荘厳なのにユーモラス。古典的なのに驚くほど新しい。 世界文学に比類ない軌跡を刻むアン・カーソン。 詩の可能性を押し広げる英語圏最高峰による最新詩集。 ―――透徹した歴史への眼差し 2024年度 全米批評家協会賞受賞、NYタイムズ・ベスト・ポエトリー・ブック選出
アン・カーソン(1950年、トロント生まれ)は、カナダの詩人、古典学者、エッセイスト、翻訳家、大学教授。古代ギリシア・ローマ文学の研究を基盤としながら、詩、散文、エッセイ、翻訳、戯曲、オペラ、評論などのジャンルを横断する作品を発表している。古典文学の翻案と現代的な主題を組み合わせた独自の文体で知られる。2026年、ノーベル文学賞を受賞した。
ここ3年の作品、英語書籍とスウェーデン語訳
スウェーデン語訳
『Norma Jeane Baker av Troja』Lars-Håkan Svensson訳(2021年/Ellerströms)ほか
2024年3月
『Wrong Norma』(New Directions / Jonathan Cape)
ここ3年の受賞歴
2025年
ズビグニェフ・ヘルベルト国際文学賞
2025年
パリ・レビュー ハダダ賞(Paris Review Hadada Prize)
2024年
全米批評家協会賞〈詩部門〉『Wrong Norma』
2024年
全米批評家協会賞〈詩部門〉最終候補『Wrong Norma』
2024年
ニューヨーク・タイムズ『The Best Poetry Books of 2024』選出
アン・カーソン – Wikipedia
Anne Carson – Wikipedia(英語)
Anne Carson – Wikipedia(スウェーデン語)
「赤の自伝」アン・カーソン
『赤の自伝』
アン・カーソン,小磯洋光
2022/09/14
書肆侃侃房
怪物と英雄が恋をした。言葉が存在を解放する。ノーベル文学賞最有力とも言われるアン・カーソンの代表作。
古代ギリシアの詩人ステシコロスが描いた怪物ゲリュオンと英雄ヘラクレスの神話が、ロマンスとなって現代に甦る。詩と小説のハイブリッド形式〈ヴァース・ノベル〉で再創造された、アン・カーソンの代表作ついに邦訳。
ノーベル文学賞決定までの流れ

Svenska Akademien
The Nobel Prize in Literature
ノーベル文学賞|スウェーデン・アカデミー
Svenska Akademien
How are the Nobel Prize Laureates in Literature decided?
ノーベル文学賞受賞者はどのように決定されるのでしょうか?
10月
ノーベル文学賞発表(伝統的に木曜日の午後1時)
同時に、翌年の受賞者の推薦受付がスタート
11月
アカデミーから世界中の有資格者へ、数千通の推薦用紙が送付される
12月
ストックホルムでノーベル賞授賞式を開催。国王陛下からメダルと証状を受け取る
1月
推薦締め切り(1月31日必着)
文学管理者が有効な推薦をロングリストにまとめ、5人のノーベル委員会に提出
(→現在のノーベル委員会メンバー)
2月–3月
約200人の候補者のロングリストを精査
ノーベル図書館の協力を得て、特別に発注した翻訳や報告書を読み込む
4月
ノーベル委員会が、アカデミー全員に約20〜25名のセミ・ロングリスト(中間候補リスト)を提示してフィードバックを集める
委員会は通常5名の最終候補リストを作成する
会員は最大限の慎重さで極秘の読書を行う
5月
ノーベル委員会が、最終候補(ショートリスト)となる5名を決定し、アカデミー全体に発表
6月–8月
アカデミー会員(18人)は夏の間に最終候補5名の作品を読み込む
各委員は候補者を詳細に評価し、自分の望む受賞者を主張する報告書を作成する
9月
アカデミー会員が集まり議論を行う、少なくとも3回の会議が必要
〈秋の最初の会議は9月15日以降の第1木曜日に開催〉
10月
アカデミーがノーベル文学賞受賞者を選出(10月初旬)
〈候補者は投票数の過半数以上の獲得が必要〉
その後、ノーベル賞受賞者の名前が発表される
参考:Svenska Akademien、NobelPrize.org
Svenska Akademien
The Nobel Prize in Literature
スウェーデン・アカデミーのノーベル文学賞のページ
NobelPrize.org
The Nobel Prize in Literature
ノーベル文学賞の公式ページ
The Swedish Academy
ノーベル文学賞公式サイトのスウェーデン・アカデミーのページ
Nomination and selection of literature laureates
ノーベル文学賞公式サイトの「文学賞受賞者の推薦と選考プロセス」
ノーベル文学賞に必要なもの(予想)
ノーベル文学賞と世界の文学賞

ノーベル文学賞に関係があると思われる主要な文学賞を一覧にしたページです。
ノーベル文学賞に必要な要素を調べる
ノーベル文学賞に必要な要素を調べる
国際的な文学賞の受賞などとは別に、
1. スウェーデン語訳の有無
2. ここ3年ほどの英語書籍の有無
3. ここ3年ほどの主要賞の受賞歴
といったものが必要かどうかを調べてみることにしました。
スウェーデン語訳については、スウェーデン・アカデミー会員が作品を評価する上での必要性や、地元の祭典としてのノーベル文学賞を盛り上げるため。そして、英語話者が多いスウェーデンで、あえて翻訳が作られることに重みを感じたためです。
※スウェーデンの英語話者の割合:86%
(国別英語話者数ランキング – Wikipedia)
ノーベル文学賞の候補として注目される作家の一覧表
ノーベル文学賞のブックメーカーなどでオッズに名前が挙がっていた作家を中心に、候補として注目されている100名+αやメディアで名前が挙がっていた作家を一覧表にしたものです。
毎年、新しくオッズに追加された作家を掲載しているため、その年にどんな作家が注目されているのかを知ることもできます。
Literary Hub
Here are the bookies’ odds for the 2026 Nobel Prize in Literature.
(September 29, 2026)
こちらの記事では、こういった100冊ほどのオッズのリストの情報をもとに作成しています。ただし、こちらのLiterary Hubの記事はLadbrokesの2026年9月29日時点の数値で、順位はまだ流動的なため、予想の精度という点では参考程度としてご覧ください。

ノーベル文学賞の候補として注目される作家のここ3年の受賞歴
Nicer Odds
Nobel Prize in Literature Odds
このページではナイサーオッズ(2026年10月7日付)の上位20名の受賞歴等を調べています。これ以外の作家が受賞した場合には追記します。
ノーベル文学賞の選考を行うスウェーデン・アカデミーは、事前に候補者を一切公表しません(推薦記録は50年間厳重に秘密にされます)。そのため、ここで紹介している「ナイサーオッズ」などのランキングは、あくまで民間ブックメーカー(賭け屋)やオッズ集約サイトが独自に予測・算出した非公式なものです。
文学賞名の日本語表記は便宜的な訳語であり、正式名称ではない場合があります。書籍については、最近刊行したものを記載していますが、実際には上記スケジュールにあるように、5月には最終候補作が決定しているため、2026年分の出版は選定に影響がない可能性があります。
オッズ上位の作家は過去にブッカー賞など何らかの国際的文学賞をすでに受賞している作家がほとんどです。このページでは「今年選ばれる理由」を検証するため、直近3年の動きのみに絞って記載しています。それ以外の受賞作についてはWikipediaのリンクからご確認ください。
残雪
鄧小華(1953年生まれ)は、ペンネーム「残雪(ツァン・シュエ/ざんせつ)」の名で広く知られる、中国の実験的な小説家・文芸評論家。彼女は長編小説や中編小説に加え、ダンテ、ホルヘ・ルイス・ボルヘス、フランツ・カフカに関する文芸評論も執筆しています。
ここ3年の作品、英語書籍とスウェーデン語訳
スウェーデン語訳
『Jag bor i slummen』Anna Gustafsson Chen訳(2020年/Albert Bonniers förlag)ほか
2026年2月
『The Enchanting Lives of Others』Annelise Finegan訳(Yale University Press)英語版
2025年1月
『Mother River』Karen Gernant、Chen Zeping訳(Open Letter)英語版
ここ3年の受賞歴
2024年
アメリカ文学賞
残雪 (作家) – Wikipedia
Can Xue – Wikipedia(英語)
Can Xue – Wikipedia(スウェーデン語)
村上春樹
村上春樹(1949年生まれ)は、日本の作家。1987年刊行の『ノルウェイの森』が世界的ベストセラーとなり、広く知られるようになった。1993年に米誌ニューヨーカーの専属作家となって英語圏での紹介が進み、『海辺のカフカ』の英訳は2005年に米紙ニューヨーク・タイムズの「ベストブック10冊」に選ばれるなど大きな反響を呼んだ。2006年にはチェコのフランツ・カフカ賞をアジア圏で初めて受賞している。
ここ3年の作品
2027年1月
『村上春樹WORKS 第8巻 1Q84(全)』新潮社
2026年7月
『夏帆 The Tale of KAHO』新潮社
2024年2月
『デヴィッド・ストーン・マーティンの素晴らしい世界』文藝春秋
ここ3年翻訳書
2026年
『不倫、その他の選択』アンドレ・デビュース著/中央公論新社
2026年
『あらゆるものがおくりもの』パトリック・マクドネル著/実業之日本社
2025年
『草の竪琴』トルーマン・カポーティ著/新潮社
2025年
『虚言の国 アメリカ・ファンタスティカ』ティム・オブライエン/ハーパーコリンズ・ジャパン
2024年
『哀しいカフェのバラード』カーソン・マッカラーズ著/新潮社
ここ3年の英語書籍とスウェーデン語訳
スウェーデン語訳
『Staden och dess ovissa mur』Vibeke Emond訳〈日本版『街とその不確かな壁』〉(2025年/Norstedts) ほか、スウェーデン語訳書籍多数
2026年10月
『Abandoning a Cat』フィリップ・ガブリエル訳/『猫を棄てる 父親について語るとき』英語版(Knopf / Harvill)
2024年
『The City and Its Uncertain Walls』フィリップ・ガブリエル訳 /『街とその不確かな壁』英語版(Vintage)
ここ3年の受賞歴
2025年
シェイク・ザイード・ブック・アワード(最優秀文化人賞/アラブ首長国連邦)
2025年
アイスランド大学より名誉博士号
2025年
日伊ことばの架け橋賞『La città e le sue mura incerte』アントニエッタ・パストーレ訳/『街とその不確かな壁』イタリア語版
2025年
ザ・センター・フォー・フィクション生涯功労賞(アメリカ)
2024年
早稲田大学より名誉博士号
2024年
イギリス王立文学協会(RSL)インターナショナル・ライター選出
村上春樹 – Wikipedia
Haruki Murakami – Wikipedia(英語)
Haruki Murakami – Wikipedia(スウェーデン語)

クリスティーナ・リベラ=ガルサ
クリスティーナ・リベラ=ガルサ(Cristina Rivera Garza)
クリスティーナ・リベラ=ガルサ(1964年生まれ)は、小説や回想録で知られるメキシコの作家であり、大学教授でもある。『Nadie me verá llorar』をはじめとする数々の小説が、メキシコ国内の最高峰の文学賞や国際的な賞を受賞している。
ここ3年の作品、英語書籍とスウェーデン語訳
スウェーデン語訳
『Ingen ska se mig gråta』(2026年12月/Rámus Förlag)
2026年
『Autobiography of Cotton』Christina MacSweeney訳(Graywolf Press)英語版
2025年
『Death Takes Me』Sarah Booker、Robin Myers訳(Hogarth / Bloomsbury)英語版
ここ3年の受賞歴
2024年
ピューリッツァー賞(回想録・自叙伝部門)『Liliana’s Invincible Summer』
2024年
BBC「今年の100人の女性(100 Women)」に選出
Cristina Rivera Garza – Wikipedia(英語)
Cristina Rivera Garza – Wikipedia(スウェーデン語)
エンリーケ・ビラ=マタス
エンリーケ・ビラ=マタス(Enrique Vila-Matas)
エンリーケ・ビラ=マタス(1948年、バルセロナ生まれ)は、スペインの作家。スペイン語圏において最も独創的かつ傑出した作家の一人と評されている。また、ノーベル文学賞の有力候補としても頻繁に名前が挙がっている。彼は「フィネガンズ騎士団(La Orden del Finnegans)」の創設メンバーの一人である。
ここ3年の作品、英語書籍とスウェーデン語訳
スウェーデン語訳
『Kassel no invita a la lógica』Utan logik i Kassel訳(2017年/Tranan)ほか
2026年11月
『Canon de cámara oscura』Valerie Miles訳(Yale University Press)英語版
2025年11月
『Montevideo』Sophie Hughes, Annie McDermott訳(Yale University Press)英語版
2025年8月
『Canon de cámara oscura 』(Seix Barral)スペイン語版
ここ3年の受賞歴
2026年
ツェンダ・デ・オノール賞(Premio Zenda de Honor)
エンリーケ・ビラ=マタス – Wikipedia
Enrique Vila-Matas – Wikipedia(英語)
Enrique Vila-Matas – Wikipedia(スウェーデン語)
ジェラルド・マーナン
ジェラルド・マーナン(1939年生まれ)はオーストラリアの小説家で、ジェラルド・マーネインとも表記される。代表作に『The Plains』があり、ニューヨーク・タイムズは彼を「最も優れた無名の英文作家」と評した。その作品はJ・M・クッツェー、ヨン・フォッセ、ベン・ラーナーら国際的な作家から高く評価され、テジュ・コールは彼を「ベケット級の天才」と評している。
ここ3年の作品、英語書籍とスウェーデン語訳
スウェーデン語訳
『Gränstrakter』Viktoria Jäderling訳(2026年/Weyler)ほか
その他
Richard Harms著
『Gerald Murnane: A Bibliography of the Published Works』(Terra Australis Press / Victoria)
ここ3年の受賞歴
2026年
オーストラリア勲章(Officer of the Order of Australia)を受章
ジェラルド・マーナン – Wikipedia
Gerald Murnane – Wikipedia(英語)
Gerald Murnane – Wikipedia(スウェーデン語)
リディア・ジョルジ
リディア・ジョルジ(1946年生)は、ポルトガルを代表する作家・小説家。ポルトガル植民地戦争の末期にアンゴラやモザンビークへ赴任し、現地で将校と結婚するなど、激動の数年間を過ごした。いわゆる「革命後世代」と呼ばれる近年のポルトガル文学のスタイルを体現する、高名な存在である。
ここ3年の作品、英語書籍とスウェーデン語訳
スウェーデン語訳
『Walters dotter』Örjan Sjögren訳(2011年/Brombergs)
2026年4月
『O Céu Cairá Sobre Nós』(Dom Quixote)ポルトガル語版
ここ3年の受賞歴
2026年
カモンイス賞(Prémio Camões)
2026年
オーストリア国家賞ヨーロッパ文学部門
2025年
ペソア賞(Prémio Pessoa)
Lídia Jorge – Wikipedia(英語)
Lídia Jorge – Wikipedia(スウェーデン語)
ミルチャ・カルタレスク
ミルチャ・カルタレスク(Mircea Cartarescu)
ミルチャ・カルタレスク(1956年、ブカレスト生まれ)は、名実ともに「現代ルーマニアで最も賞賛されている」と称される詩人・小説家。1970年代の学生時代にボブ・ディラン、ジミ・ヘンドリックス、ザ・ドアーズといったアメリカのカウンターカルチャーから強烈な影響を受け、1978年から詩の執筆を開始した。
ここ3年の作品、英語書籍とスウェーデン語訳
スウェーデン語訳
『Melancolia』Inger Johansson訳(2023年/Albert Bonniers förlag)ほか多数
2027年10月
『Theodoros』Sean Cotter訳(Deep Vellum Publishing / Penguin Classics)英語版
ここ3年の受賞歴
2025年
国際ブッカー賞ロングリスト『Solenoid』 Sean Cotter訳
2024年
ダブリン文学賞『Solenoid』 Sean Cotter訳
ミルチャ・カルタレスク – Wikipedia
Mircea Cărtărescu – Wikipedia(英語)
Mircea Cărtărescu – Wikipedia(スウェーデン語)
トマス・ピンチョン
トマス・ピンチョン(1937年生まれ)は、現代アメリカ文学を代表する小説家。緻密で複雑な構造を持つポストモダン文学の巨頭として知られ、その作品はSFや科学、音楽、TV、歴史などのポップカルチャーから芸術・科学的知識まで、極めて幅広い要素を取り込む総合的な作風を特徴とする。公の場に一切姿を見せない覆面作家としても有名で、1990年代以降は定期的にノーベル文学賞候補に挙げられている。
ここ3年の作品、英語書籍とスウェーデン語訳
スウェーデン語訳
『Bleeding Edge』Hans-Jacob Nilsson訳(2015年/Bonniers)ほか多数
2025年10月
『Shadow Ticket』(Penguin Press)
ここ3年の受賞歴
2026年
映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』が第98回アカデミー賞「最優秀脚色賞」「最優秀監督賞」受賞
2025年
ポール・トーマス・アンダーソン監督がピンチョンの小説『ヴァインランド』から着想を得た映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』(主演:レオナルド・ディカプリオ)を公開
2025年
TIME誌が選ぶ今年の100冊「The 100 Must-Read Books of 2025」に選出『Shadow Ticket』
トマス・ピンチョン – Wikipedia
Thomas Pynchon – Wikipedia(英語)
Thomas Pynchon – Wikipedia(スウェーデン語)
リュドミラ・ウリツカヤ
リュドミラ・ウリツカヤ(Lyudmila Ulitskaya)
リュドミラ・ウリツカヤ(1943年生まれ)は、国際的に高い評価を受ける現代ロシアを代表する作家。長年にわたりノーベル文学賞候補として名前が挙がる存在であり、2022年のウクライナ侵攻に抗議してドイツへ亡命した。2024年にはロシア法務省から「外国のエージェント」に指定され、本国では著書の提供が全面的に禁止されている。
ここ3年の作品、英語書籍とスウェーデン語訳
スウェーデン語訳
『Bara pest』Mikael Nydahl訳(2022年/Ersatz)ほか
ロシア語作品、英語訳
なし
ここ3年の受賞歴
なし
リュドミラ・ウリツカヤ – Wikipedia
Lyudmila Ulitskaya – Wikipedia(英語)
Lyudmila Ulitskaya – Wikipedia(スウェーデン語)
エルシ・ソティロプル
エルシ・ソティロプロス(1953年、パトラス生まれ)は、世界で最も翻訳されているギリシャ人作家であり、数々の賞を受賞している詩、短編小説、物語、長編小説の作家です。フィレンツェで哲学と文化人類学を学び、ローマのギリシャ大使館で約9年間文化担当官を務めた。『What’s Left of the Night』は2017年地中海文学賞を受賞した。映画やテレビの脚本も手がけ、現在はアテネ在住。
ここ3年の作品、英語書籍とスウェーデン語訳
スウェーデン語訳
なし
2026年4月
『Señorita』(Patakis)ギリシャ語版
ここ3年の受賞歴
2024年
ジェームズ・メリル・ハウス(James Merrill House)のフェローに選出
Agenzia Letteraria Walkabout/Ersi Sotiropoulos
Ersi Sotiropoulou – Wikipedia(英語)
Ersi Sotiropoulos – Wikipedia(スウェーデン語)
マーガレット・アトウッド
マーガレット・アトウッド(1939年生まれ)は、カナダを代表する作家。著作は60冊以上に及び、映画・テレビ化された作品も多い。代表作『侍女の物語』をはじめ、作品は世界15か国以上で翻訳され、多数の文学賞を受賞している。2019年には続編『誓願』で2度目のブッカー賞を受賞し、現代文学における国際的評価を確固たるものにした。
ここ3年の作品、英語書籍とスウェーデン語訳
スウェーデン語訳
『Gileads döttrar』Inger Johansson、Annika H. Löfvendahl訳(2019年/Norstedts)〈『誓願』〉ほか多数
2025年
『Book of Lives』(Vintage)
2024年
『Paper Boat: New and Selected Poems: 1961-2023』(Knopf)
2024年
『Cut and Thirst』(Amazon Original Stories)
ここ3年の受賞歴
2025年
エレノア・ルーズベルト生涯功労賞
2025年
イギリスのヨーク大学から名誉学位
2024年
アンデルセン文学賞
マーガレット・アトウッド – Wikipedia
Margaret Atwood – Wikipedia(英語)
Margaret Atwood – Wikipedia(スウェーデン語)
ミシェル・ウエルベック
ミシェル・ウエルベック(Michel Houellebecq)
ミシェル・ウエルベック(1956年、レユニオン島生まれ)は、フランスの作家・詩人・エッセイストで、俳優や映画監督、歌手としても活動している。最初の著書はホラー作家H・P・ラヴクラフトに関する単行本で、性、宗教、クローン技術といったテーマを通して現代生活を描く作風で知られ、しばしば物議を醸してきた。2010年には『地図と領土』でゴンクール賞を受賞している。
ここ3年の作品、英語書籍とスウェーデン語訳
スウェーデン語訳
『Förinta』Sara Gordan訳(2022年/Albert Bonniers förlag)ほか
2026年3月
『Combat toujours perdant』(Flammarion)フランス語版
ここ3年の受賞歴
2025年
エルサレム賞
ミシェル・ウエルベック – Wikipedia
Michel Houellebecq – Wikipedia(英語)
Michel Houellebecq – Wikipedia(スウェーデン語)
ピエール・ミション
ピエール・ミション(1945年生まれ)はフランスの小説家、短編作家、エッセイスト。デビュー作『小さな人生』(1984年)は、現代フランス文学の真の傑作として広く認められている。『世界の起源』(1996年)で数々の賞を受賞しており、その作品群も高く評価されている。作品は多言語に翻訳され、2017年にはイタリアの国際ノニーノ賞を受賞した。
ここ3年の作品、英語書籍とスウェーデン語訳
スウェーデン語訳
なし
フランス語作品、英語訳
なし
ここ3年の受賞歴
なし
Pierre Michon – Wikipedia(英語)
Pierre Michon – Wikipedia(スウェーデン語)
サルマン・ラシュディ
サルマン・ラシュディ(1947年生まれ)は、インド出身のイギリス系アメリカ人の小説家。マジックリアリズムと歴史小説を組み合わせたものが多く、主に東洋と西洋の文明間のつながり、断絶、移住を扱っている。代表作『真夜中の子供たち』(1981年)はブッカー賞を受賞し、同賞の25周年と40周年の記念選考でも「歴代受賞作の中で最高の小説」と評価された。
ここ3年の作品、英語書籍とスウェーデン語訳
スウェーデン語訳
『Kniv: tankar efter ett mordförsök』Amanda Svensson訳(2023年/Albert Bonniers förlag)ほか多数
2025年11月
『The Eleventh Hour』(Jonathan Cape / Random House)
2024年4月
『Knife』(Jonathan Cape / Random House)
ここ3年の受賞歴
2026年
全米図書賞(生涯功労賞)
2025年
米作家協会「Champion of Writers Award」
2025年
デイトン文学平和賞「リチャード・C・ホルブルック特別功労賞」
2024年
全米図書賞(ノンフィクション部門)最終候補『Knife』
サルマン・ラシュディ – Wikipedia
Salman Rushdie – Wikipedia(英語)
Salman Rushdie – Wikipedia(スウェーデン語)
カール・オーヴェ・クナウスゴール
カール・オーヴェ・クナウスゴール(Karl Ove Knausgaard)
カール・オーヴェ・クナウスゴール(1968年、オスロ生まれ)は、ノルウェーの作家。35カ国語に翻訳され、ノルウェー国内だけで50万部以上を売り上げた6巻からなる自伝的小説シリーズ『わが闘争(Min Kamp)』で世界的な注目を集め、 ウォール・ストリート・ジャーナルから「21世紀最大の文学的センセーションの一つ」と評された。
ここ3年の作品、英語書籍とスウェーデン語訳
スウェーデン語訳
『Arendal』Staffan Söderblom訳(Norstedts)ほか多数
2026年11月
『Arendal』(Harvill Secker / 米国・Kindle版は2027年1月:Penguin Press)英語版
2026年1月
『The School of Night』Martin Aitken訳(Penguin Press)英語版
2025年10月
『Jeg var lenge død』(Forlaget Oktober)ノルウェー語版
2024年10月
『Arendal』(Forlaget Oktober)ノルウェー語版
2024年10月
『The Third Realm』Martin Aitken訳 (Penguin Press)英語版
ここ3年の受賞歴
2025年
アスケハウグ賞(Aschehoug Prize)
2025年
ノルウェー批評家文学賞『Jeg var lenge død』
カール・オーヴェ・クナウスゴール – Wikipedia
Karl Ove Knausgård – Wikipedia(英語)
Karl Ove Knausgård – Wikipedia(スウェーデン語)
アラン・マバンク
アラン・マバンク(1966年生まれ)は、コンゴ共和国出身でフランス国籍を持つ作家・詩人・随筆家。現代アフリカやフランスのアフリカ系ディアスポラの経験を描く作品で知られ、『割れたグラス』(2005)やルノードー賞受賞作『ヤマアラシの回想』(2006)が代表作。現在はUCLAで文学を教えている。パリの知識人層の一部からは「アフリカのサミュエル・ベケット」とも称されている。
ここ3年の作品、英語書籍とスウェーデン語訳
スウェーデン語訳
『I morgon fyller jag tjugo』Karin Lidén訳(2013年/Weyler förlag)ほか
2027年10月
『Ramses of Paris』(New Press)英語版
2025年9月
『Dealing with the Dead』Helen Stevenson訳(Serpent’s Tail / The New Press)英語版
ここ3年の受賞歴
2026年
英ガーディアン紙「史上最高の小説100冊(The 100 best novels of all time)」公式投票者に選出
2025年
NPR(米公共ラジオ局)が選ぶ年間ベストブック選出『Dealing with the Dead』
Alain Mabanckou – Wikipedia(英語)
Alain Mabanckou – Wikipedia(スウェーデン語)
アレクシス・ライト
アレクシス・ライト(1950年生まれ)は、オーストラリアの先住民ワーニィ(Waanyi)族をルーツに持つ、同国を代表する小説家・活動家。土着の叙事詩的なスケールに、気候変動や政治風刺を織り交ぜたマジック・リアリズム的な大作で国際的にも評価が高い。2024年には長編小説『Praiseworthy』で、国内最高峰のマイルズ・フランクリン賞とステラ賞を同時に受賞するという歴史的快挙を成し遂げている。
ここ3年の作品、英語書籍とスウェーデン語訳
スウェーデン語訳
『Praiseworthy』Jesper Högström訳(2025年/Norstedts)ほか
2025年9月
『Tracker』(New Directions / And Other Stories)US版&UK版
ここ3年の受賞歴
2024年
マイルズ・フランクリン賞『Praiseworthy』
2024年
ステラ賞『Praiseworthy』
2024年
ジェイムズ・テイト・ブラック記念賞
『Praiseworthy』
2024年
ALSゴールドメダル『Praiseworthy』
2024年
メルボルン文学賞
アレクシス・ライト – Wikipedia
Alexis Wright – Wikipedia(英語)
Alexis Wright – Wikipedia(スウェーデン語)
コルム・トビーン
コルム・トビーン(1955年生まれ)は、アイルランド出身の小説家・批評家。移民、家族、周縁性を主題とした静謐な文体で知られ、現代アイルランド文学を代表する作家の一人。代表作には、ブッカー賞候補となった『ブラックウォーター灯台船』や、のちに映画化された『ブルックリン』などがある。2017年から2022年までリヴァプール大学総長を務めた。
ここ3年の作品、英語書籍とスウェーデン語訳
スウェーデン語訳
『Long Island』Erik Andersson訳(2024年/Norstedts)ほか
2024年5月
『Long Island』(Picador / Scribner)
ここ3年の受賞歴
2026年
ブダペスト大賞(Budapest Grand Prize)
2025年
オックスフォード大学 名誉博士号
2024年
ヴュルト欧州文学賞(Würth Prize for European Literature)
2024年
ナショナル・アーツ・クラブ 文学功労賞(Medal of Honor for Achievement in Literature)
コルム・トビーン – Wikipedia
Colm Tóibín – Wikipedia(英語)
Colm Tóibín – Wikipedia(スウェーデン語)
ノーベル文学賞受賞スピーチのこと
ノーベル文学賞は作品の評価に加えて、作家自身がストックホルムの舞台に立ち、自らの言葉で世界に向けて語る「受賞記念講演(ノーベル・レクチャー)」も重要な要素とされています(おそらく)。
歴代受賞者によるスピーチは、YouTubeや公式サイトで動画や全文が公開されており、書籍化されているものもあります。
YouTube
「Nobel Prize Lectures / Literature」で検索
The Nobel Prize in Literature – NobelPrize.org
Youtubeで動画、公式サイトの「Banquet speech」の項目で受賞記念講演のテキストが読めます。
ハン・ガン
『光と糸』斎藤真理子訳/河出書房新社(2025年12月)
ノーベル文学賞受賞記念講演「光と糸」全文を収録。
オルガ・トカルチュク
『優しい語り手: ノーベル文学賞記念講演』小椋彩、久山宏一訳/岩波書店(2021年9月)
カズオ・イシグロ
『特急二十世紀の夜と、いくつかの小さなブレークスルー: ノーベル文学賞受賞記念講演』土屋政雄訳/早川書房(2018年2月)
オルハン・パムク
『父のトランク―ノーベル文学賞受賞講演』和久井路子訳/藤原書店(2007年5月)
ヨシフ・ブロツキイ
『私人: ノーベル賞受賞講演』沼野充義訳/群像社(1996年11月)
本当のノーベル文学賞候補作家のこと
ノーベル文学賞候補作家一覧
List of nominees for the Nobel Prize in Literature – Wikipedia
ノーベル文学賞の推薦記録は、公表されるまで50年間厳重に秘密にされる。しかし、推薦は50年間秘密にするという規則にもかかわらず、多くの文学団体やアカデミーが推薦候補者を公表した。

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