
海外文学の新刊情報やブログの更新メモ、作成予定のものなどをまとめた「ひみつの作業日誌」。映画化や文学賞のニュース、気になった本の豆知識なども、思いついたときに綴ります。
本のタイトルなど、テキストリンクの一部はAmazon等へのリンクになります。リンクからご購入いただいた場合、その購入によって発生した報酬は、私の活動への支援となります。
ひみつの作業日誌 2026年8月
8月17日
8/17🍉
◆「文学ラジオ空飛び猫たち」ポッドキャスト第235回は、サマンサ・ハーヴィー『オービタル: ある一日の16回の夜明け (ハヤカワ・プラス)』(小澤身和子訳)を紹介。2024年のブッカー賞受賞作。詩的な文体で綴られた、宇宙からの地球観測体験記です。(→空飛び猫たちの紹介本一覧表)
◆9月放送の100分de名著は、オルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』。ジョージ・オーウェル『1984年』と並ぶ、ディストピア小説の歴史的名作です。講師は、堤未果さん。テキストは、NHK出版から8月25日に発売予定です。(→100分de名著の一覧表)
◆関連書籍
テキスト
『100分de名著 ハクスリー 『すばらしい新世界』9月』堤未果
オルダス・ハクスリー
『すばらしい新世界〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)』大森望訳
『すばらしい新世界 (光文社古典新訳文庫)』黒原敏行訳
『すばらしい新世界 (講談社文庫)』松村達雄訳
◆8月17日は、プロ野球ナイター記念日。
二位「ASHIGARU」。サマー台南ナイター、マサルが試合に。
(にいあしがるさまーたいなんないたーまさるがしあいに)――「今日は何の日?」の回文8月分より
8月16日
8/16🦏
◆早川書房ハヤカワ・プラスよりジェニー・エルペンベック『カイロス』(松永美穂訳)が10月28日に発売予定です。『行く、行った、行ってしまった (エクス・リブリス)』(浅井晶子訳)で知られる作家による、2024年度国際ブッカー賞の受賞作です。(→国際ブッカー賞の受賞作と最終候補作の一覧表)
◆ジェニー・エルペンベック『カイロス』1986年、東ベルリン。国家が静かに崩壊しつつある時代に、ひとつの恋が始まった。19歳の職業訓練生カタリーナと、妻子のある50代の作家ハンス。秘密に包まれた関係は、やがて執着と支配の色を強めていく。
◆8月16日は、電子コミックの日。
二世ラクダ、退屈。巫女、新弟子と米。今年、電子コミック。いただく来世に。
(にせいらくだたいくつみこしんでしとこめことしでんしこみつくいただくらいせに)――「今日は何の日?」の回文8月分より
8月15日
8/15🍉
◆英ガーディアン紙「読むべき1000冊/Love」一覧表の邦訳作品名に誤りがあったため修正しました。選出作品をヘンリー・ミラー『南回帰線』と記載していましたが、正しくは『北回帰線』です。
◆岩波少年文庫の作家リストを作成しました。作家名順の作品一覧表のほか、主要ネット書店の売上ランキングで上位の作品を抽出し、人気作家のおすすめ作品としてまとめています。また、岩波少年文庫の一覧表は、作品名が重複していた旧版を整理し、600冊以上あったリストを500冊弱へと再構成しています。
◆7月より「岩波少年文庫フェア2026」が開催中。フェア対象書籍3冊以上の購入で、『モモ』のカシオペイアの絵をデザインした特製アクリルキーホルダーをプレゼント。応募締切は2026年10月末日まで。
◆岩波少年文庫フェア2026対象書籍
アーシュラ・K・ル=グウィン
『影との戦い ゲド戦記1』
アンニ・スヴァン
『夏のサンタクロース フィンランドのお話集』
E・L・カニグズバーグ
『クローディアの秘密』
いぬいとみこ
『ながいながいペンギンの話』
A・A・ミルン
『クマのプーさん』
ケネス・グレーアム
『たのしい川べ』
C・S・ルイス
『ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり1』
ヒュー・ロフティング
『ドリトル先生アフリカゆき』
フィリパ・ピアス
『トムは真夜中の庭で』
福永武彦
『古事記物語』
ミヒャエル・エンデ
『モモ』『はてしない物語 上・下』
宮沢賢治
『銀河鉄道の夜』
モーリス・ドリュオン
『みどりのゆび』
百々佑利子
『星ぼしでめぐるギリシア神話』
◆8月15日は、親に会いにいこうの日。
まだ来ない田宮。親に会いに國井兄。八百屋みたいな児玉。
(まだこないたみやおやにあいにくにいあにやおやみたいなこだま)――「今日は何の日?」の回文8月分より
8月14日
8/14🦏
◆早川書房より、テイラー・ジェンキンス・リード『アトモスフィア 空駆ける友へ』(小野田和子訳)が10月21日発売予定です。ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー、「Goodreads Choice Awards 2025」の〈歴史小説部門〉も受賞した話題作。関連する記事に情報を追加しています。
◆テイラー・ジェンキンス・リード『アトモスフィア 空駆ける友へ』宇宙に魅了されてきたジョーンは、1980年、念願の宇宙飛行士候補に選ばれる。だが彼女が交信担当を務めたある日、恋人の乗るスペースシャトルで事故が起きた。
◆関連記事
・ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー1位の本の一覧表〈2025〉
・TIME誌が選ぶ「必読書100冊」一覧表
・Goodreads Choice Awards 2025受賞作とノミネート作品の一覧表
・2025年NYTオーディオブック・ベストセラーランキング
◆8月14日は、裸足の記念日。
萌、裸足。うまい棒より好きなキス。寮母、いま牛だ。蠅も。
(もえはだしうまいぼうよりすきなきすりようぼいまうしだはえも)――「今日は何の日?」の回文8月分より
8月13日
8/13🍉
◆岩波少年文庫の一覧表のページに作家リストを追加しました。Amazonでの作家名検索や代表作のほか、英語名/ふりがな、国名を記載しています。
◆「文学ラジオ 空飛び猫たち」と読む海外文学を分割し、2025年の紹介本一覧表のページを作成しました。元のページも少し軽くなるように整理しています。
◆8月13日は、左利きの日。
寄るな。包まる左利きカフカ。深き霧だ。昼、丸くなる夜。
(よるなくるまるひだりききかふかふかききりだひるまるくなるよ)※フランツ・カフカの利き手は不明――「今日は何の日?」の回文8月分より
8月12日
8/12🦏
◆アガサ・クリスティーの作品一覧〈洋書編〉に、ランキング11位から15位までの作品紹介を追加しました。ランキング自体はGoodreadsをベースにしたものですが、あらすじについては洋書版の説明を日本語訳して添えています。
◆8月12日は、世界ゾウの日。
田舎。芋、二個どうぞ。このママの子ゾウ、どこにも行かない。
(いなかいもにこどうぞこのままのこぞうどこにもいかない)――「今日は何の日?」の回文8月分より
8月11日
8/11🍉
◆海外ノンフィクションのおすすめのページに、オバマ元大統領、ビル・ゲイツのおすすめ本、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー1位の作品に加えて、オプラ・ウィンフリーのおすすめ作品も追加しました。
◆11月より、河出書房新社の柴田元幸×岸本佐知子選「海外文学の屋根裏部屋」シリーズがスタートします。《お二人がお気に入りの傑作・怪作を6点ずつ選び、毎月1点ずつ刊行する文庫復刊企画》とのこと。現在発表されているラインナップも魅力的。このブログの柴田元幸さん、岸本佐知子さんのページでもそれぞれ紹介しています。
◆河出文庫「海外文学の屋根裏部屋」
27/02/08
ジュディ・バドニッツ
『空中スキップ』岸本佐知子訳
27/01/07
ポール・ラファージ
『失踪者たちの画家』柴田元幸訳
26/12/08
クライヴ・バーカー
『ミッドナイト・ミートトレイン』宮脇孝雄訳
26/11/06
マキシーン・ホン・キングストン
『チャイナタウンの女武者』藤本和子訳
◆8月11日は、きのこの山の日
四番。朗らかマヤのこのきのこの山からが本番よ。
(よんばんほがらかまやのこのきのこのやまからがほんばんよ)――「今日は何の日?」の回文8月分より
8月10日
8/10🦏
◆オプラ・ウィンフリーの推薦図書リストのページを公開しました。アメリカの人気司会者オプラ・ウィンフリーが主宰する「Oprah’s Book Club」の歴代の選書を、原書(洋書)と日本語訳のある作品の双方を確認できるように整理しています。
◆「文学ラジオ空飛び猫たち」ポッドキャスト第234回は、山内マリコ『ここは退屈迎えに来て』を紹介。海猫沢めろんさんの推薦作品で、『雨の日の小説家』には、山内マリコさんのインタビューが収録されています。(→空飛び猫たちの紹介本一覧表)
◆8月10日は、世界ライオンの日。
玉の浦。もんぺ婿、帰還。甥、ライオン書き込むペンもらうの。また。(たまのうらもんぺむこきかんおいらいおんかきこむぺんもらうのまた)――「今日は何の日?」の回文8月分より
8月9日
8/9🍉
◆岩波文庫創刊100年記念で読者リクエスト復刊2027が2026年9月23日まで受け付け中。リクエスト作品は、第一弾を2027年2月に、第二弾を翌月3月の2か月連続で一挙発売予定とのこと。岩波Web目録のページでは、著者名だけではなくランダムにキーワードを取得し、そこから本を探すことができます。
◆このブログの岩波文庫関連記事
・岩波文庫の赤帯〈イギリス文学〉編の一覧表
・岩波文庫の赤帯〈ドイツ文学〉編の一覧表
◆8月9日は、かばんの日。
寿司、青海苔。鞄ばかりのオアシス。
(すしあおのりかばんばかりのおあしす)――「今日は何の日?」の回文8月分より
8月8日
8/8🦏
◆8月8日は、ひげの日。
妻告げる、無念。カイゼル髭、公家。昼、税関。眠る月末。
(つまつげるむねんかいぜるひげくげひるぜいかんねむるげつまつ)
8月7日
8/7🍉
◆映画化・ドラマ化原作メモ
今週公開の映画 – 映画.comより
8月7日(金)公開
『プリミティヴ・ウォー 恐竜戦争』
監督:ルーク・スパーク
出演:ジェレミー・ピベン
原作
『Primitive War』イーサン・ペッタス
8月7日(金)公開
『ニホンジン』(アニメーション映画)
監督:セリア・カトゥンダ
声の出演:ケン・カネコ
原作
『ニホンジン』オスカール・ナカザト/武田千香訳
◆8月7日は、バナナの日。
クフ呪い。七番目リカコ、仮免。バナナ色の服。
(くふのろいななばんめりかこかりめんばなないろのふく)――「今日は何の日?」の回文8月分より
8月6日
8/6🦏
◆8月5日付のReal Soundに、ハヤカワ・ミステリマガジンの編集長である井戸本幹也さんのインタビューが掲載されました。8月25日発売予定の早川書房『ミステリマガジン2026年10月号』の特集は「シャーロック・ホームズもどきたち」で、ホームズのパロディを特集。ホームズもどきな作品については、このブログでもまとめ記事を作成しています。→シャーロック・ホームズのパスティーシュの一覧表〈海外編〉
◆井戸本さん関連のこと
Real Sound
ハヤカワ・ミステリマガジンの20代編集長・井戸本幹也が目指す、ミステリ総合誌としてのあるべき姿
小峠英二のなんて美だ!
8月11日(火)24時/TOKYO MX
テーマは「ミステリー」。逸木裕さん、井上先斗さんと出演(8月4日深夜にも)
早川書房ラジオ ダメでもともと!
井戸本さんと、国内フィクション編集者・金本菜々水さんによるポッドキャスト番組
◆姉妹ブログ「蚤の市」更新しました。→ムーミンのボストンバッグが付録「大人のおしゃれ手帖」9月号
◆8月6日は、ハムの日。
夜、瀬野にウニ丼。サムは、ハムサンドにウニ乗せるよ。
(よるせのにうにどんさむははむさんどにうにのせるよ)――「今日は何の日?」の回文8月分より
8月5日
8/5🍉
◆オバマ元大統領の読書リスト――歴代おすすめ本と邦訳作品の一覧表に、村上春樹、エイモア・トールズ、グギ・ワ・ジオンゴ、ジェニファー・イーガン、ジョン・ル・カレ、タラ・ウェストーバー、チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ、テッド・チャン、チヌア・アチェベ、デニス・ジョンソン、ヒラリー・マンテル、マイケル・オンダーチェほか、表紙つき作品紹介を追加しました。
◆8月5日は、ハコの日。
二個のこの箱、残りの海苔。この子は、ノコノコ似。
(にこのこのはこのこりののりこのこはのこのこに)――「今日は何の日?」の回文8月分より
8月4日
8/4🦏
◆姉妹ブログ「蚤の市」更新しました。→イッタラ・アラビア値上げ「ティーマ」ほか多数/9月1日から
◆オバマ元大統領のおすすめ本に選ばれた2冊の日本語訳が刊行されます。光文社古典新訳文庫からは、グギ・ワ・ジオンゴ『一粒の麦』(粟飯原文子訳)が8月7日に発売予定。《一九六三年、長く続いた植民地支配からの独立にわくケニア。〔…〕闘争のさなかに処刑された村の英雄キヒカを裏切ったのは誰なのか--キヒカ逮捕の謎を中心に、さまざまな裏切りや疑念、迷い、罪の告白を、重層的な語りで描き出す。》
◆ダイヤモンド社からは8月5日に、ソフィー・エルムハースト『極限の漂流118日間』(村井章子訳)が発売。NYタイムズ「The 10 Best Books of 2025」にも選出された小説のようなノンフィクション。巻頭には、かわさきしゅんいちさんによる両面カラージャバラ「ベイリー夫妻の世界一過酷な118日間全航路」付き。
◆ソフィー・エルムハースト『極限の漂流118日間』1972年6月、モーリスとマラリンは船出した。順調な航海が1年近く続いたある日、太平洋の真ん中で、海面から躍り出た巨大クジラがボートに衝突して穴を開け、船は波の下へと沈んでいった。小さなゴムボートの上で何か月もの間、飢えと疲労に苛まれながらふたりきりで過ごすモーリスとマラリン。彼らは生き延びる術を探すだけでなく、互いに折り合いをつけていく必要にも迫られる。
◆8月4日は、ゆかたの日。
松茸、蚊。三鷹夕方、疑う浴衣。見かけた妻。
(まつたけかみたかゆうがたうたがうゆかたみかけたつま)――「今日は何の日?」の回文8月分より
8月3日
8/3🍉
◆乙女の海外文学案内「ひみつの作業日誌」2026年8月分のページを公開しました。7月分については、その月に作成した新規記事の情報を加えてアーカイブ用の「ほんとの作業日誌」として残します。
◆「文学ラジオ空飛び猫たち」ポッドキャスト番外編第81回は、海猫沢めろんさんとの雑談回。海猫沢めろんさんおすすめの海外文学、日本文学も紹介されています。(→空飛び猫たちの紹介本一覧表)
◆海猫沢めろんさんのおすすめ本
海猫沢めろん
『ディスクロニアの鳩時計』
山内マリコ
『ここは退屈迎えに来て』
呉勝浩
『Q』
スティーヴン・ミルハウザー
『ナイフ投げ師』柴田元幸訳
アンナ・カヴァン
『氷』山田和子訳
木原音瀬
『箱の中』『美しいこと』
山口未桜
『禁忌の子』
夏木志朋
『二木先生』
◆海猫沢めろんさんによる書評(note)
翻訳小説とふたりのハウザー|海猫沢めろん
魔法使いの弟子の囁き|海猫沢めろん
◆8月3日は、はちみつの日。
マラルメ。夏道、話してた。蓼科はちみつ、舐めるラマ。
(まらるめなつみちはなしてたたてしなはちみつなめるらま)――「今日は何の日?」の回文8月分より
8月2日
8/2🦏
◆8月1日より白水社のXで「白水Uブックスの50冊」が1冊目から順番に紹介されています。『白水Uブックスの50冊・2026』の表紙イラストはきたしまたくやさんによるもの。公式サイトではPDF版がダウンロードできるほか、紙の冊子を送付してもらうこともできるようです。
◆8月2日は、おやつの日。
結露。工場裏、鍛冶屋「斧屋」。おやつ待つ、八百屋の親父から奪うコロッケ。
(けつろこうばうらかじやおのやおやつまつやおやのおやじからうばうころつけ)――「今日は何の日?」の回文8月分より
8月1日
8/1🍉
◆Amazonストアフロントで、装丁買い海外文学コレクションを始めました。ブログ記事を作成する過程で見つけた乙女なブックデザインの本をクリップすることに。ちょこちょこ追加する予定です。
◆東宣出版「はじめて出逢う世界のおはなし」シリーズの一覧表を公開しました。世界のいろいろな国のおはなしを集めたシリーズで、フィンランド、チェコ、ロシア、アルゼンチン、イタリア、スペイン、キューバ、オーストリア、スイス、アメリカ、カナダなど、多彩な国の物語がそろっています。
◆姉妹ブログ「蚤の市」更新しました。→小林聡美「むしろ映えてる日々」とラジオ「スープのじかん」のこと
◆8月1日は、パインの日。
今。島根、パインケーキ。素はハスキー犬、イパネマ姉妹。
(いましまねぱいんけーきすははすきーけんいぱねましまい)――「今日は何の日?」の回文8月分より
ほんとの作業日誌 2026年7月



コメント